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4話 超レア能力「全スキル」
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俺は石化が解けた状態で目を覚ましていた。
「ここは?」
俺は何があったかをすぐに思い出していた。
「そうだ、ライオス達にストーンをかけられ石にされたんだった。」
ミリーはどこだ?
おれはすぐに周囲を見渡したのだった。
するとすぐ横に石にされたミリーがいたのだった。
「我らから全ての枷を消し去りたまえ、リディアス!!」
俺は上級の状態異常を回復できるリディアスの加護魔法を使ってミリーの石化を解除したのだった。
リディアスの魔法効果によってミリーの石化がすぐに解除された。
「はっ、はあー。あれっ?」
ミリーは周囲をキョロキョロと見まわした。
「ミリー、大丈夫かい。」
ミリーは俺に気がついて答えてくれた。
「クリード!!うん、大丈夫みたい。でもなんで私は石になってたの?」
「俺もミリーもライオス達によってストーンをかけられて石にされたみたいだ。」
「そうだ、クリード大変なのライオス達が。」
「分かってる、石化してから意識が飛ぶまでの間ライオス達の話を聞いていたからね。ライオス達がとんでもない事を企んでいるとはね。」
「そうなんだ。クリードはライオス達のやろうとしている事をどう思う?」
「賛同なんて絶対にできないし、したくもないよ。ライオス達は絶対に止めなければならない。」
「良かった、クリードは私と同じ意見なんだね。でもクリード、どうやって石化を解除してくれたの?」
「私達回復薬しか持ってなったよね。状態異常を防ぐ魔法キュアガードはかけてなかったはずだし、私はストーンリカバリーのスキルは持ってないし、確かクリードもストーンリカバリーのスキルは持ってないよね。どうやって石化を解除できたんだろう。」
「さあ、なんでだろうね。」
俺は自分の石化の解除できた事に心当たりがあったが、ミリーに言うべきかどうか迷ってしまった。
するとミリーがこう尋ねてきた。
「ねえクリード、ちょっとスキル鑑定してもいいかな。」
「えっ、どうして?」
ミリーが俺の顔をじっと見つめてきた。
「クリード、何か隠してない?」
「えっ、いや、うーん。すいません隠してる事があります。」
俺は正直にミリーに伝えたのだった。
「やっぱりそうなんだ。なんかクリードから感じる力が前よりも大きくなってるように感じたから。それじゃあ何かスキルを覚えたんだね?」
「うん、まあ覚えたんだけど。」
「何を新しく覚えたの?」
「説明するよりも、ミリーが直接スキル鑑定した方が早いと思う。ミリー、俺のスキル鑑定をしてみて。」
「うん、分かった。」
ミリーは俺のスキル鑑定を始めた。
するとミリーが驚いているのが分かった。
「クリードはスートンリカバリーを新しく覚えたんだね、獲得スキルの中にストーンリカバリーがあるから。」
「すまないんだけどミリー、見て欲しいのはそこじゃないんだ。他にもスキルがあるだろう。」
「うん他にもたくさんの覚えてるスキルがあるけど、というかクリードが覚えてるスキルの数がすごいよ。ほとんどの自然魔法や恩恵魔法それにスキルも覚えてるんじゃないかな。クリード、いつの間に炎系の超級魔法であるエターナル・インフェルノを覚えたの。それに恩恵魔法のホーリー・サンシャインまで覚えてるなんて。すごいよクリード。」
「ミリーに褒めてもらえるのは正直嬉しいんだけど、見て欲しいスキルはそこでもないんだ。最上位スキルの所に見た事のないスキルがあるでしょ。」
「すごいね、クリード最上位スキルも全部覚えてるんだね。あっ、ごめんね。いっぱい覚えてるからビックリしちゃって。えっと、見た事ないスキルか、あっこれの事ね。全(ぜん)スキル。」
「ええー!!全スキル!!クリード、全(ぜん)スキルってスキルを覚えたんだね?私こんなスキル見た事ないわ。」
「うん、実はそうなんだ。」
「全(ぜん)スキルってどういう効果なの?」
ミリーはスキル鑑定のスキルを使ったのだった。
「えーっと全(ぜん)スキルの効果は全ての自然魔法と恩恵魔法とスキルが使う事ができる。」
「ぶっ壊れすぎだろう、この全スキルってスキルは。能力値アップのスキルも全部取得した事になっちゃてるから体力とか魔力とか素早さとかすごい事になってるよ。」
「本当だ、すごい!!クリードの体力が99999魔力も9999まで上がってる。クリードのパラメータもほぼ最強といっていいレベルだよ。クリードのステータスもほぼ最高値近くまで上昇してるよ。」
この全スキルというのはぶっ壊れすぎのスキルなのである。
「すごいよ、クリード誰も見た事のない未知の超レア能力を覚えちゃうなんて。私も初めて見るスキルだし。」
「いやミリー、超レア能力ではあるとは思うけど、未知ではないと思うよ。」
「えっ、私見た事あるのかな?」
「うんミリーは見た事も聞いた事もあるはずだよ。まあスキルの鑑定ではなく古文書(こもんじょ)の方になるとは思うけど。」
「古文書?」
ミリーが頭をひねって考えたあとで思い出したように言った。
「あっ、ルスタニア聖典(せいてん)に出てくる!!」
「うんルスタニア聖典(せいてん)の10章25節の中に出てくるよね。全(ぜん)スキルってスキル名が。ルスタニア聖典10章25節には世界が闇に覆われる時に、全(ぜん)スキルを持つ英雄が光と共に現れ大きな闇をその光で打ち払うだろう、って文言があるからね。」
「すごい、それじゃあ光と共に現れる大英雄ってもしかしてクリードの事?」
「正直俺の事を指してるのかどうなのかは断言できないけど。もしかしたらそうなのかもしれない。」
「すごいよ!!クリードが予言されていた英雄でこんな伝説級のスキルを覚えてちゃうなんて。」
ミリーは俺を褒めてくれたのだった。
「ありがとう。」
「でもクリード、なんで全(ゼン)スキルを覚えた事を教えてくれなかったの?」
「言えるわけないだろう、聖女である君に聖典に出てくる伝説スキルを覚えたみたいなんだなんて。」
「別に私は気にしないよ、それよりもそれをライオス達に言えば、クリードの扱いも変わったかもしれないわ。」
「どうだろうね、全スキルを覚えたと言った所でまずライオス達は俺の言う事を信じないよ。ライオスは俺と会った瞬間にこいつはとんでもない役立たずに違いない、こいつは冒険者以下の冒険者Fランクに違いないとか無茶苦茶言ったんだから。俺の言う事を信じてくれるとはとても思えないけど。」
「そういえば、そうだったね。」
「もちろんライオス達が魔王クレスタに歯が立たなければ、無理矢理にでも戦闘に参加させてもらうつもりではいたけど、ライオス達はそこまで苦労せずに魔王クレスタを倒してしまっただろう。だからもうこのまま黙ったままいようと思ったんだ。魔王が倒されたのだから必要ない力なんだろうと思ってね。」
「クリード、あなたはそこまで気にしていないのかもしれないからあえて言うね。私は魔王クレスタの討伐の最大の功労者はクリードあなただと思ってるわ。」
「ミリー、気を使ってそう言ってくれるのは嬉しいけど。与えられた役割はこなしていたという自負はあるけど、そこまで大した事はしてないよ。」
だがミリーが強く俺に言ってくれた。
「ううんそんな事はないよ。私達は万全な状態で魔王クレスタ戦に臨む事ができたのはクリードが準備を万全にしてくれたおかげだもん。おかげで私達は何の心配もせずに魔王戦に挑む事ができたんだから。クリードがアイテムの調達から管理までをしてくれたおかげで私達は心置きなく魔王クレスタと戦う事ができていたんだから。それにクリードが来てくれてからアイテム切れを一切起こさなくなったんだし。クリードが来る前はアイテム切れなんて日常茶飯事だったんだよ。それだけでどれだけ助かっていた事か。」
「だからさ、クリードにはもっと自信を持って欲しいんだ。クリードはあなたが思っている以上にすごい実力を持っていて、私達をクリードに本当に助けられていたの。だからクリードのおかげで魔王クレスタを倒す事ができたと言っても全然言い過ぎじゃないと思うんだ。」
正直これは少し意外だった。
ミリーは想像以上に俺を評価してくれていた。
「それにクリードが全スキルを覚えてたのは、私は必然だと思うよ。」
「それに関してはそうだね、今ならば俺が全スキルを覚えた事に納得できる。」
「クリードはこの世界を救う英雄だったんだよ。」
「ミリーがそう言ってくれるのは嬉しいんだけど、でもミリーは俺がその闇を打ち払う英雄なんかになれると思うかい?俺が英雄と予言されるようなすごい人間なんだろうか。」
正直この世界を救う予言された英雄だという証拠があったとしても、本当に俺なんかが世界を救えるんだろうかという思いが心の中に存在していた。
だがミリーの言葉がそれを打ち消してくれたのだった。
「うんもちろんだよ、だからこそクリードに伝説級のスキルである全スキルを覚える事ができたんだと思う。現にこうして私を助けてくれたよ。」
「ありがとう、ミリー、正直俺がその予言されていた大英雄なのかはまだ分からないけどやれるだけの事はやってみるよ。」
「うんその意気だよクリード。」
「ここは?」
俺は何があったかをすぐに思い出していた。
「そうだ、ライオス達にストーンをかけられ石にされたんだった。」
ミリーはどこだ?
おれはすぐに周囲を見渡したのだった。
するとすぐ横に石にされたミリーがいたのだった。
「我らから全ての枷を消し去りたまえ、リディアス!!」
俺は上級の状態異常を回復できるリディアスの加護魔法を使ってミリーの石化を解除したのだった。
リディアスの魔法効果によってミリーの石化がすぐに解除された。
「はっ、はあー。あれっ?」
ミリーは周囲をキョロキョロと見まわした。
「ミリー、大丈夫かい。」
ミリーは俺に気がついて答えてくれた。
「クリード!!うん、大丈夫みたい。でもなんで私は石になってたの?」
「俺もミリーもライオス達によってストーンをかけられて石にされたみたいだ。」
「そうだ、クリード大変なのライオス達が。」
「分かってる、石化してから意識が飛ぶまでの間ライオス達の話を聞いていたからね。ライオス達がとんでもない事を企んでいるとはね。」
「そうなんだ。クリードはライオス達のやろうとしている事をどう思う?」
「賛同なんて絶対にできないし、したくもないよ。ライオス達は絶対に止めなければならない。」
「良かった、クリードは私と同じ意見なんだね。でもクリード、どうやって石化を解除してくれたの?」
「私達回復薬しか持ってなったよね。状態異常を防ぐ魔法キュアガードはかけてなかったはずだし、私はストーンリカバリーのスキルは持ってないし、確かクリードもストーンリカバリーのスキルは持ってないよね。どうやって石化を解除できたんだろう。」
「さあ、なんでだろうね。」
俺は自分の石化の解除できた事に心当たりがあったが、ミリーに言うべきかどうか迷ってしまった。
するとミリーがこう尋ねてきた。
「ねえクリード、ちょっとスキル鑑定してもいいかな。」
「えっ、どうして?」
ミリーが俺の顔をじっと見つめてきた。
「クリード、何か隠してない?」
「えっ、いや、うーん。すいません隠してる事があります。」
俺は正直にミリーに伝えたのだった。
「やっぱりそうなんだ。なんかクリードから感じる力が前よりも大きくなってるように感じたから。それじゃあ何かスキルを覚えたんだね?」
「うん、まあ覚えたんだけど。」
「何を新しく覚えたの?」
「説明するよりも、ミリーが直接スキル鑑定した方が早いと思う。ミリー、俺のスキル鑑定をしてみて。」
「うん、分かった。」
ミリーは俺のスキル鑑定を始めた。
するとミリーが驚いているのが分かった。
「クリードはスートンリカバリーを新しく覚えたんだね、獲得スキルの中にストーンリカバリーがあるから。」
「すまないんだけどミリー、見て欲しいのはそこじゃないんだ。他にもスキルがあるだろう。」
「うん他にもたくさんの覚えてるスキルがあるけど、というかクリードが覚えてるスキルの数がすごいよ。ほとんどの自然魔法や恩恵魔法それにスキルも覚えてるんじゃないかな。クリード、いつの間に炎系の超級魔法であるエターナル・インフェルノを覚えたの。それに恩恵魔法のホーリー・サンシャインまで覚えてるなんて。すごいよクリード。」
「ミリーに褒めてもらえるのは正直嬉しいんだけど、見て欲しいスキルはそこでもないんだ。最上位スキルの所に見た事のないスキルがあるでしょ。」
「すごいね、クリード最上位スキルも全部覚えてるんだね。あっ、ごめんね。いっぱい覚えてるからビックリしちゃって。えっと、見た事ないスキルか、あっこれの事ね。全(ぜん)スキル。」
「ええー!!全スキル!!クリード、全(ぜん)スキルってスキルを覚えたんだね?私こんなスキル見た事ないわ。」
「うん、実はそうなんだ。」
「全(ぜん)スキルってどういう効果なの?」
ミリーはスキル鑑定のスキルを使ったのだった。
「えーっと全(ぜん)スキルの効果は全ての自然魔法と恩恵魔法とスキルが使う事ができる。」
「ぶっ壊れすぎだろう、この全スキルってスキルは。能力値アップのスキルも全部取得した事になっちゃてるから体力とか魔力とか素早さとかすごい事になってるよ。」
「本当だ、すごい!!クリードの体力が99999魔力も9999まで上がってる。クリードのパラメータもほぼ最強といっていいレベルだよ。クリードのステータスもほぼ最高値近くまで上昇してるよ。」
この全スキルというのはぶっ壊れすぎのスキルなのである。
「すごいよ、クリード誰も見た事のない未知の超レア能力を覚えちゃうなんて。私も初めて見るスキルだし。」
「いやミリー、超レア能力ではあるとは思うけど、未知ではないと思うよ。」
「えっ、私見た事あるのかな?」
「うんミリーは見た事も聞いた事もあるはずだよ。まあスキルの鑑定ではなく古文書(こもんじょ)の方になるとは思うけど。」
「古文書?」
ミリーが頭をひねって考えたあとで思い出したように言った。
「あっ、ルスタニア聖典(せいてん)に出てくる!!」
「うんルスタニア聖典(せいてん)の10章25節の中に出てくるよね。全(ぜん)スキルってスキル名が。ルスタニア聖典10章25節には世界が闇に覆われる時に、全(ぜん)スキルを持つ英雄が光と共に現れ大きな闇をその光で打ち払うだろう、って文言があるからね。」
「すごい、それじゃあ光と共に現れる大英雄ってもしかしてクリードの事?」
「正直俺の事を指してるのかどうなのかは断言できないけど。もしかしたらそうなのかもしれない。」
「すごいよ!!クリードが予言されていた英雄でこんな伝説級のスキルを覚えてちゃうなんて。」
ミリーは俺を褒めてくれたのだった。
「ありがとう。」
「でもクリード、なんで全(ゼン)スキルを覚えた事を教えてくれなかったの?」
「言えるわけないだろう、聖女である君に聖典に出てくる伝説スキルを覚えたみたいなんだなんて。」
「別に私は気にしないよ、それよりもそれをライオス達に言えば、クリードの扱いも変わったかもしれないわ。」
「どうだろうね、全スキルを覚えたと言った所でまずライオス達は俺の言う事を信じないよ。ライオスは俺と会った瞬間にこいつはとんでもない役立たずに違いない、こいつは冒険者以下の冒険者Fランクに違いないとか無茶苦茶言ったんだから。俺の言う事を信じてくれるとはとても思えないけど。」
「そういえば、そうだったね。」
「もちろんライオス達が魔王クレスタに歯が立たなければ、無理矢理にでも戦闘に参加させてもらうつもりではいたけど、ライオス達はそこまで苦労せずに魔王クレスタを倒してしまっただろう。だからもうこのまま黙ったままいようと思ったんだ。魔王が倒されたのだから必要ない力なんだろうと思ってね。」
「クリード、あなたはそこまで気にしていないのかもしれないからあえて言うね。私は魔王クレスタの討伐の最大の功労者はクリードあなただと思ってるわ。」
「ミリー、気を使ってそう言ってくれるのは嬉しいけど。与えられた役割はこなしていたという自負はあるけど、そこまで大した事はしてないよ。」
だがミリーが強く俺に言ってくれた。
「ううんそんな事はないよ。私達は万全な状態で魔王クレスタ戦に臨む事ができたのはクリードが準備を万全にしてくれたおかげだもん。おかげで私達は何の心配もせずに魔王戦に挑む事ができたんだから。クリードがアイテムの調達から管理までをしてくれたおかげで私達は心置きなく魔王クレスタと戦う事ができていたんだから。それにクリードが来てくれてからアイテム切れを一切起こさなくなったんだし。クリードが来る前はアイテム切れなんて日常茶飯事だったんだよ。それだけでどれだけ助かっていた事か。」
「だからさ、クリードにはもっと自信を持って欲しいんだ。クリードはあなたが思っている以上にすごい実力を持っていて、私達をクリードに本当に助けられていたの。だからクリードのおかげで魔王クレスタを倒す事ができたと言っても全然言い過ぎじゃないと思うんだ。」
正直これは少し意外だった。
ミリーは想像以上に俺を評価してくれていた。
「それにクリードが全スキルを覚えてたのは、私は必然だと思うよ。」
「それに関してはそうだね、今ならば俺が全スキルを覚えた事に納得できる。」
「クリードはこの世界を救う英雄だったんだよ。」
「ミリーがそう言ってくれるのは嬉しいんだけど、でもミリーは俺がその闇を打ち払う英雄なんかになれると思うかい?俺が英雄と予言されるようなすごい人間なんだろうか。」
正直この世界を救う予言された英雄だという証拠があったとしても、本当に俺なんかが世界を救えるんだろうかという思いが心の中に存在していた。
だがミリーの言葉がそれを打ち消してくれたのだった。
「うんもちろんだよ、だからこそクリードに伝説級のスキルである全スキルを覚える事ができたんだと思う。現にこうして私を助けてくれたよ。」
「ありがとう、ミリー、正直俺がその予言されていた大英雄なのかはまだ分からないけどやれるだけの事はやってみるよ。」
「うんその意気だよクリード。」
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