よもやまメモ噺

いんじんリュウキ

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丸くてツルツル噺

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 ドングリコロコロという歌があるように、ドングリは丸くて表面がツルツルしていて、とても転がりやすい。

 なぜそのようになっているかといえば、これは外敵から実を守るための工夫である。

 例えば鳥のくちばしは、カキやブドウなどの果物をむしりとったり、ミミズなどの昆虫をつかむのは得意だが、ドングリのような丸いものをつかむのは苦手なのだ。
 加えて表面がツルツルなので、仮にくちばしでうまくつかめたとしても、滑ってしまってうまく食べることができないのである。

 また、イノシシやシカなどの大型草食獣にとってはドングリの硬さが障害となった。

 ただ、その硬さもリスの歯の前にはなすすべもなく、滑りやすさも手に持たれたら効果が発揮されない。

 まさに、ドングリにとってリスは最大の天敵である。

 この天敵に対する策としてドングリがとった策は、食べられる以上に実を落とせばいいという、強烈な物量作戦で、その結果森の中にはおびただしい数のドングリが転がることになったのだ。

 では、今回はこの辺で失礼をば。
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