よもやまメモ噺

いんじんリュウキ

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貝殻が平らだから噺

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 三三九度の杯や熱燗などを飲む時のお猪口など、日本酒を飲む時に用いるための容器は扁平な形をしている。

 ワイングラスなどを見てもわかると思うが、他の国のグラス類は昔から深く作られているが、なぜ日本酒の杯はあんなに浅いのだろうか。

 これには、先土器時代の日本人の暮らしが大きく関わっている。

 当時の日本人が使っていた食器はほとんどが貝殻で、そこに食べ物をのせたり、飲み物を注いだりして使っていたのだが、知ってのとおり貝殻は浅くて扁平だ。

 その後、土器で酒器を作るようになってからも、貝殻をもとに考えたために、浅くて扁平な形になってしまったのだろうとのことである。

 ちなみに、他国のグラスが深いのは、ヤギや牛の角をもともと使用していたからだろうとのことだ。

 では、今回はこの辺で失礼をば。
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