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レベルアップ[完]
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ひとまず、このあれに荒れ狂った森を何とかしなければ。
こんなものが広まろうものなら、国が全精力を上げて原因究明に動き出し、恐らくだが冒険者ギルドから俺に調査の依頼が入る事だろう。
「これ、試してみるか」
''創造''
そう唱えると、一瞬のうちにまるで何事も無かったかのように綺麗な森へと姿を変貌させていた。
「凄い、創造の力は本当にチートだな……」
いや、これまでの力も随分とチートだったのだが。
これを見れば、全てが霞むレベルだ。
「それにしても」
創造がこのレベルなら、破壊はどんなものになるのだろうか。
念じただけで、一瞬のうちになんでも消すことが出来るみたいな、そんな物騒な能力で無いことを期待しておこう。
思ったより早くにレベル上げは終わったし、素直に学園に戻るか。
「転移」
あたりは急転し、森の中から学園の一室へと移り変わった。
「主様、お帰りなさいませ」
部屋に着くなり、まるで予期していたかのようにそこで頭を下げているシャルロット。
「ただいま……」
俺は、それを不思議に思いついシャルロットを見つめてしまう。
「なんでしょう? 」
「いやな、俺が帰ってくる時既に待っていただろ? 俺が帰ってくるのが分かったのか? 」
「えぇ、勿論です。主様の魔力は強いので、妾であらば直ぐに感知できます」
魔力が強いか……。
それはそれで問題ではないのか? 魔力が強いのならば、感知されやすい。
戦いにおいて、それはデメリットとしか言い様がない。
少し、魔力の制御も意識しないとな……。
こんなものが広まろうものなら、国が全精力を上げて原因究明に動き出し、恐らくだが冒険者ギルドから俺に調査の依頼が入る事だろう。
「これ、試してみるか」
''創造''
そう唱えると、一瞬のうちにまるで何事も無かったかのように綺麗な森へと姿を変貌させていた。
「凄い、創造の力は本当にチートだな……」
いや、これまでの力も随分とチートだったのだが。
これを見れば、全てが霞むレベルだ。
「それにしても」
創造がこのレベルなら、破壊はどんなものになるのだろうか。
念じただけで、一瞬のうちになんでも消すことが出来るみたいな、そんな物騒な能力で無いことを期待しておこう。
思ったより早くにレベル上げは終わったし、素直に学園に戻るか。
「転移」
あたりは急転し、森の中から学園の一室へと移り変わった。
「主様、お帰りなさいませ」
部屋に着くなり、まるで予期していたかのようにそこで頭を下げているシャルロット。
「ただいま……」
俺は、それを不思議に思いついシャルロットを見つめてしまう。
「なんでしょう? 」
「いやな、俺が帰ってくる時既に待っていただろ? 俺が帰ってくるのが分かったのか? 」
「えぇ、勿論です。主様の魔力は強いので、妾であらば直ぐに感知できます」
魔力が強いか……。
それはそれで問題ではないのか? 魔力が強いのならば、感知されやすい。
戦いにおいて、それはデメリットとしか言い様がない。
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