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70話 石化の解除
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俺達は移動魔法テレポで貿易都市ペンドラゴに戻って来ていた。
「久しぶりのペンドラゴだね。」
「はい、久しぶりにペンドラゴに戻ってこれました。」
するとすぐに警備隊の隊長が迎えに来てくれた。
「クリード殿、モニカ市長お戻りになられたのですね。」
「ええ、今戻りました。特に変わりはないですか?」
「ええペンドラゴの町は平穏そのものです。これもクリード殿がリチャードの企みを潰してくれたおかげです。それで今日はどうされたのですか?」
「クリード様は石化したティルス教会の人々を元に戻すためにペンドラゴに来られたんです。」
「おおー、石化を解除する方法を見つけられたのですか、さすがはクリード様です!!」
「すまないがすぐに警備隊を集めてくれるか。あとペンドラゴの町の人達に少し暗くなるけど、心配しないでくれと伝えてくれ。」
「分かりました。」
俺は警備隊と一緒にティルス教会へと向かった。
「クリード殿、警備隊はいつでも動けます。」
「じゃあまず俺達が石化を解除してくるから、それまで待機していてくれ。」
「了解しました。」
そして俺達はティルス教会の敷地内へと入っていった。
敷地の中には石にされた人々があちこちにいた。
俺達はティルス教会の中心へとやってきた。
「さてとこの辺でいいだろう。」
俺は地面の中に隠れているテスタロッサに尋ねた。
「テスタロッサ、暗黒魔法の発動は?」
「ええ問題ないわ。いつでもいけるわよ。」
そう声が響いた後で地面からテスタロッサは姿を現した。
「テスタロッサ、別に地面に隠れなくてもいいんだぞ。」
「隠れてるんじゃないわ。私はただ地面に潜るのが好きなだけだから気にしないで。それよりも恩恵の流れをはやく把握した方がいいわよ。」
「もう大体の流れは把握できてるよ。」
「へえ、さすがね。」
「大地から継続的にアルカディオスの力がここに流れ込んできている。その力を相殺するように暗黒魔法を発動させればいいわ。」
「ああ、これでようやくティルス教会で石化した人達を元に戻せる。」
「クリード、あなたは本当に優しい人間なのね。ライオスとは大違い。世界であなただけが暗黒魔法を使えるのも当然なのかもしれないわね。」
「テスタロッサさん、暗黒魔法ってそんなに珍しいものなんですか?」
「暗黒魔法っていうのは基本的に上位魔族だけが使える魔法なのよ。とても希少な魔法といえるわね。」
「そうなんですね。」
「そんな事よりもテスタロッサ、あなたはクリードを手伝わないの?」
「私よりクリードにやってもらった方がいいわ。クリードは私と契約したから暗黒魔法も使えるようになったし、私じゃアルカディオスの力の流れまでは見る事ができないからね。」
「お兄ちゃん、これから何をするの?」
「結界っていうのはつまるところとても大きな加護魔法なんだ。そして加護魔法っていうのは暗黒魔法で打ち消す事ができる。このティルス教会の石化はヒスイの宝玉を使った恩恵の強さをいじって石化させているから、暗黒魔法を使って恩恵の流れを一時的に打ち消してしまえば、石化は解除できるはずだ。」
「そうなんだ。」
「それじゃあ始めるから、みんな少し離れてくれ。」
「うん。」
みんなが離れたのを確認したあとで俺は暗黒魔法の詠唱を始めた。
「とこしえなる深淵の闇よ、この地を全て漆黒の闇に飲み込みたまえ!!シャドウ・ミスト!!」
ティルス教会の建物の上に大きな闇の空間が現れるとそれは大きくなっていって、ペンゴラゴの空を闇に飲み込んでいった。
ペンドラゴの町がどんどん暗くなっていった。
「すごい、ペンドラゴの空が夜みたいになっちゃった。」
「もう真っ暗だよ。」
ペンドラゴの町は一気に夜のようになったのだった。
しばらくしてシャドウ・ミストの魔法の発動が終わって、周囲が明るくなっていった。
「さてとどうだ?」
俺は周囲の様子を確認した。
「あれ、どうしたんだ。」
「動ける、動けるぞ!!」
「やっと動けるようになった!!」
ティルス教会の石化していた人達が解除されていた。
石にされていた人々が元の姿に戻っていたのだ。
「成功よ、クリード!!」
「やったー、さすがはクリード。」
「うまくいったのう、さすがじゃ。」
「お見事ね、まさかたった一回で成功させてしまうなんて。クリード、あなたは本当に優秀なのね。」
「お兄ちゃんならなんでも成功させちゃうんだよ。」
それから石化した人達への救護が始まった。
石化していた全員がケガもなく元に戻っていたのだった。
俺達は救護が一段落して一息ついたのだった。
そこにリーゼ司祭がやってきた。
「クリード様、本当にありがとうございました。石にされた時はどうしようかと途方にくれていました。こうして元に戻してくださり、感謝しかありません。」
「気にしないでください。当たり前の事をしただけです。」
モニカも俺に労いの言葉をかけてくれた。
「クリード様、私からも本当にありがとうございました。ペンゴラゴの市長としてお礼申し上げます。」
「モニカもいいって。」
するとリーゼ司祭が俺に尋ねてきた。
「クリード様、これは全てライオスの仕業というのは本当なのですか?」
「ええリーゼ司祭、ライオスは魔王クレスタの危機を叫びながらみなさんを石にしたんです。聖都ルスタニアを石にするための予行演習として。」
「ライオスはとんでもないことをしでかしたんですね。」
「本当ですね。」
するとそこにペンドラゴの冒険者達が姿を見せたのだった。
「聞いたぜクリード様。ティルス教会の人達も救ったんだってな。」
クラーケン討伐の時に一緒に船を出した冒険者達だった。
「全く水くさいぜ。礼をしようと思ってたのに、さっさと他の町に行ってしまうんだから。」
「悪いな、あの時は先を急いでいたからな。」
「クリード様、何かあったらあしっらに言ってください。必ず駆けつけますから。なあみんな。」
「当然です、クリードさんがクラーケンを討伐してくれたから、俺はこうして生きていられますから。」
「だな。」
「みんなありがとう、何かあったら協力をお願いするよ。」
ペンドラゴの冒険者達は協力を約束してくれたのだった。
「久しぶりのペンドラゴだね。」
「はい、久しぶりにペンドラゴに戻ってこれました。」
するとすぐに警備隊の隊長が迎えに来てくれた。
「クリード殿、モニカ市長お戻りになられたのですね。」
「ええ、今戻りました。特に変わりはないですか?」
「ええペンドラゴの町は平穏そのものです。これもクリード殿がリチャードの企みを潰してくれたおかげです。それで今日はどうされたのですか?」
「クリード様は石化したティルス教会の人々を元に戻すためにペンドラゴに来られたんです。」
「おおー、石化を解除する方法を見つけられたのですか、さすがはクリード様です!!」
「すまないがすぐに警備隊を集めてくれるか。あとペンドラゴの町の人達に少し暗くなるけど、心配しないでくれと伝えてくれ。」
「分かりました。」
俺は警備隊と一緒にティルス教会へと向かった。
「クリード殿、警備隊はいつでも動けます。」
「じゃあまず俺達が石化を解除してくるから、それまで待機していてくれ。」
「了解しました。」
そして俺達はティルス教会の敷地内へと入っていった。
敷地の中には石にされた人々があちこちにいた。
俺達はティルス教会の中心へとやってきた。
「さてとこの辺でいいだろう。」
俺は地面の中に隠れているテスタロッサに尋ねた。
「テスタロッサ、暗黒魔法の発動は?」
「ええ問題ないわ。いつでもいけるわよ。」
そう声が響いた後で地面からテスタロッサは姿を現した。
「テスタロッサ、別に地面に隠れなくてもいいんだぞ。」
「隠れてるんじゃないわ。私はただ地面に潜るのが好きなだけだから気にしないで。それよりも恩恵の流れをはやく把握した方がいいわよ。」
「もう大体の流れは把握できてるよ。」
「へえ、さすがね。」
「大地から継続的にアルカディオスの力がここに流れ込んできている。その力を相殺するように暗黒魔法を発動させればいいわ。」
「ああ、これでようやくティルス教会で石化した人達を元に戻せる。」
「クリード、あなたは本当に優しい人間なのね。ライオスとは大違い。世界であなただけが暗黒魔法を使えるのも当然なのかもしれないわね。」
「テスタロッサさん、暗黒魔法ってそんなに珍しいものなんですか?」
「暗黒魔法っていうのは基本的に上位魔族だけが使える魔法なのよ。とても希少な魔法といえるわね。」
「そうなんですね。」
「そんな事よりもテスタロッサ、あなたはクリードを手伝わないの?」
「私よりクリードにやってもらった方がいいわ。クリードは私と契約したから暗黒魔法も使えるようになったし、私じゃアルカディオスの力の流れまでは見る事ができないからね。」
「お兄ちゃん、これから何をするの?」
「結界っていうのはつまるところとても大きな加護魔法なんだ。そして加護魔法っていうのは暗黒魔法で打ち消す事ができる。このティルス教会の石化はヒスイの宝玉を使った恩恵の強さをいじって石化させているから、暗黒魔法を使って恩恵の流れを一時的に打ち消してしまえば、石化は解除できるはずだ。」
「そうなんだ。」
「それじゃあ始めるから、みんな少し離れてくれ。」
「うん。」
みんなが離れたのを確認したあとで俺は暗黒魔法の詠唱を始めた。
「とこしえなる深淵の闇よ、この地を全て漆黒の闇に飲み込みたまえ!!シャドウ・ミスト!!」
ティルス教会の建物の上に大きな闇の空間が現れるとそれは大きくなっていって、ペンゴラゴの空を闇に飲み込んでいった。
ペンドラゴの町がどんどん暗くなっていった。
「すごい、ペンドラゴの空が夜みたいになっちゃった。」
「もう真っ暗だよ。」
ペンドラゴの町は一気に夜のようになったのだった。
しばらくしてシャドウ・ミストの魔法の発動が終わって、周囲が明るくなっていった。
「さてとどうだ?」
俺は周囲の様子を確認した。
「あれ、どうしたんだ。」
「動ける、動けるぞ!!」
「やっと動けるようになった!!」
ティルス教会の石化していた人達が解除されていた。
石にされていた人々が元の姿に戻っていたのだ。
「成功よ、クリード!!」
「やったー、さすがはクリード。」
「うまくいったのう、さすがじゃ。」
「お見事ね、まさかたった一回で成功させてしまうなんて。クリード、あなたは本当に優秀なのね。」
「お兄ちゃんならなんでも成功させちゃうんだよ。」
それから石化した人達への救護が始まった。
石化していた全員がケガもなく元に戻っていたのだった。
俺達は救護が一段落して一息ついたのだった。
そこにリーゼ司祭がやってきた。
「クリード様、本当にありがとうございました。石にされた時はどうしようかと途方にくれていました。こうして元に戻してくださり、感謝しかありません。」
「気にしないでください。当たり前の事をしただけです。」
モニカも俺に労いの言葉をかけてくれた。
「クリード様、私からも本当にありがとうございました。ペンゴラゴの市長としてお礼申し上げます。」
「モニカもいいって。」
するとリーゼ司祭が俺に尋ねてきた。
「クリード様、これは全てライオスの仕業というのは本当なのですか?」
「ええリーゼ司祭、ライオスは魔王クレスタの危機を叫びながらみなさんを石にしたんです。聖都ルスタニアを石にするための予行演習として。」
「ライオスはとんでもないことをしでかしたんですね。」
「本当ですね。」
するとそこにペンドラゴの冒険者達が姿を見せたのだった。
「聞いたぜクリード様。ティルス教会の人達も救ったんだってな。」
クラーケン討伐の時に一緒に船を出した冒険者達だった。
「全く水くさいぜ。礼をしようと思ってたのに、さっさと他の町に行ってしまうんだから。」
「悪いな、あの時は先を急いでいたからな。」
「クリード様、何かあったらあしっらに言ってください。必ず駆けつけますから。なあみんな。」
「当然です、クリードさんがクラーケンを討伐してくれたから、俺はこうして生きていられますから。」
「だな。」
「みんなありがとう、何かあったら協力をお願いするよ。」
ペンドラゴの冒険者達は協力を約束してくれたのだった。
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