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高校から帰って来た紫音
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「ただいまぁ」
・・・・・・あれ? 返事がない。でも、鍵が空いているって事は誰かしらいるんだよね?
そのまま事務所に中へ入り、応接室へと行くと天野さんがソファーで横になってグースカ眠っていた。しかも眩しくないように、雑誌を顔に被してる。
「眠っているのなら、鍵ぐらい掛けて下さいよぉ」
「私もいるわぉ~」
声のした方向に顔を向けると、リトアさんが顔を真っ赤にさせながら千鳥足で近づいて来た。
「またお酒を飲んだんですか?」
しかもそのまま抱き付き、寄り掛かって来た。
「今日はOFFだから、好きなだけ飲んでもいいのよぉ~」
嘘だ。リュークさんが見ていないから、お酒を摘んでいたんだと思う。
「リュークさんに怒られますよ?」
「その時はぁ~、シオンくんに助けれもらうわぁ~!」
リトアさんはそう言うと、耳を触り擦り始める。
「ん! くすぐったいから止めて欲しいんですけどぉ」
後、酒臭い。
「ええ~、本当は気持ちいいくしぇにぃ~」
ムゥ・・・・・・聞きたい事があったんだけど、このようすだと聞けなさそう。
「ただいまぁ! シオンくんの靴があったんだけど、帰って来たの?」
「はい、今さっき帰って来ました」
「あ、そうなんだ。お帰り! シオンく、ってうわぁっ!?」
リトアさんの様子を見て、リュークさんは驚いていた。
「またお酒を飲んだのかい?」
「エヘヘ~、ゴメンねリューク」
「ゴメンね。じゃないよ! 暇があればお酒を飲んだりして、ドワーフじゃないんですから自重してよ!」
「あ、ヤバイ! リュークが怒った! シオンくんガードぉ~!」
リトアさんはそう言って僕の背後に隠れるが、リュークさんは気にせず話し続ける。
「全くもう、もうお酒を飲んだんだから、今日の分はなしだよ」
「ええ~っ!? ヤダァ、私お酒飲むぅ!」
「もう缶ビール5本飲んだんだから、充分だよね?」
え、缶ビール5本?
リュークさんが向いている方向を見てみると、テーブルの上に缶ビールが無造作に置かれていた。
3日前にこんな風になってた時は3本だけだったのに今回は5本って、飲み過ぎじゃないかな?
「まだにょめまぁ~す!」
「もう飲んだらダメ!」
リトアさんは何時になったら、僕から離れてくれるんだろう? 胸が背中に当たって気になるんですけどぉ。
「うるせぇなぁ・・・・・・どうしたんだお前ら?」
「リトアがまた勝手にビールを飲んだんだよ!」
「そうか、許してやれ」
多分だけど、また寝たいからうるさくしないで欲しいんだと思う。その証拠に顔に雑誌を被せて寝ようとしてるもん。
「1本や2本だったら言わないけど、リトアくんは5本も飲んでんだよ! アマノくんは自分の分まで飲まれているのに、許せって言うのかい?」
「ああ、それぐらいな・・・・・・ん? ちょっと待て!」
起き上がってリュークさんを見つめるが、その顔に真剣みを帯びている。
「今5本って言わなかったか?」
「うんそうだよ。リトアくんは5本も飲んだんだよ」
天野さんは酔っぱらったリトアさんの顔を見つめた後にテーブルを見つめると、無言で驚愕した。
「ちょっ、おま! 俺が買ってきたレモンサワーまで飲んだのかよっ!?」
「ん~・・・・・・そういえば飲んだ気がするわぁ~」
酔い過ぎてもはや味はともかくアルコールを摂取出来ればいい。って状態になっているのかもしれない。
「俺のレモンサワー返せ!」
「んん~、お腹の中に入っちゃったから無理ぃ~」
リトアさんはそう言うと僕に身体を預けるようにして寄り掛かって来たので、おんぶをするような形で支える。
「スゥ~・・・・・・スゥ~・・・・・・」
寝息を立てている。どうやら眠っちゃったみたいだ。
「コイツ、寝むりやがった」
「ハァ~・・・・・・こうなったら仕方ないよ。シオンくん、ベッドに運ぶよ」
「あ、はい」
よいしょと持ち上げてからリュークさんと一緒に眠っているリトアさんを運び、ベッドに寝かしてあげる。
「全く、悪酔いするほど飲むなんて・・・・・・今度からお酒を冷蔵庫に入れるの禁止にしようかな?」
「そうすると、天野さんが怒りませんか?」
俺の事務所の冷蔵庫なんだから、お前が決めるな! って怒りそうな気しかしない。
「確かに、そう言いそうだね。でも何か対策をしないと、またこんな事が起きるよ」
確かに、このまま放っておいたら、一升瓶片手に もっと頂戴! って言って来るかもしれない。
「まぁでも、リトアさんは自分が買って来たお酒と、天野さんが買ったお酒を盗み飲みしているだけだから、気にしなくてもいいんじゃないでしょうか?」
そう、僕は未成年なのでお酒を飲めないし買えない。対してリュークさんはと言うと、お祝いの席ぐらいで1杯飲みぐらいにしかお酒を飲まないので、お酒を買って来ないのだ。
「う~ん・・・・・・それもそうだね。アマノくんが買った飲み物だから、アマノくんとリトアくんの2人に解決して貰おうか」
どうやら納得したようだ。
「さて、夕飯の支度をしようか」
「あ、ちょっと待って下さい」
「ん、どうしたの?」
「学校から帰ろうとしたときに校門の前で太った人族っぽい人を見かけたんですが、リュークさんの知り合いにいますか?」
「太った人族っぽい人?」
リュークさんはパッと思い付かなかったのか、首を傾げながらそう言う。
「太った人族なら、知り合いにいるけどぉ。どうかしたの?」
「あの、リュークさんが想像している姿より・・・・・・本人に言ったら失礼かもしれませんが、肥満体型でしたよ」
パーカーの胴体部分どころか袖もパンパンになっていたから、脱いだら服がビロビロになってそうな感じだった。
「少なくとも思い当たる人はいないねぇ。その人がどうかしたの?」
リュークさんには心当たりがないかぁ。
「いえ、その人から身体からガンオイルと火薬の臭いがしたから、もしかしたらPMCに所属しているのかなぁ? と思ったので」
そう言うとリュークさんは考えるように、眉を寄せて右手で顎をさすった。
「アマノくんなら、知ってるかもしれない」
という事で、普段着に着替えてからリビングに戻り、天野さんに聞いたが。
「あぁ? そんなヤツ知り合いにいねぇよ」
すこぶる機嫌が悪い状態で答えてくれました。
「シャツがパンパンになるほど太っているんなら、工藤のヤツにもう少し痩せなきゃ実戦させねぇ。とか言われるだろう。違うか? ん?」
仰る通りだと思います。
「それよりも紫音。お前、今日の仕事は何時からだ?」
「よ、4時からです」
「・・・・・・そうか。それまでゆっくりしていろ」
天野さんはそう言うと玄関の方へと行く。
「アマノくん、何処に行くんだい?」
「そこのコンビニに買いに行くんだよ。リトアに俺のを飲まれたからな」
そのままブツブツ何かを言いながら、コンビニへと行ってしまった。
「ハァ~、ヤレヤレ・・・・・・お昼ご飯何にする?」
「余り物で大丈夫ですよ」
「じゃあ、炒飯を作ってあげるから待っててね」
「わかりました」
そう返事をするとイスに座り、ポケットからスマホを取り出してニュースを確認する。
「うわぁ~・・・・・・恐い」
「どうしたの、シオンくん」
「今入った記事なんですけど。隣町で誘拐事件が起きたみたいなんです」
そのニュースには、つい先程部屋に男が押し入り、そこに住んでいた男性を縄で縛ってから誘拐した模様。
窓ガラスを割る音と悲鳴を聞いた近隣住人の通報で警察が駆けつけるも時すでに遅く、連れ去られた後だった。警察は現在も捜査を続けている。と書かれていた。
「そうなんだ。恐いね」
「でも、記事には男性が誘拐された模様。って書かれてますね。女性じゃないんですね」
男性が女性を誘拐される事はテレビでよく観るけど、男性が男性を誘拐って。
「その人にBL思考があったんじゃないのかな?」
うわぁ、僕はノーマルだから想像をしたくない。
「冗談はさて置き、警察が動いているんだから気にする事はないんじゃないかな?」
「それもそうですね」
その後、リュークさんと一緒に炒飯を食べたのだった。
・・・・・・あれ? 返事がない。でも、鍵が空いているって事は誰かしらいるんだよね?
そのまま事務所に中へ入り、応接室へと行くと天野さんがソファーで横になってグースカ眠っていた。しかも眩しくないように、雑誌を顔に被してる。
「眠っているのなら、鍵ぐらい掛けて下さいよぉ」
「私もいるわぉ~」
声のした方向に顔を向けると、リトアさんが顔を真っ赤にさせながら千鳥足で近づいて来た。
「またお酒を飲んだんですか?」
しかもそのまま抱き付き、寄り掛かって来た。
「今日はOFFだから、好きなだけ飲んでもいいのよぉ~」
嘘だ。リュークさんが見ていないから、お酒を摘んでいたんだと思う。
「リュークさんに怒られますよ?」
「その時はぁ~、シオンくんに助けれもらうわぁ~!」
リトアさんはそう言うと、耳を触り擦り始める。
「ん! くすぐったいから止めて欲しいんですけどぉ」
後、酒臭い。
「ええ~、本当は気持ちいいくしぇにぃ~」
ムゥ・・・・・・聞きたい事があったんだけど、このようすだと聞けなさそう。
「ただいまぁ! シオンくんの靴があったんだけど、帰って来たの?」
「はい、今さっき帰って来ました」
「あ、そうなんだ。お帰り! シオンく、ってうわぁっ!?」
リトアさんの様子を見て、リュークさんは驚いていた。
「またお酒を飲んだのかい?」
「エヘヘ~、ゴメンねリューク」
「ゴメンね。じゃないよ! 暇があればお酒を飲んだりして、ドワーフじゃないんですから自重してよ!」
「あ、ヤバイ! リュークが怒った! シオンくんガードぉ~!」
リトアさんはそう言って僕の背後に隠れるが、リュークさんは気にせず話し続ける。
「全くもう、もうお酒を飲んだんだから、今日の分はなしだよ」
「ええ~っ!? ヤダァ、私お酒飲むぅ!」
「もう缶ビール5本飲んだんだから、充分だよね?」
え、缶ビール5本?
リュークさんが向いている方向を見てみると、テーブルの上に缶ビールが無造作に置かれていた。
3日前にこんな風になってた時は3本だけだったのに今回は5本って、飲み過ぎじゃないかな?
「まだにょめまぁ~す!」
「もう飲んだらダメ!」
リトアさんは何時になったら、僕から離れてくれるんだろう? 胸が背中に当たって気になるんですけどぉ。
「うるせぇなぁ・・・・・・どうしたんだお前ら?」
「リトアがまた勝手にビールを飲んだんだよ!」
「そうか、許してやれ」
多分だけど、また寝たいからうるさくしないで欲しいんだと思う。その証拠に顔に雑誌を被せて寝ようとしてるもん。
「1本や2本だったら言わないけど、リトアくんは5本も飲んでんだよ! アマノくんは自分の分まで飲まれているのに、許せって言うのかい?」
「ああ、それぐらいな・・・・・・ん? ちょっと待て!」
起き上がってリュークさんを見つめるが、その顔に真剣みを帯びている。
「今5本って言わなかったか?」
「うんそうだよ。リトアくんは5本も飲んだんだよ」
天野さんは酔っぱらったリトアさんの顔を見つめた後にテーブルを見つめると、無言で驚愕した。
「ちょっ、おま! 俺が買ってきたレモンサワーまで飲んだのかよっ!?」
「ん~・・・・・・そういえば飲んだ気がするわぁ~」
酔い過ぎてもはや味はともかくアルコールを摂取出来ればいい。って状態になっているのかもしれない。
「俺のレモンサワー返せ!」
「んん~、お腹の中に入っちゃったから無理ぃ~」
リトアさんはそう言うと僕に身体を預けるようにして寄り掛かって来たので、おんぶをするような形で支える。
「スゥ~・・・・・・スゥ~・・・・・・」
寝息を立てている。どうやら眠っちゃったみたいだ。
「コイツ、寝むりやがった」
「ハァ~・・・・・・こうなったら仕方ないよ。シオンくん、ベッドに運ぶよ」
「あ、はい」
よいしょと持ち上げてからリュークさんと一緒に眠っているリトアさんを運び、ベッドに寝かしてあげる。
「全く、悪酔いするほど飲むなんて・・・・・・今度からお酒を冷蔵庫に入れるの禁止にしようかな?」
「そうすると、天野さんが怒りませんか?」
俺の事務所の冷蔵庫なんだから、お前が決めるな! って怒りそうな気しかしない。
「確かに、そう言いそうだね。でも何か対策をしないと、またこんな事が起きるよ」
確かに、このまま放っておいたら、一升瓶片手に もっと頂戴! って言って来るかもしれない。
「まぁでも、リトアさんは自分が買って来たお酒と、天野さんが買ったお酒を盗み飲みしているだけだから、気にしなくてもいいんじゃないでしょうか?」
そう、僕は未成年なのでお酒を飲めないし買えない。対してリュークさんはと言うと、お祝いの席ぐらいで1杯飲みぐらいにしかお酒を飲まないので、お酒を買って来ないのだ。
「う~ん・・・・・・それもそうだね。アマノくんが買った飲み物だから、アマノくんとリトアくんの2人に解決して貰おうか」
どうやら納得したようだ。
「さて、夕飯の支度をしようか」
「あ、ちょっと待って下さい」
「ん、どうしたの?」
「学校から帰ろうとしたときに校門の前で太った人族っぽい人を見かけたんですが、リュークさんの知り合いにいますか?」
「太った人族っぽい人?」
リュークさんはパッと思い付かなかったのか、首を傾げながらそう言う。
「太った人族なら、知り合いにいるけどぉ。どうかしたの?」
「あの、リュークさんが想像している姿より・・・・・・本人に言ったら失礼かもしれませんが、肥満体型でしたよ」
パーカーの胴体部分どころか袖もパンパンになっていたから、脱いだら服がビロビロになってそうな感じだった。
「少なくとも思い当たる人はいないねぇ。その人がどうかしたの?」
リュークさんには心当たりがないかぁ。
「いえ、その人から身体からガンオイルと火薬の臭いがしたから、もしかしたらPMCに所属しているのかなぁ? と思ったので」
そう言うとリュークさんは考えるように、眉を寄せて右手で顎をさすった。
「アマノくんなら、知ってるかもしれない」
という事で、普段着に着替えてからリビングに戻り、天野さんに聞いたが。
「あぁ? そんなヤツ知り合いにいねぇよ」
すこぶる機嫌が悪い状態で答えてくれました。
「シャツがパンパンになるほど太っているんなら、工藤のヤツにもう少し痩せなきゃ実戦させねぇ。とか言われるだろう。違うか? ん?」
仰る通りだと思います。
「それよりも紫音。お前、今日の仕事は何時からだ?」
「よ、4時からです」
「・・・・・・そうか。それまでゆっくりしていろ」
天野さんはそう言うと玄関の方へと行く。
「アマノくん、何処に行くんだい?」
「そこのコンビニに買いに行くんだよ。リトアに俺のを飲まれたからな」
そのままブツブツ何かを言いながら、コンビニへと行ってしまった。
「ハァ~、ヤレヤレ・・・・・・お昼ご飯何にする?」
「余り物で大丈夫ですよ」
「じゃあ、炒飯を作ってあげるから待っててね」
「わかりました」
そう返事をするとイスに座り、ポケットからスマホを取り出してニュースを確認する。
「うわぁ~・・・・・・恐い」
「どうしたの、シオンくん」
「今入った記事なんですけど。隣町で誘拐事件が起きたみたいなんです」
そのニュースには、つい先程部屋に男が押し入り、そこに住んでいた男性を縄で縛ってから誘拐した模様。
窓ガラスを割る音と悲鳴を聞いた近隣住人の通報で警察が駆けつけるも時すでに遅く、連れ去られた後だった。警察は現在も捜査を続けている。と書かれていた。
「そうなんだ。恐いね」
「でも、記事には男性が誘拐された模様。って書かれてますね。女性じゃないんですね」
男性が女性を誘拐される事はテレビでよく観るけど、男性が男性を誘拐って。
「その人にBL思考があったんじゃないのかな?」
うわぁ、僕はノーマルだから想像をしたくない。
「冗談はさて置き、警察が動いているんだから気にする事はないんじゃないかな?」
「それもそうですね」
その後、リュークさんと一緒に炒飯を食べたのだった。
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