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「次の事件はセシルとチャールズが自分達が起こした犯罪を諸侯に擦り付け、さらにはデタラメな発表を王都のあちこちで行い王家及び諸侯の信用を大きく失墜させたことだ。あの日、王都内で64件の軽犯罪及び虚偽宣言が行われた。」
国王様がチャールズとセシルに尋ねました。
「この事件の犯人は全てチャールズとセシルで間違いないな??」
セシルが国王様に言いました。
「知らないわ、それは私じゃないわ。」
チャールズが国王様に言いました。
「そうだ。それは俺達じゃじゃない。」
国王様がこう言いました。
「そうか、ではあの日この事件を目撃した者達に話を聞く事にしよう。」
すぐに大広間に各事件の目撃者が呼ばれました。
「王都でこの事件を目撃した64人に来てもらった。」
するとチャールズとセシルは焦ったのでした。
「下民なんぞを王城の中に入れちゃダメだろうが!!!ここは貴族と王族しか入れない神聖な場所だろうが!!」
「その通りよ!!こら!!下民共!!ここはお前らみたいな薄汚い奴が入れる場所じゃないのよ!!!とっとと出ていきなさい!!」
すると国王様がチャールズとセシルに言いました。
「みな余の招きで来てもらった立派な客人だ。何の問題があるのだ??」
するとセシルとチャールズは何も反論できなかった。
「集まってもらったのに、不快な思いをさせてすまない。続けよう。」
国王様が呼んだ証人達に尋ねました。
「中断してすまぬな!!それで君達が目撃した者はこの大広間の中にいるか??」
呼ばれた64人の証人全員が頷いた。
国王様が言いました。
「ではその犯人を指さしてくれ。」
すると呼ばれた64人の目撃者の全員がセシルとチャールズを指さしたのでした。
これを見たチャールズとセシルは激怒しました。
「なっ!!この下民共が!!!らなんで俺指さしてやがる!!!」
「あんた達!!!いい加減にしなさいよ!!下民のぶんざいで!!」
だが目撃した人々はほぼ口を揃えてこう言ったのだった。
「この顔でこの声間違いない!!!」
「間違いない!!!あの時聞いたのはこの声だ。」
国王様が言いました。
「これで言い逃れはできまい。王都で起こった64件の軽犯罪および虚偽宣言の犯人は全てチャールズとセシルであると証明された。」
セシルが観念した様子で言いました。
「そうよ、全部私達がやったわ。」
チャールズが言いました。
「そうだ、俺達がやった。これでいいだろう!!」
国王様がセシルとチャールズに尋ねました。
「チャールズそれにセシルなぜ余や諸侯達に喧嘩を売るような事をしたのだ??」
するとセシルが国王様に言いました。
「なぜですって??そんなの決まってるでしょ!!!報いを受けさせるためよ。」
国王様がセシルに尋ねました。
「報いだと??誰に対する報いだ?」
セシルが国王様に言いました。
「下民を大事にしろとかぬかしてるエセ貴族やペテン国王に対する報いに決まってるでしょ!!!」
大広間にどよめきが起こりました。
国王様は驚いてセシルに聞き返しました。
「エセ貴族???ペテン国王だと???」
すると大広間にいたディルス伯爵様がセシルに尋ねました。
「おいまさかそのエセ貴族というのは我々の事を言っているのか??」
セシルは悪びれる様子もなくディルス伯爵様にこう言いました。
「そうよあんた達は貴族と呼ぶのもおくがましいエセ貴族でしょうが??」
国王様も驚いた様子でセシルに聞き返しました。
「セシル??そちの言うペテン国王は余の事か??」
セシルは堂々と国王様に言います。
「あんた以外だれがいるっていうの??盗賊よりうさんくさい顔してるあんたがペテン国王に決まってるでしょうが!!!まだ盗賊の方があいきょうのかる顔をしてるわ!!こんな血も涙もない凶悪犯みたいな顔してるんだかどこをどう見たってペテン国王でしょうが!!!ましてやあんたは顔もやってる事もペテンそのものでしょうが?」
そしてセシルはドルチェス王子様の方を見てこう言いました。
「良かったわね。ヘッポコ王子??あんなのに似なくて。あんた顔だけは綺麗だもんね。それ以外はヘッポコ以外の何物でもないけど。あんな人相の悪い極悪人みたいな顔になったら目も当てられなかったわね。リリス王妃は顔はきれいだもんね。まあ腹の中はどす黒い腹黒女なんでしょうけど。」
ディルス伯爵様が怒り心頭の様子でセシルに尋ねた。
「私のどこが貴族と呼ぶにおくがましいというのだ??」
ドルチェス王子様もセシルに反論します。
「父上は誰よりも私や母上や民達の事を考えているぞ?」
セシルがディルス伯爵様とドルチェス王子様に言いました。
「だからでしょうが。」
するとセシルがチャールズに言った。
「チャールズ様?こいつらに教えてやってください。」
チャールズがディルス伯爵様と国王様にこう言い放ちました。
「お前達は貴族や王族のくせに下民を大事にしろとか訳分からない事を言っているだろう!!!貴族や王ならば下民をいたぶらなければならないだ。だが貴族や王族の中で下民をいたぶっているのは俺やセシルだけだ。つまり下民をいたぶらないお前達はエセ貴族でありペテン国王なんだ!!!真の貴族と呼べるは俺やセシルだけという事だ!!分かったか!!!この愚か者共!!」
セシルも二人にこう言い放ちます。
「そうよ、あんた達がエセ貴族やペテン王族になり下がった以上、あんた達に罰を与える必要があったのよ。だからしかるべき罰を与えてやった!!あんた達下民のしもべになり下がった愚かな者共よ!!愚か者共に罰を与えるのは当然でしょうが!!」
チャールズが大広間にいる全員に言い放ちます。
「その通りだ。いいか!!ペテン国王!!ヘッポコ王子!!エセ貴族共!!!少しは下民どもの顔色を伺っている自分達を恥じたらどうなんだ!!!一人の誇り高い貴族として俺は恥ずかしいぞ!!」
セシルも大広間にいる全員に言い放ちます。
「全くです。貴族や王族の誇りを忘れ下民を大事にしろとかぬかしてる愚かなエセ貴族共!!ペテン国王!!お前達はどれほど愚かで見苦しい事をしているかちゃんと自覚しなさい!!エセ貴族共!!ペテン国王!!恥を知りなさい!!!」
するとパシーンという音が響いた。
アルドラス公爵がチャールズの顔に鉄拳を食らわせミーレウス魔導士長がセシルを強くビンタしたのでした。
「親父!!!いてええよ。」
「お母様、いたい!!」
アルドラス公爵様とミーレウス様が国王様に言いました。
「パルタス国王様、審問中に手を挙げてしまい申し訳ありません。」
「パルタス国王様、娘に手を挙げてしまい申し訳ありません。」
国王様はこう言いました。
「いや気にせんでよい。むしろよくやってくれた。余も少しイラついてしまっていた所だ。審問を続けるとしよう。」
国王様がこう言いました。
「さてとではリンゼ殿の誘拐を企み、王国の重要拠点を次々に襲撃し多数の死者とケガ人を出した事件だ。死者は452人ケガ人に至っては2000人を軽く超えている。」
するとドルチェス王子様が言いました。
「王城を襲撃するだけでも大罪なのに、よりにもよってリンゼ様の誘拐をたくらむなど言語道断だ!!!」
続いてカーバルド様が言いました。
「その通り、またしてもリンゼ様を泣かそうとしたお前達を許す事など到底できない。」
ドルガーが言いました。
「お嬢様を再び泣かそうとしたお前達には相応の報いをくれてやるからな。」
私はみなさんに尋ねました。
「あのう、みなさん?私の事は王城の襲撃よりも大事な事なんですか?」
ドルチェス王子様が私に答えてくださいました。
「当然です、リンゼ様が最優先に決まっています。」
カーバルド様が言いました。
「リンゼ様は全てにおいて優先しますので。」
ドルガーもこう言ってくれました。
「お嬢様の笑顔以上に大事なものなどこの世界にはありません。」
私は恥ずかしくなってこう答えました。
「あ、ありがとうございます。」
すると国王様がドルチェス王子様に尋ねられました。
「ほう、ドルチェス??リンゼ殿に告白したのか?」
ドルチェス王子様が国王様に言いました。
「はい一方的にはなりますが熱烈ファンクラブ結成時にリンゼ様への愛を宣言しました。」
国王様がドルチェス王子様に言いました。
「うむ、ドルチェス??リンゼ殿と進展があったら真っ先に教えてくれよ??」
「はい、父上!!もちろんでございます。」
もうみなさんはなんでこんな話をしているんですか?
「オホン!!!少し話がずれてしまったが、審問の続きを行う。」
国王様がセシルとチャールズに尋ねました。
「さてとチャールズ??セシル?リンゼ殿誘拐の事件で何か弁明したい事はあるか?」
セシルが国王様に言いました。
「私は王城を襲撃なんてしてないわ。」
チャールズが国王様に言いました。
「そうだ、俺達はやってない。」
国王様が怒った様子でセシルとチャールズに言いました。
「堂々と王城に襲撃を仕掛けてきて何を言ってるんだ!!!現行犯で言い逃れができる訳がないだろうが!!」
ドルチェス王子様が二人に言いました。
「父上のおっしゃられる通りだ。俺達は直接お前達と戦ってるんだぞ!!そんな言い分が通るわけないだろうが!!」
するとセシルが観念した様子で言いました。
「そうよ、私達が王城に襲撃をかけたわ。」
チャールズが言いました。
「ああ俺達が襲撃をかけたんだ。」
ドルチェス王子様が二人に言いました。
「だからお前達が襲撃を掛けてきたことはみんな知ってるんだ。そうじゃなくてなぜリンゼ様の誘拐を狙ったのかという事だ?」
ミーレウス様が二人に言いました。
「セシルなぜあなたはリンゼさんを誘拐するため王城の襲撃するなんて馬鹿げた事をしたの?」
アルドラス公爵様もチャールズに尋ねます。
「なぜ王城に襲撃をかけるなど愚かな事をしたのだ?」
チャールズはアルドラス公爵様に言いました。
「アルドラス公爵家を継ぐために決まってるだろう??」
公爵様は驚いた様子でチャールズに尋ねます。
「なんだと??私はリンゼ様に謝ってくるように言っただろう?それがなぜ王城の襲撃などという話になる??」
「私達は公爵様やお母様の真意に気が付いたんです。」
「真意ですって??」
「公爵様やお父様は土下座してこいっていった理由が分かりませんでした。でも分かったです。私たちは試されている事を。」
「なんだと??」
「お母様はあのゴブリンイカ女を謝罪させてこいって言いたかったんでしょう?それで王城に襲撃をかけたんです。」
「親父達が下民をいたぶっている真の貴族である俺達を認めないはずがないからな。これは親父達の試練であると分かったんだ。」
アルドラス公爵がチャールズの顔に鉄拳を食らわせミーレウス魔導士長がセシルを強くビンタしたのだった。
アルドラス公爵様とミーレウス様が国王様に言いました。
「パルタス国王様、審問中に手を挙げてしまい申し訳ありません。」
「パルタス国王様、娘に手を挙げてしまい申し訳ありません。」
国王様はこう言いました。
「いや構わぬ。」
アルドラス公爵様が激怒されました。
「チャールズ!!いつ私がリンゼ様にそんな事をしてこいと言ったのだ!!!」
ミーレウス様もセシルに激怒していました。
「なんであなたはいつもいつもひねくれた物の見方しかしないの??言葉通りの意味に決まっているでしょう??なんでもっと周りの人にやさしくしてあげないの??」
しばらくの間チャールズとセシルは怒鳴られ続けました。
アルドラス公爵様とミーレウス様が国王様に言いました。
「パルタス国王様。あとはお任せいたします。」
「ええ言いたい事は言いましたので。」
「うむ。」
国王様がこう宣言されました。
「それではこれよりチャールズとセシルへの処罰を言い渡す。」
そしていよいよ二人への処罰が決まる時がやってきました。
国王様が話を続けます。
「ティルモール伯爵領内での襲撃行為及び王都での軽犯罪及び王家や諸侯への侮辱行為そしてリンゼ殿を誘拐しようと王城を含む王国各所を襲撃しようとした事、それらを全て鑑みてチャールズとセシルを」
するとチャールズが国王様に言いました。
「おい!!まさか俺達に2日間の謹慎を言い出すつもりか。」
セシルが国王様に言いました。
「えー??2日間も謹慎なんて嫌よ。」
国王様が大きな声で二人に言いました。
「あれだけの事をしておいて2日間の謹慎で済むわけないだろうが!!チャールズにセシルお前達の罪はもっと重い!!!最後まで話を聞け!!!」
「まずチャールズとセシルの爵位を得る権利を永久に剥奪する。そして」
「何!!爵位を得る権利を剥奪ってどういう事だ??」
「このセシル様にそんなのありえないでしょう??」
「だから!!話を最後まで聞け!!!お前たちに対する処罰はまだある!!」
「まだあるのか??」
「チャールズそしてセシルの両名を死罪とする。以上だ。」
国王様がチャールズとセシルに尋ねました。
「この事件の犯人は全てチャールズとセシルで間違いないな??」
セシルが国王様に言いました。
「知らないわ、それは私じゃないわ。」
チャールズが国王様に言いました。
「そうだ。それは俺達じゃじゃない。」
国王様がこう言いました。
「そうか、ではあの日この事件を目撃した者達に話を聞く事にしよう。」
すぐに大広間に各事件の目撃者が呼ばれました。
「王都でこの事件を目撃した64人に来てもらった。」
するとチャールズとセシルは焦ったのでした。
「下民なんぞを王城の中に入れちゃダメだろうが!!!ここは貴族と王族しか入れない神聖な場所だろうが!!」
「その通りよ!!こら!!下民共!!ここはお前らみたいな薄汚い奴が入れる場所じゃないのよ!!!とっとと出ていきなさい!!」
すると国王様がチャールズとセシルに言いました。
「みな余の招きで来てもらった立派な客人だ。何の問題があるのだ??」
するとセシルとチャールズは何も反論できなかった。
「集まってもらったのに、不快な思いをさせてすまない。続けよう。」
国王様が呼んだ証人達に尋ねました。
「中断してすまぬな!!それで君達が目撃した者はこの大広間の中にいるか??」
呼ばれた64人の証人全員が頷いた。
国王様が言いました。
「ではその犯人を指さしてくれ。」
すると呼ばれた64人の目撃者の全員がセシルとチャールズを指さしたのでした。
これを見たチャールズとセシルは激怒しました。
「なっ!!この下民共が!!!らなんで俺指さしてやがる!!!」
「あんた達!!!いい加減にしなさいよ!!下民のぶんざいで!!」
だが目撃した人々はほぼ口を揃えてこう言ったのだった。
「この顔でこの声間違いない!!!」
「間違いない!!!あの時聞いたのはこの声だ。」
国王様が言いました。
「これで言い逃れはできまい。王都で起こった64件の軽犯罪および虚偽宣言の犯人は全てチャールズとセシルであると証明された。」
セシルが観念した様子で言いました。
「そうよ、全部私達がやったわ。」
チャールズが言いました。
「そうだ、俺達がやった。これでいいだろう!!」
国王様がセシルとチャールズに尋ねました。
「チャールズそれにセシルなぜ余や諸侯達に喧嘩を売るような事をしたのだ??」
するとセシルが国王様に言いました。
「なぜですって??そんなの決まってるでしょ!!!報いを受けさせるためよ。」
国王様がセシルに尋ねました。
「報いだと??誰に対する報いだ?」
セシルが国王様に言いました。
「下民を大事にしろとかぬかしてるエセ貴族やペテン国王に対する報いに決まってるでしょ!!!」
大広間にどよめきが起こりました。
国王様は驚いてセシルに聞き返しました。
「エセ貴族???ペテン国王だと???」
すると大広間にいたディルス伯爵様がセシルに尋ねました。
「おいまさかそのエセ貴族というのは我々の事を言っているのか??」
セシルは悪びれる様子もなくディルス伯爵様にこう言いました。
「そうよあんた達は貴族と呼ぶのもおくがましいエセ貴族でしょうが??」
国王様も驚いた様子でセシルに聞き返しました。
「セシル??そちの言うペテン国王は余の事か??」
セシルは堂々と国王様に言います。
「あんた以外だれがいるっていうの??盗賊よりうさんくさい顔してるあんたがペテン国王に決まってるでしょうが!!!まだ盗賊の方があいきょうのかる顔をしてるわ!!こんな血も涙もない凶悪犯みたいな顔してるんだかどこをどう見たってペテン国王でしょうが!!!ましてやあんたは顔もやってる事もペテンそのものでしょうが?」
そしてセシルはドルチェス王子様の方を見てこう言いました。
「良かったわね。ヘッポコ王子??あんなのに似なくて。あんた顔だけは綺麗だもんね。それ以外はヘッポコ以外の何物でもないけど。あんな人相の悪い極悪人みたいな顔になったら目も当てられなかったわね。リリス王妃は顔はきれいだもんね。まあ腹の中はどす黒い腹黒女なんでしょうけど。」
ディルス伯爵様が怒り心頭の様子でセシルに尋ねた。
「私のどこが貴族と呼ぶにおくがましいというのだ??」
ドルチェス王子様もセシルに反論します。
「父上は誰よりも私や母上や民達の事を考えているぞ?」
セシルがディルス伯爵様とドルチェス王子様に言いました。
「だからでしょうが。」
するとセシルがチャールズに言った。
「チャールズ様?こいつらに教えてやってください。」
チャールズがディルス伯爵様と国王様にこう言い放ちました。
「お前達は貴族や王族のくせに下民を大事にしろとか訳分からない事を言っているだろう!!!貴族や王ならば下民をいたぶらなければならないだ。だが貴族や王族の中で下民をいたぶっているのは俺やセシルだけだ。つまり下民をいたぶらないお前達はエセ貴族でありペテン国王なんだ!!!真の貴族と呼べるは俺やセシルだけという事だ!!分かったか!!!この愚か者共!!」
セシルも二人にこう言い放ちます。
「そうよ、あんた達がエセ貴族やペテン王族になり下がった以上、あんた達に罰を与える必要があったのよ。だからしかるべき罰を与えてやった!!あんた達下民のしもべになり下がった愚かな者共よ!!愚か者共に罰を与えるのは当然でしょうが!!」
チャールズが大広間にいる全員に言い放ちます。
「その通りだ。いいか!!ペテン国王!!ヘッポコ王子!!エセ貴族共!!!少しは下民どもの顔色を伺っている自分達を恥じたらどうなんだ!!!一人の誇り高い貴族として俺は恥ずかしいぞ!!」
セシルも大広間にいる全員に言い放ちます。
「全くです。貴族や王族の誇りを忘れ下民を大事にしろとかぬかしてる愚かなエセ貴族共!!ペテン国王!!お前達はどれほど愚かで見苦しい事をしているかちゃんと自覚しなさい!!エセ貴族共!!ペテン国王!!恥を知りなさい!!!」
するとパシーンという音が響いた。
アルドラス公爵がチャールズの顔に鉄拳を食らわせミーレウス魔導士長がセシルを強くビンタしたのでした。
「親父!!!いてええよ。」
「お母様、いたい!!」
アルドラス公爵様とミーレウス様が国王様に言いました。
「パルタス国王様、審問中に手を挙げてしまい申し訳ありません。」
「パルタス国王様、娘に手を挙げてしまい申し訳ありません。」
国王様はこう言いました。
「いや気にせんでよい。むしろよくやってくれた。余も少しイラついてしまっていた所だ。審問を続けるとしよう。」
国王様がこう言いました。
「さてとではリンゼ殿の誘拐を企み、王国の重要拠点を次々に襲撃し多数の死者とケガ人を出した事件だ。死者は452人ケガ人に至っては2000人を軽く超えている。」
するとドルチェス王子様が言いました。
「王城を襲撃するだけでも大罪なのに、よりにもよってリンゼ様の誘拐をたくらむなど言語道断だ!!!」
続いてカーバルド様が言いました。
「その通り、またしてもリンゼ様を泣かそうとしたお前達を許す事など到底できない。」
ドルガーが言いました。
「お嬢様を再び泣かそうとしたお前達には相応の報いをくれてやるからな。」
私はみなさんに尋ねました。
「あのう、みなさん?私の事は王城の襲撃よりも大事な事なんですか?」
ドルチェス王子様が私に答えてくださいました。
「当然です、リンゼ様が最優先に決まっています。」
カーバルド様が言いました。
「リンゼ様は全てにおいて優先しますので。」
ドルガーもこう言ってくれました。
「お嬢様の笑顔以上に大事なものなどこの世界にはありません。」
私は恥ずかしくなってこう答えました。
「あ、ありがとうございます。」
すると国王様がドルチェス王子様に尋ねられました。
「ほう、ドルチェス??リンゼ殿に告白したのか?」
ドルチェス王子様が国王様に言いました。
「はい一方的にはなりますが熱烈ファンクラブ結成時にリンゼ様への愛を宣言しました。」
国王様がドルチェス王子様に言いました。
「うむ、ドルチェス??リンゼ殿と進展があったら真っ先に教えてくれよ??」
「はい、父上!!もちろんでございます。」
もうみなさんはなんでこんな話をしているんですか?
「オホン!!!少し話がずれてしまったが、審問の続きを行う。」
国王様がセシルとチャールズに尋ねました。
「さてとチャールズ??セシル?リンゼ殿誘拐の事件で何か弁明したい事はあるか?」
セシルが国王様に言いました。
「私は王城を襲撃なんてしてないわ。」
チャールズが国王様に言いました。
「そうだ、俺達はやってない。」
国王様が怒った様子でセシルとチャールズに言いました。
「堂々と王城に襲撃を仕掛けてきて何を言ってるんだ!!!現行犯で言い逃れができる訳がないだろうが!!」
ドルチェス王子様が二人に言いました。
「父上のおっしゃられる通りだ。俺達は直接お前達と戦ってるんだぞ!!そんな言い分が通るわけないだろうが!!」
するとセシルが観念した様子で言いました。
「そうよ、私達が王城に襲撃をかけたわ。」
チャールズが言いました。
「ああ俺達が襲撃をかけたんだ。」
ドルチェス王子様が二人に言いました。
「だからお前達が襲撃を掛けてきたことはみんな知ってるんだ。そうじゃなくてなぜリンゼ様の誘拐を狙ったのかという事だ?」
ミーレウス様が二人に言いました。
「セシルなぜあなたはリンゼさんを誘拐するため王城の襲撃するなんて馬鹿げた事をしたの?」
アルドラス公爵様もチャールズに尋ねます。
「なぜ王城に襲撃をかけるなど愚かな事をしたのだ?」
チャールズはアルドラス公爵様に言いました。
「アルドラス公爵家を継ぐために決まってるだろう??」
公爵様は驚いた様子でチャールズに尋ねます。
「なんだと??私はリンゼ様に謝ってくるように言っただろう?それがなぜ王城の襲撃などという話になる??」
「私達は公爵様やお母様の真意に気が付いたんです。」
「真意ですって??」
「公爵様やお父様は土下座してこいっていった理由が分かりませんでした。でも分かったです。私たちは試されている事を。」
「なんだと??」
「お母様はあのゴブリンイカ女を謝罪させてこいって言いたかったんでしょう?それで王城に襲撃をかけたんです。」
「親父達が下民をいたぶっている真の貴族である俺達を認めないはずがないからな。これは親父達の試練であると分かったんだ。」
アルドラス公爵がチャールズの顔に鉄拳を食らわせミーレウス魔導士長がセシルを強くビンタしたのだった。
アルドラス公爵様とミーレウス様が国王様に言いました。
「パルタス国王様、審問中に手を挙げてしまい申し訳ありません。」
「パルタス国王様、娘に手を挙げてしまい申し訳ありません。」
国王様はこう言いました。
「いや構わぬ。」
アルドラス公爵様が激怒されました。
「チャールズ!!いつ私がリンゼ様にそんな事をしてこいと言ったのだ!!!」
ミーレウス様もセシルに激怒していました。
「なんであなたはいつもいつもひねくれた物の見方しかしないの??言葉通りの意味に決まっているでしょう??なんでもっと周りの人にやさしくしてあげないの??」
しばらくの間チャールズとセシルは怒鳴られ続けました。
アルドラス公爵様とミーレウス様が国王様に言いました。
「パルタス国王様。あとはお任せいたします。」
「ええ言いたい事は言いましたので。」
「うむ。」
国王様がこう宣言されました。
「それではこれよりチャールズとセシルへの処罰を言い渡す。」
そしていよいよ二人への処罰が決まる時がやってきました。
国王様が話を続けます。
「ティルモール伯爵領内での襲撃行為及び王都での軽犯罪及び王家や諸侯への侮辱行為そしてリンゼ殿を誘拐しようと王城を含む王国各所を襲撃しようとした事、それらを全て鑑みてチャールズとセシルを」
するとチャールズが国王様に言いました。
「おい!!まさか俺達に2日間の謹慎を言い出すつもりか。」
セシルが国王様に言いました。
「えー??2日間も謹慎なんて嫌よ。」
国王様が大きな声で二人に言いました。
「あれだけの事をしておいて2日間の謹慎で済むわけないだろうが!!チャールズにセシルお前達の罪はもっと重い!!!最後まで話を聞け!!!」
「まずチャールズとセシルの爵位を得る権利を永久に剥奪する。そして」
「何!!爵位を得る権利を剥奪ってどういう事だ??」
「このセシル様にそんなのありえないでしょう??」
「だから!!話を最後まで聞け!!!お前たちに対する処罰はまだある!!」
「まだあるのか??」
「チャールズそしてセシルの両名を死罪とする。以上だ。」
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