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第25話 安堵する洸夜と・・・・・・セリアさん?
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アンリネットが教室から出て行くのを見送った後、ホッと胸を撫で下ろした。
まさか、社交界に誘われるとは思ってもみなかった。
「コウヤくん、大丈夫?」
「セリアとリタのお陰で助かった」
「ホント、コウヤの顔が凄く青ざめていたから面白かったよ!」
おいおいリタ、俺が慌てている姿を楽しんでたのか?
「いやぁ~、まさかグランドール家の人が社交界に誘うとはねぇ~。もしかしてセリアのライバル?」
「そうかもねぇ~!」
ライバル? どう言う意味で何だ?
ルノアにどう言う意味なのか聞こうとしたら、予鈴が鳴ってルコア先生が入って来た。
「はぁ~い! 皆さんホームルームを始めるので席に着いて下さぁ~い」
まぁ、どういう意味なのかは何時でも聞けるから良いか。そう思いながら席に着いたが、何故かセリアがブツブツと何かを呟いている。き、気にしないでいよう。
「・・・・・・と言うことです。昨日も話した通り今日から本格的な授業をするので、皆さんしっかりと勉学に励みましょう。わかりましたか?」
『はぁ~い!』
「あ、そうそうコウヤくん、セリアさん。アニス学園長が放課後に学園長室に来て欲しいと話していましたので、放課後に向かって下さいね!」
「あ、はい。わかりました」
「放課後に向かいます」
放課後に俺達を呼ぶとは何の用なんだ? まぁいいや。俺自身も話したいことがあったから丁度いいかもしれない。
「私からのお話は以上です。質問はありますか? なければ終わります」
ルコア先生はそう言うと、教室を出て行った。
「ねぇ、セリアとコウヤが学園長室に呼ばれたけど、一体何の用事があるのかしら?」
「う~ん・・・・・・多分俺の留学についての話じゃないか?」
「あ、そうかもしれない」
セリアが俺に話を合わせてくれるので有り難い。
「ん~・・・・・・それだけならコウヤだけでよさそうな気がするんだけど」
「セリアもアニスからコウヤのサポートを任せられているから、聞いて欲しいんじゃないかなぁ?」
「サポート?」
「あれ? ルノアは聞いてなかったっけ? セリアはコウヤの学校生活のサポートを任せられているって」
「ああ~、そう言えば言ってたわね。ならセリアがコウヤと一緒に学園長室へと行くのは当たり前のことねぇ」
納得表情を見せるルノアに対して、リタは俺達に向かってウィンクをする。ナイスアシストだリタ!
「それはそうと、最初の授業は確かぁ~・・・・・・数学だったわね」
「ああ、確か数学だったな」
そう言った後に鞄から教科書とノート、それに筆記用具を取り出して机の上に置いた。
「あれ、その本は何?」
「ん? このノートのことか?」
そう言ってルノアにノートを見せたら、とても興味深そうに見つめていた。
「俺の国ではこれを使ってる」
「へぇ~そうなんだぁ」
感心しているルノアを余所に、ルノアが持って来たノートを見てみると何と言うか、教科書と同じような分厚い本が置いてあった。多分それがノートなのかもしれない。
セリアが欲しがる理由がわかった気がする。まぁノート自体安いから、お礼として買ってあげたんだけどね。
「あれ、セリア。何でコウヤと同じノートを持っているの?」
「コウヤくんから貰ったの」
「えっ!? いいなぁ~!!」
ルノアが羨ましそうな顔でセリアを見つめるので、助けを求める表情でこっちを見つめて来る。
「ああ~、セリアにお世話になっているお礼として渡した物だからな。欲しいと言われても容易に渡せない」
まぁ最初は遠慮していたけど、ノートの値段を聞いたらビックリした後に受け取ってくれた。
「あらそうなの。残念」
ルノアがそう言った後に予鈴が鳴り、数学の授業が始まった。授業内容自体は俺が通っていた高校よりは劣っているが、ちゃんとした数学の授業をだった。
「今日は時間もいいので、この辺にしておきましょう。予鈴が鳴るまで教室で待機していて下さい」
「フゥ~、俺の故郷と変わらなくてよかったぁ~」
「ねぇねぇ、コウヤが持っている物って鉛筆よね?」
「ん? ああ、ここを押すとドンドン芯が出て来るんだ」
そう言ってからカチカチ押して芯を出して見せると、ルノアは驚いていた。
セリアもリタも初めて見た時はこんな反応していたなぁ~。
「それ、便利そうでいいなぁ~!!」
「まぁ俺の国ではよく使われている生活用品だから、容易に手に入れられるぞ」
「何か、コウヤの国の住人が羨ましく思っちゃうわぁ」
ルノアはそう言いながら鉛筆を見つめる。そうこの世界は羽ペンか鉛筆が基本なんだけれども、鉛筆の方は加工精度がよくないのでモノによってはゴワゴワして使い辛いのだ。
「ま、まぁ何時かは流通するかもしれないな」
実際にアニス学園長も欲しいと言ったから、コンビニに売っているボールペンとシャーペンを渡した。多分今はその2つの開発を知り合いに頼んでいるだろう。
「アニスも使っているもんね」
「ちゃっかり自分用のヤツをキープしていたのか」
「使っているところを見るとそうみたいだね」
あれの便利さを知ってしまったら、羽ペンには戻れないだろうな。
「っと、そろそろ次の授業が始まるな」
時間を見てみると授業開始2分前だった。
「そうね。私一旦家に帰るよ」
「ん? 家で何かやるのか?」
「家の家事だよ。全部終わったら帰って来るからね」
リタはそう言ってから消えて行った。
まぁ最近は俺と一緒にいたからな。家事をしたいのは当たり前か。そう思ってると予鈴が鳴るのと同時に今度はルコア先生が入って来て、魔法学について教鞭を取った。
「お話は以上です。属性魔法の優劣についてはテストに出るので、よく覚えておくようにして下さい!」
『はぁ~い!』
「お話は以上です。時間になるまで教室に待機していて下さいねぇ!」
『はぁ~い!』
生徒の返事を聞いた後に、キラキラした目でルコア先生が俺を見つめて来る。
「さっきの発言、マズかったかなぁ?」
「ううん、ルコア先生はコウヤくんの発言が素晴らしかったから、あんな風に期待の眼差しを向けているんだよ」
「セリアさんの言う通りですよ!」
「うわぁっ!?」
ルコア先生が俺のところに飛んで来た。しかも顔が近いって。
「世の中にいる魔術師は、火の魔法に対して風の魔法を掛け合わせて火力を上げることしか考えなかったのに、コウヤさんは水を掛け合わせて霧を作れないか? と発言しました!
しかもその方法が火と水を掛け合わせるのではなく、火と水の魔法を先に出し、水を火で炙るようにすれば水が温まり蒸気になって水が霧散する。確かにその方法なら可能です! 先生後で試してみます!」
「そ、そうですか? でも先生の適正は何属性ですか?」
「実は火と水なんです!」
おうふっ! ルコア先生がまさかの2つ持ちだとは思ってもみなかった。
「まぁ霧がダメでも熱湯を相手にぶつけることが出来るので、攻撃手段として有効かもしれないですよ」
熱湯を身体にぶっ掛けられるっていうのも、やっちゃいけない危険行為の1つだからな。
「なるほど、そういう使い方もありそうですね! 他には何か思い浮かびませんかぁ?」
「近い近い! 先生離れて下さいっ!!」
後セリア、何でキミは頬を膨らましているんだ?
そんなことを思っていたら授業終了のチャイムが鳴ったのと同時に、ルコア先生が ヒャッッッホォォォオオオオオオオオオオオオイッッッ!!? と言いながら教室を飛び出して行ってしまった。
「そんなに試したいのかっ!?あの人はっ!!」
「ルコア先生はああ言う人だから、気にしないでいいわよ」
「うん、ルノアの言う通りだよ」
セリア、不機嫌な理由はわからないけど機嫌を直してくれよ。
「そうかぁ、ちょっとトイレに行って来る」
「あ、そう。アタシも行って来ようかしら。セリアはどうする?」
「・・・・・・私もトイレに行く」
こうして男女別でトイレに行って戻って来たのであったが、1つ気になるのは戻って来たときにセリアの機嫌が直っていたのであった。何故なんだ?
まさか、社交界に誘われるとは思ってもみなかった。
「コウヤくん、大丈夫?」
「セリアとリタのお陰で助かった」
「ホント、コウヤの顔が凄く青ざめていたから面白かったよ!」
おいおいリタ、俺が慌てている姿を楽しんでたのか?
「いやぁ~、まさかグランドール家の人が社交界に誘うとはねぇ~。もしかしてセリアのライバル?」
「そうかもねぇ~!」
ライバル? どう言う意味で何だ?
ルノアにどう言う意味なのか聞こうとしたら、予鈴が鳴ってルコア先生が入って来た。
「はぁ~い! 皆さんホームルームを始めるので席に着いて下さぁ~い」
まぁ、どういう意味なのかは何時でも聞けるから良いか。そう思いながら席に着いたが、何故かセリアがブツブツと何かを呟いている。き、気にしないでいよう。
「・・・・・・と言うことです。昨日も話した通り今日から本格的な授業をするので、皆さんしっかりと勉学に励みましょう。わかりましたか?」
『はぁ~い!』
「あ、そうそうコウヤくん、セリアさん。アニス学園長が放課後に学園長室に来て欲しいと話していましたので、放課後に向かって下さいね!」
「あ、はい。わかりました」
「放課後に向かいます」
放課後に俺達を呼ぶとは何の用なんだ? まぁいいや。俺自身も話したいことがあったから丁度いいかもしれない。
「私からのお話は以上です。質問はありますか? なければ終わります」
ルコア先生はそう言うと、教室を出て行った。
「ねぇ、セリアとコウヤが学園長室に呼ばれたけど、一体何の用事があるのかしら?」
「う~ん・・・・・・多分俺の留学についての話じゃないか?」
「あ、そうかもしれない」
セリアが俺に話を合わせてくれるので有り難い。
「ん~・・・・・・それだけならコウヤだけでよさそうな気がするんだけど」
「セリアもアニスからコウヤのサポートを任せられているから、聞いて欲しいんじゃないかなぁ?」
「サポート?」
「あれ? ルノアは聞いてなかったっけ? セリアはコウヤの学校生活のサポートを任せられているって」
「ああ~、そう言えば言ってたわね。ならセリアがコウヤと一緒に学園長室へと行くのは当たり前のことねぇ」
納得表情を見せるルノアに対して、リタは俺達に向かってウィンクをする。ナイスアシストだリタ!
「それはそうと、最初の授業は確かぁ~・・・・・・数学だったわね」
「ああ、確か数学だったな」
そう言った後に鞄から教科書とノート、それに筆記用具を取り出して机の上に置いた。
「あれ、その本は何?」
「ん? このノートのことか?」
そう言ってルノアにノートを見せたら、とても興味深そうに見つめていた。
「俺の国ではこれを使ってる」
「へぇ~そうなんだぁ」
感心しているルノアを余所に、ルノアが持って来たノートを見てみると何と言うか、教科書と同じような分厚い本が置いてあった。多分それがノートなのかもしれない。
セリアが欲しがる理由がわかった気がする。まぁノート自体安いから、お礼として買ってあげたんだけどね。
「あれ、セリア。何でコウヤと同じノートを持っているの?」
「コウヤくんから貰ったの」
「えっ!? いいなぁ~!!」
ルノアが羨ましそうな顔でセリアを見つめるので、助けを求める表情でこっちを見つめて来る。
「ああ~、セリアにお世話になっているお礼として渡した物だからな。欲しいと言われても容易に渡せない」
まぁ最初は遠慮していたけど、ノートの値段を聞いたらビックリした後に受け取ってくれた。
「あらそうなの。残念」
ルノアがそう言った後に予鈴が鳴り、数学の授業が始まった。授業内容自体は俺が通っていた高校よりは劣っているが、ちゃんとした数学の授業をだった。
「今日は時間もいいので、この辺にしておきましょう。予鈴が鳴るまで教室で待機していて下さい」
「フゥ~、俺の故郷と変わらなくてよかったぁ~」
「ねぇねぇ、コウヤが持っている物って鉛筆よね?」
「ん? ああ、ここを押すとドンドン芯が出て来るんだ」
そう言ってからカチカチ押して芯を出して見せると、ルノアは驚いていた。
セリアもリタも初めて見た時はこんな反応していたなぁ~。
「それ、便利そうでいいなぁ~!!」
「まぁ俺の国ではよく使われている生活用品だから、容易に手に入れられるぞ」
「何か、コウヤの国の住人が羨ましく思っちゃうわぁ」
ルノアはそう言いながら鉛筆を見つめる。そうこの世界は羽ペンか鉛筆が基本なんだけれども、鉛筆の方は加工精度がよくないのでモノによってはゴワゴワして使い辛いのだ。
「ま、まぁ何時かは流通するかもしれないな」
実際にアニス学園長も欲しいと言ったから、コンビニに売っているボールペンとシャーペンを渡した。多分今はその2つの開発を知り合いに頼んでいるだろう。
「アニスも使っているもんね」
「ちゃっかり自分用のヤツをキープしていたのか」
「使っているところを見るとそうみたいだね」
あれの便利さを知ってしまったら、羽ペンには戻れないだろうな。
「っと、そろそろ次の授業が始まるな」
時間を見てみると授業開始2分前だった。
「そうね。私一旦家に帰るよ」
「ん? 家で何かやるのか?」
「家の家事だよ。全部終わったら帰って来るからね」
リタはそう言ってから消えて行った。
まぁ最近は俺と一緒にいたからな。家事をしたいのは当たり前か。そう思ってると予鈴が鳴るのと同時に今度はルコア先生が入って来て、魔法学について教鞭を取った。
「お話は以上です。属性魔法の優劣についてはテストに出るので、よく覚えておくようにして下さい!」
『はぁ~い!』
「お話は以上です。時間になるまで教室に待機していて下さいねぇ!」
『はぁ~い!』
生徒の返事を聞いた後に、キラキラした目でルコア先生が俺を見つめて来る。
「さっきの発言、マズかったかなぁ?」
「ううん、ルコア先生はコウヤくんの発言が素晴らしかったから、あんな風に期待の眼差しを向けているんだよ」
「セリアさんの言う通りですよ!」
「うわぁっ!?」
ルコア先生が俺のところに飛んで来た。しかも顔が近いって。
「世の中にいる魔術師は、火の魔法に対して風の魔法を掛け合わせて火力を上げることしか考えなかったのに、コウヤさんは水を掛け合わせて霧を作れないか? と発言しました!
しかもその方法が火と水を掛け合わせるのではなく、火と水の魔法を先に出し、水を火で炙るようにすれば水が温まり蒸気になって水が霧散する。確かにその方法なら可能です! 先生後で試してみます!」
「そ、そうですか? でも先生の適正は何属性ですか?」
「実は火と水なんです!」
おうふっ! ルコア先生がまさかの2つ持ちだとは思ってもみなかった。
「まぁ霧がダメでも熱湯を相手にぶつけることが出来るので、攻撃手段として有効かもしれないですよ」
熱湯を身体にぶっ掛けられるっていうのも、やっちゃいけない危険行為の1つだからな。
「なるほど、そういう使い方もありそうですね! 他には何か思い浮かびませんかぁ?」
「近い近い! 先生離れて下さいっ!!」
後セリア、何でキミは頬を膨らましているんだ?
そんなことを思っていたら授業終了のチャイムが鳴ったのと同時に、ルコア先生が ヒャッッッホォォォオオオオオオオオオオオオイッッッ!!? と言いながら教室を飛び出して行ってしまった。
「そんなに試したいのかっ!?あの人はっ!!」
「ルコア先生はああ言う人だから、気にしないでいいわよ」
「うん、ルノアの言う通りだよ」
セリア、不機嫌な理由はわからないけど機嫌を直してくれよ。
「そうかぁ、ちょっとトイレに行って来る」
「あ、そう。アタシも行って来ようかしら。セリアはどうする?」
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