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紫音とコニーの下校
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コニーさんはまだ教科書を持っていなかったので、僕のを見せたら周囲から睨まれて。更に一緒に昼食を取ったら他の学年の子からも睨まれた上に 別れろ。 とか 振られちまえ。 とか不吉な言葉が耳に入って来るほどだった。
僕は何も悪い事をしてないし、付き合ってもないんだけどなぁ・・・・・・。
肩身の狭い思いをしつつ無事に授業を終えて放課後になった。
「シオン、イッショに帰りましょう!」
コニーさんはそう言いながら僕の腕に抱き付いて来たので、ドキッとしてしまう。それと同時に周囲から殺意を感じる。
「コニーさん、帰り道は僕と同じでしたっけ?」
「トチュウまでは同じですけど、バス停でバスに乗り込みまぁ~す!」
あ、コニーさんは別の町からこの学校に来ているのかぁ。
「あのぉ、コニーさん」
「ん? 何でしょうかぁ?」
目の前から金髪のイケメンがやって来て、コニーさんに話掛けて来たのだ。
「キミの歓迎会をやろうと思っているんだけど、どうだい? みんなと一緒にカラオケに行かない?」
「oh! ゴメンなさい! 私はオネエちゃんのカイゴをしないといけないので、お付き合い出来ません」
ああそっか。サラさん身体が悪いから介護をしてあげた方が喜ぶよね。
「それに私ジシン、空いた時間はスナイパーの訓練に集中したいので、遊ぶ余裕がないと思いますよぉ~」
「えっ!? コニーさん、毎日スナイパー訓練をしているの?」
「はい! 日々のクンレンを怠ってしまうのは、よろしくありませんから」
コニーさんは生真面目なんだなぁ~。天野さん達も見習って欲しいよ。
「スナイパーの訓練って、どんな事をしているんですか?」
「毎日人型のターゲットを撃っていますよ! 頭はもちろん手やキョウブを撃ってますよ」
「そ、そうなんだぁ~」
「コッ、コニーさんって真面目なんだねぇ~」
クラスメイト達はコニーさんの話にドン引きしてしまっている。
「コニーさん、バスの時間もあるので、もう行った方がよろしいのではないでしょうか?」
「oh! 真奈美さんのイう通りですね! シオン、行きましょうかぁ!」
「あ、うん。真奈美さん、また後でね!」
「ええ、また後で会いましょう!」
真奈美さんとそう会話をしてから外へと出て、高校の敷地から出たらコニーさんが自身のポケットからスマホを取り出して、自身が愛用している SCAR-H を見せて来た。
「これが私のバトルライフルです!」
「これがコニーさんの SCAR-H」
コニーさんの使う FN SCAR-H はバレルが20インチも長くハンドガードもそれに合わせて長くしている上、ストックも精密射撃用に頬が当たるチークパッドや肩の付け根に当たるバックプレートも調整出来るようにしている。
更にはグリップもフィットしやすいようにトリガーチャンネル付きのラバータイプで、フロントレールにはスコープの他にアンダーマウントのアイアンサイトが付いていた。
「入念なカスタマイズがされている」
「しかもマズルはワンタッチでサプレッサーが付くスグレれものですよ!」
「バイポッドとかはどうしているの?」
「フダンは脚が下から飛び出るフォアグリップを使っていますよぉ。事と場合によってはバイポッドと取り替えています!」
確かそのフォアグリップの名前はバーティカルフォアグリップって名前だった気がする。
「逆に S&W M&P9 の方は、サプレッサーを付けられるようにしただけで、アトは何もカスタマイズされてません」
まぁコニーさんのメインは遠距離射撃だから、M&P9の方はバックアップ程度しか思ってないと思う。
「シオンのバアイは私と違いますよね?」
「違う? メインで使っている銃の事?」
「NO 私のようにメインをカスタマイズするのではなく、セカンダリーの方をカスタマイズされてますね」
あれ? コニーさんに M&P R8 を見せたっけ?
「確か初めて会ったあの日は UMP45 しか見ていなかった筈ですが?」
「クドウに話を聞いたんですよ」
工藤さん、コニーさんに話したんだ。じゃあもしかして、土竜さん達の事も話したのかな?
「あ、ここでお別れですね」
「えっ!? あ!」
銃の話をしている内に、もうバス停に着いてしまったのだ。
「それじゃあシオンくん、明日もよろしくね!」
「うん、よろしくね。ッ!?」
何と言葉の途中でコニーさんが頬にキスして来た後、笑顔ままバスに乗って行ってしまった。
「・・・・・・ハッ!?」
僕も帰らなきゃ。
そう思った後に事務所に向かって歩き出して帰って来た。
「ただいま」
「お帰りシオンくん。サラさんがコニーくんの事を心配していたけど、どうだった? 大丈夫だった?」
「あ、はい。クラスメイトと馴染めそうな感じなので、心配いらないと思いますよ」
「そう、ならよかった」
リュークさんはそう言うと台所の方へと向かう。そして入れ替わるようにしてリトアさんが僕の元へとやって来た。
「シオンくん、今日もバイトがあるのよね?」
「あ、はい。着替えてから真理亜さんのところへ行来ます」
僕はそう言いながら玄関から上がったらリトアさんが僕の尻尾を握って来たので、僕は尻尾を握っている本人をジト目で見つめる。
「・・・・・・リトアさん?」
「ゴメンねシオンくん、ちょっとの間だけ癒して貰うわ」
「ハァ~・・・・・・好きにして下さい」
僕がそう言うと蔓延な笑みで尻尾を頬ずりし続ける。
「部屋に行きますよ」
「もうちょっとだけ待って」
待ってって言われても、真理亜さんを待たせる訳にはいかないんだけどなぁ。仕方ない。
「歩きますよ」
「はぁ~い!」
僕の尻尾を堪能しているリトアさんと共に自室へと向かった。
「いやぁ~ん! シオンくん私をこんなところに連れ込んで、お姉さんにいけない事をするつもりねぇ~!」
「いや、そんな事はしないだろう」
天野さんが出入口からツッコミを入れた。
「ムゥ~、何をしに来たのよ。アマノ?」
ちょっと不機嫌そうな顔をさせながら、天野さんにそう言うリトアさん。
「明日の午後5時にまた閉鎖区域へ行く事になったから、その事を真理亜に言っておけよ」
「今度の仕事は何ですか?」
「またあのサイボーグの戦闘データ収集だ。もちろん今回も昨日のような仕事だ」
あ、またサイボーグと研究員達の護衛ですか。
「また散歩するの?」
「散歩じゃなく護衛だ」
「何もしてなかったんだから、散歩と同じよ」
サイボーグの護衛任務に不満があるのか、着替えている途中の僕に抱き付きながら頬を膨らませている。
「ねぇ天野、魔物の討伐を受けてよ。そんな仕事ばっか受けてたら腕が鈍っちゃうわ」
「ああ~、護衛任務が無事に終わったら考えてやる。それよりも紫音の邪魔をしてやんなよ」
「はぁ~い」
リトアさんはそう返事をすると天野さんと共に僕の部屋から出て行くのを見送った後、時間も押しているので手早く着替えてから玄関へと向かう。
「行って来ます!」
「紫音、俺がさっき言った事を真理亜にちゃんと伝えるんだぞっ!」
「わかりました!」
そう返事をしてから真理亜さんのスナックへと向かった。
「こんにちわぁ、真理亜さん!」
「こんにちわ紫音ちゃぁん! 今日は遅かったわねぇ~!」
「ええ、天野さんから明日も仕事があると言われました。なので真理亜さん、申し訳ないのですが明日は来れそうにないです」
「あらぁ~、そう? それなら仕方がないわねぇ~」
真理亜はそう言うと、カレンダーに 紫音休み 書いたのだ。
「何だ紫音くん、明日仕事なのかい?」
「・・・・・・え?」
ちょっとチャラそうな格好をした見知らぬ男性が僕に話し掛けて来た。
この声、何処かで聞いた事があるようなぁ~、それにこの臭いは・・・・・・もしかして!?
「188さん、なんですか?」
「あれあれ? ちょっと前に会ったのに、俺の事を忘れちゃったのか?」
「いやいや、忘れていませんよ! 普段着の状態で会ったのが今日が初めてなので、見分けが付きませんでした!」
「ああ~、そうだったな。普段着で会うのは初めてだったな」
188さんはそう言った後に、ロック割りのバーボンを口に付けた。
「ところで紫音くん、キミに聞きたい事があるんだけどいいかな?」
「あ、はい。何が聞きたいんですか?」
「羽田空港で保管されているサイボーグについて、知っている事を教えてくれないか? もちろん、今度お店に来た時に、純正の弾を2割引で売るサービスをしてあげるよ」
188さんにサイボーグの事を話すだけで純正の弾を2割引サービス。相変わらず太っ腹ですね!
「あ、はい。答えられる範囲でならお答えします」
「ん、それじゃあラボとか様子から話して」
「はい!」
こうして188さんにサイボーグの事を話したのだった。
僕は何も悪い事をしてないし、付き合ってもないんだけどなぁ・・・・・・。
肩身の狭い思いをしつつ無事に授業を終えて放課後になった。
「シオン、イッショに帰りましょう!」
コニーさんはそう言いながら僕の腕に抱き付いて来たので、ドキッとしてしまう。それと同時に周囲から殺意を感じる。
「コニーさん、帰り道は僕と同じでしたっけ?」
「トチュウまでは同じですけど、バス停でバスに乗り込みまぁ~す!」
あ、コニーさんは別の町からこの学校に来ているのかぁ。
「あのぉ、コニーさん」
「ん? 何でしょうかぁ?」
目の前から金髪のイケメンがやって来て、コニーさんに話掛けて来たのだ。
「キミの歓迎会をやろうと思っているんだけど、どうだい? みんなと一緒にカラオケに行かない?」
「oh! ゴメンなさい! 私はオネエちゃんのカイゴをしないといけないので、お付き合い出来ません」
ああそっか。サラさん身体が悪いから介護をしてあげた方が喜ぶよね。
「それに私ジシン、空いた時間はスナイパーの訓練に集中したいので、遊ぶ余裕がないと思いますよぉ~」
「えっ!? コニーさん、毎日スナイパー訓練をしているの?」
「はい! 日々のクンレンを怠ってしまうのは、よろしくありませんから」
コニーさんは生真面目なんだなぁ~。天野さん達も見習って欲しいよ。
「スナイパーの訓練って、どんな事をしているんですか?」
「毎日人型のターゲットを撃っていますよ! 頭はもちろん手やキョウブを撃ってますよ」
「そ、そうなんだぁ~」
「コッ、コニーさんって真面目なんだねぇ~」
クラスメイト達はコニーさんの話にドン引きしてしまっている。
「コニーさん、バスの時間もあるので、もう行った方がよろしいのではないでしょうか?」
「oh! 真奈美さんのイう通りですね! シオン、行きましょうかぁ!」
「あ、うん。真奈美さん、また後でね!」
「ええ、また後で会いましょう!」
真奈美さんとそう会話をしてから外へと出て、高校の敷地から出たらコニーさんが自身のポケットからスマホを取り出して、自身が愛用している SCAR-H を見せて来た。
「これが私のバトルライフルです!」
「これがコニーさんの SCAR-H」
コニーさんの使う FN SCAR-H はバレルが20インチも長くハンドガードもそれに合わせて長くしている上、ストックも精密射撃用に頬が当たるチークパッドや肩の付け根に当たるバックプレートも調整出来るようにしている。
更にはグリップもフィットしやすいようにトリガーチャンネル付きのラバータイプで、フロントレールにはスコープの他にアンダーマウントのアイアンサイトが付いていた。
「入念なカスタマイズがされている」
「しかもマズルはワンタッチでサプレッサーが付くスグレれものですよ!」
「バイポッドとかはどうしているの?」
「フダンは脚が下から飛び出るフォアグリップを使っていますよぉ。事と場合によってはバイポッドと取り替えています!」
確かそのフォアグリップの名前はバーティカルフォアグリップって名前だった気がする。
「逆に S&W M&P9 の方は、サプレッサーを付けられるようにしただけで、アトは何もカスタマイズされてません」
まぁコニーさんのメインは遠距離射撃だから、M&P9の方はバックアップ程度しか思ってないと思う。
「シオンのバアイは私と違いますよね?」
「違う? メインで使っている銃の事?」
「NO 私のようにメインをカスタマイズするのではなく、セカンダリーの方をカスタマイズされてますね」
あれ? コニーさんに M&P R8 を見せたっけ?
「確か初めて会ったあの日は UMP45 しか見ていなかった筈ですが?」
「クドウに話を聞いたんですよ」
工藤さん、コニーさんに話したんだ。じゃあもしかして、土竜さん達の事も話したのかな?
「あ、ここでお別れですね」
「えっ!? あ!」
銃の話をしている内に、もうバス停に着いてしまったのだ。
「それじゃあシオンくん、明日もよろしくね!」
「うん、よろしくね。ッ!?」
何と言葉の途中でコニーさんが頬にキスして来た後、笑顔ままバスに乗って行ってしまった。
「・・・・・・ハッ!?」
僕も帰らなきゃ。
そう思った後に事務所に向かって歩き出して帰って来た。
「ただいま」
「お帰りシオンくん。サラさんがコニーくんの事を心配していたけど、どうだった? 大丈夫だった?」
「あ、はい。クラスメイトと馴染めそうな感じなので、心配いらないと思いますよ」
「そう、ならよかった」
リュークさんはそう言うと台所の方へと向かう。そして入れ替わるようにしてリトアさんが僕の元へとやって来た。
「シオンくん、今日もバイトがあるのよね?」
「あ、はい。着替えてから真理亜さんのところへ行来ます」
僕はそう言いながら玄関から上がったらリトアさんが僕の尻尾を握って来たので、僕は尻尾を握っている本人をジト目で見つめる。
「・・・・・・リトアさん?」
「ゴメンねシオンくん、ちょっとの間だけ癒して貰うわ」
「ハァ~・・・・・・好きにして下さい」
僕がそう言うと蔓延な笑みで尻尾を頬ずりし続ける。
「部屋に行きますよ」
「もうちょっとだけ待って」
待ってって言われても、真理亜さんを待たせる訳にはいかないんだけどなぁ。仕方ない。
「歩きますよ」
「はぁ~い!」
僕の尻尾を堪能しているリトアさんと共に自室へと向かった。
「いやぁ~ん! シオンくん私をこんなところに連れ込んで、お姉さんにいけない事をするつもりねぇ~!」
「いや、そんな事はしないだろう」
天野さんが出入口からツッコミを入れた。
「ムゥ~、何をしに来たのよ。アマノ?」
ちょっと不機嫌そうな顔をさせながら、天野さんにそう言うリトアさん。
「明日の午後5時にまた閉鎖区域へ行く事になったから、その事を真理亜に言っておけよ」
「今度の仕事は何ですか?」
「またあのサイボーグの戦闘データ収集だ。もちろん今回も昨日のような仕事だ」
あ、またサイボーグと研究員達の護衛ですか。
「また散歩するの?」
「散歩じゃなく護衛だ」
「何もしてなかったんだから、散歩と同じよ」
サイボーグの護衛任務に不満があるのか、着替えている途中の僕に抱き付きながら頬を膨らませている。
「ねぇ天野、魔物の討伐を受けてよ。そんな仕事ばっか受けてたら腕が鈍っちゃうわ」
「ああ~、護衛任務が無事に終わったら考えてやる。それよりも紫音の邪魔をしてやんなよ」
「はぁ~い」
リトアさんはそう返事をすると天野さんと共に僕の部屋から出て行くのを見送った後、時間も押しているので手早く着替えてから玄関へと向かう。
「行って来ます!」
「紫音、俺がさっき言った事を真理亜にちゃんと伝えるんだぞっ!」
「わかりました!」
そう返事をしてから真理亜さんのスナックへと向かった。
「こんにちわぁ、真理亜さん!」
「こんにちわ紫音ちゃぁん! 今日は遅かったわねぇ~!」
「ええ、天野さんから明日も仕事があると言われました。なので真理亜さん、申し訳ないのですが明日は来れそうにないです」
「あらぁ~、そう? それなら仕方がないわねぇ~」
真理亜はそう言うと、カレンダーに 紫音休み 書いたのだ。
「何だ紫音くん、明日仕事なのかい?」
「・・・・・・え?」
ちょっとチャラそうな格好をした見知らぬ男性が僕に話し掛けて来た。
この声、何処かで聞いた事があるようなぁ~、それにこの臭いは・・・・・・もしかして!?
「188さん、なんですか?」
「あれあれ? ちょっと前に会ったのに、俺の事を忘れちゃったのか?」
「いやいや、忘れていませんよ! 普段着の状態で会ったのが今日が初めてなので、見分けが付きませんでした!」
「ああ~、そうだったな。普段着で会うのは初めてだったな」
188さんはそう言った後に、ロック割りのバーボンを口に付けた。
「ところで紫音くん、キミに聞きたい事があるんだけどいいかな?」
「あ、はい。何が聞きたいんですか?」
「羽田空港で保管されているサイボーグについて、知っている事を教えてくれないか? もちろん、今度お店に来た時に、純正の弾を2割引で売るサービスをしてあげるよ」
188さんにサイボーグの事を話すだけで純正の弾を2割引サービス。相変わらず太っ腹ですね!
「あ、はい。答えられる範囲でならお答えします」
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