よもやまメモ噺

いんじんリュウキ

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花を飾ったり送ったり噺

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 歌舞伎や相撲の世界にはともに”花道”というものが存在しているのだが、名前の由来は微妙に異なっているという。

 まず歌舞伎の花道だが、これは舞台に向かって左手の観客席の中に設けられた幅1.5メートルほどの通路で、もともとは観客が贔屓の役者に花や祝儀を渡しやすくするために作られたもので、それが名前の由来になっているとのこと。

 花道が登場したのは17世紀後半の寛文年間のことで、当時は臨時の設備だったものの、舞台上とは別の場面を設定できると認識されるようになると、演出上の要として重要な場所と考えられるようになり、18世紀初頭の頃には常設になったという。

 一方で相撲の花道は、力士が支度部屋から土俵へ行き来する際に使う通路のことを指す。

 こちらは平安時代に行われていた天皇が相撲を上覧する「相撲の節」という行事で、力士が頭に花を飾って土俵に向かったことに由来しているという。

 では、今回はこの辺で失礼をば。
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