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225と仕事を始める紫音
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225さんに引きづられるような形で、梅屋敷の出入口付近まで来た。
「225ちゃん、気をつけるんだよ」
「大丈夫! あっしは土竜の一員なので、そんじょそこらのチンピラにまけませんよぉ~!」
そう言って銃を構えた。
「キミも気をつけるんだよ。盗賊はともかく魔物はいつ何処で襲って来るのか予想出来ないからね」
「あ、はい」
「おーい! 開けてくれぇ!」
おおーっ!! と言う声が上から聞こえると、目の前に鎮座している頑丈そうな門が開いた。
「ほら、紫音さん。行きますよぉ~」
「あ、はい!」
225さんの後を追うようにして外に出たら、門がバタンッ!? と勢いよく閉まったのだ。
「う~んとぉ、地図によりますとぉ~・・・・・・向こうですねぇ~!」
地図を片手に指で行く方向を指し示す225さんを見て、ちょっと不安になったので聞いてみる事にした。
「あの、225さん」
「ん? なんですかぁ?」
「本当に行く先わかっているんですか?」
「さっきも説明しましたけど、大体の場所はわかっているだけですよぉ~!」
不機嫌そうな声でそう言って来るので、ちょっと怒らせちゃったかな? と反省をする。
「裏切り者の根城を見つける為に、この布が必要になるんですよぉ~!」
真空パックに入れられた服の切れ端を見せて来る。
「あ、なるほど」
「やっとご自身の役目を理解しましたかぁ~?」
「はい、理解しました」
要はアジトの近くまで来たら、僕の嗅覚で特定すればいいだけっぽい。ちゃんと僕の役目を説明して下さいよ。天野さぁ~ん!
「さぁ、ご自身の役目もわかったところで、出発しましょお~!」
「オ、オ~!」
不安を抱きつつ225さんに着いて行くと、微かにガサガサッといった音が前方から聞こえて来た。
「んん?」
「どうしたんですか紫音さぁ~ん?」
「向こう方から微かに、ガサガサッて物音が・・・・・・あ、また音がした!」
しかも今度はギャアギャアと言った鳴き声まで聞こえて来た。
「この鳴き声、もしかしたらゴブリンかもしれません」
ゴブリン。5歳児程度の身長で力もそんなにないので単体では大抵の人は倒せるが、集団で襲って来るのが彼らの基本でナイフや剣、増してや銃を持っている時があるので注意が必要。
それと知識があるゴブリンになると話をするらしく、人間と共に暮らしているゴブリンも実在する。因みに特殊な薬を使わない限り交配は不可らしい。
「えっ!? 嘘ぉ~・・・・・・この間駆除した筈なのにぃ。またあの場所に巣を作ったみたいですねぇ~」
「また?」
「ええ、近くに野良ゴブリン達が巣を作っているのがわかったんで、あっし達で駆除したんですよ。
でも生き残っていたヤツらがまた巣を作ったみたいですねぇ~。あの時に見て回ればよかったなぁ~」
後悔したようすで、肩を落としていた。
「えっとぉ・・・・・・今から駆除しますか?」
「状況を見てから判断しましょぉ」
念の為に離れた場所から音がした方を見てみると、ゴブリン3匹が路上に捨てられたゴミを漁っていたのだ。
「ゴブリンが3匹・・・・・・あ、あれ!」
道路の向かい側には、破棄された運送トラックのコンテナに木や角材などを詰めて作った巣があった。
「あの規模の巣だと、指折り数える程度しかいなさそうですねぇ! 大きくなる前に壊しちゃいましょうかぁ!
紫音さん、戦闘準備は?」
「何時でも行けます!」
「あっしがバックアップするので紫音さんは前に出て下さい! タイミングは紫音さんに任せます!」
「了解です!」
壁や車を伝いながらゴブリンとの距離を詰めて行くと、225さんはゴブリンを狙うのにいいポジションを見つけたようで、そこに身を隠してから手で全身してと合図を送ってくる。
首を縦に振ってから、またゴブリンとの距離を詰めて行く。
・・・・・・ここがいい位置かも。
多分自衛隊が作ったと思われる土嚢の裏に隠れると、H&K UMP45 を構えながら身体を半分出してから狙いを定める。
・・・・・・今だ!
1匹のゴブリンが顔を上げたのを見計らい、1発でその頭をブチ抜いた!
「ギッ!?」
「ギャギャッ!?」
向こうも仲間がやられたのがわかったのか、武器を持ち周囲を見渡すが225さんがその内の1匹を撃ち抜いて倒した。
「ギャアッ!?」
「ギャギャギャッ!?」
「グギャァッ!?」
銃声を聴き付けた仲間3匹が巣から出て来るので、そっちの方に素早く銃口を向けて撃つ。
「ギャッ!?」
「グギッ!?」
2匹は当てたが残り1匹がトラックの裏に隠れてしまった。その間に225さんがゴミを漁っていたゴブリンを撃って仕止める。
「グギャアアアアアアッ!!?」
残りの1匹が雄叫びを上げながら、何とリボルバー を乱射して来たのだ。
「ふえっ!?」
驚きつつもすぐに身を潜めるとすぐに銃声がピタリと止んだので、ホルスターにさしている スタームルガー レッドホーク を引き抜き構えると、素早く身体を出してゴブリンの頭を狙ってトリガーを引く。
「ギャッ!?」
その短い悲鳴と共にゴブリンは地面へと沈んだ。その姿を見た後に周囲にまだいないか見渡して確認をする。
「・・・・・・クリア。もう大丈夫そうです!」
「紫音さん、お見事ですぅ!」
225さんは駆け寄りながらそう言って来た。
「あのゴブリン、銃を撃って来ました」
「ええ、恐らくこの群のリーダーだったんでしょう。こういったゴブリンは勢力が増すと強く賢くなりますから、早めに退治しておかないと後々困りますからねぇ」
255さんはそう言って銃を持ったゴブリンの死体に近づくと、銃を拾い状態の確認を始める。
「う~む・・・・・・この S&W M37(38スペシャル弾使用) は使えなくはなさそうですが、一応メンテナンスしてからジャンク品として売れそうですねぇ~。
持ってる弾の方は普通に使えそうなんでラッキーですぅ~!」
225さんはそう言いながら死体を漁った後に、両耳を削ぎ落として缶の中へ入れた。
「何をしているんですか?」
「討伐部位を獲っているだけですよぉ。ゴブリンの両耳が揃った状態であっし達の店に持って来れば、換金しますよぉ~。
因みに両耳揃って930円。片耳だけになると400円と大変安くなってしまいますよぉ~」
「あ、そうなんだ」
今後ゴブリンを倒したら、両耳を削いで持って来よう。あ! 後それ用の入れ物も買っておかないと。
「それと、倒した死体はちゃんと処理して下さいねぇ。ゾンビにはなりませんが臭いを嗅ぎつけた魔物が、ここに集まって来る可能性がありますからぁ~。
それと、紫音さんも死体処理手伝ってくださいよぉ~」
「あ、はい」
225さんの指示の元、ゴブリン達の死体を1箇所に集めてから火を付けて燃やした後にバッグから何かを取り出すとタイマー部分を回した。
「紫音さん、離れていて下さいねぇ~」
「あ、はい」
指示通りにゴブリンの巣から離れた瞬間に、225さんはそれをゴブリンの巣に投げ入れた後に走って僕のところまで来た。
「・・・・・・残り5秒。4、3、2、1、0!」
0と同時に凄まじいと思えるほど爆発音が聴こえて、荷台の壁が風船が破裂するような感じで破壊された。
「これでもう大丈夫ですねぇ~」
「う、うわぁ~・・・・・・」
ハリウッド映画さながらの爆破の光景に、ただただ唖然としていた。
もしかして225さんが投げ入れた物って爆弾? でも、手榴弾でもあんな威力はない筈だよね? あの爆弾にどれだけ火薬を詰めていたんだろう?
「さぁ紫音さん。ゴブリンの巣の処理も終わった事ですし、お仕事に戻りましょうかぁ!」
「あ・・・・・・・はい」
225さんが恐いと感じながらも、その後を追う紫音であった。
「225ちゃん、気をつけるんだよ」
「大丈夫! あっしは土竜の一員なので、そんじょそこらのチンピラにまけませんよぉ~!」
そう言って銃を構えた。
「キミも気をつけるんだよ。盗賊はともかく魔物はいつ何処で襲って来るのか予想出来ないからね」
「あ、はい」
「おーい! 開けてくれぇ!」
おおーっ!! と言う声が上から聞こえると、目の前に鎮座している頑丈そうな門が開いた。
「ほら、紫音さん。行きますよぉ~」
「あ、はい!」
225さんの後を追うようにして外に出たら、門がバタンッ!? と勢いよく閉まったのだ。
「う~んとぉ、地図によりますとぉ~・・・・・・向こうですねぇ~!」
地図を片手に指で行く方向を指し示す225さんを見て、ちょっと不安になったので聞いてみる事にした。
「あの、225さん」
「ん? なんですかぁ?」
「本当に行く先わかっているんですか?」
「さっきも説明しましたけど、大体の場所はわかっているだけですよぉ~!」
不機嫌そうな声でそう言って来るので、ちょっと怒らせちゃったかな? と反省をする。
「裏切り者の根城を見つける為に、この布が必要になるんですよぉ~!」
真空パックに入れられた服の切れ端を見せて来る。
「あ、なるほど」
「やっとご自身の役目を理解しましたかぁ~?」
「はい、理解しました」
要はアジトの近くまで来たら、僕の嗅覚で特定すればいいだけっぽい。ちゃんと僕の役目を説明して下さいよ。天野さぁ~ん!
「さぁ、ご自身の役目もわかったところで、出発しましょお~!」
「オ、オ~!」
不安を抱きつつ225さんに着いて行くと、微かにガサガサッといった音が前方から聞こえて来た。
「んん?」
「どうしたんですか紫音さぁ~ん?」
「向こう方から微かに、ガサガサッて物音が・・・・・・あ、また音がした!」
しかも今度はギャアギャアと言った鳴き声まで聞こえて来た。
「この鳴き声、もしかしたらゴブリンかもしれません」
ゴブリン。5歳児程度の身長で力もそんなにないので単体では大抵の人は倒せるが、集団で襲って来るのが彼らの基本でナイフや剣、増してや銃を持っている時があるので注意が必要。
それと知識があるゴブリンになると話をするらしく、人間と共に暮らしているゴブリンも実在する。因みに特殊な薬を使わない限り交配は不可らしい。
「えっ!? 嘘ぉ~・・・・・・この間駆除した筈なのにぃ。またあの場所に巣を作ったみたいですねぇ~」
「また?」
「ええ、近くに野良ゴブリン達が巣を作っているのがわかったんで、あっし達で駆除したんですよ。
でも生き残っていたヤツらがまた巣を作ったみたいですねぇ~。あの時に見て回ればよかったなぁ~」
後悔したようすで、肩を落としていた。
「えっとぉ・・・・・・今から駆除しますか?」
「状況を見てから判断しましょぉ」
念の為に離れた場所から音がした方を見てみると、ゴブリン3匹が路上に捨てられたゴミを漁っていたのだ。
「ゴブリンが3匹・・・・・・あ、あれ!」
道路の向かい側には、破棄された運送トラックのコンテナに木や角材などを詰めて作った巣があった。
「あの規模の巣だと、指折り数える程度しかいなさそうですねぇ! 大きくなる前に壊しちゃいましょうかぁ!
紫音さん、戦闘準備は?」
「何時でも行けます!」
「あっしがバックアップするので紫音さんは前に出て下さい! タイミングは紫音さんに任せます!」
「了解です!」
壁や車を伝いながらゴブリンとの距離を詰めて行くと、225さんはゴブリンを狙うのにいいポジションを見つけたようで、そこに身を隠してから手で全身してと合図を送ってくる。
首を縦に振ってから、またゴブリンとの距離を詰めて行く。
・・・・・・ここがいい位置かも。
多分自衛隊が作ったと思われる土嚢の裏に隠れると、H&K UMP45 を構えながら身体を半分出してから狙いを定める。
・・・・・・今だ!
1匹のゴブリンが顔を上げたのを見計らい、1発でその頭をブチ抜いた!
「ギッ!?」
「ギャギャッ!?」
向こうも仲間がやられたのがわかったのか、武器を持ち周囲を見渡すが225さんがその内の1匹を撃ち抜いて倒した。
「ギャアッ!?」
「ギャギャギャッ!?」
「グギャァッ!?」
銃声を聴き付けた仲間3匹が巣から出て来るので、そっちの方に素早く銃口を向けて撃つ。
「ギャッ!?」
「グギッ!?」
2匹は当てたが残り1匹がトラックの裏に隠れてしまった。その間に225さんがゴミを漁っていたゴブリンを撃って仕止める。
「グギャアアアアアアッ!!?」
残りの1匹が雄叫びを上げながら、何とリボルバー を乱射して来たのだ。
「ふえっ!?」
驚きつつもすぐに身を潜めるとすぐに銃声がピタリと止んだので、ホルスターにさしている スタームルガー レッドホーク を引き抜き構えると、素早く身体を出してゴブリンの頭を狙ってトリガーを引く。
「ギャッ!?」
その短い悲鳴と共にゴブリンは地面へと沈んだ。その姿を見た後に周囲にまだいないか見渡して確認をする。
「・・・・・・クリア。もう大丈夫そうです!」
「紫音さん、お見事ですぅ!」
225さんは駆け寄りながらそう言って来た。
「あのゴブリン、銃を撃って来ました」
「ええ、恐らくこの群のリーダーだったんでしょう。こういったゴブリンは勢力が増すと強く賢くなりますから、早めに退治しておかないと後々困りますからねぇ」
255さんはそう言って銃を持ったゴブリンの死体に近づくと、銃を拾い状態の確認を始める。
「う~む・・・・・・この S&W M37(38スペシャル弾使用) は使えなくはなさそうですが、一応メンテナンスしてからジャンク品として売れそうですねぇ~。
持ってる弾の方は普通に使えそうなんでラッキーですぅ~!」
225さんはそう言いながら死体を漁った後に、両耳を削ぎ落として缶の中へ入れた。
「何をしているんですか?」
「討伐部位を獲っているだけですよぉ。ゴブリンの両耳が揃った状態であっし達の店に持って来れば、換金しますよぉ~。
因みに両耳揃って930円。片耳だけになると400円と大変安くなってしまいますよぉ~」
「あ、そうなんだ」
今後ゴブリンを倒したら、両耳を削いで持って来よう。あ! 後それ用の入れ物も買っておかないと。
「それと、倒した死体はちゃんと処理して下さいねぇ。ゾンビにはなりませんが臭いを嗅ぎつけた魔物が、ここに集まって来る可能性がありますからぁ~。
それと、紫音さんも死体処理手伝ってくださいよぉ~」
「あ、はい」
225さんの指示の元、ゴブリン達の死体を1箇所に集めてから火を付けて燃やした後にバッグから何かを取り出すとタイマー部分を回した。
「紫音さん、離れていて下さいねぇ~」
「あ、はい」
指示通りにゴブリンの巣から離れた瞬間に、225さんはそれをゴブリンの巣に投げ入れた後に走って僕のところまで来た。
「・・・・・・残り5秒。4、3、2、1、0!」
0と同時に凄まじいと思えるほど爆発音が聴こえて、荷台の壁が風船が破裂するような感じで破壊された。
「これでもう大丈夫ですねぇ~」
「う、うわぁ~・・・・・・」
ハリウッド映画さながらの爆破の光景に、ただただ唖然としていた。
もしかして225さんが投げ入れた物って爆弾? でも、手榴弾でもあんな威力はない筈だよね? あの爆弾にどれだけ火薬を詰めていたんだろう?
「さぁ紫音さん。ゴブリンの巣の処理も終わった事ですし、お仕事に戻りましょうかぁ!」
「あ・・・・・・・はい」
225さんが恐いと感じながらも、その後を追う紫音であった。
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