よもやまメモ噺

いんじんリュウキ

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ラグーザ玉噺

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 日本人女性洋画家の第1号といわれているのがラグーザ玉だ。

 幕末の1861年に生まれた玉は、工部美術学校在学時にイタリア人講師のヴィンツェンツォ・ラグーザと出会い、西洋画を学ぶことになる。

 そしてラグーザの誘いでイタリアへと渡った玉は、彼の念願であった美術学校の開校に伴って水彩画と蒔絵の教授となり、そのまま20歳年上のラグーザと結婚したという。

 幸せな日々を過ごしたことで、玉の洋画に対する習熟度も輝きを増したのか、彼女の描く絵はイタリア国内で人気を呼ぶようになっていったとのこと。

 さらにイタリアでコレラが流行した際、匿名でその収入から多大な寄付をしていたことがわかり、1888年に功労銅勲章を与えられている。

 イタリア国内での名声は高まる一方だったが、日本ではその活躍がそれほど知られることはなかったという。

 では、今回はこの辺で失礼をば。
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