よもやまメモ噺

いんじんリュウキ

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ボブ噺

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 「ボブ」や「ボブ・カット」といえば、おかっぱ風の髪形だ。

 「ボブ」というのは、ヨーロッパの古い言語のひとつである古代ケルト語の言葉で、小さな固まりを意味しており、それが英語に取り入れられた時に短い髪を意味するようにもなったという。

 この「ボブ」だが、もともとは身分の高い男性用のカツラの名前だったとのこと。

 身分の高い男性は、「ボブ」と呼ばれる肩くらいで切り揃えたカツラをつけており、その後一般の男性もボブを使うようになったのだ。

 転機が訪れたのは第1次世界大戦のこと。

 戦争によって男性が戦場に向かい、工場で働く男性がいなくなってしまった。

 代わりに女性が工場で働くようになったのだが、長い髪では何かと面倒なことが多いし、髪を機械に巻き込まれる危険性もあるので、働く女性たちは髪形を短く切り揃えてボブにしたのだ。

 そして戦後の1920年代になり、それがファッションに取り入れられて、定番のヘアスタイルになったのである。

 では、今回はこの辺で失礼をば。
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