10 / 111
第10話 いざ、学園・・・・・・えっ!?
しおりを挟む
「ん、んん・・・・・・」
スマホのアラームを止めて、身体を起こす。
「今のは? 夢なんだよな?」
でも、夢にしては妙にリアルだった気がする。 と思っていたら、リタが目の前に出て来た。
「おはよう、ってどうしたのよ?」
「いや、そのぉ・・・・・・妙な夢を見てた」
「妙な夢?」
「ああ、うん。前に話した校長とその息子が、例のテストのすり替えでケンカをしていた」
リタは夢の話しに興味を持ったのか、顔の前まで来た。
「フゥ~ン、で?」
「言い争いをした後に、息子の方がどっかに行って、校長の方がが動揺しながらソファーに座って煙草を吸っていたな」
「なるほどね」
リタはそう言うと目を瞑ってから、ゆっくりと開くのだが目の色が明かに変わっていた。
「ん~~~・・・・・・ん? 変わったところはなさそう」
「えぇ~、ないの? 例えばさ、実はユニークスキルが2つありました的なことが」
「ない」
即答された。
「そもそもユニークスキルってのは1つしか得られないのよ。2つも持っている人なんて聞いたことないの」
「そうなのかぁ」
そうだったら、あの夢はただの夢だったんだな。
「ハァ~・・・・・・夢ならもっとマシなのを見たかったなぁ」
「それよりも、朝ご飯を用意しないの?」
「ああ、そうだった! 着替えるから出てってくれるか?」
「わかったわ! あ、そうそう。まだ正式な学生じゃないから、服装は普段着で大丈夫って言ってたわよ」
「あ、そう。わかった」
回転寿司屋で食べているときも、運動もするって言ってたからな。一応ジャージと体操着も持って行こう。
リタが部屋を出て行ったのを確認してから普段着に着替え、引き出しから予備の体操着とジャージを取り出してバックに詰めると、あっ!? と忘れていたことを思い出す。
そう言えば、俺が使っていたロッカーの中身をそのままにしていたな。中に入っている私物を回収出来るかなぁ?
「・・・・・・今そんなこと気にしていても仕方がないか。おーい、準備出来たぞ!」
あれ? 返事がない。どうしたんだ?
ドアを開き廊下を見てみたのだが、リタが何処にもいなかった。
どっかに行ったのか?
「リタァ! 何処に行ったんだぁ!?」
「リビングにいるから、こっちに来てぇ!」
何だ、リビングの方に行ったのか。
そう思った後にリビングへ向かうと、何と姉さんとリタがキッチンに立っていたのだ。
「おはよう洸夜」
「おはよう姉さん、早いね」
この家に一緒に暮らしていたときは、休日はだらしなく過ごしていたのに。
「まぁね、社会人になってから早起きが習慣になったのよ」
「本当かなぁ?」
実は弟にいいところを見せたいだけなのかもしれない。
「その顔信じてないわねぇ。まぁいいわ、起きたのなら朝食の手伝いをお願いしてもいいかしら?」
ゆっくりしていていいよ。って言ってくれると思ってた。
「いいよ、何をすればいい?」
「サラダ作るから、レタスを洗って」
「わかった」
冷蔵庫からレタスを取り出して、水を掛けながら洗い始める。
「ねぇ、それって魔法で水を出しているんじゃないのよね?」
「ん、ああそうだよ。水圧を利用して出しているんだ。このレバーを上下に動かせば水量を調節出来るぞ」
レバーを上下させて見せるとリタは驚いていた。
「もしかして、向こうの世界って魔法で水を出すのか?」
「そうよ。それ用の魔道具があるの。魔力で水量を調節出来るんだけどぉ、慣れが必要なの。製作者によって、操作がシビアだったり多く入れなきゃ作動しない物があるから、同じ魔道具でも選ばなきゃいけないのよ」
ピンキリがあるみたいだな。
「魔石の交換もしなくちゃいけないから、 費用が掛かるから魔道具いらないです。 って言う人もいるのよ」
「そうなんだ。こっちも壊れるときがあるから、そのときに修理を依頼するか新しい物を買うかのになるな。あまりに古過ぎたら修理出来ないって言われて新品を勧めて来るんだ」
その喋っている間にも、千切ったレタスを皿に盛り付けていく。
「リタも食べていくか?」
「あら、いいの?」
「1人増えたところで量は変わらないから、食べて行っても構わないぞ」
「そう、ならご一緒させて貰おうかしら」
そう言うとテーブルがある方へ飛び、テーブルの上に座る。
「こっちは用意出来た。姉さんの方は?」
「こっちも出来たわよ」
お皿に乗ったベーコンと玉子焼きを持っていた。
「リタちゃんの分は私と洸夜の分から出しましょう」
まぁ、リタの身長を考えると一人前食べ切るのは難しいよな。
「そうしようか」
食器棚から皿を1枚を取り出して、サラダと一緒にテーブルに置く。
「リタ、俺のところから分けてあげるから、自分が食べきれる量を教えてくれ」
「え、いいの?」
「パンとかあるから大丈夫だ」
「そう、じゃあお言葉に甘えて」
彼女はそう言うと、箸の片方だけを持って目玉焼きの一部を切り取った。
「これぐらいあれば充分よ」
「ウィンナーとかはいらないのか?」
流石に目玉焼きの切れ端だけじゃ、栄養バランスが悪いだろう。
「それも貰ってもいいの?」
「構わないぞ」
てか、妖精が肉類を食べても大丈夫なんだ。種族的に無理と思っていた。
そうやり取りをしている最中に、姉さんがリタの皿にウィンナーの切れ端を置いた。
「これぐらいあれば充分かしら?」
「ええ、充分よ」
彼女は姉さんにそう言うと、リタは目を瞑ってお辞儀をした。多分これが日本で言うところの、頂きます。なんだろうな。
「サラダの方は手で千切って食べてね。それじゃあ、頂きます」
「頂きます」
俺達もそう言ってから、朝食を食べた。食べている途中でリタが、 この目玉焼き、美味しいわ! 野菜も水々しくて甘い! と絶賛してくれた。
食べ終わった皿は水に漬けておいて、サラダは余ったのでラップをかけて冷蔵庫の中へ入れた。
家の戸締りをしようとしたが、姉さんがやってくれるそうなので任せることにした。
「さてと、ちょっと早いけど行きますか」
時間を見てみれば8時20分なので、ちょうどいい時間だと思う。
「そうね。行きましょうか」
リタは俺の肩に乗った。
「あ、洸夜」
「ん、どうしたの姉さん」
「行ってらっしゃい。また退学にならないように、気を付けなさいよ」
「絶対にならないっての!」
姉さんクスクス笑っているのを無視して、目を瞑ってから頭の中にイメージをする。
「・・・・・・転移!」
そう言った後に目を開くと、アニス理事長が机で座っていた。
「おはようございます、アニス理事長。ってあれ?」
何で困った顔をさせながら頭を抱えているんだ?
「ああ・・・・・・おはよう」
顔色も悪いってことは、わかった!
「昨日の寿司屋でお酒を飲み過ぎたんですね! 家に置いてある二日酔い用の薬を持って来ましょうか?」
「いや、二日酔いじゃないんだがぁ・・・・・・」
「え、スシ? 何その食べ物、美味しいの?」
リタが髪を引っ張って聞いて来るが面倒くさそうなので無視する。
「あれ? もしかして食中毒を起こしましたか? おかしいなぁ。向こうの世界のお寿司屋さんは、そういったのはかなり気にしているはずなの・・・・・・」
「それ以上言うなバカッ!?」
な、何だ? バカって。俺はただアニス理事長のことを心配してたのに。
「向こうの・・・・・・世界?」
「「へぇ?」」
俺とリタが下を向くと、背中から突き飛ばされたような格好で女の子が倒れていた。しかも、スカートが捲れているのでパンツが丸見えだが、そんなことも気にせず、ギギギギッっとぎこちない動きでアニス理事長に顔を向ける。
「あ、あの、アニス理事長。この人達は誰ですか?」
俺がそう聞くと、アニス理事長は下を向き、 ハァ~・・・・・・。 とため息を吐いた後に、諦めたような顔をさせながら、話し始めた。
「ウチの学園に通っている生徒だ。来るタイミングが悪かったな」
「「何いいいいいいいいいいいいっ!!?」」
俺とリタは心の中で、やっちまったぁ!? と後悔したのだった。
スマホのアラームを止めて、身体を起こす。
「今のは? 夢なんだよな?」
でも、夢にしては妙にリアルだった気がする。 と思っていたら、リタが目の前に出て来た。
「おはよう、ってどうしたのよ?」
「いや、そのぉ・・・・・・妙な夢を見てた」
「妙な夢?」
「ああ、うん。前に話した校長とその息子が、例のテストのすり替えでケンカをしていた」
リタは夢の話しに興味を持ったのか、顔の前まで来た。
「フゥ~ン、で?」
「言い争いをした後に、息子の方がどっかに行って、校長の方がが動揺しながらソファーに座って煙草を吸っていたな」
「なるほどね」
リタはそう言うと目を瞑ってから、ゆっくりと開くのだが目の色が明かに変わっていた。
「ん~~~・・・・・・ん? 変わったところはなさそう」
「えぇ~、ないの? 例えばさ、実はユニークスキルが2つありました的なことが」
「ない」
即答された。
「そもそもユニークスキルってのは1つしか得られないのよ。2つも持っている人なんて聞いたことないの」
「そうなのかぁ」
そうだったら、あの夢はただの夢だったんだな。
「ハァ~・・・・・・夢ならもっとマシなのを見たかったなぁ」
「それよりも、朝ご飯を用意しないの?」
「ああ、そうだった! 着替えるから出てってくれるか?」
「わかったわ! あ、そうそう。まだ正式な学生じゃないから、服装は普段着で大丈夫って言ってたわよ」
「あ、そう。わかった」
回転寿司屋で食べているときも、運動もするって言ってたからな。一応ジャージと体操着も持って行こう。
リタが部屋を出て行ったのを確認してから普段着に着替え、引き出しから予備の体操着とジャージを取り出してバックに詰めると、あっ!? と忘れていたことを思い出す。
そう言えば、俺が使っていたロッカーの中身をそのままにしていたな。中に入っている私物を回収出来るかなぁ?
「・・・・・・今そんなこと気にしていても仕方がないか。おーい、準備出来たぞ!」
あれ? 返事がない。どうしたんだ?
ドアを開き廊下を見てみたのだが、リタが何処にもいなかった。
どっかに行ったのか?
「リタァ! 何処に行ったんだぁ!?」
「リビングにいるから、こっちに来てぇ!」
何だ、リビングの方に行ったのか。
そう思った後にリビングへ向かうと、何と姉さんとリタがキッチンに立っていたのだ。
「おはよう洸夜」
「おはよう姉さん、早いね」
この家に一緒に暮らしていたときは、休日はだらしなく過ごしていたのに。
「まぁね、社会人になってから早起きが習慣になったのよ」
「本当かなぁ?」
実は弟にいいところを見せたいだけなのかもしれない。
「その顔信じてないわねぇ。まぁいいわ、起きたのなら朝食の手伝いをお願いしてもいいかしら?」
ゆっくりしていていいよ。って言ってくれると思ってた。
「いいよ、何をすればいい?」
「サラダ作るから、レタスを洗って」
「わかった」
冷蔵庫からレタスを取り出して、水を掛けながら洗い始める。
「ねぇ、それって魔法で水を出しているんじゃないのよね?」
「ん、ああそうだよ。水圧を利用して出しているんだ。このレバーを上下に動かせば水量を調節出来るぞ」
レバーを上下させて見せるとリタは驚いていた。
「もしかして、向こうの世界って魔法で水を出すのか?」
「そうよ。それ用の魔道具があるの。魔力で水量を調節出来るんだけどぉ、慣れが必要なの。製作者によって、操作がシビアだったり多く入れなきゃ作動しない物があるから、同じ魔道具でも選ばなきゃいけないのよ」
ピンキリがあるみたいだな。
「魔石の交換もしなくちゃいけないから、 費用が掛かるから魔道具いらないです。 って言う人もいるのよ」
「そうなんだ。こっちも壊れるときがあるから、そのときに修理を依頼するか新しい物を買うかのになるな。あまりに古過ぎたら修理出来ないって言われて新品を勧めて来るんだ」
その喋っている間にも、千切ったレタスを皿に盛り付けていく。
「リタも食べていくか?」
「あら、いいの?」
「1人増えたところで量は変わらないから、食べて行っても構わないぞ」
「そう、ならご一緒させて貰おうかしら」
そう言うとテーブルがある方へ飛び、テーブルの上に座る。
「こっちは用意出来た。姉さんの方は?」
「こっちも出来たわよ」
お皿に乗ったベーコンと玉子焼きを持っていた。
「リタちゃんの分は私と洸夜の分から出しましょう」
まぁ、リタの身長を考えると一人前食べ切るのは難しいよな。
「そうしようか」
食器棚から皿を1枚を取り出して、サラダと一緒にテーブルに置く。
「リタ、俺のところから分けてあげるから、自分が食べきれる量を教えてくれ」
「え、いいの?」
「パンとかあるから大丈夫だ」
「そう、じゃあお言葉に甘えて」
彼女はそう言うと、箸の片方だけを持って目玉焼きの一部を切り取った。
「これぐらいあれば充分よ」
「ウィンナーとかはいらないのか?」
流石に目玉焼きの切れ端だけじゃ、栄養バランスが悪いだろう。
「それも貰ってもいいの?」
「構わないぞ」
てか、妖精が肉類を食べても大丈夫なんだ。種族的に無理と思っていた。
そうやり取りをしている最中に、姉さんがリタの皿にウィンナーの切れ端を置いた。
「これぐらいあれば充分かしら?」
「ええ、充分よ」
彼女は姉さんにそう言うと、リタは目を瞑ってお辞儀をした。多分これが日本で言うところの、頂きます。なんだろうな。
「サラダの方は手で千切って食べてね。それじゃあ、頂きます」
「頂きます」
俺達もそう言ってから、朝食を食べた。食べている途中でリタが、 この目玉焼き、美味しいわ! 野菜も水々しくて甘い! と絶賛してくれた。
食べ終わった皿は水に漬けておいて、サラダは余ったのでラップをかけて冷蔵庫の中へ入れた。
家の戸締りをしようとしたが、姉さんがやってくれるそうなので任せることにした。
「さてと、ちょっと早いけど行きますか」
時間を見てみれば8時20分なので、ちょうどいい時間だと思う。
「そうね。行きましょうか」
リタは俺の肩に乗った。
「あ、洸夜」
「ん、どうしたの姉さん」
「行ってらっしゃい。また退学にならないように、気を付けなさいよ」
「絶対にならないっての!」
姉さんクスクス笑っているのを無視して、目を瞑ってから頭の中にイメージをする。
「・・・・・・転移!」
そう言った後に目を開くと、アニス理事長が机で座っていた。
「おはようございます、アニス理事長。ってあれ?」
何で困った顔をさせながら頭を抱えているんだ?
「ああ・・・・・・おはよう」
顔色も悪いってことは、わかった!
「昨日の寿司屋でお酒を飲み過ぎたんですね! 家に置いてある二日酔い用の薬を持って来ましょうか?」
「いや、二日酔いじゃないんだがぁ・・・・・・」
「え、スシ? 何その食べ物、美味しいの?」
リタが髪を引っ張って聞いて来るが面倒くさそうなので無視する。
「あれ? もしかして食中毒を起こしましたか? おかしいなぁ。向こうの世界のお寿司屋さんは、そういったのはかなり気にしているはずなの・・・・・・」
「それ以上言うなバカッ!?」
な、何だ? バカって。俺はただアニス理事長のことを心配してたのに。
「向こうの・・・・・・世界?」
「「へぇ?」」
俺とリタが下を向くと、背中から突き飛ばされたような格好で女の子が倒れていた。しかも、スカートが捲れているのでパンツが丸見えだが、そんなことも気にせず、ギギギギッっとぎこちない動きでアニス理事長に顔を向ける。
「あ、あの、アニス理事長。この人達は誰ですか?」
俺がそう聞くと、アニス理事長は下を向き、 ハァ~・・・・・・。 とため息を吐いた後に、諦めたような顔をさせながら、話し始めた。
「ウチの学園に通っている生徒だ。来るタイミングが悪かったな」
「「何いいいいいいいいいいいいっ!!?」」
俺とリタは心の中で、やっちまったぁ!? と後悔したのだった。
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
スーパーの店長・結城偉介 〜異世界でスーパーの売れ残りを在庫処分〜
かの
ファンタジー
世界一周旅行を夢見てコツコツ貯金してきたスーパーの店長、結城偉介32歳。
スーパーのバックヤードで、うたた寝をしていた偉介は、何故か異世界に転移してしまう。
偉介が転移したのは、スーパーでバイトするハル君こと、青柳ハル26歳が書いたファンタジー小説の世界の中。
スーパーの過剰商品(売れ残り)を捌きながら、微妙にズレた世界線で、偉介の異世界一周旅行が始まる!
冒険者じゃない! 勇者じゃない! 俺は商人だーーー! だからハル君、お願い! 俺を戦わせないでください!
転移先で日本語を読めるというだけで最強の男に囚われました
桜あずみ
恋愛
異世界に転移して2年。
言葉も話せなかったこの国で、必死に努力して、やっとこの世界に馴染んできた。
しかし、ただ一つ、抜けなかった癖がある。
──ふとした瞬間に、日本語でメモを取ってしまうこと。
その一行が、彼の目に留まった。
「この文字を書いたのは、あなたですか?」
美しく、完璧で、どこか現実離れした男。
日本語という未知の文字に強い関心を示した彼は、やがて、少しずつ距離を詰めてくる。
最初はただの好奇心だと思っていた。
けれど、気づけば私は彼の手の中にいた。
彼の正体も、本当の目的も知らないまま。すべてを知ったときには、もう逃げられなかった。
毎日19時に更新予定です。
『召喚ニートの異世界草原記』
KAORUwithAI
ファンタジー
ゲーム三昧の毎日を送る元ニート、佐々木二郎。
ある夜、三度目のゲームオーバーで眠りに落ちた彼が目を覚ますと、そこは見たこともない広大な草原だった。
剣と魔法が当たり前に存在する世界。だが二郎には、そのどちらの才能もない。
――代わりに与えられていたのは、**「自分が見た・聞いた・触れたことのあるものなら“召喚”できる」**という不思議な能力だった。
面倒なことはしたくない、楽をして生きたい。
そんな彼が、偶然出会ったのは――痩せた辺境・アセトン村でひとり生きる少女、レン。
「逃げて!」と叫ぶ彼女を前に、逃げようとした二郎の足は動かなかった。
昔の記憶が疼く。いじめられていたあの日、助けを求める自分を誰も救ってくれなかったあの光景。
……だから、今度は俺が――。
現代の知恵と召喚の力を武器に、ただの元ニートが異世界を駆け抜ける。
少女との出会いが、二郎を“召喚者”へと変えていく。
引きこもりの俺が、異世界で誰かを救う物語が始まる。
※こんな物も召喚して欲しいなって
言うのがあればリクエストして下さい。
出せるか分かりませんがやってみます。
つまらなかった乙女ゲームに転生しちゃったので、サクッと終わらすことにしました
蒼羽咲
ファンタジー
つまらなかった乙女ゲームに転生⁈
絵に惚れ込み、一目惚れキャラのためにハードまで買ったが内容が超つまらなかった残念な乙女ゲームに転生してしまった。
絵は超好みだ。内容はご都合主義の聖女なお花畑主人公。攻略イケメンも顔は良いがちょろい対象ばかり。てこたぁ逆にめちゃくちゃ住み心地のいい場所になるのでは⁈と気づき、テンションが一気に上がる!!
聖女など面倒な事はする気はない!サクッと攻略終わらせてぐーたら生活をGETするぞ!
ご都合主義ならチョロい!と、野望を胸に動き出す!!
+++++
・重複投稿・土曜配信 (たま~に水曜…不定期更新)
解呪の魔法しか使えないからとSランクパーティーから追放された俺は、呪いをかけられていた美少女ドラゴンを拾って最強へと至る
早見羽流
ファンタジー
「ロイ・クノール。お前はもう用無しだ」
解呪の魔法しか使えない初心者冒険者の俺は、呪いの宝箱を解呪した途端にSランクパーティーから追放され、ダンジョンの最深部へと蹴り落とされてしまう。
そこで出会ったのは封印された邪龍。解呪の能力を使って邪龍の封印を解くと、なんとそいつは美少女の姿になり、契約を結んで欲しいと頼んできた。
彼女は元は世界を守護する守護龍で、英雄や女神の陰謀によって邪龍に堕とされ封印されていたという。契約を結んだ俺は彼女を救うため、守護龍を封印し世界を牛耳っている女神や英雄の血を引く王家に立ち向かうことを誓ったのだった。
(1話2500字程度、1章まで完結保証です)
友人(勇者)に恋人も幼馴染も取られたけど悔しくない。 だって俺は転生者だから。
石のやっさん
ファンタジー
パーティでお荷物扱いされていた魔法戦士のセレスは、とうとう勇者でありパーティーリーダーのリヒトにクビを宣告されてしまう。幼馴染も恋人も全部リヒトの物で、居場所がどこにもない状態だった。
だが、此の状態は彼にとっては『本当の幸せ』を掴む事に必要だった
何故なら、彼は『転生者』だから…
今度は違う切り口からのアプローチ。
追放の話しの一話は、前作とかなり似ていますが2話からは、かなり変わります。
こうご期待。
悪役令息、前世の記憶により悪評が嵩んで死ぬことを悟り教会に出家しに行った結果、最強の聖騎士になり伝説になる
竜頭蛇
ファンタジー
ある日、前世の記憶を思い出したシド・カマッセイはこの世界がギャルゲー「ヒロイックキングダム」の世界であり、自分がギャルゲの悪役令息であると理解する。
評判が悪すぎて破滅する運命にあるが父親が毒親でシドの悪評を広げたり、関係を作ったものには危害を加えるので現状では何をやっても悪評に繋がるを悟り、家との関係を断って出家をすることを決意する。
身を寄せた教会で働くうちに評判が上がりすぎて、聖女や信者から崇められたり、女神から一目置かれ、やがて最強の聖騎士となり、伝説となる物語。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる