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話し合う紫音と心配そうな舞
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まさか入浜警察予備高校から依頼が来るなんて・・・・・・。
「ちょっと待ちなさいよぉ~!」
「どうしたんだ、真理亜?」
「どうしたもこうしたも無いわよぉ~! 今日真奈美ちゃぁん達がその高校の実演を見たのは知ってるわよね?」
「ああ、知っている」
「何でさっき実演した高校がPMCに依頼するのよぉ~? しかも紫音ちゃぁんどころか、コニーちゃぁんも指名に入っているしぃ~!」
真理亜さんがそう言うのもわかる。さっき実演した人達が何で僕達を指名依頼するのか、理由がわからない。
「さぁな」
「さぁな。って・・・・・・天野ちゃぁん、適当過ぎないかしらぁ?」
「俺達はそこまで話して貰っていないから、詳しい事はわからない。ただ、実習として俺達が指導するぐらいしか聞いてない」
う~ん、天野さん面倒そうな顔をさせてないから、嘘は言ってなさそう。
「シオンくん、コニーちゃん。アナタ達に聞きたい事があるんだけど、正直に答えて欲しいの」
「ん? 何ですか?」
「アナタ達から見て、彼らの実力はどう感じた?」
「彼らの実力ですか・・・・・・」
どう答えるべきか考えていると、コニーさんの方が啖呵を切ったように話し始めた。
「全然ダメダメです!」
「何処がどう言う風に?」
「先ず構えて狙いを定めるまでのジカンが遅い! 自分の役割をリカイしていないのか、立ち位置に困っている人がいた!
そしてゼンタイ的に動きがぎこちなく、その為か行動が遅くなってる! 後は・・・・・・」
「もうわかったわ。色々と修正点が多いって事ね。シオンくんの方はどう思った?」
「コニーと同じようなところも気になりましたが、僕は他の面でも気になったところがあります」
「他のところ? どんなところ?」
「彼らに遊び感覚があると感じました」
「遊び感覚?」
リトアさんは首を捻って悩むのに対して、天野さんは真剣な眼差しで僕の顔を見つめて来る。
「上手くは言えないですけど、真剣にやっているのはわかるんですよ。でも何かこう・・・・・・」
「いや、充分だ紫音」
天野さんはそう言うと煙草を取り出した。
「兎にも角にも来週の土曜日に指導をするから、2人共予定を空けておけよ」
「わかりました」
「OK! 私がみっちりシドウしまぁ~す!」
「相手が泣かない程度にな」
天野さんはそう言うと席に座った。
「麦茶をくれ」
「あら? お酒じゃないのぉ~?」
「生憎俺は運転手だからな。酒を飲めないんだ」
「そうなの。ちょっと待っててねぇ~」
運転手? って事は。
「天野さん、もしかして車でここにやって来たんですか?」
「ああそうだ。だから今回はアルコール類を飲めない。それに・・・・・・」
「それに?」
「コイツが飲みたそうにしているからな」
隣にいるリトアさんが、キラキラした目で真理亜さんの顔を見つめている。
「リトアちゃぁんは何が飲みたいのかしらぁ~?」
「ビール!」
「ビールねぇ。ちょっと待っててねぇ~」
呆れた顔をさせながら、返事をする真理亜さん。
「でも、何でPMCに依頼したんですかね?」
「さっきも話した通り、俺達には理由がわからん。工藤かサラに聞けばわかる筈だ」
「羽田空港に向かわないと、聞けないじゃないですか」
「そうだな。行く事があったら聞いてみるといい」
「はぁ~い、緑茶とビールお待ちどうさまぁ~」
真理亜さんはそう言って、頼まれたものをカウンターに置いた。
「どうも」
「頂きます!」
2人共そう言って飲み始めたのだが、リトアさんの方がグビグビとビールを飲んでいるので大丈夫なのか? と心配になってしまう。
「紫音、コニー。お前達に言っておく事がある。よく聞け」
「ハイ!」
「何でしょうか?」
「土曜日の件だが・・・・・・」
天野さんの言葉を聞いた僕達は、驚いた表情で天野さんを見つめていた。
時間を少し遡って入浜警察予備高校。
「ねぇ、舞ちゃん。紫音があの高校にいたね」
「・・・・・・うん」
シィくんがあの高校に通っていたなんて知らなかった・・・・・・いや、私自身知ろうとしなかったんだ。
「しかもLI◯Eを無視した挙句、謝りに来ないなんて酷くない?」
「彼には彼の事情があったから、連絡をしなかったんじゃないのか?」
「事情がどうであれ、連絡を寄こさないのは悪い!」
私の為に怒ってくれている香奈ちゃんだけど、周りの注目を浴びているから落ち着いて欲しい。
「落ち着けよ日野谷。今ガミガミ言ったって意味がないだろう?」
「落ち着いていられないわよ! 私の親友をこんなに困らせておいて!」
「じゃあ、またあの高校に行って、紫音ってヤツを呼び出すか?」
「そうね。場所がわかってるんだから、行って説教をしてやりましょう!」
「落ち着いて、そんな事をしたら先生達に怒られちゃうよ!」
現に下谷先生も、彼と関わるのは止めておけ。と言って来ているのだから、素直に従った方がいいと思う。
「でもよぉ、あのなのが本当にPMCなのか?」
「どう言う意味なんだ瀧口?」
「いやだって・・・・・・身体が華奢だし、表情も気弱そうな感じもするからさぁ。何か本当にPMCをやってんのか怪しく思うんだよなぁ」
「でもお前も見てただろ? 彼が装備品を身に付けて銃を持っていたところを」
「確かに見ていたけど・・・・・・」
「なら、本物のPMCで間違いないだろう」
「・・・・・・う~ん。下手したら、俺達の方が上手いかもな」
「また調子に乗ってる」
加奈子はそう言いながら呆れた表情をさせるが、舞は俯いていた。
シィくん、あの時私達の事を真剣な眼差しで見つめていたよね。もしかしたら、私達の実力を評価していたのかな? それに奥にいた金髪の女の子は、苛々した様子で見ていたけどぉ~・・・・・・。
「どうしたんだ、舞」
「え? な、何でもないよ!」
「そう、何か気になる事があったら気軽に言って」
「うん、ありがとう。龍平くん」
やっぱり龍平くんは頼りになるなぁ~。
「みんな席に着け、ホームルームを始めるぞ!」
担任の下谷先生がそう言って教壇に立つが、何故か疲れた様子を見せていた。
「先生、顔色が優れない様子ですけど、何かあったんですか?」
「ああ、ちょっと・・・・・・な」
こんなに歯切れの悪い先生は初めて見た。先生が悩むほどの事があったのかな?
「それよりもだ! 今度の土曜日に羽田空港にあるPMC協会に技術指南をして貰う事になった。無論、その時に羽田空港へと向かう」
「「「「ッ!?」」」」
つまり、シィくんが所属しているところに行くって事だよね。
「それでお前達にはいくつかの約束を守って貰いたい。1つ目はトラブルを起こさない事。2つ目はPMCの指示に従う事。3つ目はこの高校で教えている通り、銃の扱いには気を付けるだ。
ここまでで何か質問のある人はいるか?」
「はい、先生!」
「何だ瀧口?」
「糸風の幼馴染みの紫音ってヤツも、来るんですか?」
「指南役の1人として来る予定だ」
下谷先生がそう言った瞬間、クラスがざわつき始めた。
「静かに! 質問以外は黙っていろ! ホームルームが終わらないからなっ!」
下谷先生がそう言うと、声がピタリと止むが宇野元くんが手を上げた。
「何だ宇野元。質問か?」
「はい」
「言ってみろ」
「俺らとそのシオンってヤツと、どっちが実力が上なんだ?」
その言葉を聞いた瞬間、下谷先生の眉間に皺が出来た。
「実戦的な意味か? それとも訓練での意味か?」
「両方です」
「つまり総合的な意味だな・・・・・・ハッキリ答えよう。大園の方が上回っている」
「この俺よりも?」
「ああ、お前よりもだ。他に質問はあるか?」
下谷先生はそう聞くが誰も手を上げない。
「ないならこれでホームルームを終わる。日直、挨拶を!」
「はい、起立、礼。ありがとうございました!」
『ありがとうございました』
こうして、それぞれの実演の日を終えたのであった。
「ちょっと待ちなさいよぉ~!」
「どうしたんだ、真理亜?」
「どうしたもこうしたも無いわよぉ~! 今日真奈美ちゃぁん達がその高校の実演を見たのは知ってるわよね?」
「ああ、知っている」
「何でさっき実演した高校がPMCに依頼するのよぉ~? しかも紫音ちゃぁんどころか、コニーちゃぁんも指名に入っているしぃ~!」
真理亜さんがそう言うのもわかる。さっき実演した人達が何で僕達を指名依頼するのか、理由がわからない。
「さぁな」
「さぁな。って・・・・・・天野ちゃぁん、適当過ぎないかしらぁ?」
「俺達はそこまで話して貰っていないから、詳しい事はわからない。ただ、実習として俺達が指導するぐらいしか聞いてない」
う~ん、天野さん面倒そうな顔をさせてないから、嘘は言ってなさそう。
「シオンくん、コニーちゃん。アナタ達に聞きたい事があるんだけど、正直に答えて欲しいの」
「ん? 何ですか?」
「アナタ達から見て、彼らの実力はどう感じた?」
「彼らの実力ですか・・・・・・」
どう答えるべきか考えていると、コニーさんの方が啖呵を切ったように話し始めた。
「全然ダメダメです!」
「何処がどう言う風に?」
「先ず構えて狙いを定めるまでのジカンが遅い! 自分の役割をリカイしていないのか、立ち位置に困っている人がいた!
そしてゼンタイ的に動きがぎこちなく、その為か行動が遅くなってる! 後は・・・・・・」
「もうわかったわ。色々と修正点が多いって事ね。シオンくんの方はどう思った?」
「コニーと同じようなところも気になりましたが、僕は他の面でも気になったところがあります」
「他のところ? どんなところ?」
「彼らに遊び感覚があると感じました」
「遊び感覚?」
リトアさんは首を捻って悩むのに対して、天野さんは真剣な眼差しで僕の顔を見つめて来る。
「上手くは言えないですけど、真剣にやっているのはわかるんですよ。でも何かこう・・・・・・」
「いや、充分だ紫音」
天野さんはそう言うと煙草を取り出した。
「兎にも角にも来週の土曜日に指導をするから、2人共予定を空けておけよ」
「わかりました」
「OK! 私がみっちりシドウしまぁ~す!」
「相手が泣かない程度にな」
天野さんはそう言うと席に座った。
「麦茶をくれ」
「あら? お酒じゃないのぉ~?」
「生憎俺は運転手だからな。酒を飲めないんだ」
「そうなの。ちょっと待っててねぇ~」
運転手? って事は。
「天野さん、もしかして車でここにやって来たんですか?」
「ああそうだ。だから今回はアルコール類を飲めない。それに・・・・・・」
「それに?」
「コイツが飲みたそうにしているからな」
隣にいるリトアさんが、キラキラした目で真理亜さんの顔を見つめている。
「リトアちゃぁんは何が飲みたいのかしらぁ~?」
「ビール!」
「ビールねぇ。ちょっと待っててねぇ~」
呆れた顔をさせながら、返事をする真理亜さん。
「でも、何でPMCに依頼したんですかね?」
「さっきも話した通り、俺達には理由がわからん。工藤かサラに聞けばわかる筈だ」
「羽田空港に向かわないと、聞けないじゃないですか」
「そうだな。行く事があったら聞いてみるといい」
「はぁ~い、緑茶とビールお待ちどうさまぁ~」
真理亜さんはそう言って、頼まれたものをカウンターに置いた。
「どうも」
「頂きます!」
2人共そう言って飲み始めたのだが、リトアさんの方がグビグビとビールを飲んでいるので大丈夫なのか? と心配になってしまう。
「紫音、コニー。お前達に言っておく事がある。よく聞け」
「ハイ!」
「何でしょうか?」
「土曜日の件だが・・・・・・」
天野さんの言葉を聞いた僕達は、驚いた表情で天野さんを見つめていた。
時間を少し遡って入浜警察予備高校。
「ねぇ、舞ちゃん。紫音があの高校にいたね」
「・・・・・・うん」
シィくんがあの高校に通っていたなんて知らなかった・・・・・・いや、私自身知ろうとしなかったんだ。
「しかもLI◯Eを無視した挙句、謝りに来ないなんて酷くない?」
「彼には彼の事情があったから、連絡をしなかったんじゃないのか?」
「事情がどうであれ、連絡を寄こさないのは悪い!」
私の為に怒ってくれている香奈ちゃんだけど、周りの注目を浴びているから落ち着いて欲しい。
「落ち着けよ日野谷。今ガミガミ言ったって意味がないだろう?」
「落ち着いていられないわよ! 私の親友をこんなに困らせておいて!」
「じゃあ、またあの高校に行って、紫音ってヤツを呼び出すか?」
「そうね。場所がわかってるんだから、行って説教をしてやりましょう!」
「落ち着いて、そんな事をしたら先生達に怒られちゃうよ!」
現に下谷先生も、彼と関わるのは止めておけ。と言って来ているのだから、素直に従った方がいいと思う。
「でもよぉ、あのなのが本当にPMCなのか?」
「どう言う意味なんだ瀧口?」
「いやだって・・・・・・身体が華奢だし、表情も気弱そうな感じもするからさぁ。何か本当にPMCをやってんのか怪しく思うんだよなぁ」
「でもお前も見てただろ? 彼が装備品を身に付けて銃を持っていたところを」
「確かに見ていたけど・・・・・・」
「なら、本物のPMCで間違いないだろう」
「・・・・・・う~ん。下手したら、俺達の方が上手いかもな」
「また調子に乗ってる」
加奈子はそう言いながら呆れた表情をさせるが、舞は俯いていた。
シィくん、あの時私達の事を真剣な眼差しで見つめていたよね。もしかしたら、私達の実力を評価していたのかな? それに奥にいた金髪の女の子は、苛々した様子で見ていたけどぉ~・・・・・・。
「どうしたんだ、舞」
「え? な、何でもないよ!」
「そう、何か気になる事があったら気軽に言って」
「うん、ありがとう。龍平くん」
やっぱり龍平くんは頼りになるなぁ~。
「みんな席に着け、ホームルームを始めるぞ!」
担任の下谷先生がそう言って教壇に立つが、何故か疲れた様子を見せていた。
「先生、顔色が優れない様子ですけど、何かあったんですか?」
「ああ、ちょっと・・・・・・な」
こんなに歯切れの悪い先生は初めて見た。先生が悩むほどの事があったのかな?
「それよりもだ! 今度の土曜日に羽田空港にあるPMC協会に技術指南をして貰う事になった。無論、その時に羽田空港へと向かう」
「「「「ッ!?」」」」
つまり、シィくんが所属しているところに行くって事だよね。
「それでお前達にはいくつかの約束を守って貰いたい。1つ目はトラブルを起こさない事。2つ目はPMCの指示に従う事。3つ目はこの高校で教えている通り、銃の扱いには気を付けるだ。
ここまでで何か質問のある人はいるか?」
「はい、先生!」
「何だ瀧口?」
「糸風の幼馴染みの紫音ってヤツも、来るんですか?」
「指南役の1人として来る予定だ」
下谷先生がそう言った瞬間、クラスがざわつき始めた。
「静かに! 質問以外は黙っていろ! ホームルームが終わらないからなっ!」
下谷先生がそう言うと、声がピタリと止むが宇野元くんが手を上げた。
「何だ宇野元。質問か?」
「はい」
「言ってみろ」
「俺らとそのシオンってヤツと、どっちが実力が上なんだ?」
その言葉を聞いた瞬間、下谷先生の眉間に皺が出来た。
「実戦的な意味か? それとも訓練での意味か?」
「両方です」
「つまり総合的な意味だな・・・・・・ハッキリ答えよう。大園の方が上回っている」
「この俺よりも?」
「ああ、お前よりもだ。他に質問はあるか?」
下谷先生はそう聞くが誰も手を上げない。
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