最強勇者の物語2

しまうま弁当

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第4章 ホルムス共和国

無職

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オルランドさんは公営アパートに帰ってしまったが、今度はバルドーさんが僕に尋ねてきた。

「それで、他に聞きたい事はあるかい?」

僕はバルドーさんに尋ねた。

「そう言えば一つここはレフティオ駅まで徒歩でどのくらいですか?」

バルドーさんが僕に答えた。

「そうだね、レフティオ駅まで徒歩七分ぐらいだよ。」

徒歩七分か、それなら駅も近くて通勤は問題無いだろう。

金銭的には何とかなりそうだな。

よし!ここに決めてしまおう。

僕は入居申込する事を決めた。

僕はバルドーさんに言った。

「はい、是非入居をお願いしたいと思います。」

するとバルドーさんが僕に言った。

「分かった、じゃあいつくか質問をするから答えておくれ。審査をさせてもらうから。」

えっ? 審査?

僕はバルドーさんに尋ねた。

「あのう、答えるのは構わないんですが、審査というのは?」

バルドーさんが少し呆れて僕に答えてくれた。

「大家として私はあんたに部屋を貸すわけだ。あんたが部屋を貸して問題無い相手かを、確認する為の審査に決まってるだろう。」

ああ、なるほどそういう事か。

バルドーさんが僕に尋ねた。

「じゃあさっきも聞いたけど、名前を再度教えてもらえるかい?」

僕はバルドーさんに言った。

「はい、ロベルト・ソルディです。年齢は54歳です。」

バルドーさんが僕に尋ねた。

「それで勤め先はどこだい?」

僕はバルドーさんに答えた。

「いえ、勤め先は無いです。」

バルドーさんが僕に尋ねた。

「うん?自営業をやってるって事かい?」

僕はバルドーさんに言った。

「いえ、そういう事でも無くて、無職という事です。」

バルドーさんが僕に言った。

「無職?それじゃあ収入が無いって事じゃないか!それじゃ部屋は貸せないよ!」

この流れはまずいな、事情を説明した方がいい。

僕は、バルドーさんに言った。

「実は、僕はアグトリア法国からの避難民なんです。」

バルドーさんが僕に言った。

「うん、それで。」

僕はバルドーさんに言った。

「それで職業紹介所に相談に行ったんです。そしたらアグトリアからの避難民なら、まず住所を決めた方がいいと助言を頂きまして。」

バルドーさんが僕に言った。

「なるほど、道理だね。」

バルドーさんが僕に言った。

「それなら避難民認定証明書は持ってるのかい?」

僕はバルドーさんに避難民認定証明書を渡した。

バルドーさんが僕の避難民認定証明書を確認して、そして僕に返してくれた。

そしてバルドーさんが僕に尋ねた。

「ソルディさん、あんたは働く意思はあるんだね?」

僕はバルドーさんに答えた。

「はい、もちろんです。」

バルドーさんは少し考えた後に僕に言った。

「なるほど、事情は分かった。じゃあこうしよう。保証金に加えて二ヶ月分の家賃も一緒に前払いしておくれ。それで私としては了承するよ。」
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