【短編集】ゆめ

ちゃっぷ

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咲き誇る花

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 俺には毎日のように、神様から花が送られる。

「赤い花を差し上げましょう」

 照れ屋で頬を赤く染める姿が、実に愛らしいと思った。

「白い花を差し上げましょう」

 白く、シミ一つない肌が透明感と輝きを放っていて、美しいと思った。

「青い花を差し上げましょう」

 珍しい色を持つ彼女は、他にはない美しさを持っていて神秘的だと思った。

「黄色い花を差し上げましょう」

 太陽のような、ひまわりのような温かな笑顔が素敵だと思った。

「色とりどりの花があります。あなたはどれが気に入りましたか?」

 どれも捨てがたい。

 また逆を言えば、どれもこれだと決めるには決定打に欠けると思った。

 だから答える。

 これからも毎日、新しい花をくださいと。
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