67 / 154
67 音符は飛んでませんっ
キャンプ場に着いた。
受付を済ませ、テイクアウトのジンギスカンを予約する。
「これか、お前が言ってたの」
これを予約するために、スーパーでは肉をほとんど買わなかった。
ジンギスカンはサフォーク、ミルクラム、ホワイトラム、の三種。普段スーパーでは見ることができないサフォークが俺は大好きだ。
「うん、すっごい美味しいよっ。三種類あるから食べ比べしよっ。俺も久しぶりだから嬉しいっ」
「……ん、俺も楽しみ」
「また笑ってる」
「だって、音符がな?」
「音符は飛んでませんっ」
「ふはっ」
受付が終わると、オーナーさんがゴルフカートでサイトを案内してくれる。
子供の頃は、これに乗ってサイトを回るのがすごく楽しみだったっけ。
しっかりと区画分けされているサイト。俺たちは星が一面見渡せる星サイトの区画を選んだ。
夕日も眺めるには丘サイトのほうがいいけれど、こっちを選んだ理由は他にあった。
「すげぇなここ。完全にプライベート空間じゃん」
区画のまわりを腰丈くらいの草木が覆って、プライベート空間が確保されている。
「ね、秘密基地みたいでしょ?」
「だな。そんですげぇ広いな?」
「うん。丘サイトよりこっちの方が他のキャンパーの人たちと距離があるから、こっちがよかったんだ」
「でも、夕日も見たかったんじゃねぇの?」
「見たいけど……ここからも見れるし……」
「ん?」
俺は冬磨に近づいてそっと手を繋いた。
「ここのほうが人目を気にしなくていいかなって……」
多少は見られるかもしれないけれど、それでも少しでも気兼ねなく冬磨とすごしたかった。
「あ……天音。ほんと、不意打ち好きだよな?」
「だ……って。早く冬磨にくっつきたかった……」
冬磨の腕が背中に回った。ふわっと優しく包み込まれる感じ。
「……今朝お前を抱いといてほんとよかったわ」
ものすごく感情のこもったその台詞に、思わず笑ってしまう。
「俺も……今そう思ってた」
そうじゃなければ、こうして冬磨とくっついていても、切なくてどうにかなっていた。絶対。自信ある。
「……来年からはバンガローだな」
「えっと……テントいっぱい使うんじゃなかった?」
「……くっそ。なんで買ったんだ俺……テント」
「ぷはっ」
冬磨が可愛い。すごく可愛い。
テントとタープを二人で張った。ただそれだけでも、冬磨と一緒だと楽しかった。
テーブルと椅子を並べて、バーベキューコンロを設置。
でも、まだバーベキューをするには時間が早い。
俺たちは散歩がてらキャンプ場をぐるっと見て回り、最後に羊とウサギの小屋で癒された。
「そうか、この羊が夜の肉になるんだな」
「違うよっ」
笑いながらツッコむと、冬磨も笑って返してくる。
「なんだ、違うのか」
「子供たちがびっくりするからね、だめだよそういうの」
周りには羊とウサギにエサをあげているキャンプに来た子供たち。
「やべ。そっか。聞かれなかったかな」
肩をすくめて立ち上がる冬磨に俺も続く。
「冬磨、コーヒー飲む?」
「コーヒー? 缶コーヒーか?」
「ううん。ね、戻ろ?」
冬磨の手を引っ張ってサイトに戻った。
俺は、キャンプ用バーナーとコーヒーセットを取り出してテーブルに用意する。
「うお、なんだ、すげぇな。本格的じゃん」
小ぶりのアタッシュケースを開いて出てきたコーヒーセットを、冬磨が興味津々で手に取った。
「父さんが、絶対持っていけって」
「お父さん……が?」
「うん。キャンプに行くって言ったら、色々届けに来てね。冬磨がこのキャンプ場を選んだんだよって話したら、すっかり気に入られちゃってたよ」
それを聞いた冬磨はすごく驚いた顔をする。
「えっ、俺のことってなんて話したんだ?」
「えっ……と、か……彼氏……って」
「……あ、そっか。親にはカムアウトしてるんだったな」
「うん。俺、ずっと彼氏なんていなくてそんな話したことなかったから、父さんすごい喜んじゃって……」
バーナーに火をつけてコーヒーを入れる準備をしながら、父さんがどんなに喜んでいたかを冬磨に話して聞かせた。
「マジか。そっか。俺、気に入られたんだ……」
隣に座っていた冬磨が不意に立ち上がって、後ろからふわっと身体を包まれた。
「とぉ……っ」
「でもさ。今までの俺のこと全部話したら……きっと嫌われるよな……」
「全部って……?」
「セフレのこととかさ」
「そんなのっ。父さんに関係ないもん、話さないよ。それに会うことなんてないよきっと」
「会うだろ。てか会いに行くし」
「……なんで?」
「なんでも」
「冬磨……?」
なんで冬磨が父さんに会いに行くの?
まさか……違う。変な期待が膨れ上がって慌ててブレーキをかけた。でも、どくどくと暴れた心臓だけブレーキが効かない。
……あ、そっか。キャンプ道具を返しに行くときの話かもしれない。うん、きっとそうだ。
「すげぇいい匂いしてきた」
「あ、うん。でしょ? 俺、キャンプって言うとこのコーヒーの匂い思い出すんだ」
「俺、キャンプでコーヒーって発想なかったわ」
「父さんがね、キャンプは時間がたっぷりあるし、のんびりゆったりコーヒーを入れるのに最適なんだっていつも言ってた」
「ああ、なんか俺の父さんと似てるかも」
「え、本当?」
「うちはキャンプは行かないけど、毎年外でバーベキューできるとこに行くのが恒例でさ。ゆっくり流れる時間が好きだって、父さんも言ってたわ」
「本当だ、似てるかも」
「な?」
冬磨がお父さんの話をしてくれた。今日までいろいろな話を二人でしてきたけれど、ご両親の話はほとんど出てこなくて少し心配だった。
でも、穏やかな表情でお父さんの話をする冬磨にホッとした。
「冬磨、コーヒーできたよ」
「ん……もうちょっとこうしてたい」
椅子に座る俺にもたれるように、冬磨がぎゅっと抱きしめる。
「……キス……したくなっちゃう、から……」
「んー……じゃあ……」
ちゅっと頬にキスをされて、ふるっと身体が震えた。
一気に顔が熱くなる。
「これで我慢する。俺も」
はにかむように笑って、冬磨は俺から離れていった。
二人並んで座って、ゆっくりとコーヒーを飲む。
そっと繋いだ手が、あたたかくて幸せすぎた。
「薪いりませんか~?」
二人でのんびりしていると、可愛い声が聞こえてきた。
「ひとカゴ五百円でーす!」
軽トラの荷台に子供たちが乗って、薪売りを手伝う。このキャンプ場のおもてなし。
「なんだあれ、めちゃくちゃ可愛いな」
「ね、可愛いよねっ」
「もしかして、天音も昔あれやった?」
「うん、やったっ。すごい楽しかったっ」
「じゃあ、ちょっとタイムスリップして天音から買ってくるわ」
そんな冗談を言いながら、冬磨が立ち上がってトラックに向かう。
「あ、ふたカゴ買いたいっ」
と、俺も駆け寄った。
子供たちから薪を買って、サイトに用意されている直火炉で焚き火。
「直火で焚き火ができるっていいなー。すげぇキャンプって感じ」
「ね。それにすごく静かでゆっくりできるの。このキャンプ場、本当に大好き」
家族のみの利用か、友人同士は大人二名まで。グループキャンプ禁止のこのキャンプ場は本当に星をゆっくり観たい人達だけが利用するキャンプ場。静かでゆったり流れる時間が心地いい。
「冬磨がここを選んでくれて、すごく嬉しかった」
「そっか。天音にとっては特別な場所だったんだな」
「うん。それに……」
「それに?」
「恋人になってここに来れて……すごい幸せ」
もしセフレのままここに来ていたら、どうなっていただろう。
俺はずっと無表情で、楽しいって音符も飛ばせなくて、こうして手だって繋げなかった。
「ほんと、それな。やっぱ敦司にもっとビール送るかな」
「冬磨、敦司とすごく仲良くなったよね」
「あいつマジでいい奴な? 天音の親友ってすげぇ納得」
「うん。本当に最高の親友」
「ん、だな」
恋人繋ぎで焚き火にあたりながら、たわいもない話をしてのんびりと過ごす。
本当に夢のような、幸せな時間だった。
受付を済ませ、テイクアウトのジンギスカンを予約する。
「これか、お前が言ってたの」
これを予約するために、スーパーでは肉をほとんど買わなかった。
ジンギスカンはサフォーク、ミルクラム、ホワイトラム、の三種。普段スーパーでは見ることができないサフォークが俺は大好きだ。
「うん、すっごい美味しいよっ。三種類あるから食べ比べしよっ。俺も久しぶりだから嬉しいっ」
「……ん、俺も楽しみ」
「また笑ってる」
「だって、音符がな?」
「音符は飛んでませんっ」
「ふはっ」
受付が終わると、オーナーさんがゴルフカートでサイトを案内してくれる。
子供の頃は、これに乗ってサイトを回るのがすごく楽しみだったっけ。
しっかりと区画分けされているサイト。俺たちは星が一面見渡せる星サイトの区画を選んだ。
夕日も眺めるには丘サイトのほうがいいけれど、こっちを選んだ理由は他にあった。
「すげぇなここ。完全にプライベート空間じゃん」
区画のまわりを腰丈くらいの草木が覆って、プライベート空間が確保されている。
「ね、秘密基地みたいでしょ?」
「だな。そんですげぇ広いな?」
「うん。丘サイトよりこっちの方が他のキャンパーの人たちと距離があるから、こっちがよかったんだ」
「でも、夕日も見たかったんじゃねぇの?」
「見たいけど……ここからも見れるし……」
「ん?」
俺は冬磨に近づいてそっと手を繋いた。
「ここのほうが人目を気にしなくていいかなって……」
多少は見られるかもしれないけれど、それでも少しでも気兼ねなく冬磨とすごしたかった。
「あ……天音。ほんと、不意打ち好きだよな?」
「だ……って。早く冬磨にくっつきたかった……」
冬磨の腕が背中に回った。ふわっと優しく包み込まれる感じ。
「……今朝お前を抱いといてほんとよかったわ」
ものすごく感情のこもったその台詞に、思わず笑ってしまう。
「俺も……今そう思ってた」
そうじゃなければ、こうして冬磨とくっついていても、切なくてどうにかなっていた。絶対。自信ある。
「……来年からはバンガローだな」
「えっと……テントいっぱい使うんじゃなかった?」
「……くっそ。なんで買ったんだ俺……テント」
「ぷはっ」
冬磨が可愛い。すごく可愛い。
テントとタープを二人で張った。ただそれだけでも、冬磨と一緒だと楽しかった。
テーブルと椅子を並べて、バーベキューコンロを設置。
でも、まだバーベキューをするには時間が早い。
俺たちは散歩がてらキャンプ場をぐるっと見て回り、最後に羊とウサギの小屋で癒された。
「そうか、この羊が夜の肉になるんだな」
「違うよっ」
笑いながらツッコむと、冬磨も笑って返してくる。
「なんだ、違うのか」
「子供たちがびっくりするからね、だめだよそういうの」
周りには羊とウサギにエサをあげているキャンプに来た子供たち。
「やべ。そっか。聞かれなかったかな」
肩をすくめて立ち上がる冬磨に俺も続く。
「冬磨、コーヒー飲む?」
「コーヒー? 缶コーヒーか?」
「ううん。ね、戻ろ?」
冬磨の手を引っ張ってサイトに戻った。
俺は、キャンプ用バーナーとコーヒーセットを取り出してテーブルに用意する。
「うお、なんだ、すげぇな。本格的じゃん」
小ぶりのアタッシュケースを開いて出てきたコーヒーセットを、冬磨が興味津々で手に取った。
「父さんが、絶対持っていけって」
「お父さん……が?」
「うん。キャンプに行くって言ったら、色々届けに来てね。冬磨がこのキャンプ場を選んだんだよって話したら、すっかり気に入られちゃってたよ」
それを聞いた冬磨はすごく驚いた顔をする。
「えっ、俺のことってなんて話したんだ?」
「えっ……と、か……彼氏……って」
「……あ、そっか。親にはカムアウトしてるんだったな」
「うん。俺、ずっと彼氏なんていなくてそんな話したことなかったから、父さんすごい喜んじゃって……」
バーナーに火をつけてコーヒーを入れる準備をしながら、父さんがどんなに喜んでいたかを冬磨に話して聞かせた。
「マジか。そっか。俺、気に入られたんだ……」
隣に座っていた冬磨が不意に立ち上がって、後ろからふわっと身体を包まれた。
「とぉ……っ」
「でもさ。今までの俺のこと全部話したら……きっと嫌われるよな……」
「全部って……?」
「セフレのこととかさ」
「そんなのっ。父さんに関係ないもん、話さないよ。それに会うことなんてないよきっと」
「会うだろ。てか会いに行くし」
「……なんで?」
「なんでも」
「冬磨……?」
なんで冬磨が父さんに会いに行くの?
まさか……違う。変な期待が膨れ上がって慌ててブレーキをかけた。でも、どくどくと暴れた心臓だけブレーキが効かない。
……あ、そっか。キャンプ道具を返しに行くときの話かもしれない。うん、きっとそうだ。
「すげぇいい匂いしてきた」
「あ、うん。でしょ? 俺、キャンプって言うとこのコーヒーの匂い思い出すんだ」
「俺、キャンプでコーヒーって発想なかったわ」
「父さんがね、キャンプは時間がたっぷりあるし、のんびりゆったりコーヒーを入れるのに最適なんだっていつも言ってた」
「ああ、なんか俺の父さんと似てるかも」
「え、本当?」
「うちはキャンプは行かないけど、毎年外でバーベキューできるとこに行くのが恒例でさ。ゆっくり流れる時間が好きだって、父さんも言ってたわ」
「本当だ、似てるかも」
「な?」
冬磨がお父さんの話をしてくれた。今日までいろいろな話を二人でしてきたけれど、ご両親の話はほとんど出てこなくて少し心配だった。
でも、穏やかな表情でお父さんの話をする冬磨にホッとした。
「冬磨、コーヒーできたよ」
「ん……もうちょっとこうしてたい」
椅子に座る俺にもたれるように、冬磨がぎゅっと抱きしめる。
「……キス……したくなっちゃう、から……」
「んー……じゃあ……」
ちゅっと頬にキスをされて、ふるっと身体が震えた。
一気に顔が熱くなる。
「これで我慢する。俺も」
はにかむように笑って、冬磨は俺から離れていった。
二人並んで座って、ゆっくりとコーヒーを飲む。
そっと繋いだ手が、あたたかくて幸せすぎた。
「薪いりませんか~?」
二人でのんびりしていると、可愛い声が聞こえてきた。
「ひとカゴ五百円でーす!」
軽トラの荷台に子供たちが乗って、薪売りを手伝う。このキャンプ場のおもてなし。
「なんだあれ、めちゃくちゃ可愛いな」
「ね、可愛いよねっ」
「もしかして、天音も昔あれやった?」
「うん、やったっ。すごい楽しかったっ」
「じゃあ、ちょっとタイムスリップして天音から買ってくるわ」
そんな冗談を言いながら、冬磨が立ち上がってトラックに向かう。
「あ、ふたカゴ買いたいっ」
と、俺も駆け寄った。
子供たちから薪を買って、サイトに用意されている直火炉で焚き火。
「直火で焚き火ができるっていいなー。すげぇキャンプって感じ」
「ね。それにすごく静かでゆっくりできるの。このキャンプ場、本当に大好き」
家族のみの利用か、友人同士は大人二名まで。グループキャンプ禁止のこのキャンプ場は本当に星をゆっくり観たい人達だけが利用するキャンプ場。静かでゆったり流れる時間が心地いい。
「冬磨がここを選んでくれて、すごく嬉しかった」
「そっか。天音にとっては特別な場所だったんだな」
「うん。それに……」
「それに?」
「恋人になってここに来れて……すごい幸せ」
もしセフレのままここに来ていたら、どうなっていただろう。
俺はずっと無表情で、楽しいって音符も飛ばせなくて、こうして手だって繋げなかった。
「ほんと、それな。やっぱ敦司にもっとビール送るかな」
「冬磨、敦司とすごく仲良くなったよね」
「あいつマジでいい奴な? 天音の親友ってすげぇ納得」
「うん。本当に最高の親友」
「ん、だな」
恋人繋ぎで焚き火にあたりながら、たわいもない話をしてのんびりと過ごす。
本当に夢のような、幸せな時間だった。
あなたにおすすめの小説
【BL】男なのになぜかNo.1ホストに懐かれて困ってます
猫足
BL
「俺としとく? えれちゅー」
「いや、するわけないだろ!」
相川優也(25)
主人公。平凡なサラリーマンだったはずが、女友達に連れていかれた【デビルジャム】というホストクラブでスバルと出会ったのが運の尽き。
碧スバル(21)
指名ナンバーワンの美形ホスト。自称博愛主義者。優也に懐いてつきまとう。その真意は今のところ……不明。
「絶対に僕の方が美形なのに、僕以下の女に金払ってどーすんだよ!」
「スバル、お前なにいってんの……?」
冗談?本気?二人の結末は?
美形病みホス×平凡サラリーマンの、友情か愛情かよくわからない日常。
※現在、続編連載再開に向けて、超大幅加筆修正中です。読んでくださっていた皆様にはご迷惑をおかけします。追加シーンがたくさんあるので、少しでも楽しんでいただければ幸いです。
人気アイドルの俺、なぜかメンバー全員に好かれてます
七瀬
BL
デビュー4年目の人気アイドルグループ「ECLIPSE(エクリプス)」に所属する芹沢 美澄(せりざわみすみ)は、昔からどこか抜けていてマイペースな性格。
歌もダンスも決して一番ではないはずなのに、なぜかファンからもメンバーからも目を離されない存在だった。
世話焼きな幼なじみ、明るく距離の近い同い年、しっかり者で面倒見のいい年上、掴みどころのない自由人、そして無言で隣にいるリーダー——。
気づけば、美澄の周りにはいつも誰かがいて、当たり前のように甘やかされていく。
今日もBL営業カフェで働いています!?
卵丸
BL
ブラック企業の会社に嫌気がさして、退職した沢良宜 篤は給料が高い、男だけのカフェに面接を受けるが「腐男子ですか?」と聞かれて「腐男子ではない」と答えてしまい。改めて、説明文の「BLカフェ」と見てなかったので不採用と思っていたが次の日に採用通知が届き疑心暗鬼で初日バイトに向かうと、店長とスタッフ達とBL営業をして腐女子や腐男子たまに普通のお客様を喜ばせて!?ノンケBL初心者のバイトと同性愛者の店長のノンケから始まるBLコメディ
※ 不定期更新です。
【完結】それ以上近づかないでください。
ぽぽ
BL
「誰がお前のことなんか好きになると思うの?」
地味で冴えない小鳥遊凪は、ずっと憧れていた蓮見馨に勢いで告白してしまう。
するとまさかのOK。夢みたいな日々が始まった……はずだった。
だけど、ある出来事をきっかけに二人の関係はあっけなく終わる。
過去を忘れるために転校した凪は、もう二度と馨と会うことはないと思っていた。
ところが、ひょんなことから再会してしまう。
しかも、久しぶりに会った馨はどこか様子が違っていた。
「今度は、もう離さないから」
「お願いだから、僕にもう近づかないで…」
俺の好きな男は、幸せを運ぶ天使でした
たっこ
BL
【加筆修正済】
7話完結の短編です。
中学からの親友で、半年だけ恋人だった琢磨。
二度と合わないつもりで別れたのに、突然六年ぶりに会いに来た。
「優、迎えに来たぞ」
でも俺は、お前の手を取ることは出来ないんだ。絶対に。
運命の番は僕に振り向かない
ゆうに
BL
大好きだったアルファの恋人が旅先で運命の番と出会ってしまい、泣く泣く別れた経験があるオメガの千遥。
それ以来、ずっと自分の前にも運命の番があらわれることを切に願っていた。
オメガひとりの生活は苦しく、千遥は仕方なく身体を売って稼ぐことを決心する。
ネットで知り合った相手と待ち合わせ、雑踏の中を歩いている時、千遥は自分の運命の番を見つけた。
ところが視線が確かに合ったのに運命の番は千遥を避けるように去っていく。彼の隣には美しいオメガがいた。
ベータのような平凡な見た目のオメガが主人公です。
ふんわり現代、ふんわりオメガバース、設定がふんわりしてます。
完結しました!ありがとうございました。
借金のカタに同居したら、毎日甘く溺愛されてます
なの
BL
父親の残した借金を背負い、掛け持ちバイトで食いつなぐ毎日。
そんな俺の前に現れたのは──御曹司の男。
「借金は俺が肩代わりする。その代わり、今日からお前は俺のものだ」
脅すように言ってきたくせに、実際はやたらと優しいし、甘すぎる……!
高級スイーツを買ってきたり、風邪をひけば看病してくれたり、これって本当に借金返済のはずだったよな!?
借金から始まる強制同居は、いつしか恋へと変わっていく──。
冷酷な御曹司 × 借金持ち庶民の同居生活は、溺愛だらけで逃げ場なし!?
短編小説です。サクッと読んでいただけると嬉しいです。
冤罪で堕とされた最強騎士、狂信的な男たちに包囲される
マンスーン
BL
王国最強の聖騎士団長から一転、冤罪で生存率0%の懲罰部隊へと叩き落とされたレオン。
泥にまみれてもなお気高く、圧倒的な強さを振るう彼に、狂った執着を抱く男たちが集結する。