16 / 57
3.ユウスケ 初めての戦い!(4)
しおりを挟む
「オルフ、オレ、やれたよ。」
ユウスケの頭にポンと手をのせるオルフ。
「あぁ、しっかり見せてもらったよ。さすが勇者だ、筋がいい。」
褒めてもらえたことがとても嬉しい。
「よし、じゃあ次にモンスターを倒したあとのことについて説明しよう」
剣を抜き、横たわるフタツノウサギへと近寄るオルフ。
「まずはモンスターにしっかりとどめを刺すこと。俺もうわさで聞いた程度だが、モンスターの中には一度死んでも息を吹き返したり、分裂したりするものがいるそうだ。」
フタツノウサギの頭部へと剣を突き立てる。
「モンスターも人間や動物と同じように脳がある。脳をやられても生きていられる生物などいない。とどめを刺すなら頭部が基本だ。心臓の方が確実ではあるが、個体によって位置がバラバラなことを考えると確実性に乏しい。」
これでフタツノウサギが完全に絶命していることが確認できた。
「モンスターは絶命してしばらくすると生石と呼ばれる石に変化する。生石は倒したモンスターによってランクが分かれる。フタツノウサギは低ランクで、生石としての価値も低い。」
フタツノウサギの身体が光を放ちながら委縮し、ウズラの卵くらいの大きさの白い石となった。
「これが生石だ。生石は交換所で貨幣や物に交換できる。俺たちの当面の目標はモンスターと戦い腕を磨き、生石を集めてより強い武具を手に入れることだ。」
ひょいとフタツノウサギの生石を拾い上げると、ユウスケの胸元へと放り投げる。
「こいつは記念すべきユウスケの初めての戦利品だ。大事にしろよ。」
受け取った生石は想像以上に軽く、小さかった。
しかし、先ほどまでの戦いを思い出すと、手のひらでは感じ取れない重みが伝わってきた。
ユウスケの頭にポンと手をのせるオルフ。
「あぁ、しっかり見せてもらったよ。さすが勇者だ、筋がいい。」
褒めてもらえたことがとても嬉しい。
「よし、じゃあ次にモンスターを倒したあとのことについて説明しよう」
剣を抜き、横たわるフタツノウサギへと近寄るオルフ。
「まずはモンスターにしっかりとどめを刺すこと。俺もうわさで聞いた程度だが、モンスターの中には一度死んでも息を吹き返したり、分裂したりするものがいるそうだ。」
フタツノウサギの頭部へと剣を突き立てる。
「モンスターも人間や動物と同じように脳がある。脳をやられても生きていられる生物などいない。とどめを刺すなら頭部が基本だ。心臓の方が確実ではあるが、個体によって位置がバラバラなことを考えると確実性に乏しい。」
これでフタツノウサギが完全に絶命していることが確認できた。
「モンスターは絶命してしばらくすると生石と呼ばれる石に変化する。生石は倒したモンスターによってランクが分かれる。フタツノウサギは低ランクで、生石としての価値も低い。」
フタツノウサギの身体が光を放ちながら委縮し、ウズラの卵くらいの大きさの白い石となった。
「これが生石だ。生石は交換所で貨幣や物に交換できる。俺たちの当面の目標はモンスターと戦い腕を磨き、生石を集めてより強い武具を手に入れることだ。」
ひょいとフタツノウサギの生石を拾い上げると、ユウスケの胸元へと放り投げる。
「こいつは記念すべきユウスケの初めての戦利品だ。大事にしろよ。」
受け取った生石は想像以上に軽く、小さかった。
しかし、先ほどまでの戦いを思い出すと、手のひらでは感じ取れない重みが伝わってきた。
0
あなたにおすすめの小説
精霊が俺の事を気に入ってくれているらしく過剰に尽くしてくれる!が、周囲には精霊が見えず俺の評価はよろしくない
よっしぃ
ファンタジー
俺には僅かながら魔力がある。この世界で魔力を持った人は少ないからそれだけで貴重な存在のはずなんだが、俺の場合そうじゃないらしい。
魔力があっても普通の魔法が使えない俺。
そんな俺が唯一使える魔法・・・・そんなのねーよ!
因みに俺の周囲には何故か精霊が頻繁にやってくる。
任意の精霊を召還するのは実はスキルなんだが、召喚した精霊をその場に留め使役するには魔力が必要だが、俺にスキルはないぞ。
極稀にスキルを所持している冒険者がいるが、引く手あまたでウラヤマ!
そうそう俺の総魔力量は少なく、精霊が俺の周囲で顕現化しても何かをさせる程の魔力がないから直ぐに姿が消えてしまう。
そんなある日転機が訪れる。
いつもの如く精霊が俺の魔力をねだって頂いちゃう訳だが、大抵俺はその場で気を失う。
昔ひょんな事から助けた精霊が俺の所に現れたんだが、この時俺はたまたまうつ伏せで倒れた。因みに顔面ダイブで鼻血が出たのは内緒だ。
そして当然ながら意識を失ったが、ふと目を覚ますと俺の周囲にはものすごい数の魔石やら素材があって驚いた。
精霊曰く御礼だってさ。
どうやら俺の魔力は非常に良いらしい。美味しいのか効果が高いのかは知らんが、精霊の好みらしい。
何故この日に限って精霊がずっと顕現化しているんだ?
どうやら俺がうつ伏せで地面に倒れたのが良かったらしい。
俺と地脈と繋がって、魔力が無限増殖状態だったようだ。
そしてこれが俺が冒険者として活動する時のスタイルになっていくんだが、理解しがたい体勢での活動に周囲の理解は得られなかった。
そんなある日、1人の女性が俺とパーティーを組みたいとやってきた。
ついでに精霊に彼女が呪われているのが分かったので解呪しておいた。
そんなある日、俺は所属しているパーティーから追放されてしまった。
そりゃあ戦闘中だろうがお構いなしに地面に寝そべってしまうんだから、あいつは一体何をしているんだ!となってしまうのは仕方がないが、これでも貢献していたんだぜ?
何せそうしている間は精霊達が勝手に魔物を仕留め、素材を集めてくれるし、俺の身をしっかり守ってくれているんだが、精霊が視えないメンバーには俺がただ寝ているだけにしか見えないらしい。
因みにダンジョンのボス部屋に1人放り込まれたんだが、俺と先にパーティーを組んでいたエレンは俺を助けにボス部屋へ突入してくれた。
流石にダンジョン中層でも深層のボス部屋、2人ではなあ。
俺はダンジョンの真っただ中に追放された訳だが、くしくも追放直後に俺の何かが変化した。
因みに寝そべっていなくてはいけない理由は顔面と心臓、そして掌を地面にくっつける事で地脈と繋がるらしい。地脈って何だ?
ゲームの悪役パパに転生したけど、勇者になる息子が親離れしないので完全に詰んでる
街風
ファンタジー
「お前を追放する!」
ゲームの悪役貴族に転生したルドルフは、シナリオ通りに息子のハイネ(後に世界を救う勇者)を追放した。
しかし、前世では子煩悩な父親だったルドルフのこれまでの人生は、ゲームのシナリオに大きく影響を与えていた。旅にでるはずだった勇者は旅に出ず、悪人になる人は善人になっていた。勇者でもないただの中年ルドルフは魔人から世界を救えるのか。
転生したら実は神の息子だった俺、無自覚のまま世界を救ってハーレム王になっていた件
fuwamofu
ファンタジー
ブラック企業で過労死した平凡サラリーマン・榊悠斗は、気づけば剣と魔法の異世界へ転生していた。
チート能力もない地味な村人として静かに暮らすはずだった……が、なぜか魔物が逃げ出し、勇者が跪き、王女がプロポーズ!?
実は神の息子で、世界最強の存在だったが、その力に本人だけが気づいていない。
「無自覚最強」な悠斗が巻き起こす勘違い系異世界英雄譚、ここに開幕!
異世界転生したおっさんが普通に生きる
カジキカジキ
ファンタジー
第18回 ファンタジー小説大賞 読者投票93位
応援頂きありがとうございました!
異世界転生したおっさんが唯一のチートだけで生き抜く世界
主人公のゴウは異世界転生した元冒険者
引退して狩をして過ごしていたが、ある日、ギルドで雇った子どもに出会い思い出す。
知識チートで町の食と環境を改善します!! ユルくのんびり過ごしたいのに、何故にこんなに忙しい!?
敵に貞操を奪われて癒しの力を失うはずだった聖女ですが、なぜか前より漲っています
藤谷 要
恋愛
サルサン国の聖女たちは、隣国に征服される際に自国の王の命で殺されそうになった。ところが、侵略軍将帥のマトルヘル侯爵に助けられた。それから聖女たちは侵略国に仕えるようになったが、一か月後に筆頭聖女だったルミネラは命の恩人の侯爵へ嫁ぐように国王から命じられる。
結婚披露宴では、陛下に側妃として嫁いだ旧サルサン国王女が出席していたが、彼女は侯爵に腕を絡めて「陛下の手がつかなかったら一年後に妻にしてほしい」と頼んでいた。しかも、侯爵はその手を振り払いもしない。
聖女は愛のない交わりで神の加護を失うとされているので、当然白い結婚だと思っていたが、初夜に侯爵のメイアスから体の関係を迫られる。彼は命の恩人だったので、ルミネラはそのまま彼を受け入れた。
侯爵がかつての恋人に似ていたとはいえ、侯爵と孤児だった彼は全く別人。愛のない交わりだったので、当然力を失うと思っていたが、なぜか以前よりも力が漲っていた。
※全11話 2万字程度の話です。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
異世界亜人熟女ハーレム製作者
†真・筋坊主 しんなるきんちゃん†
ファンタジー
異世界転生して亜人の熟女ハーレムを作る話です
【注意】この作品は全てフィクションであり実在、歴史上の人物、場所、概念とは異なります。
貧民街の元娼婦に育てられた孤児は前世の記憶が蘇り底辺から成り上がり世界の救世主になる。
黒ハット
ファンタジー
【完結しました】捨て子だった主人公は、元貴族の側室で騙せれて娼婦だった女性に拾われて最下層階級の貧民街で育てられるが、13歳の時に崖から川に突き落とされて意識が無くなり。気が付くと前世の日本で物理学の研究生だった記憶が蘇り、周りの人たちの善意で底辺から抜け出し成り上がって世界の救世主と呼ばれる様になる。
この作品は小説書き始めた初期の作品で内容と書き方をリメイクして再投稿を始めました。感想、応援よろしくお願いいたします。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる