よもやまメモ噺

いんじんリュウキ

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カラーで大流行噺

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 江戸時代を代表する文化のひとつである浮世絵。

 もともとは墨一色刷りであったが、カラー印刷になったのをきっかけに江戸庶民の間で大流行することになったのだ。

 浮世絵がカラー化することになったのは、1765年に江戸の街で起こった「絵暦」の交換会のちょっとしたブームがきっかけだという。

 絵暦というのは、今でいうところの1枚式のイラストカレンダーのことで、当時は太陰暦を使っていたため、1ヶ月の日数が30日ある大の日と、29日しかない小の月があり、それが1年ごとに変わるのでややこしかった。

 そこで見やすいカレンダーが重宝されたのだが、その暦にさらに工夫が加えられるようになり、カラーの絵暦を集めるコレクターまで登場したという。

 やがて絵暦ブームが過ぎ去ると、浮世絵の版元が版木を譲り受け、カラー刷りした絵を錦絵として売り出すようになったのだ。

 では、今回はこの辺で失礼をば。
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