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43話 システムダウン
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次の日の俺は初授業を終えて学院長室へと戻ってきていた。
みんなも学院長室に集まってくれていた。
さっそく師匠が俺に労いの言葉をかけてくれた。
「さあてとクリード先生、初授業なかなか良かったぞ。これからもよろしく頼むぞ。」
「師匠堅苦しいのはなしにしましょう。」
「まあそうじゃな。それよりもクリード。ミリー達はそのままでいいのか?なんか昨日からずっとクリードに怖い笑みを向けておるぞ。」
俺は恐る恐るミリーの顔を見つけると、ミリーは怖いほどの笑みを浮かべていた。
昨日からイゼッタや師匠の事で頭が一杯で気づかなかった。
「クリード、私の質問に素直に答えてね。」
「は、はい。」
「クリード、私がいるのになんでイゼッタをたぶらかしたのかな?」
「えっ、いや別にたぶらかしたつもりはないんだけど。」
ミリーが怖い笑みを浮かべながら言った。
「たぶらかしてたよ、間違いなくね。だってイゼッタと抱き合ったもんね。」
「そ、それは。」
「イゼッタと抱き合えてうれしかったんでしょ。」
俺は言葉に詰まった。
「イゼッタが気になるならもっと抱き合っていいよ。」
「ごめん悪かったよ、ミリー。どうすれば機嫌を治してくれる。」
するとミリーは顔を赤くしながら言った。
「抱き・・・かせて。」
「えっ?」
ミリーが顔を赤くしながら大きな声で俺に言った。
「抱きつかせて!!クリードにもう一回抱きつきたい。それで許してあげる。」
「いいよもちろん。」
「本当?」
「うん。」
するとミリーが俺に抱きついてきたのだった。
俺はミリーを力強く抱きしめたのだった。
ミリーは今度は満面の笑みを浮かべていた。
「クリード、ありがとう。」
「うん。」
俺は気恥ずかしくもあったがミリーは機嫌を直してくれたようだった。
すると今度はマリーが俺に言ってきた。
「お姉ちゃんばっかりズルイよ。お兄ちゃん私も抱きつかせて、私だってお兄ちゃんを愛してるから。」
「マリーもかい。」
「うんお兄ちゃんへの愛は誰にも負けないから。」
「分かったいいよ。」
今度はマリーが俺に抱きついてきたのだった。
俺はマリーを力強く抱きしめる。
「お兄ちゃん大好き、もう絶対に離れないから。」
だがすぐにミリーが間に割って入ってきた。
「マリー、はやくクリードから離れて。」
「ええっ、お兄ちゃんと私は愛し合ってるんだよ。抱き合うのは当然だよ。」
「いいからマリー、クリードから離れて。」
ミリーに強く言われたマリー残念そうに俺から離れたのだった。
師匠は少し不機嫌そうに俺に言った。
「クリード、イゼッタやミリーやマリーと抱き合うために先生になりたいって言ってきたのか?」
「そうじゃありません。」
すると師匠が俺に尋ねてきたのだった。
「それならば、なんでこのブリテスクに戻ってきて先生になろうと思ったんじゃ?」
「当然ライオス達の計画を阻止するためです。」
「ライオス達は神アルカディオス様に成り代わって世界を支配しようとしておるんじゃったな。」
「はいそうです。」
「じゃがそれでなぜブリテスクに戻ってくるという判断をしたのじゃ?」
「俺がここに戻ってきたのはある事を確認するためです。師匠は貿易都市ペンドラゴで10日前に起こったティルス教会の事件を知っていますか?」
「ああ聞いておる。ティルス教会にいた人々が石になった事件じゃな。」
「ティルス教会で俺達は石になった人達を解除しようとリディアスや世界樹の葉まで使ったんですが解除できませんでした。」
「なに世界樹の葉を使ってもか。」
「はいだからこのブリテスク魔法学院にやってきたんです。」
「なるほどのう。」
師匠は俺の考えを理解してくれたようだった。
「とはいえクリード、その考えはさすがに考えすぎじゃと思うぞ。」
「ですが師匠、世界樹の葉で石化を解除できないなんて普通ありえません。」
「この魔法学院の中に禁忌を犯した者がいるという事じゃぞ。」
「ええそれも含めて確認したいと考えてます。師匠、最近このブリテスク魔法学院で何か変わった事が起こってませんか?」
「最近のブリテスク魔法学院で変わった事といえば2週間ほど前にアビア魔導システムのダウンした事があったぐらいかのう。」
「クリード様、アビア魔導システムはブリテスクの中枢を管理しているシステムでしたよね?」
「ああアビア魔導システムはこのブリテスクの町の根幹を支える魔法システムだ。ブリテスクの周囲に張ってある魔法の壁もアビア魔法システムの一部だし、その以外にもアイテムや魔導書の管理や入退室なんかまですべてこのアビア魔法システムで管理されている。」
「師匠、そのアビア魔法システムの誤作動事件の事詳しく教えてくれませんか?」
「二週間ほど前にアビア魔法システムが突然ダウンしてしまってな。システムがダウンした時は魔法学院の中は大騒ぎになったんじゃが、すぐにアビア魔法システムは復旧したから混乱もすぐに収まったんじゃよ。」
「それはアビア魔法システムの魔法回路に致命的なバグがあったという事ですか?」
「うむ、ワシもそう思ってアビア魔法システムの魔法回路を調べたんじゃが、異常は一切認められんかった。」
「となると物理的にアビア魔法システムが落とされた可能性もあるんじゃないですか。魔導棟に侵入して物理的にアビア魔法システムを止めてしまったのかもしれない。」
「もちろんそっちの可能性も潰しておる。すぐに魔導棟を調査させたんじゃが不審な痕跡は発見できんかったのじゃ。結局アビア魔法システムがダウンした理由は今も分からずじまいじゃよ。」
「なるほど。」
俺は少し考えた後で師匠にこう言った。
「師匠、今から地下保管庫に行っても構いませんか?」
「別に構わんが。いくならばちゃんと準備してから行く方が賢明じゃぞ。強力な魔物がウジャウジャおるからのう。」
「ここの地下ダンジョンにはそんなに強い魔物は出ませんでしたよね?」
「ああ確かに前まではそうじゃったんじゃが、最近地下ダンジョンの魔物が狂暴化しておってな。今は授業で地下ダンジョンを使うのも見合わせておるからのう。近々学院のみんな総出で地下ダンジョンの魔物退治をせねばならんと考えておった所じゃ。」
「クリードさん、なんで地下の保管庫に行くって話で地下ダンジョンって言葉が出てくるんですか?」
「それはねメリッサ。このブリテスク魔法学院の地下には地下ダンジョンがあるんだけど、その地下ダンジョンの最下層を魔法学院の保管庫として使っているからだよ。つまりこの魔法学院の地下にあるダンジョンの最下層が保管庫になってるんだ。」
「そうなんですね。」
「クリード、地下ダンジョンに降りるつもりなら一つ頼んでいいかのう。」
「なんですか?」
「実は地下ダンジョンで生徒達が行方不明になっておってな。その生徒達を探してはくれぬか。」
「えっ、地下ダンジョンで行方不明になっている生徒がいるんですか?」
「ああ5人の生徒が地下ダンジョンで行方不明になっておる。どうじゃクリード。」
「もちろんです。」
「すまんのう。」
「それじゃあ準備を整えたら、地下ダンジョンに潜ろう。」
俺達は準備を済ませるとブリテスク魔法学院の地下ダンジョンへと向かった。
みんなも学院長室に集まってくれていた。
さっそく師匠が俺に労いの言葉をかけてくれた。
「さあてとクリード先生、初授業なかなか良かったぞ。これからもよろしく頼むぞ。」
「師匠堅苦しいのはなしにしましょう。」
「まあそうじゃな。それよりもクリード。ミリー達はそのままでいいのか?なんか昨日からずっとクリードに怖い笑みを向けておるぞ。」
俺は恐る恐るミリーの顔を見つけると、ミリーは怖いほどの笑みを浮かべていた。
昨日からイゼッタや師匠の事で頭が一杯で気づかなかった。
「クリード、私の質問に素直に答えてね。」
「は、はい。」
「クリード、私がいるのになんでイゼッタをたぶらかしたのかな?」
「えっ、いや別にたぶらかしたつもりはないんだけど。」
ミリーが怖い笑みを浮かべながら言った。
「たぶらかしてたよ、間違いなくね。だってイゼッタと抱き合ったもんね。」
「そ、それは。」
「イゼッタと抱き合えてうれしかったんでしょ。」
俺は言葉に詰まった。
「イゼッタが気になるならもっと抱き合っていいよ。」
「ごめん悪かったよ、ミリー。どうすれば機嫌を治してくれる。」
するとミリーは顔を赤くしながら言った。
「抱き・・・かせて。」
「えっ?」
ミリーが顔を赤くしながら大きな声で俺に言った。
「抱きつかせて!!クリードにもう一回抱きつきたい。それで許してあげる。」
「いいよもちろん。」
「本当?」
「うん。」
するとミリーが俺に抱きついてきたのだった。
俺はミリーを力強く抱きしめたのだった。
ミリーは今度は満面の笑みを浮かべていた。
「クリード、ありがとう。」
「うん。」
俺は気恥ずかしくもあったがミリーは機嫌を直してくれたようだった。
すると今度はマリーが俺に言ってきた。
「お姉ちゃんばっかりズルイよ。お兄ちゃん私も抱きつかせて、私だってお兄ちゃんを愛してるから。」
「マリーもかい。」
「うんお兄ちゃんへの愛は誰にも負けないから。」
「分かったいいよ。」
今度はマリーが俺に抱きついてきたのだった。
俺はマリーを力強く抱きしめる。
「お兄ちゃん大好き、もう絶対に離れないから。」
だがすぐにミリーが間に割って入ってきた。
「マリー、はやくクリードから離れて。」
「ええっ、お兄ちゃんと私は愛し合ってるんだよ。抱き合うのは当然だよ。」
「いいからマリー、クリードから離れて。」
ミリーに強く言われたマリー残念そうに俺から離れたのだった。
師匠は少し不機嫌そうに俺に言った。
「クリード、イゼッタやミリーやマリーと抱き合うために先生になりたいって言ってきたのか?」
「そうじゃありません。」
すると師匠が俺に尋ねてきたのだった。
「それならば、なんでこのブリテスクに戻ってきて先生になろうと思ったんじゃ?」
「当然ライオス達の計画を阻止するためです。」
「ライオス達は神アルカディオス様に成り代わって世界を支配しようとしておるんじゃったな。」
「はいそうです。」
「じゃがそれでなぜブリテスクに戻ってくるという判断をしたのじゃ?」
「俺がここに戻ってきたのはある事を確認するためです。師匠は貿易都市ペンドラゴで10日前に起こったティルス教会の事件を知っていますか?」
「ああ聞いておる。ティルス教会にいた人々が石になった事件じゃな。」
「ティルス教会で俺達は石になった人達を解除しようとリディアスや世界樹の葉まで使ったんですが解除できませんでした。」
「なに世界樹の葉を使ってもか。」
「はいだからこのブリテスク魔法学院にやってきたんです。」
「なるほどのう。」
師匠は俺の考えを理解してくれたようだった。
「とはいえクリード、その考えはさすがに考えすぎじゃと思うぞ。」
「ですが師匠、世界樹の葉で石化を解除できないなんて普通ありえません。」
「この魔法学院の中に禁忌を犯した者がいるという事じゃぞ。」
「ええそれも含めて確認したいと考えてます。師匠、最近このブリテスク魔法学院で何か変わった事が起こってませんか?」
「最近のブリテスク魔法学院で変わった事といえば2週間ほど前にアビア魔導システムのダウンした事があったぐらいかのう。」
「クリード様、アビア魔導システムはブリテスクの中枢を管理しているシステムでしたよね?」
「ああアビア魔導システムはこのブリテスクの町の根幹を支える魔法システムだ。ブリテスクの周囲に張ってある魔法の壁もアビア魔法システムの一部だし、その以外にもアイテムや魔導書の管理や入退室なんかまですべてこのアビア魔法システムで管理されている。」
「師匠、そのアビア魔法システムの誤作動事件の事詳しく教えてくれませんか?」
「二週間ほど前にアビア魔法システムが突然ダウンしてしまってな。システムがダウンした時は魔法学院の中は大騒ぎになったんじゃが、すぐにアビア魔法システムは復旧したから混乱もすぐに収まったんじゃよ。」
「それはアビア魔法システムの魔法回路に致命的なバグがあったという事ですか?」
「うむ、ワシもそう思ってアビア魔法システムの魔法回路を調べたんじゃが、異常は一切認められんかった。」
「となると物理的にアビア魔法システムが落とされた可能性もあるんじゃないですか。魔導棟に侵入して物理的にアビア魔法システムを止めてしまったのかもしれない。」
「もちろんそっちの可能性も潰しておる。すぐに魔導棟を調査させたんじゃが不審な痕跡は発見できんかったのじゃ。結局アビア魔法システムがダウンした理由は今も分からずじまいじゃよ。」
「なるほど。」
俺は少し考えた後で師匠にこう言った。
「師匠、今から地下保管庫に行っても構いませんか?」
「別に構わんが。いくならばちゃんと準備してから行く方が賢明じゃぞ。強力な魔物がウジャウジャおるからのう。」
「ここの地下ダンジョンにはそんなに強い魔物は出ませんでしたよね?」
「ああ確かに前まではそうじゃったんじゃが、最近地下ダンジョンの魔物が狂暴化しておってな。今は授業で地下ダンジョンを使うのも見合わせておるからのう。近々学院のみんな総出で地下ダンジョンの魔物退治をせねばならんと考えておった所じゃ。」
「クリードさん、なんで地下の保管庫に行くって話で地下ダンジョンって言葉が出てくるんですか?」
「それはねメリッサ。このブリテスク魔法学院の地下には地下ダンジョンがあるんだけど、その地下ダンジョンの最下層を魔法学院の保管庫として使っているからだよ。つまりこの魔法学院の地下にあるダンジョンの最下層が保管庫になってるんだ。」
「そうなんですね。」
「クリード、地下ダンジョンに降りるつもりなら一つ頼んでいいかのう。」
「なんですか?」
「実は地下ダンジョンで生徒達が行方不明になっておってな。その生徒達を探してはくれぬか。」
「えっ、地下ダンジョンで行方不明になっている生徒がいるんですか?」
「ああ5人の生徒が地下ダンジョンで行方不明になっておる。どうじゃクリード。」
「もちろんです。」
「すまんのう。」
「それじゃあ準備を整えたら、地下ダンジョンに潜ろう。」
俺達は準備を済ませるとブリテスク魔法学院の地下ダンジョンへと向かった。
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