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到着した私のもとに赤いショートヘアの女子が慌てて駆けつけてきました。
「ちょっとリンゼ??この仰々しい行列は何??ドルチェス王子様までいらっしゃるじゃない??」
この赤い髪ショートヘアーの女子が今回お茶会へ招待してくれたエミリアです。
彼女とは貴族学院時代からとても仲良くしています。
私はすぐにティルモール伯爵邸の中の客間へと通されてエミリアに事情を話しました。
私の話を聞き終わったエミリアが私に言いました。
「いやードルチェス王子様や公爵であられるカーバルド様に護衛してもらってるなんかすごいじゃない!!」
私がエミリアに言いました。
「言わないで、結構アタフタしてるんだから。」
エミリアが私に言いました。
「普通に喜べばいいじゃん。ドルチェス王子様に護衛してもらってるんだからさ。」
私がエミリアに言いました。
「もう他人事だと思って。」
エミリアが私に言いました。
「ゴメン、ゴメン。でもチャールズの方は本当に災難だったね。」
私はエミリアに頷きます。
「うん。」
エミリアが私に尋ねました。
「リンゼ??よかったらそっちの話も詳しく聞かせてくれる??」
私はエミリアにチャールズに婚約破棄された詳しい経緯を話しました。
話を聞き終わったエミリアが私に言いました。
「あのクズ男のチャールズめ!!!婚約破棄するんだったら最初からリンゼに婚約を申し込んでくるなっつうの!!」
私がエミリアに尋ねました。
「エミリアも私の事を庇ってくれるの?」
エミリアが私に言いました。
「そりゃ庇うよ!!!話を聞いた限りじゃリンゼ全然悪くないじゃない。あのクズ男のチャールズがリンゼに無茶苦茶な事を言ってきて追い出されたんじゃん!!!」
「にしても浮気相手がセシルか??チャールズとセシルって最悪の組み合わせね。」
「そうかな?」
「チャールズにしてもセシルにしても貴族学院の時も二人の周りではトラブルが多発してたでしょ?」
「そういえばもめ事が多かったよね。」
「もめ事っていうかチャールズやセシルがほぼ一方的にイジメや嫌がらせをしてただけだからね!!!チャールズやセシルに絡まれた子達が本当にかわいそうだったわ。私たちは一度も同じクラスにならなかったから本当に良かったって女神様に感謝してたんだけど。リンゼがあのクズ男と婚約するって聞いた時は本当に驚いたわよ。」
「そういえばエミリアは婚約を止めるように何度も説得しに来てくれたね。」
「だってあんな男と結婚したら将来に破滅するのが約束されてるようなもんでしょ。エルカリア伯爵様は何も言われなかったの?」
「うんお父様は気が進まなければ断っていいぞって言われたんだけど、お父様の役に立ちたかったしその時はチャールズももっといい人だと思ってたから。」
「全然いい人じゃなかったでしょ?」
「うん、全然いい人じゃなかった。」
すると客間に一人の男性が入ってきました。
「エミリア、失礼するよ。」
気の弱そうな長身で黒髪の男性が客間に入ってきたのでした。
この方はエミリアの夫であるティルモール伯爵様です。
エミリアがそのティルモール伯爵様に尋ねます。
「あっ!!モンテニオ様?」
ティルモール伯爵様がエミリアに言いました。
「すまないエミリア、リンゼ殿もいらっしゃるとは思ってなかった、また後で出直すよ。」
私がティルモール伯爵に言いました。
「ティルモール伯爵様??私の事はお気になさらずに。」
エミリアもティルモール伯爵様に言いました。
「どうされたんですか??モンテニオ様??」
ティルモール伯爵様は言いにくそうにエミリアに言いました。
「実はさきほど王都の騎士隊からとある情報が届いたんだが。」
そう言うとティルモール伯爵様がエミリアに尋ねました。
「エミリアにとってはきっと不快な情報になってしまうがいいかい?」
エミリアがティルモール伯爵様に言いました。
「はい構いません、モンテニオ様。」
「実は王都でチャールズ殿とエミリアが密会をしていたという情報が届いたんだ。」
「はあ?私とあのクズ男が王都で密会??」
「仲良く手をつないで歩いていたという話なんだ。さらに通行人からルーテスの首飾りと黄金の指輪を強奪して老人に暴力を振るったとも書状には書いてある。」
「全く身に覚えがありません。」
「そんなの絶対に間違いです。私がモンテニオ様を裏切るような事はしません!!きっと何かの間違いだです!!」
私はティルモール伯爵様に言いました。
「エミリアはモンテニオ様を裏切ったりする人ではありません。ましてや強奪したり暴力を振るうなんてエミリアに限って絶対にありえません。」
ティルモール伯爵様は少し考えてから私とエミリアに言いました。
「確かにリンゼ殿のおっしゃる通りだ。冷静になって考えてみればエミリアが私を裏切るはずがない事など分かり切っているのに。すまないエミリア、この知らせを聞いて気が動転していたようだ。」
エミリアは私とティルモール伯爵様に言いました。
「モンテニオ様ありがとうございます!!リンゼもありがとね。」
するとティルモール伯爵様が言いました。
「しかしそうなるとあの知らせはどういう事だ王都の騎士隊がデタラメを送ってきたとも思えないし??」
私がティルモール伯爵様に尋ねます。
「ティルモール伯爵様??それ以外に何か書いてありませんか?」
ティルモール伯爵様が私に言いました。
「そうだな?ああここに二人の特徴が書いてある。チャールズが黒髪のショートヘアの男でエミリアが青い髪でロングヘアーの女子だったらしい。」
私が二人に言いました。
「青い髪でロングヘアーの女子??それってセシルじゃないですか?」
エミリアが私に言いました。
「そうだね、黒髪のシュートヘアはチャールズっぽいけど、青い髪でロングヘアーの女子ってセシルの可能性が高いわね。チャールズとセシルは今一緒にいるみたいだしね。」
「あいつら私に何の恨みがあるっていうの??本当にロクな事をしないんだから!!」
すると客間の外から声が響いてきた。
「ティルモール伯爵様??ドア越しに失礼致します。ご報告よろしいでしょうか??」
するとティルモール伯爵様が客間の外に向けて言いました。
「昨日マイタニス村が謎の二人組によって襲撃を受けたとの事です。」
「なんだと??被害は?」
「ケガ人が十名ほど出ております。ただ警戒に当たってくれていた冒険者達がすぐに駆けつけたため死者はでなかったようです。」
「そうか、分かった。」
「エミリアすまないがマイタニス村に行ってくる。留守を頼めるかい?」
「はい、お任せください、モンテニオ様。」
「リンゼ殿、バタバタして申し訳ない!!どうかお茶会を楽しんでいってください。ではこれで??」
ティルモール伯爵はそう言うと客間から出て行った。
私はエミリアに尋ねた。
「ねえ??どういう事??」
エミリアが私に言いました。
「うん、最近うちのティルモール伯爵家の領地内の村々で襲撃事件が多発してるのよ。二人組の襲撃者らしいんだけど。強力な魔法をバンバンぶっぱなして村々を襲ってるらしいの。」
私がエミリアに聞き返しました。
「強力な魔法をバンバン??」
エミリアが私に言いました。
「たぶん二人組の襲撃者のどっちかが優秀な魔導士なんでしょうね。」
エミリアが私に言いました。
「証拠はないんだけど、この二人組の襲撃犯ってチャールズとセシルだと思ってるんだよね??ほらセシルって人しても貴族としてもダメだけど魔導士としては優秀でしょ。」
私がエミリアに言いました。
「リネアス子爵家は代々宮廷魔導士長を務める家だしね。」
エミリアが私に言いました。
「うん、さっきまではそこまでの確信はなかったけど、さっきのモンテニオ様の話を聞いて確信したわ!!あいつらならやりかねないわ!!」
するとエミリアが真剣な顔で私に言いました。
「リンゼ??ドルチェス王子様の言われる通り、これは用心しといた方がいいかもしれないわよ。」
私はエミリアに頷きました。
「うん。」
「ちょっとリンゼ??この仰々しい行列は何??ドルチェス王子様までいらっしゃるじゃない??」
この赤い髪ショートヘアーの女子が今回お茶会へ招待してくれたエミリアです。
彼女とは貴族学院時代からとても仲良くしています。
私はすぐにティルモール伯爵邸の中の客間へと通されてエミリアに事情を話しました。
私の話を聞き終わったエミリアが私に言いました。
「いやードルチェス王子様や公爵であられるカーバルド様に護衛してもらってるなんかすごいじゃない!!」
私がエミリアに言いました。
「言わないで、結構アタフタしてるんだから。」
エミリアが私に言いました。
「普通に喜べばいいじゃん。ドルチェス王子様に護衛してもらってるんだからさ。」
私がエミリアに言いました。
「もう他人事だと思って。」
エミリアが私に言いました。
「ゴメン、ゴメン。でもチャールズの方は本当に災難だったね。」
私はエミリアに頷きます。
「うん。」
エミリアが私に尋ねました。
「リンゼ??よかったらそっちの話も詳しく聞かせてくれる??」
私はエミリアにチャールズに婚約破棄された詳しい経緯を話しました。
話を聞き終わったエミリアが私に言いました。
「あのクズ男のチャールズめ!!!婚約破棄するんだったら最初からリンゼに婚約を申し込んでくるなっつうの!!」
私がエミリアに尋ねました。
「エミリアも私の事を庇ってくれるの?」
エミリアが私に言いました。
「そりゃ庇うよ!!!話を聞いた限りじゃリンゼ全然悪くないじゃない。あのクズ男のチャールズがリンゼに無茶苦茶な事を言ってきて追い出されたんじゃん!!!」
「にしても浮気相手がセシルか??チャールズとセシルって最悪の組み合わせね。」
「そうかな?」
「チャールズにしてもセシルにしても貴族学院の時も二人の周りではトラブルが多発してたでしょ?」
「そういえばもめ事が多かったよね。」
「もめ事っていうかチャールズやセシルがほぼ一方的にイジメや嫌がらせをしてただけだからね!!!チャールズやセシルに絡まれた子達が本当にかわいそうだったわ。私たちは一度も同じクラスにならなかったから本当に良かったって女神様に感謝してたんだけど。リンゼがあのクズ男と婚約するって聞いた時は本当に驚いたわよ。」
「そういえばエミリアは婚約を止めるように何度も説得しに来てくれたね。」
「だってあんな男と結婚したら将来に破滅するのが約束されてるようなもんでしょ。エルカリア伯爵様は何も言われなかったの?」
「うんお父様は気が進まなければ断っていいぞって言われたんだけど、お父様の役に立ちたかったしその時はチャールズももっといい人だと思ってたから。」
「全然いい人じゃなかったでしょ?」
「うん、全然いい人じゃなかった。」
すると客間に一人の男性が入ってきました。
「エミリア、失礼するよ。」
気の弱そうな長身で黒髪の男性が客間に入ってきたのでした。
この方はエミリアの夫であるティルモール伯爵様です。
エミリアがそのティルモール伯爵様に尋ねます。
「あっ!!モンテニオ様?」
ティルモール伯爵様がエミリアに言いました。
「すまないエミリア、リンゼ殿もいらっしゃるとは思ってなかった、また後で出直すよ。」
私がティルモール伯爵に言いました。
「ティルモール伯爵様??私の事はお気になさらずに。」
エミリアもティルモール伯爵様に言いました。
「どうされたんですか??モンテニオ様??」
ティルモール伯爵様は言いにくそうにエミリアに言いました。
「実はさきほど王都の騎士隊からとある情報が届いたんだが。」
そう言うとティルモール伯爵様がエミリアに尋ねました。
「エミリアにとってはきっと不快な情報になってしまうがいいかい?」
エミリアがティルモール伯爵様に言いました。
「はい構いません、モンテニオ様。」
「実は王都でチャールズ殿とエミリアが密会をしていたという情報が届いたんだ。」
「はあ?私とあのクズ男が王都で密会??」
「仲良く手をつないで歩いていたという話なんだ。さらに通行人からルーテスの首飾りと黄金の指輪を強奪して老人に暴力を振るったとも書状には書いてある。」
「全く身に覚えがありません。」
「そんなの絶対に間違いです。私がモンテニオ様を裏切るような事はしません!!きっと何かの間違いだです!!」
私はティルモール伯爵様に言いました。
「エミリアはモンテニオ様を裏切ったりする人ではありません。ましてや強奪したり暴力を振るうなんてエミリアに限って絶対にありえません。」
ティルモール伯爵様は少し考えてから私とエミリアに言いました。
「確かにリンゼ殿のおっしゃる通りだ。冷静になって考えてみればエミリアが私を裏切るはずがない事など分かり切っているのに。すまないエミリア、この知らせを聞いて気が動転していたようだ。」
エミリアは私とティルモール伯爵様に言いました。
「モンテニオ様ありがとうございます!!リンゼもありがとね。」
するとティルモール伯爵様が言いました。
「しかしそうなるとあの知らせはどういう事だ王都の騎士隊がデタラメを送ってきたとも思えないし??」
私がティルモール伯爵様に尋ねます。
「ティルモール伯爵様??それ以外に何か書いてありませんか?」
ティルモール伯爵様が私に言いました。
「そうだな?ああここに二人の特徴が書いてある。チャールズが黒髪のショートヘアの男でエミリアが青い髪でロングヘアーの女子だったらしい。」
私が二人に言いました。
「青い髪でロングヘアーの女子??それってセシルじゃないですか?」
エミリアが私に言いました。
「そうだね、黒髪のシュートヘアはチャールズっぽいけど、青い髪でロングヘアーの女子ってセシルの可能性が高いわね。チャールズとセシルは今一緒にいるみたいだしね。」
「あいつら私に何の恨みがあるっていうの??本当にロクな事をしないんだから!!」
すると客間の外から声が響いてきた。
「ティルモール伯爵様??ドア越しに失礼致します。ご報告よろしいでしょうか??」
するとティルモール伯爵様が客間の外に向けて言いました。
「昨日マイタニス村が謎の二人組によって襲撃を受けたとの事です。」
「なんだと??被害は?」
「ケガ人が十名ほど出ております。ただ警戒に当たってくれていた冒険者達がすぐに駆けつけたため死者はでなかったようです。」
「そうか、分かった。」
「エミリアすまないがマイタニス村に行ってくる。留守を頼めるかい?」
「はい、お任せください、モンテニオ様。」
「リンゼ殿、バタバタして申し訳ない!!どうかお茶会を楽しんでいってください。ではこれで??」
ティルモール伯爵はそう言うと客間から出て行った。
私はエミリアに尋ねた。
「ねえ??どういう事??」
エミリアが私に言いました。
「うん、最近うちのティルモール伯爵家の領地内の村々で襲撃事件が多発してるのよ。二人組の襲撃者らしいんだけど。強力な魔法をバンバンぶっぱなして村々を襲ってるらしいの。」
私がエミリアに聞き返しました。
「強力な魔法をバンバン??」
エミリアが私に言いました。
「たぶん二人組の襲撃者のどっちかが優秀な魔導士なんでしょうね。」
エミリアが私に言いました。
「証拠はないんだけど、この二人組の襲撃犯ってチャールズとセシルだと思ってるんだよね??ほらセシルって人しても貴族としてもダメだけど魔導士としては優秀でしょ。」
私がエミリアに言いました。
「リネアス子爵家は代々宮廷魔導士長を務める家だしね。」
エミリアが私に言いました。
「うん、さっきまではそこまでの確信はなかったけど、さっきのモンテニオ様の話を聞いて確信したわ!!あいつらならやりかねないわ!!」
するとエミリアが真剣な顔で私に言いました。
「リンゼ??ドルチェス王子様の言われる通り、これは用心しといた方がいいかもしれないわよ。」
私はエミリアに頷きました。
「うん。」
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