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番外編
2.敵わない Side オリヴァ
Side オリヴァ
ユウナギを森に迎えに行く。三日ごとに神殿と森を行き来することになり、問題なく過ごしている。毎朝会っているが、本当は毎晩会って抱きしめたい。だが、ヘルブラオがいない夜はゆっくり独り占めできるから、今のやり方も悪くない。今晩は会食と言っていたので二人きりでゆっくりできるだろう。
森に行くと笑顔で出迎えてくれる。いつも私を見て嬉しそうに笑う。嬉しくて、部屋に着いてすぐ抱きしめて口付けた。あなたの唇が、舌が私に応え、抱きしめた体は私の形にぴったりと寄り添う。布を剥ぎ取り、なめらかな黒髪を撫でた。今朝、私が結った髪に私色のリボンが結ばれていると一日中あなたが私に縛られていたようで、興奮に胸が沸き立つ。リボンをほどいて髪に指を絡ませると、黒髪が私の体の上を流れる感触を、シーツに広がるさまを思い出し、堪らず無茶苦茶に口付けて唇を貪った。
ユウナギの服を剥ぎ取りベッドへ寝かせ、自分の服も脱ぎ捨てて覆い被さる。服を脱ぐわずかな時間さえもどかしい。
待ち焦がれたあなたの肌にふれる、指で手のひらで唇で舌で。あなたの声が私の名を呼ぶ。あなたの肌に声に香りに陶酔して溺れる私を許してくれ。
温かく潤ったユウナギの中に入り抱き合う。こうして繋がると痺れるように甘い喜びが私を満たすのに、あなたと感じ合いたいと、あなたを揺さぶって官能を引き摺り出したいと、あなたを私で満たしたいと、どうしようもない渇望が湧き出て、私をつき動かす。
ユウナギの腕が足が私を抱き、中がうねって私の欲望を受け止め飲み込む。渇望が収まるまで抱き続け、熱を吐き出し切ってからユウナギの横に寝転んだ。
荒い息を落ち着かせユウナギの頭に顔を摺り寄せる。こんな甘えたことを自分がするなんて考えもしなかったのに、今ではユウナギに甘えたくて仕方がない。
見透かしたように私の腕を撫でながら笑い、潤んだ目で私を見つめる。ユウナギ、そんな目で見られたら、そんなふうに微笑んだら、体の熱が収まらないし離れられない。
愛しさを伝えられるのがこんなに心を満たすものだと知らなかった。心から湧き上がるものがこんなに自分を動かすなんて知らなかった。
ユウナギの唇にそっとふれる。唇は柔らかく、舌は濡れて、吐息は熱い。ユウナギ、もっと深く、もっとあなたの中へ入りたい。とめどなく溢れる愛しさに、おかしくなってしまいそうだ。
私があなたを組み敷くように、あなたに組み敷かれたい。私を組み敷いて乱れるあなたを見たい。
「ユウナギ、私の上に」
「まだ足りないの?」
「足りない。ユウナギがいつだって欲しいのに」
「・・欲張りオリヴァ。好きだよ、愛しい人」
「愛している、ユウナギ」
笑いながら口付けて、私の広げた腕の中へ嬉しそうに飛び込んでくる、愛しい人。私を飲み込んで官能の海へ連れ去る、私の妻。一緒に昇って、私を頂に連れて行って、ユウナギ。ぬめって私に吸い付き、収縮して私の欲望を飲み込む、悦びを与えてくれる人。
黒髪を乱して仰け反り、露わになった喉から甘い声が漏れる。あなたを支える私の手に掴まり、私の上で思うさま腰を振って乳房を揺らす姿に目を奪われて離せない。頭が痺れる。あなたの中に欲望を注ぎたい。ユウナギ、ユウナギ、奥に、あなたの奥に注ぎ込みたい、ユウナギ。受け止めて、ユウナギ。
ガクガクと揺れる体の、繰り返される収縮に欲望が飲み込まれる。収縮が収まっても仰け反ったまま荒い呼吸を繰り返すユウナギを助け起こして抱きしめた。満たされて、クラクラするほど幸せだ。
抱き合ったままジッとしているだけなのに、ただ幸せだった。
「ユウナギ、あなたにふれると幸せだ」
「私も幸せ、ふふ。オリヴァが幸せだともっと幸せだよ」
「ユウナギ、どうしていいか分からない。愛しくて」
「嬉しい。・・それはたぶん、きっと、ご飯を食べるといいかも」
「ははっそうだな、食べよう」
二人で起き上がって体を流し、ユウナギは夜着を着た。裸は恥ずかしいからと言って着るようになった夜着は胴体しか隠れず手足が丸見えで、合わせ目からチラチラと覗く肌が誘ってるように見えるのに、ユウナギは気付いていない。少しだけ隠すなんて逆効果でしかないのに、ぬけているところも可愛らしい。
二人で食事をするときは、たまに食べさせてくれる。笑いながら小さく千切ったパンを私の口に運ぶのが、悪戯をする子供のようで微笑ましい。私がお返しをすると嬉しそうに笑って食べる。
眠るのはヘルブラオの部屋のベッドだ。帰りが遅いなら一人で眠ればいいものを、早くなることもあると言い張るから面倒だ。だが、あいつの部屋には大きいガラス窓があって、月明かりに照らされるユウナギを見られるのがいい。青い光で幻想的なユウナギが乱れるのは背徳感があって興奮する。
ベッドに入り、頼りない夜着を脱がせて抱き寄せる。繰り返しあなたを求める私を優しく笑って抱きしめてくれた。
ユウナギを抱きしめたまま眠りにつく。柔らかなぬくもりが私を深い眠りにいざなった。
朝、目覚めるとユウナギはおらず、ベッドは冷えて私は一人だった。胸がざわつき、ヘルブラオのベッドを急いで覗くと、二人で眠っていた。気付いてほしくて穏やかに眠るユウナギの頬を撫でる。少しずつまぶたが開いて私を見つめ、ゆっくりと微笑んだ。ユウナギを抱きしめたくて、ベッドから起こそうとしたらヘルブラオに邪魔され、その上、譲れと言い張る。昨夜いなかったのは自分の都合だろうに。ヘルブラオの我儘にユウナギが困っているから譲ってやったが、年上のくせにユウナギを振り回しておいて説教をするとか、あいつは本当に面倒臭い。
部屋で身支度をして待っているのに呼ばれず、待ち切れなくて迎えに行ったら、小さな笑い声が寝室から聞こえた。二人の楽しそうな声と待たされた時間に苛立ち、寝室に入ってユウナギの手を引く。呆れた顔して私を笑うユウナギに、恥ずかしさと受け止めてもらった嬉しさで、顔が少し熱くなった。
私の部屋へ戻ってユウナギを抱きしめる。裸になって何をしていた?あなたの肌にヘルブラオは溺れた?ユウナギ、私も溺れたい。昨夜、あんなに溺れたのに。朝陽に照らされた肌がまぶしくて、触れてはいけない神聖なもののようで、よけいに組み敷いて私の欲望を注ぎたくなる。
ユウナギ、お願いだ、私を受け入れて受け止めて。あなたの中はぬめって、あいつの名残をとどめる。その中に私を押し込み、上書きするように掻き回した。ユウナギ、昼の間中、私をあなたの中に留めておいて。ユウナギ、あなたの中に私がいたことを思い出して。
私を飲み込んだ欲望の波が引いて、意識が浮かび上がる。くったりと横たわったユウナギから体を離し、顔を撫でると困った顔で笑った。
「オリヴァ、嬉しいけど体がついていかないよ」
「・・・すまない。昼になったら起こしにくる」
「ミカにも伝えてくれる?みんなで冬ごもりの準備してるところだから」
「わかった」
お願い、と言ってベッドで丸まり眠ってしまった。バツが悪いが自分のせいなので仕方なく森に行き、炭焼きに伝える。
「ユウナギは神殿で眠っているから今日は戻れない。すまない」
「・・・魔法使い、気を付けてよ。ユウは一人だけど、夫は一人じゃないんだから」
「・・・すまない」
「体も大事にしてあげて。ユウは怒らないけど俺は怒るよ、俺の家の子なんだから。こういうの多かったら神殿にはしばらく行かせないから。ユウが心配するからやりたくないけどさ」
年下に諭されるのは情けなさ過ぎるが、自分が悪いから反論できない。炭焼きには言い負かされてしまうし、かなう気がしない。
「・・わかった」
「ユウは魔法使いのこと好きなんだから、そんなに欲張らなくたっていいのに」
「・・そうか?」
「そうだよ。魔法使いにたまに見惚れてるもの。みんなに気付かれないように目を逸らすけどさ」
「!知らなかった」
「ユウは内緒にしてるから言っちゃダメだよ。じゃあね、魔法使い。気を付けてあげて」
「わかった。ありがとう」
口元が緩むのを無理矢理抑えつけて返事をし、部屋へ戻る。炭焼きには、まったく敵わない。
ユウナギが私に見惚れている・・・。
一日中、思わず顔が緩むのを引き締めるのに苦労した。今日の夜は抱きしめて眠るだけでいいかもしれない。
ユウナギを森に迎えに行く。三日ごとに神殿と森を行き来することになり、問題なく過ごしている。毎朝会っているが、本当は毎晩会って抱きしめたい。だが、ヘルブラオがいない夜はゆっくり独り占めできるから、今のやり方も悪くない。今晩は会食と言っていたので二人きりでゆっくりできるだろう。
森に行くと笑顔で出迎えてくれる。いつも私を見て嬉しそうに笑う。嬉しくて、部屋に着いてすぐ抱きしめて口付けた。あなたの唇が、舌が私に応え、抱きしめた体は私の形にぴったりと寄り添う。布を剥ぎ取り、なめらかな黒髪を撫でた。今朝、私が結った髪に私色のリボンが結ばれていると一日中あなたが私に縛られていたようで、興奮に胸が沸き立つ。リボンをほどいて髪に指を絡ませると、黒髪が私の体の上を流れる感触を、シーツに広がるさまを思い出し、堪らず無茶苦茶に口付けて唇を貪った。
ユウナギの服を剥ぎ取りベッドへ寝かせ、自分の服も脱ぎ捨てて覆い被さる。服を脱ぐわずかな時間さえもどかしい。
待ち焦がれたあなたの肌にふれる、指で手のひらで唇で舌で。あなたの声が私の名を呼ぶ。あなたの肌に声に香りに陶酔して溺れる私を許してくれ。
温かく潤ったユウナギの中に入り抱き合う。こうして繋がると痺れるように甘い喜びが私を満たすのに、あなたと感じ合いたいと、あなたを揺さぶって官能を引き摺り出したいと、あなたを私で満たしたいと、どうしようもない渇望が湧き出て、私をつき動かす。
ユウナギの腕が足が私を抱き、中がうねって私の欲望を受け止め飲み込む。渇望が収まるまで抱き続け、熱を吐き出し切ってからユウナギの横に寝転んだ。
荒い息を落ち着かせユウナギの頭に顔を摺り寄せる。こんな甘えたことを自分がするなんて考えもしなかったのに、今ではユウナギに甘えたくて仕方がない。
見透かしたように私の腕を撫でながら笑い、潤んだ目で私を見つめる。ユウナギ、そんな目で見られたら、そんなふうに微笑んだら、体の熱が収まらないし離れられない。
愛しさを伝えられるのがこんなに心を満たすものだと知らなかった。心から湧き上がるものがこんなに自分を動かすなんて知らなかった。
ユウナギの唇にそっとふれる。唇は柔らかく、舌は濡れて、吐息は熱い。ユウナギ、もっと深く、もっとあなたの中へ入りたい。とめどなく溢れる愛しさに、おかしくなってしまいそうだ。
私があなたを組み敷くように、あなたに組み敷かれたい。私を組み敷いて乱れるあなたを見たい。
「ユウナギ、私の上に」
「まだ足りないの?」
「足りない。ユウナギがいつだって欲しいのに」
「・・欲張りオリヴァ。好きだよ、愛しい人」
「愛している、ユウナギ」
笑いながら口付けて、私の広げた腕の中へ嬉しそうに飛び込んでくる、愛しい人。私を飲み込んで官能の海へ連れ去る、私の妻。一緒に昇って、私を頂に連れて行って、ユウナギ。ぬめって私に吸い付き、収縮して私の欲望を飲み込む、悦びを与えてくれる人。
黒髪を乱して仰け反り、露わになった喉から甘い声が漏れる。あなたを支える私の手に掴まり、私の上で思うさま腰を振って乳房を揺らす姿に目を奪われて離せない。頭が痺れる。あなたの中に欲望を注ぎたい。ユウナギ、ユウナギ、奥に、あなたの奥に注ぎ込みたい、ユウナギ。受け止めて、ユウナギ。
ガクガクと揺れる体の、繰り返される収縮に欲望が飲み込まれる。収縮が収まっても仰け反ったまま荒い呼吸を繰り返すユウナギを助け起こして抱きしめた。満たされて、クラクラするほど幸せだ。
抱き合ったままジッとしているだけなのに、ただ幸せだった。
「ユウナギ、あなたにふれると幸せだ」
「私も幸せ、ふふ。オリヴァが幸せだともっと幸せだよ」
「ユウナギ、どうしていいか分からない。愛しくて」
「嬉しい。・・それはたぶん、きっと、ご飯を食べるといいかも」
「ははっそうだな、食べよう」
二人で起き上がって体を流し、ユウナギは夜着を着た。裸は恥ずかしいからと言って着るようになった夜着は胴体しか隠れず手足が丸見えで、合わせ目からチラチラと覗く肌が誘ってるように見えるのに、ユウナギは気付いていない。少しだけ隠すなんて逆効果でしかないのに、ぬけているところも可愛らしい。
二人で食事をするときは、たまに食べさせてくれる。笑いながら小さく千切ったパンを私の口に運ぶのが、悪戯をする子供のようで微笑ましい。私がお返しをすると嬉しそうに笑って食べる。
眠るのはヘルブラオの部屋のベッドだ。帰りが遅いなら一人で眠ればいいものを、早くなることもあると言い張るから面倒だ。だが、あいつの部屋には大きいガラス窓があって、月明かりに照らされるユウナギを見られるのがいい。青い光で幻想的なユウナギが乱れるのは背徳感があって興奮する。
ベッドに入り、頼りない夜着を脱がせて抱き寄せる。繰り返しあなたを求める私を優しく笑って抱きしめてくれた。
ユウナギを抱きしめたまま眠りにつく。柔らかなぬくもりが私を深い眠りにいざなった。
朝、目覚めるとユウナギはおらず、ベッドは冷えて私は一人だった。胸がざわつき、ヘルブラオのベッドを急いで覗くと、二人で眠っていた。気付いてほしくて穏やかに眠るユウナギの頬を撫でる。少しずつまぶたが開いて私を見つめ、ゆっくりと微笑んだ。ユウナギを抱きしめたくて、ベッドから起こそうとしたらヘルブラオに邪魔され、その上、譲れと言い張る。昨夜いなかったのは自分の都合だろうに。ヘルブラオの我儘にユウナギが困っているから譲ってやったが、年上のくせにユウナギを振り回しておいて説教をするとか、あいつは本当に面倒臭い。
部屋で身支度をして待っているのに呼ばれず、待ち切れなくて迎えに行ったら、小さな笑い声が寝室から聞こえた。二人の楽しそうな声と待たされた時間に苛立ち、寝室に入ってユウナギの手を引く。呆れた顔して私を笑うユウナギに、恥ずかしさと受け止めてもらった嬉しさで、顔が少し熱くなった。
私の部屋へ戻ってユウナギを抱きしめる。裸になって何をしていた?あなたの肌にヘルブラオは溺れた?ユウナギ、私も溺れたい。昨夜、あんなに溺れたのに。朝陽に照らされた肌がまぶしくて、触れてはいけない神聖なもののようで、よけいに組み敷いて私の欲望を注ぎたくなる。
ユウナギ、お願いだ、私を受け入れて受け止めて。あなたの中はぬめって、あいつの名残をとどめる。その中に私を押し込み、上書きするように掻き回した。ユウナギ、昼の間中、私をあなたの中に留めておいて。ユウナギ、あなたの中に私がいたことを思い出して。
私を飲み込んだ欲望の波が引いて、意識が浮かび上がる。くったりと横たわったユウナギから体を離し、顔を撫でると困った顔で笑った。
「オリヴァ、嬉しいけど体がついていかないよ」
「・・・すまない。昼になったら起こしにくる」
「ミカにも伝えてくれる?みんなで冬ごもりの準備してるところだから」
「わかった」
お願い、と言ってベッドで丸まり眠ってしまった。バツが悪いが自分のせいなので仕方なく森に行き、炭焼きに伝える。
「ユウナギは神殿で眠っているから今日は戻れない。すまない」
「・・・魔法使い、気を付けてよ。ユウは一人だけど、夫は一人じゃないんだから」
「・・・すまない」
「体も大事にしてあげて。ユウは怒らないけど俺は怒るよ、俺の家の子なんだから。こういうの多かったら神殿にはしばらく行かせないから。ユウが心配するからやりたくないけどさ」
年下に諭されるのは情けなさ過ぎるが、自分が悪いから反論できない。炭焼きには言い負かされてしまうし、かなう気がしない。
「・・わかった」
「ユウは魔法使いのこと好きなんだから、そんなに欲張らなくたっていいのに」
「・・そうか?」
「そうだよ。魔法使いにたまに見惚れてるもの。みんなに気付かれないように目を逸らすけどさ」
「!知らなかった」
「ユウは内緒にしてるから言っちゃダメだよ。じゃあね、魔法使い。気を付けてあげて」
「わかった。ありがとう」
口元が緩むのを無理矢理抑えつけて返事をし、部屋へ戻る。炭焼きには、まったく敵わない。
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