よもやまメモ噺

いんじんリュウキ

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1夜で白髪噺

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 フランス革命で処刑されたフランス王妃のマリー・アントワネットや、ヘンリー8世の治世下において処刑されたイギリスの思想家のトーマス・モアに共通するエピソード、それは処刑への恐怖から、1夜にして髪が真っ白になったというものだ。

 ただ、これらのエピソードは事実ではないだろうとのこと。

 髪の毛の色は、毛髪に含まれているメラニン色素の量によって決まり、メラニンが多いと黒髪、少なくなると茶色になる。

 毛根の近くにメラノサイトと呼ばれる細胞があって、ここでメラニンを作り出しており、この色素細胞の活動が弱まったり停止してしまったりすると、メラニンが少なくなっていくので白髪になるのだ。

 恐怖や不安などによっても色素細胞の働きが停止することもあるので、恐怖によって白髪になる可能性はあるのだが、白くなった髪が皮膚の表面に現れるまでには日数がかかり、1夜で真っ白になることはないとのことである。

 では、今回はこの辺で失礼をば。
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