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赤いお話
しおりを挟む赤い傘
あたしの特技って変わってる。
血か絵の具か見分けられるんだ。
新鮮な血って、すっごい赤いの。
絵の具とは全然違う。
逆に時間が経った血は赤黒い。
雨の日は苦手。
だって、なに食わぬ顔でスタスタ歩いてるのよ?
赤黒い傘持って。
火の夢
最近、すごく怖い夢を見る。
火の部屋にいる夢だ。
苦しいのに、ずっと死ねない。
だから、意識が遠のいてくると夢が終わる安心感が湧いてくる。
なのに、なんでまだ夢の中にいるのだろうか。
ああ、本当に熱い。苦しい。
喉が焼かれる。皮膚が燃える。
また意識が遠のいてきた。
次こそ目覚めるぞ。
りんごのストラップ
ずっと親友だと思ってた。
お揃いのものをたくさん買って、一緒に寝泊まりした。
りんごのストラップは、親友の証だった。
なのに恋が全部ブチ壊した。
同じ人を好きになった。
仲直りしようと思ったのに。
私のりんごは青だった。
今は真っ赤に染まってる。
マニキュア
ままがまにきゅあをつけてた。
すごくあかいまにきゅあ。
あたしもまにきゅあをぬろうとしたけど、
ままがかくしちゃった。
だからあたしはままのまにきゅあをもらう。
まま、いたいの?
あ、まにきゅあがでてきた!!
赤い部屋
見なければよかった。
私の彼氏が後ろで笑ってる。
彼氏のマンションの一室。
入るなって言われてた。
彼氏が出掛けた隙に一瞬だけと思った。
入った瞬間目に飛び込んできた赤、紅、朱。
無残に晒された首。
最近仲良くなった宅配のお兄ちゃんだった。
よく一緒に遊びに行く大学の男先輩だった。
幼馴染みで親友の男の子だった。
他にも知ってる男の顔しかない。
後ろで彼氏が笑ってる。
後悔しても、もう遅い。
赤いライト
教室から、赤い光が漏れてた。
友達が見に行って10分は経つ。
今だ帰ってこない。
メールがきた。
くるな、とだけかいてあった。
あれが友達が残した最期のメッセージだった。
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