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帰る準備⑥
やって来ましたルーティです。
今回は短期間なので、流石にパーティーハウスは借りれなかった。それに、今回の分はマーファに持って帰ろうと思ってる。
父はカルーラのパーティーハウスに残った。御用聞きの冒険者の皆さんもいるからね、サブ・ドアを解除した。母は花とルーティの宿に宿泊する。一軒家の宿だ。毎日海鮮買い物の母だけでは心細いので、チュアンさんとマデリーンさん、ミゲル君が残る。それからオシリスもだ。護衛的な意味ね。
「チュアンさん、マデリーンさん、ミゲル君お願いしますね」
「「「はい」」」
「オシリス、頼むね」
「くぅっ」
花が私の膝にすがり付く。かわいか。
「ほら、花。気をつけるんよ」
母が花を抱える。
「じゃ」
『ユイ、早く行くのです』
『ユイ、行きましょう』
『オシリスヨ、母ヲ守ルノダゾ。主ヨ、行クノダ』
『主よ~、早くするのだ~』
「ブヒヒヒーンッ」
バトルジャンキー達がせっつく。仔達もせっつくので、はいはい。
今回は本当に短期間なので、初回から最下層の18階を目指す。人数が多いので、3班に別れるのは変わらず。
第1班は私とアレス、アリス、シルフィ達。魔力はイシスが流す。
第2班は晃太、ノワール、エマちゃん、テオ君、仔達。魔力はビアンカが流す。
第3班はラスチャーニエ、蒼の麓。魔力はルージュが流す。
無事に転移する。
さて、第1班の私は、何処にサブ・ドアを登録しようかな。前回の場所でいいかな? あ、まずは。
「ねえ、イシス、アレス。近くに他の冒険者の人は……………」
ちゅどどどどどどんっ
ちゅどどどどどどんっ
ちゅどどどどどどーんっ
ドカンッ、ドカンッ、ドカーンッ
「……………………………」
アリスがシルフィ達を鼻先で、走り出さないようにしているが、呆れてる。
いや、あのさ、今ね、今、ダンジョン入ったばっかりよね?
こうして、短期間のルーティダンジョンツアーが始まった。
『そうそう、上手よアリス』
「わふんっ」
ルージュの指導で、アリスが宝箱の解除をする。初回と2回目は失敗して、宝箱が木っ端微塵になったけどね。中身も残念な事に木っ端微塵。しかし、三度目の正直や。さて、中身は、と。革のポーチが4つと久しぶりに見た魔法の水筒が24本。ダンジョン最下層で化粧ポーチが出るわけない。マジックバッグよね。サイズはわからないから、父の鑑定後や。よし、これは皆さんに譲らないとね。今回巻き込んだし。金の虎や山風の皆さんと一緒の時に渡そう。
「皆さん、お疲れ様です」
近くで休息している皆さんに声をかける。ん、何やらテオ君を囲んでケルンさんとエリアンさんが話してる。
「どうしたん?」
晃太に聞く。
「なんや、親父が作った矢筒が気になったみたいや」
「ふーん」
自動装填矢筒ね。テオ君とエマちゃんは剣以外の戦闘術訓練中。エマちゃんは弓はピンと来ず、マデリーンさんから棍術の指導を受けている。テオ君はホークさん譲りなのか、気に入ったのかよくホークさんと訓練して、最近実戦投入許可がでた。なので、今回自動補填矢筒はテオ君が持っている。
「ミズサワ殿、あまり気にされてないようですが、かなり画期的ですよ」
気のない返事をすると、ロングソードに着いた血を拭き取りながらフェリクスさんが静かに突っ込み。
「でも、まだ試作段階と、父が」
私も仕組みはよくわからない。ただ、まだまだ改良したいって父が言ってた。
「私もその試作段階に噛ませて欲しいくらいですよ」
と、フェリクスさん。Sランクの冒険者が言うならそうなんやろう。万能型と呼ばれるフェリクスさん、本当に色々な戦闘術を駆使するし、戦闘時はそれを瞬時に切り替えている。もちろん弓も使えて、攻撃魔法も使える。しかも支援魔法まで使える。どんだけやねん。蒼の麓の戦闘は、臨機応変タイプとでも言うのか、フェリクスさんの采配が大きいみたい。もちろん、皆さん、個人の戦闘力は高いよ。見習いのヘルト君とドロテアちゃんを除いたらね。でも、ラスチャーニエと比べると、個人戦闘力で並ぶのはフェリクスさんとエリアンさんくらいだ。そのためか、蒼の麓の戦闘は、連携と展開力が素晴らしい。それぞれのパーティーの強みよね。もちろんラスチャーニエの連携も素晴らしいけど、バリエーションが豊富なのは蒼の麓だ。
「父に言ったら試作品使えると思いますよ」
何気なくいうと、こちらにバビュンッと来たのはケルンさんとエリアンさんだ。ひーっ、イケメンと中性的美人がーっ。すかさずビアンカが尻尾でピシャッ。綺麗に顔面に入ってるよ。かこーんっ、て、漫才みたいなひっくり返りかたやけど。
『ユイが恐がってるのです』
悶絶するエルフ2名。
「ミ、ミズサワ、殿、我々にも是非に…………」
まるでゾンビみたいに這い上がるので、父に聞いてみますと答えた。
初日は無事に終了。多分ね。
始祖神様からのブーストのおかげか、イシスとアレスが絶好調。ずるいとブーイングがビアンカとルージュ、ノワールから飛ぶけどね。
ルームに入る。本当は母達が宿泊している宿で、メインのドアを開けっ放しにしたかったけど、諸問題が発生。以前それをしたのだけど、元気が通れないドアの向こうの母に向かってわんわん吠える問題発生。花と声量があからさまに違うから、不審に思われたみたい。心配だけど、ルームがばれたら困るからね。魔境のお母さん、赤ちゃんウルフが心配なので、ダンジョンに入る前に開けっ放しにしている。冷気が入るけど仕方ない。ドアストッパーで僅かに開けているが、油断したら時間が来て閉まってしまうので、適宜リセットしている。
ルームの扉のサイズは変えられるけど、一度そのサイズで開けたらきちんと閉めないとサイズを変えられない。開けっ放しの状態で、サイズは変えられない。ハガキサイズで開けといて、必要時にサイズを変えられたら色々便利なんだけど、今のルームのレベルでは無理みたい。
「ユイさん、どうしたの?」
考え込んでいた私に、エマちゃんが心配そうに来た。
「ん、大丈夫よ。さて、ご飯にしようかね」
ブラッシングは晃太、エマちゃん、テオ君が手分けしてやってくれる。ヒェリさんとドーラさんが手伝ってくれた。
さて、今日はビアンカやルージュ達にはカロリーお化けご飯にして、と。アリスはシルフィ達にお乳をあげてる。ノワールにはてんこ盛り野菜と果物。
異世界のメニューで紫竜をタップして、と。エドワルドさんとヘルト君とドロテアちゃんが手伝ってくれた。
「うまそう……………」
ぽつり、とヘルト君。
たっぷり五目チャーハンに棒棒鶏、エビチリ、エビマヨ、油淋鶏だ。確かにたまらん匂い。よし、今日は中華三昧にしよう。
次々にツヴァイクさんとアンドレアスさんが運んでくれる。
「熱いよ」
『あっついのですーっ、美味しいのですっ』
『あついわっ、エビだわっ』
『旨いのだっ、旨いのだーっ』
『熱イナッ、私ハピザモ所望スル』
仔達もばくばく食べてる。うんうん、よく食べるんよ。
さ、いいかな。私達もご飯にしようかな。
その前に、遅ればせながらラスチャーニエと蒼の麓のメンバー紹介。神様のブーストも得たしね。
ラスチャーニエのリーダーケルンさん。銀髪がまぶしいイケメンエルフ。この中では最年長。甘味大好き見た目二十歳、詐欺や。剣と弓を使い、魔法は発動系、発現系の風と木、無属性魔法を使う。でもってヒーラーも兼任している。左の魔法の神様からブーストを頂き、風魔法が絶好調だと。
ヒェリさん。エルフとカンガルーの獣人のハーフ。筋肉ムキムキの魔法闘士。発動系、発現系の火と土魔法を使い、基本的に殴る蹴る。もちろん武器も併用。基本的には小型の斧だけど、必要時は鉈の様な剣も使うし、小型ナイフを投げると百発百中。右の魔法神様からのブーストを頂き、こちらも魔法が絶好調。
ツヴァイクさん、ビール大好き筋肉ムキムキドワーフの盾士。盾と大型の斧を使う。ただ、盾の裏とベルトには大型ナイフがある。サブ・ウエポンよね。火と土魔法を使う。発動系が主だけど、発現系も使えるって。元木工職人さんで、時折故郷の弟妹さんの言葉がでるから、優しいお兄さんなんやろう。樹の女神様と闘神様からのブーストを頂き、もれなく絶好調。
で、現状最強の冒険者エドワルド・ウルガーさん。サエキ様の曾孫になり、そのサエキ様のお父さんがエルフの為にヒェリさん以上に後発成長に苦労して現在は、細マッチョさん。黒髪、黒目でこちらもなかなか端正な顔立ちでイケメンさんなのよ。ちょっと無愛想かなって思うけど、パーティーメンバー絡みでは、よく表情が変わるし、アレスに迫られてひきつってるし。なんと元魔法使いなんだって。聞いた時、え? と思ったけどね。後発成長の為に、冒険者なりたて新人の頃はエマちゃんより小柄だったから、魔法使いしていたそうだ。今じゃホークさんとひけをとらない背丈。風と水、無属性魔法を使い、剣で主に戦う。だけど元魔法使いなので、しっかり魔法を放って攻撃に転じている。その判断が早いし正確。闘神様と真ん中の魔法神様からのブーストで、氷魔法が覚醒し現在コントロールに専念している。また、戦闘系ブーストが2つもあるため、当初はかなり身体がかっかっしていたみたいで、慣れるまで連日気絶するようにフェリクスさんと模擬戦していた。
今回は短期間なので、流石にパーティーハウスは借りれなかった。それに、今回の分はマーファに持って帰ろうと思ってる。
父はカルーラのパーティーハウスに残った。御用聞きの冒険者の皆さんもいるからね、サブ・ドアを解除した。母は花とルーティの宿に宿泊する。一軒家の宿だ。毎日海鮮買い物の母だけでは心細いので、チュアンさんとマデリーンさん、ミゲル君が残る。それからオシリスもだ。護衛的な意味ね。
「チュアンさん、マデリーンさん、ミゲル君お願いしますね」
「「「はい」」」
「オシリス、頼むね」
「くぅっ」
花が私の膝にすがり付く。かわいか。
「ほら、花。気をつけるんよ」
母が花を抱える。
「じゃ」
『ユイ、早く行くのです』
『ユイ、行きましょう』
『オシリスヨ、母ヲ守ルノダゾ。主ヨ、行クノダ』
『主よ~、早くするのだ~』
「ブヒヒヒーンッ」
バトルジャンキー達がせっつく。仔達もせっつくので、はいはい。
今回は本当に短期間なので、初回から最下層の18階を目指す。人数が多いので、3班に別れるのは変わらず。
第1班は私とアレス、アリス、シルフィ達。魔力はイシスが流す。
第2班は晃太、ノワール、エマちゃん、テオ君、仔達。魔力はビアンカが流す。
第3班はラスチャーニエ、蒼の麓。魔力はルージュが流す。
無事に転移する。
さて、第1班の私は、何処にサブ・ドアを登録しようかな。前回の場所でいいかな? あ、まずは。
「ねえ、イシス、アレス。近くに他の冒険者の人は……………」
ちゅどどどどどどんっ
ちゅどどどどどどんっ
ちゅどどどどどどーんっ
ドカンッ、ドカンッ、ドカーンッ
「……………………………」
アリスがシルフィ達を鼻先で、走り出さないようにしているが、呆れてる。
いや、あのさ、今ね、今、ダンジョン入ったばっかりよね?
こうして、短期間のルーティダンジョンツアーが始まった。
『そうそう、上手よアリス』
「わふんっ」
ルージュの指導で、アリスが宝箱の解除をする。初回と2回目は失敗して、宝箱が木っ端微塵になったけどね。中身も残念な事に木っ端微塵。しかし、三度目の正直や。さて、中身は、と。革のポーチが4つと久しぶりに見た魔法の水筒が24本。ダンジョン最下層で化粧ポーチが出るわけない。マジックバッグよね。サイズはわからないから、父の鑑定後や。よし、これは皆さんに譲らないとね。今回巻き込んだし。金の虎や山風の皆さんと一緒の時に渡そう。
「皆さん、お疲れ様です」
近くで休息している皆さんに声をかける。ん、何やらテオ君を囲んでケルンさんとエリアンさんが話してる。
「どうしたん?」
晃太に聞く。
「なんや、親父が作った矢筒が気になったみたいや」
「ふーん」
自動装填矢筒ね。テオ君とエマちゃんは剣以外の戦闘術訓練中。エマちゃんは弓はピンと来ず、マデリーンさんから棍術の指導を受けている。テオ君はホークさん譲りなのか、気に入ったのかよくホークさんと訓練して、最近実戦投入許可がでた。なので、今回自動補填矢筒はテオ君が持っている。
「ミズサワ殿、あまり気にされてないようですが、かなり画期的ですよ」
気のない返事をすると、ロングソードに着いた血を拭き取りながらフェリクスさんが静かに突っ込み。
「でも、まだ試作段階と、父が」
私も仕組みはよくわからない。ただ、まだまだ改良したいって父が言ってた。
「私もその試作段階に噛ませて欲しいくらいですよ」
と、フェリクスさん。Sランクの冒険者が言うならそうなんやろう。万能型と呼ばれるフェリクスさん、本当に色々な戦闘術を駆使するし、戦闘時はそれを瞬時に切り替えている。もちろん弓も使えて、攻撃魔法も使える。しかも支援魔法まで使える。どんだけやねん。蒼の麓の戦闘は、臨機応変タイプとでも言うのか、フェリクスさんの采配が大きいみたい。もちろん、皆さん、個人の戦闘力は高いよ。見習いのヘルト君とドロテアちゃんを除いたらね。でも、ラスチャーニエと比べると、個人戦闘力で並ぶのはフェリクスさんとエリアンさんくらいだ。そのためか、蒼の麓の戦闘は、連携と展開力が素晴らしい。それぞれのパーティーの強みよね。もちろんラスチャーニエの連携も素晴らしいけど、バリエーションが豊富なのは蒼の麓だ。
「父に言ったら試作品使えると思いますよ」
何気なくいうと、こちらにバビュンッと来たのはケルンさんとエリアンさんだ。ひーっ、イケメンと中性的美人がーっ。すかさずビアンカが尻尾でピシャッ。綺麗に顔面に入ってるよ。かこーんっ、て、漫才みたいなひっくり返りかたやけど。
『ユイが恐がってるのです』
悶絶するエルフ2名。
「ミ、ミズサワ、殿、我々にも是非に…………」
まるでゾンビみたいに這い上がるので、父に聞いてみますと答えた。
初日は無事に終了。多分ね。
始祖神様からのブーストのおかげか、イシスとアレスが絶好調。ずるいとブーイングがビアンカとルージュ、ノワールから飛ぶけどね。
ルームに入る。本当は母達が宿泊している宿で、メインのドアを開けっ放しにしたかったけど、諸問題が発生。以前それをしたのだけど、元気が通れないドアの向こうの母に向かってわんわん吠える問題発生。花と声量があからさまに違うから、不審に思われたみたい。心配だけど、ルームがばれたら困るからね。魔境のお母さん、赤ちゃんウルフが心配なので、ダンジョンに入る前に開けっ放しにしている。冷気が入るけど仕方ない。ドアストッパーで僅かに開けているが、油断したら時間が来て閉まってしまうので、適宜リセットしている。
ルームの扉のサイズは変えられるけど、一度そのサイズで開けたらきちんと閉めないとサイズを変えられない。開けっ放しの状態で、サイズは変えられない。ハガキサイズで開けといて、必要時にサイズを変えられたら色々便利なんだけど、今のルームのレベルでは無理みたい。
「ユイさん、どうしたの?」
考え込んでいた私に、エマちゃんが心配そうに来た。
「ん、大丈夫よ。さて、ご飯にしようかね」
ブラッシングは晃太、エマちゃん、テオ君が手分けしてやってくれる。ヒェリさんとドーラさんが手伝ってくれた。
さて、今日はビアンカやルージュ達にはカロリーお化けご飯にして、と。アリスはシルフィ達にお乳をあげてる。ノワールにはてんこ盛り野菜と果物。
異世界のメニューで紫竜をタップして、と。エドワルドさんとヘルト君とドロテアちゃんが手伝ってくれた。
「うまそう……………」
ぽつり、とヘルト君。
たっぷり五目チャーハンに棒棒鶏、エビチリ、エビマヨ、油淋鶏だ。確かにたまらん匂い。よし、今日は中華三昧にしよう。
次々にツヴァイクさんとアンドレアスさんが運んでくれる。
「熱いよ」
『あっついのですーっ、美味しいのですっ』
『あついわっ、エビだわっ』
『旨いのだっ、旨いのだーっ』
『熱イナッ、私ハピザモ所望スル』
仔達もばくばく食べてる。うんうん、よく食べるんよ。
さ、いいかな。私達もご飯にしようかな。
その前に、遅ればせながらラスチャーニエと蒼の麓のメンバー紹介。神様のブーストも得たしね。
ラスチャーニエのリーダーケルンさん。銀髪がまぶしいイケメンエルフ。この中では最年長。甘味大好き見た目二十歳、詐欺や。剣と弓を使い、魔法は発動系、発現系の風と木、無属性魔法を使う。でもってヒーラーも兼任している。左の魔法の神様からブーストを頂き、風魔法が絶好調だと。
ヒェリさん。エルフとカンガルーの獣人のハーフ。筋肉ムキムキの魔法闘士。発動系、発現系の火と土魔法を使い、基本的に殴る蹴る。もちろん武器も併用。基本的には小型の斧だけど、必要時は鉈の様な剣も使うし、小型ナイフを投げると百発百中。右の魔法神様からのブーストを頂き、こちらも魔法が絶好調。
ツヴァイクさん、ビール大好き筋肉ムキムキドワーフの盾士。盾と大型の斧を使う。ただ、盾の裏とベルトには大型ナイフがある。サブ・ウエポンよね。火と土魔法を使う。発動系が主だけど、発現系も使えるって。元木工職人さんで、時折故郷の弟妹さんの言葉がでるから、優しいお兄さんなんやろう。樹の女神様と闘神様からのブーストを頂き、もれなく絶好調。
で、現状最強の冒険者エドワルド・ウルガーさん。サエキ様の曾孫になり、そのサエキ様のお父さんがエルフの為にヒェリさん以上に後発成長に苦労して現在は、細マッチョさん。黒髪、黒目でこちらもなかなか端正な顔立ちでイケメンさんなのよ。ちょっと無愛想かなって思うけど、パーティーメンバー絡みでは、よく表情が変わるし、アレスに迫られてひきつってるし。なんと元魔法使いなんだって。聞いた時、え? と思ったけどね。後発成長の為に、冒険者なりたて新人の頃はエマちゃんより小柄だったから、魔法使いしていたそうだ。今じゃホークさんとひけをとらない背丈。風と水、無属性魔法を使い、剣で主に戦う。だけど元魔法使いなので、しっかり魔法を放って攻撃に転じている。その判断が早いし正確。闘神様と真ん中の魔法神様からのブーストで、氷魔法が覚醒し現在コントロールに専念している。また、戦闘系ブーストが2つもあるため、当初はかなり身体がかっかっしていたみたいで、慣れるまで連日気絶するようにフェリクスさんと模擬戦していた。
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