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第27話 決闘(?)をする洸夜
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ウザ男はそのままズンズンと俺の前に来るが、アニス学園長が遮るように前に出た。
「決闘の許可を出せない」
「何故ですか?」
「何故? 本気で言っているのか? まさかお前、生徒と教師での決闘は禁止という規則を忘れていないか?」
アニス学園長がそう言うと、ウザ男は俺とアニス学園長を交互に見つめた。
「生徒と教師? 彼はこの学園の生徒と言いたいのですか?」
「言いたいんじゃない。ちゃんとした生徒だと言っているんだ」
アニス学園長がそう言ったら、ウザ男は チッ!? と舌打ちをする。
「うわぁ~、学園の規則を忘れてるなんて馬鹿丸出しじゃん!」
「リタさん、バルゲル先生にそんなこと言ったらダメだよ」
リタを睨むウザ男に対して、睨まれた本人は あっかんべー! と舌を出した後にセリアの後ろに隠れた。
「でしたら私から提案があります」
そう言って俺達に近づくカーシャさん。
「ん? 提案?」
「はい、アニス学園長がミヤマ様の模擬戦をするのではなく、彼が模擬戦の相手をするのはどうでしょうか?」
「えっ!? このウザ男が俺の相手」
何か嫌な感じが漂って来るんですけどぉ~。
嫌な顔でウザ男を見つめていると、向こうは フンッ! と鼻で笑ってから俺を見つめて来た。
「いいでしょう。この俺が彼に教鞭を取ってやろう」
自信満々言っているけど、こっちとしては嫌だって言って断りたいんだが。
そう思っていたら、カーシャさんが俺の側まで来て耳元でそっと話し掛けて来る。
「ミヤマ様、一回だけ彼の相手をすればいいだけです。そうすればウザ男は満足して帰りますよ」
「そうかなぁ~?」
どう見ても粘着質な気がするんだけど。
「おい何をゴチャゴチャ言っているんだ! 早くこっちへ来い! それとも何か、この俺に怖気付いたのか?」
自信満々に木の剣を持って俺に言ってくるので、カチーンッ!? と来た。
「何かイラッと来た」
「頑張って来て下さいミヤマ様」
「コウヤ、頑張れ」
アンリネットの声援受けながら、ウザ男の前に立つ。
「一応言っておくが、武術の授業だから魔法の使用は禁止だ。もちろん武器強化も含まれているから注意してくれ」
「わかりました」
返事をするウザ男に対して、俺は無言で頷いた。
「それでは、始めてくれ」
アニス学園長がそう言った瞬間、俺はウザ男から距離を取ったら相手が上段の構えのまま突っ込んで来た。
あの構えはフェイントかっ!?
そう思っていたがそのまま剣を振り下ろして来たので、それを受け流してウザ男の胴に向かって突きを繰り出した!
「グハッ!?」
「えっ!?」
俺自身避けると想定していたのだが、当たってしまったのだ。ウザ男は腹を抱えながら数歩後ずさり、膝を着いてしまった。
「えぇ~・・・・・・」
「流石コウヤ!」
いや、流石コウヤ! じゃないよリタ! 鳩尾に突きが決まっちゃったから、痛いどころか息苦しい筈だ!
「スカッとした」
いやアンリネットもスカッとしたじゃないだろ!
「だ、大丈夫か?」
「ウ、ウグッ・・・・・・」
相当苦しいのか、顔を青ざめさせている。
「とりあえず落ち着くまでそっとしておけ。私と交代しよう」
「あ、はい」
鳩尾を突いたのにちょっと悪気を感じつつも、木の剣を持っているアニス学園長の方を見つめる。
「キサマ、俺に・・・・・・何を、した?」
やっと復活したウザ男はヨロヨロと立ち上がって聞いて来たのだ。
「何って、剣を受け流してから突いただけだが」
「もう一度、俺と・・・・・・勝負しろ」
まだ回復し切ってないのか息が絶えている。
「もう一度戦え? 何を仰っているいるのですか。これは武術の授業なので勝負と言う言葉を使うのは間違ってますよ」
セリアさんがそう言うと、俺以外の人達が ウンウン。 と言いながら首を縦に振った。
「それにバルゲル先生は武術が得意じゃなかったですか。どうして武術が得意な彼と模擬戦をしたのですか?」
セリアさんがそう言うと、ウザ男はバツが悪いのか目を左右に泳がせている。
「コウヤに勝てそうと思ったからでしょうか?」
「あ、それかも知れないね。卑怯そうな顔をしているもん!」
「誰が卑怯だ! 誰が!」
今度は怒り出したウザ男は、明後日の方向へ木の剣を放り投げると俺達に背を向けた。
「今日は得意武器を持っていなかったから、こういった結果になっただけ。このエリートの俺が得意武器を持っていれば、お前なんて・・・・・・」
ウザ男は胸を張りながらそう言うが、全員白い眼で見つめる。
「負け惜しみ」
「ウグッ!? 違う!」
言っている割には精神的なダメージが入っている気がする。
「確かお前の得意武器は長剣だったな。木の剣もそのサイズに合わせて作ったヤツを、お前は使った筈だが?」
「お、重さが違うので・・・・・・」
睨むアニス学園長に対して、ウザ男は目を逸らして脂汗をダラダラ流している。
「と、とにかく! 仕事があるので、失礼する!」
ウザ男はそう言うと、校舎に向かって走り出した。
「尻尾を巻いて逃げた」
「これで少しは懲りてくれればいいんだがな。そろそろ時間だから、武術の授業はもう切り上げる」
アニス学園長はそう言うと、ウザ男が投げ捨てた木の剣を拾い上げた。
「結局あの人は何がしたかったんだ?」
「アニス学園長に皮肉を言いに来たのでしょう。失敗しましたが」
「そうですね」
俺としては根に持たなければ有り難いんだけど。
「それよりもミヤマ様は武術を何処で習ったのですか?」
「俺の故郷です」
「そうですか、ミヤマ様は故郷で武術を習ったのですか?」
何だろう。もの凄く探られている気がするのは気のせいだろうか。
「コウヤくん、今後の話もしたいから理事長室に行こうか。セリアくんも一緒に付いて来てくれ。アンリネット達は帰っていいぞ」
「あ、はい!」
「わかりました! リタ」
「はいはぁ~い!」
リタはそう返事をすると、俺の近くまで飛んで来た。
「は、話の続きはまた今度という事で!」
「・・・・・・そうですか、わかりました。帰りましょうお嬢様」
よかった。素直に引いてくれて。
「まだ帰らない」
「意固地になっていますと、ミヤマ様に嫌われてしまいますよ」
「困るから帰る」
アンリネットはそう言うと、表門に向かって歩き出した。
「それではミヤマ様、また明日お会いしましょう」
「あ、すみませんカーシャさん。俺、用があって明日いないのです。なのでえ~っと・・・・・・」
「明後日なら大丈夫だぞ」
アニス学園長が助け舟を出してくれた。てか、土曜日まで授業するのかい!
「かしこまりました。それでは明後日お会いしましょう」
カーシャさんはそう言うと、ペコリと頭を下げた後にアンリネットさんを追い掛けた。
「やっと、隠さなくていいことを話せるね」
「ああ、スマホ出してくれる?」
「わかった! 取って来る!」
リタがパッと消えたら、すぐにスマホを持って戻って来た。
「ねぇコウヤ。何か連絡が来ていたよ」
「本当?」
「うん、確認した方がいいんじゃない」
リタに手渡されたスマホを確認して見ると、真吾から通知が来ていたのだ。
「いつも通り、真吾からだ。何かあったのか?」
そう思い内容を確認して見ると、驚く内容が書かれていたのだ。
「そんなに驚いてどうしたの、コウヤくん」
「シンゴくんとやらから何か来たんだな。内容は?」
「はい、そのぉ・・・・・・ハゲ校長と連んでいた納錦が、今日学校に来なかったみたいです」
アニス学園長とセリアさんは、 えっ、そんなこと。 と言いたそうな顔で俺を見つめるが、リタだけは口元を押さえて驚いていた。
「もしかして、昨日の夢」
「信じたくはないけど、そうかもしれない」
昨日の夜見た夢通りなら、何処かに監禁されている筈だ。だってあのハゲ校長は 殺すな。 と青年達にいっていたし。
「夢がどうしたんだコウヤくん?」
「はい、実は・・・・・・」
ゼウス様の力の一部を宿したこと、それと昨日見た夢を2人に話したら緊迫した表情に変わったのだった。
「決闘の許可を出せない」
「何故ですか?」
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「ん? 提案?」
「はい、アニス学園長がミヤマ様の模擬戦をするのではなく、彼が模擬戦の相手をするのはどうでしょうか?」
「えっ!? このウザ男が俺の相手」
何か嫌な感じが漂って来るんですけどぉ~。
嫌な顔でウザ男を見つめていると、向こうは フンッ! と鼻で笑ってから俺を見つめて来た。
「いいでしょう。この俺が彼に教鞭を取ってやろう」
自信満々言っているけど、こっちとしては嫌だって言って断りたいんだが。
そう思っていたら、カーシャさんが俺の側まで来て耳元でそっと話し掛けて来る。
「ミヤマ様、一回だけ彼の相手をすればいいだけです。そうすればウザ男は満足して帰りますよ」
「そうかなぁ~?」
どう見ても粘着質な気がするんだけど。
「おい何をゴチャゴチャ言っているんだ! 早くこっちへ来い! それとも何か、この俺に怖気付いたのか?」
自信満々に木の剣を持って俺に言ってくるので、カチーンッ!? と来た。
「何かイラッと来た」
「頑張って来て下さいミヤマ様」
「コウヤ、頑張れ」
アンリネットの声援受けながら、ウザ男の前に立つ。
「一応言っておくが、武術の授業だから魔法の使用は禁止だ。もちろん武器強化も含まれているから注意してくれ」
「わかりました」
返事をするウザ男に対して、俺は無言で頷いた。
「それでは、始めてくれ」
アニス学園長がそう言った瞬間、俺はウザ男から距離を取ったら相手が上段の構えのまま突っ込んで来た。
あの構えはフェイントかっ!?
そう思っていたがそのまま剣を振り下ろして来たので、それを受け流してウザ男の胴に向かって突きを繰り出した!
「グハッ!?」
「えっ!?」
俺自身避けると想定していたのだが、当たってしまったのだ。ウザ男は腹を抱えながら数歩後ずさり、膝を着いてしまった。
「えぇ~・・・・・・」
「流石コウヤ!」
いや、流石コウヤ! じゃないよリタ! 鳩尾に突きが決まっちゃったから、痛いどころか息苦しい筈だ!
「スカッとした」
いやアンリネットもスカッとしたじゃないだろ!
「だ、大丈夫か?」
「ウ、ウグッ・・・・・・」
相当苦しいのか、顔を青ざめさせている。
「とりあえず落ち着くまでそっとしておけ。私と交代しよう」
「あ、はい」
鳩尾を突いたのにちょっと悪気を感じつつも、木の剣を持っているアニス学園長の方を見つめる。
「キサマ、俺に・・・・・・何を、した?」
やっと復活したウザ男はヨロヨロと立ち上がって聞いて来たのだ。
「何って、剣を受け流してから突いただけだが」
「もう一度、俺と・・・・・・勝負しろ」
まだ回復し切ってないのか息が絶えている。
「もう一度戦え? 何を仰っているいるのですか。これは武術の授業なので勝負と言う言葉を使うのは間違ってますよ」
セリアさんがそう言うと、俺以外の人達が ウンウン。 と言いながら首を縦に振った。
「それにバルゲル先生は武術が得意じゃなかったですか。どうして武術が得意な彼と模擬戦をしたのですか?」
セリアさんがそう言うと、ウザ男はバツが悪いのか目を左右に泳がせている。
「コウヤに勝てそうと思ったからでしょうか?」
「あ、それかも知れないね。卑怯そうな顔をしているもん!」
「誰が卑怯だ! 誰が!」
今度は怒り出したウザ男は、明後日の方向へ木の剣を放り投げると俺達に背を向けた。
「今日は得意武器を持っていなかったから、こういった結果になっただけ。このエリートの俺が得意武器を持っていれば、お前なんて・・・・・・」
ウザ男は胸を張りながらそう言うが、全員白い眼で見つめる。
「負け惜しみ」
「ウグッ!? 違う!」
言っている割には精神的なダメージが入っている気がする。
「確かお前の得意武器は長剣だったな。木の剣もそのサイズに合わせて作ったヤツを、お前は使った筈だが?」
「お、重さが違うので・・・・・・」
睨むアニス学園長に対して、ウザ男は目を逸らして脂汗をダラダラ流している。
「と、とにかく! 仕事があるので、失礼する!」
ウザ男はそう言うと、校舎に向かって走り出した。
「尻尾を巻いて逃げた」
「これで少しは懲りてくれればいいんだがな。そろそろ時間だから、武術の授業はもう切り上げる」
アニス学園長はそう言うと、ウザ男が投げ捨てた木の剣を拾い上げた。
「結局あの人は何がしたかったんだ?」
「アニス学園長に皮肉を言いに来たのでしょう。失敗しましたが」
「そうですね」
俺としては根に持たなければ有り難いんだけど。
「それよりもミヤマ様は武術を何処で習ったのですか?」
「俺の故郷です」
「そうですか、ミヤマ様は故郷で武術を習ったのですか?」
何だろう。もの凄く探られている気がするのは気のせいだろうか。
「コウヤくん、今後の話もしたいから理事長室に行こうか。セリアくんも一緒に付いて来てくれ。アンリネット達は帰っていいぞ」
「あ、はい!」
「わかりました! リタ」
「はいはぁ~い!」
リタはそう返事をすると、俺の近くまで飛んで来た。
「は、話の続きはまた今度という事で!」
「・・・・・・そうですか、わかりました。帰りましょうお嬢様」
よかった。素直に引いてくれて。
「まだ帰らない」
「意固地になっていますと、ミヤマ様に嫌われてしまいますよ」
「困るから帰る」
アンリネットはそう言うと、表門に向かって歩き出した。
「それではミヤマ様、また明日お会いしましょう」
「あ、すみませんカーシャさん。俺、用があって明日いないのです。なのでえ~っと・・・・・・」
「明後日なら大丈夫だぞ」
アニス学園長が助け舟を出してくれた。てか、土曜日まで授業するのかい!
「かしこまりました。それでは明後日お会いしましょう」
カーシャさんはそう言うと、ペコリと頭を下げた後にアンリネットさんを追い掛けた。
「やっと、隠さなくていいことを話せるね」
「ああ、スマホ出してくれる?」
「わかった! 取って来る!」
リタがパッと消えたら、すぐにスマホを持って戻って来た。
「ねぇコウヤ。何か連絡が来ていたよ」
「本当?」
「うん、確認した方がいいんじゃない」
リタに手渡されたスマホを確認して見ると、真吾から通知が来ていたのだ。
「いつも通り、真吾からだ。何かあったのか?」
そう思い内容を確認して見ると、驚く内容が書かれていたのだ。
「そんなに驚いてどうしたの、コウヤくん」
「シンゴくんとやらから何か来たんだな。内容は?」
「はい、そのぉ・・・・・・ハゲ校長と連んでいた納錦が、今日学校に来なかったみたいです」
アニス学園長とセリアさんは、 えっ、そんなこと。 と言いたそうな顔で俺を見つめるが、リタだけは口元を押さえて驚いていた。
「もしかして、昨日の夢」
「信じたくはないけど、そうかもしれない」
昨日の夜見た夢通りなら、何処かに監禁されている筈だ。だってあのハゲ校長は 殺すな。 と青年達にいっていたし。
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