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5.働きアリの転機(2)
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午前中の仕事が終わったことを告げるチャイムが鳴り、昼休憩の時間となった。
ナオトは会社近くのコンビニに向かい、カップ麺とおにぎりを購入する。
いつもと変わらぬ昼食のメニューだ。
コンビニでカップ麺にお湯を注ぎ、会社へと戻る。
席に戻る頃には丁度カップ麺が完成する。
自分の席に座り、カップ麺を食べ始める。
ナオトのまともな昼食時間は、このカップ麺を食べる時間位だ。
カップ麺を食べ終えると、一緒に購入したおにぎりを食べながら、取引先からのメールに目を通す。
それがナオトにとっての日常なのだ。
おにぎりを食べ終え、メールの確認が終わる頃には休憩時間は残りわずかだ。
ナオトはスマホを取り出し、いつものようにマッチングアプリを起動する。
アプリを利用し始めてから、この僅かな休憩時間で返事が来ていないかを確認するのが日課となっていた。
利用開始当時は返事が来ていないか、ワクワクしながらアプリが立ち上がるのを待った。
しかし、返事が来ないことに慣れてしまったのだろう。
最近はワクワクすることも無くなっていた。
アプリが立ち上がり、画面が切り替わる。
そこで、いつもと様子が違うことにナオトは気が付いた。
”マッチングが成立しています”の文字が表示されているのだった。
初めて女性から”ありがとう”を返してもらうことができ、マッチングが成立したのだ。
ようやく女性とメッセージのやり取りができる。
ナオトは喜んだ。
そこが職場ではなかったら、飛び跳ねまわって全身で喜びを表していただろう。
マッチングしてくれたのは同じ県に住む30歳の女性であった。
ナオトは会社近くのコンビニに向かい、カップ麺とおにぎりを購入する。
いつもと変わらぬ昼食のメニューだ。
コンビニでカップ麺にお湯を注ぎ、会社へと戻る。
席に戻る頃には丁度カップ麺が完成する。
自分の席に座り、カップ麺を食べ始める。
ナオトのまともな昼食時間は、このカップ麺を食べる時間位だ。
カップ麺を食べ終えると、一緒に購入したおにぎりを食べながら、取引先からのメールに目を通す。
それがナオトにとっての日常なのだ。
おにぎりを食べ終え、メールの確認が終わる頃には休憩時間は残りわずかだ。
ナオトはスマホを取り出し、いつものようにマッチングアプリを起動する。
アプリを利用し始めてから、この僅かな休憩時間で返事が来ていないかを確認するのが日課となっていた。
利用開始当時は返事が来ていないか、ワクワクしながらアプリが立ち上がるのを待った。
しかし、返事が来ないことに慣れてしまったのだろう。
最近はワクワクすることも無くなっていた。
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そこで、いつもと様子が違うことにナオトは気が付いた。
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初めて女性から”ありがとう”を返してもらうことができ、マッチングが成立したのだ。
ようやく女性とメッセージのやり取りができる。
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