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8.シンヤの旅立ち(2)
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食後のひと眠りを終え、シンヤが目を覚ます。
「なんか、腹減ってきた。なんか喰いてぇ」
オーマも目を覚ます。
「大分寝てしまったようだね。では旅立つとしようか」
「でもオーマ、オレ腹減ったよ。何か喰うものないかな」
「残念だけど今この場に食料になるようなものはないよ。でも安心して。これから旅の途中にモンスターが出てくる。そいつらを食べていけば少しは君の腹の足しにもなるだろう」
「モンスターかー。うめぇのか、モンスターって」
「うーん、人の旨さに目覚めてしまった君には物足りないかもしれないね」
「ちぇっ、なんだよ。じゃあさっさと人間を探しに行こうぜ」
「そうだね、そうしよう」
次の狩場へと向かうシンヤとオーマ。
ふと立ち止まり、振り返るオーマ。
「ここで三分の一を達成できた。おかげで予定より早く計画を実行できそうだ」
タフィーグン王国を眺めてぼそりと呟くと、前を向き再び歩き始めた。
シンヤとオーマはウォブル山道を超え、北にあるバセル国へと向かう。
バセル国はタフィーグン王国と比べればかなり小さな国だ。
人口は少なく、戦力も低い。
魔王軍にとっては侵攻を後回しにしても問題ないと考えられている国だ。
そんな国に行って何をするか。
目的はただ一つ。
シンヤを強くさせること、そのために人を喰らわせることであった。
「なんか、腹減ってきた。なんか喰いてぇ」
オーマも目を覚ます。
「大分寝てしまったようだね。では旅立つとしようか」
「でもオーマ、オレ腹減ったよ。何か喰うものないかな」
「残念だけど今この場に食料になるようなものはないよ。でも安心して。これから旅の途中にモンスターが出てくる。そいつらを食べていけば少しは君の腹の足しにもなるだろう」
「モンスターかー。うめぇのか、モンスターって」
「うーん、人の旨さに目覚めてしまった君には物足りないかもしれないね」
「ちぇっ、なんだよ。じゃあさっさと人間を探しに行こうぜ」
「そうだね、そうしよう」
次の狩場へと向かうシンヤとオーマ。
ふと立ち止まり、振り返るオーマ。
「ここで三分の一を達成できた。おかげで予定より早く計画を実行できそうだ」
タフィーグン王国を眺めてぼそりと呟くと、前を向き再び歩き始めた。
シンヤとオーマはウォブル山道を超え、北にあるバセル国へと向かう。
バセル国はタフィーグン王国と比べればかなり小さな国だ。
人口は少なく、戦力も低い。
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そんな国に行って何をするか。
目的はただ一つ。
シンヤを強くさせること、そのために人を喰らわせることであった。
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