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一章
消滅集落
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6月28日の九木礼中学校の校舎である。
晴南達は校舎2階の部活で使っている教室の中いた。
時刻はもうすぐ午後4時になろうとしていた。
遅い昼食を食べ終わった所だった。
美咲が晴南に言った。
「あれっ?もうすぐ4時になるわよ。」
晴南が美咲に言った。
「えっ??もうそんな時間??時間を有効活用してるしてると時間が経つのが早いわね。」
麻衣子が晴南に言った。
「お弁当食べながらだべってただけだと思うんだけど?それって時間を有効活用してるって言えるの?」
麻衣子が晴南に言った。
「かけがえのない友達と大事な思い出作りをしてるんだから有効活用してるでしょ。」
麻衣子が晴南に言った。
「そうなのかな?」
すると七緒が晴南に言った。
「ねえ晴南?もう今日は帰ろうよ。」
美咲が晴南に言った。
「そうよ九木礼警察署に寄るんでしょ。」
晴南が美咲に言った。
「なんで警察署なんかに行くの??美咲なんか悪い事したの??」
美咲が晴南に言った。
「晴南が行きたいって言ったんでしょう!!」
晴南が美咲に言った。
「そうだったわね。ごめんごめん。それじゃあ今日は早めに切り上げましょうか。」
晴南達は部活動を早めに切り上げて帰る事にした。
校舎の戸締りを分担して手早く済ませると全員が校舎の外に出て晴南が出てくるのを待っていた。
晴南も校舎の外に出てきて校舎出入口の扉の鍵を閉めた。
晴南がみんなに言った。
「戸締り完了。それじゃあ行きましょうか。」
すると麻衣子が晴南に言った。
「ちょっと待って晴南?」
晴南が麻衣子に聞き返した。
「何?麻衣子??」
麻衣子が校門の方を指さしながら晴南に言った。
「あれってもしかして満子さんじゃない?」
晴南が麻衣子に言った。
「えっ??」
晴南も麻衣子が指さした方を見てみた。
すると確かに校門前で独り言を呟いている満子の姿があった。
晴南が麻衣子に言った。
「本当だ。」
冬湖がみんなに尋ねた。
「どうしましょうか??」
晃太が冬湖に言った。
「健太に連絡して満子さんがこっちに来てる事を誠二郎さんに伝えてもらおう。」
すぐに晃太が自分のスマホを取り出して健太に電話をかけた。
みんなに聞こえるようにスピーカーモードにした。
すると周囲に健太の声が響いた。
「はいもしもし。」
晃太が健太に言った。
「あっ!!健太か!」
健太が晃太に言った。
「はい黒宮先輩、こんにちは。どうかしましたか?」
晃太が健太に言った。
「満子さんの事なんだが。」
健太が晃太に言った。
「すいません母さんはまだ見つからないんです。」
すると晴南が会話に割り込んできた。
「そうじゃくてこっちに来てるのよ!!満子さんが!!」
健太の声が響いた。
「えっ??」
晃太がスマホ越しに健太に言った。
「晴南が言う通り満子さんが九木礼中学の校門前にいる。」
健太の声が響いた。
「そっちに行ってるんですか?」
晃太がスマホ越しに健太に言った。
「ああ。だからすぐに誠二郎さんにここに来るように伝えてくれ。」
健太の声が周囲に響いた。
「それが今僕も父さんも札幌に来てるんです。」
晃太がスマホ越しに健太に言った。
「えっ??そうなのか??」
健太の声が周囲に響いた。
「うん、ちょっとまって、みんな父さんと変わるから。」
そして低い男性の声が周囲に響いた。
「みんなわざわざ連絡をありがとう。健太と一緒にすぐにそっちに向かう。君達はもう帰ってくれていいよ。」
そう言い終わると電話が切れた。
美咲が晴南に言った。
「ねえ??満子さんがどっかに行っちゃうよ?」
晃太が晴南に言った。
「どうしたもんかな。誠二郎さんからはもう帰っていいよとは言われてるが?」
晴南が晃太に言った。
「どうするかなんて決まってるでしょ。私たちで追いかけるわよ。」
美咲が晴南に言った。
「ええっ??誠二郎さんに任せた方がよくない?」
優斗が美咲に言った。
「札幌からここまでだと高速を使っても3時間以上はかかるよ。」
晃太が優斗に言った。
「そうだなそれまでには満子さんも他の場所に移動してしまうだろうな。」
拓也が優斗に言った。
「なら親父を呼ぶか??」
優斗が拓也に言った。
「僕達の判断で警察沙汰にしちゃうのはまずいんじゃないかな。」
拓也が尋ねた。
「となると晴南のいう通り後を追いかけるか。」
晃太が拓也に言った。
「そうだな後を追った方がいいだろう。」
優斗が晃太に言った。
「満子さんは周囲に気を払ってはいないみたいだから。尾行しても気づかれないとは思うけど。」
美咲が晴南に言った。
「私いやなんだけど??」
晴南が美咲に言った。
「なら美咲達はそのまま帰っていいわよ。」
拓也がみんなに言った。
「そうだな長丁場になるかもしれないし。面倒事になるかもしれない。無理してついてこなくていいぞ。」
麻衣子が拓也に言った。
「いいの拓也君??」
拓也が麻衣子に言った。
「ああ。」
麻衣子が拓也に言った。
「じゃあ甘えさせてもらうね。」
晃太が晴南に尋ねた。
「晴南はどうする??帰ってもいいぞ??」
晴南が晃太に言った。
「行くに決まってるでしょ。私がこんな面白そうな事をほっぽり出して帰ると思ってるの?」
晃太が晴南に言った。
「そうだろうな。」
満子の追跡は晴南と拓也と晃太と優斗が一緒についていく事になった。
そして長孝と慎吾が学校に残る事になった。
その他のメンバーは帰る事になった。
晴南がみんなに言った。
「それじゃあ満子さんを追跡するわよ。」
晴南達は満子を追って移動を始めた。
満子は楽しそうな様子で笑顔で道路を歩いていた。
そして大きな声で独り言を言った。
「覚えてる??柚羽??昔あそこの階段でよく遊んでたわよね。」
その様子を晴南達は後ろから眺めていた。
晃太が言った。
「満子さんはどこに行くつもりだ??町役場の方に向かってるが??」
拓也が晃太に言った。
「役場を通り過ぎた。目的地は町役場じゃなさそうだな。」
すると満子は脇道に入っていった。
「満子さん脇道に入っていったぞ。」
晴南達も急いで脇道に入っていった。
満子は山の中に入っていく急峻な坂道を登り始めた。
晴南がみんなに言った。
「そっか、前の大柳家に戻ろうとしてるんじゃない?」
晃太が晴南に言った。
「そうかこのまま進むと八堂集落だな。」
拓也が優斗に尋ねた。
「八堂集落って確か。」
優斗が拓也に言った。
「うん消滅集落になってて今は誰も住んでないはずだよ。」
晴南がみんなに言った。
「あそこ結構雰囲気があっていいのよね。」
晃太が晴南に言った。
「雰囲気があって喜ぶのは晴南ぐらいだぞ。」
優斗が晃太に言った。
「柚羽達がいた頃から廃屋ばっかりで結構怖かったもんね。」
満子はかつての大柳家のあった旧八堂集落へと向かっていた。
晴南達は校舎2階の部活で使っている教室の中いた。
時刻はもうすぐ午後4時になろうとしていた。
遅い昼食を食べ終わった所だった。
美咲が晴南に言った。
「あれっ?もうすぐ4時になるわよ。」
晴南が美咲に言った。
「えっ??もうそんな時間??時間を有効活用してるしてると時間が経つのが早いわね。」
麻衣子が晴南に言った。
「お弁当食べながらだべってただけだと思うんだけど?それって時間を有効活用してるって言えるの?」
麻衣子が晴南に言った。
「かけがえのない友達と大事な思い出作りをしてるんだから有効活用してるでしょ。」
麻衣子が晴南に言った。
「そうなのかな?」
すると七緒が晴南に言った。
「ねえ晴南?もう今日は帰ろうよ。」
美咲が晴南に言った。
「そうよ九木礼警察署に寄るんでしょ。」
晴南が美咲に言った。
「なんで警察署なんかに行くの??美咲なんか悪い事したの??」
美咲が晴南に言った。
「晴南が行きたいって言ったんでしょう!!」
晴南が美咲に言った。
「そうだったわね。ごめんごめん。それじゃあ今日は早めに切り上げましょうか。」
晴南達は部活動を早めに切り上げて帰る事にした。
校舎の戸締りを分担して手早く済ませると全員が校舎の外に出て晴南が出てくるのを待っていた。
晴南も校舎の外に出てきて校舎出入口の扉の鍵を閉めた。
晴南がみんなに言った。
「戸締り完了。それじゃあ行きましょうか。」
すると麻衣子が晴南に言った。
「ちょっと待って晴南?」
晴南が麻衣子に聞き返した。
「何?麻衣子??」
麻衣子が校門の方を指さしながら晴南に言った。
「あれってもしかして満子さんじゃない?」
晴南が麻衣子に言った。
「えっ??」
晴南も麻衣子が指さした方を見てみた。
すると確かに校門前で独り言を呟いている満子の姿があった。
晴南が麻衣子に言った。
「本当だ。」
冬湖がみんなに尋ねた。
「どうしましょうか??」
晃太が冬湖に言った。
「健太に連絡して満子さんがこっちに来てる事を誠二郎さんに伝えてもらおう。」
すぐに晃太が自分のスマホを取り出して健太に電話をかけた。
みんなに聞こえるようにスピーカーモードにした。
すると周囲に健太の声が響いた。
「はいもしもし。」
晃太が健太に言った。
「あっ!!健太か!」
健太が晃太に言った。
「はい黒宮先輩、こんにちは。どうかしましたか?」
晃太が健太に言った。
「満子さんの事なんだが。」
健太が晃太に言った。
「すいません母さんはまだ見つからないんです。」
すると晴南が会話に割り込んできた。
「そうじゃくてこっちに来てるのよ!!満子さんが!!」
健太の声が響いた。
「えっ??」
晃太がスマホ越しに健太に言った。
「晴南が言う通り満子さんが九木礼中学の校門前にいる。」
健太の声が響いた。
「そっちに行ってるんですか?」
晃太がスマホ越しに健太に言った。
「ああ。だからすぐに誠二郎さんにここに来るように伝えてくれ。」
健太の声が周囲に響いた。
「それが今僕も父さんも札幌に来てるんです。」
晃太がスマホ越しに健太に言った。
「えっ??そうなのか??」
健太の声が周囲に響いた。
「うん、ちょっとまって、みんな父さんと変わるから。」
そして低い男性の声が周囲に響いた。
「みんなわざわざ連絡をありがとう。健太と一緒にすぐにそっちに向かう。君達はもう帰ってくれていいよ。」
そう言い終わると電話が切れた。
美咲が晴南に言った。
「ねえ??満子さんがどっかに行っちゃうよ?」
晃太が晴南に言った。
「どうしたもんかな。誠二郎さんからはもう帰っていいよとは言われてるが?」
晴南が晃太に言った。
「どうするかなんて決まってるでしょ。私たちで追いかけるわよ。」
美咲が晴南に言った。
「ええっ??誠二郎さんに任せた方がよくない?」
優斗が美咲に言った。
「札幌からここまでだと高速を使っても3時間以上はかかるよ。」
晃太が優斗に言った。
「そうだなそれまでには満子さんも他の場所に移動してしまうだろうな。」
拓也が優斗に言った。
「なら親父を呼ぶか??」
優斗が拓也に言った。
「僕達の判断で警察沙汰にしちゃうのはまずいんじゃないかな。」
拓也が尋ねた。
「となると晴南のいう通り後を追いかけるか。」
晃太が拓也に言った。
「そうだな後を追った方がいいだろう。」
優斗が晃太に言った。
「満子さんは周囲に気を払ってはいないみたいだから。尾行しても気づかれないとは思うけど。」
美咲が晴南に言った。
「私いやなんだけど??」
晴南が美咲に言った。
「なら美咲達はそのまま帰っていいわよ。」
拓也がみんなに言った。
「そうだな長丁場になるかもしれないし。面倒事になるかもしれない。無理してついてこなくていいぞ。」
麻衣子が拓也に言った。
「いいの拓也君??」
拓也が麻衣子に言った。
「ああ。」
麻衣子が拓也に言った。
「じゃあ甘えさせてもらうね。」
晃太が晴南に尋ねた。
「晴南はどうする??帰ってもいいぞ??」
晴南が晃太に言った。
「行くに決まってるでしょ。私がこんな面白そうな事をほっぽり出して帰ると思ってるの?」
晃太が晴南に言った。
「そうだろうな。」
満子の追跡は晴南と拓也と晃太と優斗が一緒についていく事になった。
そして長孝と慎吾が学校に残る事になった。
その他のメンバーは帰る事になった。
晴南がみんなに言った。
「それじゃあ満子さんを追跡するわよ。」
晴南達は満子を追って移動を始めた。
満子は楽しそうな様子で笑顔で道路を歩いていた。
そして大きな声で独り言を言った。
「覚えてる??柚羽??昔あそこの階段でよく遊んでたわよね。」
その様子を晴南達は後ろから眺めていた。
晃太が言った。
「満子さんはどこに行くつもりだ??町役場の方に向かってるが??」
拓也が晃太に言った。
「役場を通り過ぎた。目的地は町役場じゃなさそうだな。」
すると満子は脇道に入っていった。
「満子さん脇道に入っていったぞ。」
晴南達も急いで脇道に入っていった。
満子は山の中に入っていく急峻な坂道を登り始めた。
晴南がみんなに言った。
「そっか、前の大柳家に戻ろうとしてるんじゃない?」
晃太が晴南に言った。
「そうかこのまま進むと八堂集落だな。」
拓也が優斗に尋ねた。
「八堂集落って確か。」
優斗が拓也に言った。
「うん消滅集落になってて今は誰も住んでないはずだよ。」
晴南がみんなに言った。
「あそこ結構雰囲気があっていいのよね。」
晃太が晴南に言った。
「雰囲気があって喜ぶのは晴南ぐらいだぞ。」
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