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王冠山へ⑤
『美味しいのですっ、甘いのと、ちょっとしょっぱいのが美味しいのですっ。おかわりなのです~』
『ガブガブッ、エビが美味しいわっ、魚も貝柱もいいわねっ。あ、私は次エビ多めね』
『ウム、旨イ。感ジノ違ウピザダナ。所望スル』
『バクバクッ、母よっ、我は肉を乗せてくれっ、あ、卵と魚と貝柱と、全部なのだっ。母よ~』
「くうっ、くうっ」
リクエストが激しいッ。
仔達も気持ちよく食べてる。アリスもバランスよく母が盛り付けたホットケーキプレートを平らげている。
せっせと焼いて、とりあえず落ち着いた。
「うちらが食べるから、ごめんけどアレスと元気達がでないように見てくれる? デザート付けるけん」
『分かったのです。私は苺なのです』
『私も苺ね、あ、リンゴも付けてね』
『アイスも付けてなのです』
『ずるいわ、私も』
『『ユイ~』』
きゅるるん。
『ソレダカラ横ニ広ガルノダ。私ハコレデヤメテオク』
『『キーッ』』
いやいやイシスさんや、あんたもあんなに食べてたやん。でも、セーブはしているかな。
「はいはい、沢山はダメよ。ちゃんと作るけんね」
『分かったのです』
『ほら、従魔の部屋に入るわよ』
ルージュがお皿を舐めていたアレスを前肢でベシベシ叩いて移動させる。
「くうっ、くうっ」
オシリスは何か言いたそうやけど。残念、何ばいいようか分からないが、予測する。
「オシリスもデザート欲しいと?」
「くうっ、くうーっ」
嬉しそうに羽をバタバタさせる。どうやら当たったみたいや。当たったみたいやけど、風圧ーっ、ひーっ。
「はいはい、落ち着いてね、ちゃんと作るけん待ってね」
「くうっ」
従魔の部屋に引き上げていく面々を見て、哀愁漂う視線が。
「ぶひひん……………」
ノワールや、あんた、てんこ盛りのお昼、食べたやん。
『自分もホットケーキ食べてみたいと言っているのです』
『苺もと言っているわ』
「え? ホットケーキとかよかと? 魔法馬、やない、戦車馬(チャリオット・ホース)やけどよかと?」
馬がホットケーキって、あんまりイメージがないので、私には抵抗感がある。こんな時はホークさんに相談や。
「食べますよ。バターなんかは付けないで油を控えたパンなら」
なんでもバケットみたいなパンなら大丈夫みたい。食べるけど基本は草食魔物だからね、しょっちゅうってのは避けるそうだ。
ならば、油をひかずにホットケーキを焼いて、苺とリンゴ、マンゴー、メロンを盛る。冷蔵庫ダンジョンで沢山手にいれておいて良かった。
「はい、ノワール」
「ぶひひんっ」
うーん、気持ちいい食べっぷり。
さ、私達も頂きましょう。
各パーティーでわいわいとホットプレートで焼いている。
小さめに焼いて、と。同時に添え物を選ぶ。やっぱりベーコンと目玉焼きかな。ホットケーキは2枚、バターをつけて、サラダもたっぷり添えたらおしゃれなカフェメニューみたいや。因みにベーコンは市販の薄いやつと、御贈答用のブロックがある。私はブロックのベーコンを贅沢に1センチ程の厚さにしてみた。晃太はホットケーキ3枚、温泉卵とローストビーフとスモークサーモンとサラダをたっぷり。ローストビーフの付属していたソースをかけている。まあ、豪華や。母はホットケーキ2枚に両面焼きの目玉焼き、焼いた貝柱とエビ、鱈とたっぷりサラダ。
「リーダー、はいっ」
「ありがとうエマ」
鷹の目の皆さんは、エマちゃんとテオ君がホットケーキ奉行になって焼いてる。わあ、男性陣のプレートがてんこ盛りや。身体が資本だからね。男性陣は大きめのホットケーキ3枚ずつね。ホークさんは目玉焼きにブロックのベーコンとウインナーとサラダ。ホットケーキには市販の四角いチーズを乗せて、マデリーンさんにちょっととろけさせてもらってる。あれ、よかなあ。チュアンさんは温泉卵、スモークサーモン、エビ、サラダ。ホットケーキにチーズをすりおろしている。大根おろすやつね、あれで、冷蔵庫ダンジョンから出たパルミジャーノ・レッジャーノをガリガリしている、〆に胡椒もガリガリ。あ、ホークさんもやってる。マデリーンさんはスモークサーモン、貝柱、たっぷりサラダ。そしてチーズガリガリ。ミゲル君は両面焼きの目玉焼きに、ローストビーフとサラダね。エマちゃんは目玉焼きとベーコンとサラダね。ホットケーキに四角いチーズも乗せてる。テオ君はスモークサーモンにハムとウインナーにサラダだ。
各パーティーも好きに色々やってる。やっぱりお肉が人気。ただ一人ケルンさんだけは、最初からもりもり生クリームに彩り果物、アイスにジャムにチョコレートソースだよ。ヒェリさんとツヴァイクさん、エドワルドさんはなれているのか通常だよ。好みは人それぞれやね。
「頂きます」
と、ぱくり。
うん、ホットケーキの甘さ、ベーコンの塩気がいい感じ。サラダと一緒にぱくり。もともとドレッシングかかってるからね。うーん、小さい頃に食べたホットケーキがレベルアップしてる。食べながらもホットケーキを焼く、ビアンカとルージュ達が待ってるからね。そこそこ焼いているけど、余れば、晃太のアイテムボックスに入れておけばよかし。
わいわいとホットプレートで新しくホットケーキが焼き上がる。
ラスチャーニエの果物と生クリームはすべてケルンさんが食べちゃったよ。胸焼けせんとやろうか? ヒェリさんはのんびりお茶を飲み、ツヴァイクさんはコーヒーを飲んでる。で、エドワルドさんがせっせとホットケーキを焼いている。ユリアレーナ最強の冒険者が、ホットケーキ焼いてる。
「エド、目玉焼きは両面焼いてくれ」
「儂はベーコンと腸詰めな、あ、チーズ乗せてくれ」
エドワルドさん、黙ったまま焼いてる。
「私はジャムを」
「「「まだ食うか?」」」
スイーツ系ホットケーキのケルンさんに、綺麗に突っ込みが入る。私もちょっと思っだけど。
「リーダーッ、どうぞっ」
「これ、綺麗に焼けたんですっ」
「ありがとう2人とも」
蒼の麓は見習いのヘルト君とドロテアちゃんがおかわりを焼いている。二人ともフェリクスさんが好きみたいね。フェリクスさんは生ハムとサラダ、ホットケーキを一緒に食べてる。エリアンさんとドーラさんは落ち着いたのか、ホットケーキ1枚に、ブルーベリージャムを付けてゆっくり食べてる。アンドレアスさんはエビと貝柱、サラダで堪能している。焼き終えたヘルト君はローストビーフと温泉卵、ドロテアちゃんは目玉焼きとウインナーとサラダで食べてる。
金の虎はフリンダさんがせっせと焼いて、リィマさんがアルスさんのお世話だ。アルスさんパクパク食べてる。何枚目やろ? ファングさんとガリストさんはローストビーフとサラダだ。時々アルスさんのお世話ね。
山風はホットケーキの生地を始めに全部焼いてから、のんびり添え物を選びながら食べてる。すでに2順目。ロッシュさんは目玉焼きと厚切りベーコンと貝柱に胡椒ガリガリ。ラーヴさんはローストビーフと鱈とサラダだ。シュタインさんはスモークサーモンとサラダ、ホットケーキに四角いチーズを乗せて魔法でとろり。便利やなあ。
「こうして、こう」
「あ、頭いいっすっ、俺もするっすっ」
マアデン君とハジェル君は仲良くホットケーキをハンバーガーみたいにして、サラダとカリカリに焼いたベーコンを挟んでかぶりついてる。あれよかなあ。
私は次はどうしようかな? 2順目は小さめホットケーキ1枚と生ハムと貝柱とサラダ。小型ホットケーキプレートにした。あんまり食べると、ノワールに乗るとき、ゲップが出そうやし。次の1枚で最後やな。小さめに焼いたホットケーキにバナナと生クリーム、チョコレートソースのてっぱんのやつにした。晃太は再びローストビーフとエビと貝柱だ。母はもう1枚追加しお腹一杯。添え物残らないか心配したけど、綺麗にさばけた。あれだけやいたホットケーキも無事にビアンカとルージュ、アレス、オシリス、仔達が食べてしまった。なんだかんだと果物も足りずに出した。
「姉ちゃん」
「なんね?」
食器やホットプレートを片付けていると、晃太が花を抱っこしてやってきた。
「苺が全部なくなったばい」
「冷蔵庫ダンジョンの?」
「そう」
結構確保していたけど。苺は人気なんよね。仔達も大好きやし、ノワールも好きやし。今日のホットケーキパーティーでも苺は大人気やった。日本の苺は甘いからね。皆さん、びっくりしてたよ。追加で出したしね。セレクトショップダリアがあるから、手に入らない訳ではないし。
「仕方なかね」
花にちゅー、と。
軽く考えていたけど、それから、毎日、あれがなくなったばい、これがなくなったばいと報告を受ける事になる。
『ガブガブッ、エビが美味しいわっ、魚も貝柱もいいわねっ。あ、私は次エビ多めね』
『ウム、旨イ。感ジノ違ウピザダナ。所望スル』
『バクバクッ、母よっ、我は肉を乗せてくれっ、あ、卵と魚と貝柱と、全部なのだっ。母よ~』
「くうっ、くうっ」
リクエストが激しいッ。
仔達も気持ちよく食べてる。アリスもバランスよく母が盛り付けたホットケーキプレートを平らげている。
せっせと焼いて、とりあえず落ち着いた。
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『分かったのです。私は苺なのです』
『私も苺ね、あ、リンゴも付けてね』
『アイスも付けてなのです』
『ずるいわ、私も』
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きゅるるん。
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『『キーッ』』
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「はいはい、沢山はダメよ。ちゃんと作るけんね」
『分かったのです』
『ほら、従魔の部屋に入るわよ』
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「くうっ、くうっ」
オシリスは何か言いたそうやけど。残念、何ばいいようか分からないが、予測する。
「オシリスもデザート欲しいと?」
「くうっ、くうーっ」
嬉しそうに羽をバタバタさせる。どうやら当たったみたいや。当たったみたいやけど、風圧ーっ、ひーっ。
「はいはい、落ち着いてね、ちゃんと作るけん待ってね」
「くうっ」
従魔の部屋に引き上げていく面々を見て、哀愁漂う視線が。
「ぶひひん……………」
ノワールや、あんた、てんこ盛りのお昼、食べたやん。
『自分もホットケーキ食べてみたいと言っているのです』
『苺もと言っているわ』
「え? ホットケーキとかよかと? 魔法馬、やない、戦車馬(チャリオット・ホース)やけどよかと?」
馬がホットケーキって、あんまりイメージがないので、私には抵抗感がある。こんな時はホークさんに相談や。
「食べますよ。バターなんかは付けないで油を控えたパンなら」
なんでもバケットみたいなパンなら大丈夫みたい。食べるけど基本は草食魔物だからね、しょっちゅうってのは避けるそうだ。
ならば、油をひかずにホットケーキを焼いて、苺とリンゴ、マンゴー、メロンを盛る。冷蔵庫ダンジョンで沢山手にいれておいて良かった。
「はい、ノワール」
「ぶひひんっ」
うーん、気持ちいい食べっぷり。
さ、私達も頂きましょう。
各パーティーでわいわいとホットプレートで焼いている。
小さめに焼いて、と。同時に添え物を選ぶ。やっぱりベーコンと目玉焼きかな。ホットケーキは2枚、バターをつけて、サラダもたっぷり添えたらおしゃれなカフェメニューみたいや。因みにベーコンは市販の薄いやつと、御贈答用のブロックがある。私はブロックのベーコンを贅沢に1センチ程の厚さにしてみた。晃太はホットケーキ3枚、温泉卵とローストビーフとスモークサーモンとサラダをたっぷり。ローストビーフの付属していたソースをかけている。まあ、豪華や。母はホットケーキ2枚に両面焼きの目玉焼き、焼いた貝柱とエビ、鱈とたっぷりサラダ。
「リーダー、はいっ」
「ありがとうエマ」
鷹の目の皆さんは、エマちゃんとテオ君がホットケーキ奉行になって焼いてる。わあ、男性陣のプレートがてんこ盛りや。身体が資本だからね。男性陣は大きめのホットケーキ3枚ずつね。ホークさんは目玉焼きにブロックのベーコンとウインナーとサラダ。ホットケーキには市販の四角いチーズを乗せて、マデリーンさんにちょっととろけさせてもらってる。あれ、よかなあ。チュアンさんは温泉卵、スモークサーモン、エビ、サラダ。ホットケーキにチーズをすりおろしている。大根おろすやつね、あれで、冷蔵庫ダンジョンから出たパルミジャーノ・レッジャーノをガリガリしている、〆に胡椒もガリガリ。あ、ホークさんもやってる。マデリーンさんはスモークサーモン、貝柱、たっぷりサラダ。そしてチーズガリガリ。ミゲル君は両面焼きの目玉焼きに、ローストビーフとサラダね。エマちゃんは目玉焼きとベーコンとサラダね。ホットケーキに四角いチーズも乗せてる。テオ君はスモークサーモンにハムとウインナーにサラダだ。
各パーティーも好きに色々やってる。やっぱりお肉が人気。ただ一人ケルンさんだけは、最初からもりもり生クリームに彩り果物、アイスにジャムにチョコレートソースだよ。ヒェリさんとツヴァイクさん、エドワルドさんはなれているのか通常だよ。好みは人それぞれやね。
「頂きます」
と、ぱくり。
うん、ホットケーキの甘さ、ベーコンの塩気がいい感じ。サラダと一緒にぱくり。もともとドレッシングかかってるからね。うーん、小さい頃に食べたホットケーキがレベルアップしてる。食べながらもホットケーキを焼く、ビアンカとルージュ達が待ってるからね。そこそこ焼いているけど、余れば、晃太のアイテムボックスに入れておけばよかし。
わいわいとホットプレートで新しくホットケーキが焼き上がる。
ラスチャーニエの果物と生クリームはすべてケルンさんが食べちゃったよ。胸焼けせんとやろうか? ヒェリさんはのんびりお茶を飲み、ツヴァイクさんはコーヒーを飲んでる。で、エドワルドさんがせっせとホットケーキを焼いている。ユリアレーナ最強の冒険者が、ホットケーキ焼いてる。
「エド、目玉焼きは両面焼いてくれ」
「儂はベーコンと腸詰めな、あ、チーズ乗せてくれ」
エドワルドさん、黙ったまま焼いてる。
「私はジャムを」
「「「まだ食うか?」」」
スイーツ系ホットケーキのケルンさんに、綺麗に突っ込みが入る。私もちょっと思っだけど。
「リーダーッ、どうぞっ」
「これ、綺麗に焼けたんですっ」
「ありがとう2人とも」
蒼の麓は見習いのヘルト君とドロテアちゃんがおかわりを焼いている。二人ともフェリクスさんが好きみたいね。フェリクスさんは生ハムとサラダ、ホットケーキを一緒に食べてる。エリアンさんとドーラさんは落ち着いたのか、ホットケーキ1枚に、ブルーベリージャムを付けてゆっくり食べてる。アンドレアスさんはエビと貝柱、サラダで堪能している。焼き終えたヘルト君はローストビーフと温泉卵、ドロテアちゃんは目玉焼きとウインナーとサラダで食べてる。
金の虎はフリンダさんがせっせと焼いて、リィマさんがアルスさんのお世話だ。アルスさんパクパク食べてる。何枚目やろ? ファングさんとガリストさんはローストビーフとサラダだ。時々アルスさんのお世話ね。
山風はホットケーキの生地を始めに全部焼いてから、のんびり添え物を選びながら食べてる。すでに2順目。ロッシュさんは目玉焼きと厚切りベーコンと貝柱に胡椒ガリガリ。ラーヴさんはローストビーフと鱈とサラダだ。シュタインさんはスモークサーモンとサラダ、ホットケーキに四角いチーズを乗せて魔法でとろり。便利やなあ。
「こうして、こう」
「あ、頭いいっすっ、俺もするっすっ」
マアデン君とハジェル君は仲良くホットケーキをハンバーガーみたいにして、サラダとカリカリに焼いたベーコンを挟んでかぶりついてる。あれよかなあ。
私は次はどうしようかな? 2順目は小さめホットケーキ1枚と生ハムと貝柱とサラダ。小型ホットケーキプレートにした。あんまり食べると、ノワールに乗るとき、ゲップが出そうやし。次の1枚で最後やな。小さめに焼いたホットケーキにバナナと生クリーム、チョコレートソースのてっぱんのやつにした。晃太は再びローストビーフとエビと貝柱だ。母はもう1枚追加しお腹一杯。添え物残らないか心配したけど、綺麗にさばけた。あれだけやいたホットケーキも無事にビアンカとルージュ、アレス、オシリス、仔達が食べてしまった。なんだかんだと果物も足りずに出した。
「姉ちゃん」
「なんね?」
食器やホットプレートを片付けていると、晃太が花を抱っこしてやってきた。
「苺が全部なくなったばい」
「冷蔵庫ダンジョンの?」
「そう」
結構確保していたけど。苺は人気なんよね。仔達も大好きやし、ノワールも好きやし。今日のホットケーキパーティーでも苺は大人気やった。日本の苺は甘いからね。皆さん、びっくりしてたよ。追加で出したしね。セレクトショップダリアがあるから、手に入らない訳ではないし。
「仕方なかね」
花にちゅー、と。
軽く考えていたけど、それから、毎日、あれがなくなったばい、これがなくなったばいと報告を受ける事になる。
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