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閑話
閑話 遠くを見てる Side ミカ ※
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ファンアートを初めていただきました!
嬉しいので記念閑話を書きました。
【ファンアート】を章わけしてありますので、是非ご覧ください。
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Side ミカ
ユウは外を見て、遠い遠い目をすることがある。どこかずっと遠く、ここじゃないどこかを見てる。ユウの気持ちはどこかに出かけて、ここにいないんだと思うと少し寂しい。
一度、何を思い出してるか聞いたら、ユウの国のことだって言った。ユウの国に生えてた木のこと。花のこと。雨のこと。こっちと違うって。家族のことは言わなかった。俺達がみんな捨て子だから気にしてるのかと思ったら、ユウもそうだって、アルから聞いた。でも、話さないのと思い出さないのは違う。
炭焼き小屋に住み始めたころは、俺も前の家族のことよく思い出してた。今はもう思い出すことはほとんどない。この暮らしになれたし、考えないようにしてたら、いつのまにか思い出せなくなってた。
だから、ユウも慣れるまでは思い出すんだろうな。俺みたいに。それは俺達が足りないんじゃなくて、ただ思い出しちゃうだけなんだ。ユウの育った場所とぜんぜん違う所だし、ユウがしてた暮らしじゃないし、食べる物も違う。前の良い暮らしに戻りたいと思ったりもするよね、きっと。俺だって良い暮らしのほうがいいもの。でも、ユウは俺達を選んでくれるからそれでいい。思い出すけど、戻って振り向いてくれるから、それを待ってれば良いんだ。
ユウが森へ来たのは6月、今は2月。一年もたってないのに、とても大事になった。
何も食べる物がなくなった年に、俺は森に捨てられた。俺以外の子も何人も捨てられてた。森の夜は怖い。オオカミがやってきて子供を食べるんだ。俺は木登りが得意だったから逃げられたけど、できない子はみんな食べられた。1人だけ生き残った俺は、爺さんに拾われて山の上の炭焼き小屋で暮らすことになった。
俺は森に捕まった。俺が森の魔物になったんだ。
ユウは王都の神殿にも夫がいるけど森に住むことを選んだから、森の子だ。俺に捕まってもうずっと森で暮らさなきゃいけない。俺は逃がさない。
ユウが遠くを見てるとき、俺の中の魔物が騒ぐ。いつでも捕まえられるようにしろって。
俺が笑い掛けると、遠くを見てた目が戻ってきて笑い返してくれるから安心する。そのままユウを抱きしめて、ユウの中に入りたくなる。どこか遠くを見てた目が、近くの俺を見る目に変わると、俺の所に帰ってきてくれた気がして、そのまま捕まえて閉じ込めたくなるんだ。
ユウの柔らかいほっぺたを挟んで、唇と唇をそっとくっつける。そっとくっつけて、ほんの少しだけ唇で挟むと、ユウの口から熱い息がこぼれる。
これだけで、硬くなって入りたくてたまらなくなる。ユウの口の中に舌を入れると、すぐに俺を迎えてくれる。ユウの柔らかくて小さな舌が俺に絡みついてくるんだ。
可愛くて可愛くて、俺はユウの小さな舌を咥えて吸いつく。チュウチュウ吸うと、ユウが俺にしがみついて、体を擦りつけてくる。
本当はすぐに入りたいけど我慢する。そうしたらユウが俺をほしがるから。ユウに名を呼ばれてほしがられるたび、胸がさわいでおかしくなりそうなほど嬉しくなる。メチャクチャに抱きたくなるけど、やっぱり我慢してそっとさわる。ユウが俺をねだるまで。
俺はねだられたい。ユウに欲しいって言ってもらいたいんだ。
ユウのおっぱいは柔らかくて丸くて可愛い。俺が触ると鳥肌が立って先っぽがすぐ硬くなる。指先で押し込むと、声を上げて体をよじるんだ。俺に擦り付けてるところがどんどんヌルヌルになって、ユウが興奮してるって分かるから、俺もすごく嬉しくて興奮する。
ユウの中に入ると、俺をねだってるみたいにすごく吸い付いてくる。ユウの中は熱くてヌルヌルですごく気持ちが良い。こんなに気持ち良いこと知らなかったし、裸で抱き合って中までくっつくのはすごく幸せになる。ユウは俺にスキだって言って、舌もくっつけてくるから、嬉し過ぎて、たまに泣きたくなるときもある。
だって、俺にこんなことがおこるなんてありえないから。ユウがこの国の人じゃないから、ユウが森で迷子にならなかったら、俺はずっと1人だったから。
俺はユウと繋がって、ユウの中に何度も熱を吐き出す。そのたびにユウは俺に吸い付いて喜ぶ。ユウは俺が出すと喜ぶんだ。俺が気持ち良くなるのが嬉しいって言うから、可愛くてたまらない。俺もユウが気持ち良いと嬉しい。
ユウは俺と交尾してイクとき、俺の名を呼ぶ。何度も呼んで、俺に掴まる。俺のことがすごく必要で好きみたいで嬉しくて興奮して俺も出てしまう。
後ろからするときも、背中をギュッと抱きしめてほしがる。背中にくっついておっぱいを揉みながら動くとすごく声を上げるんだ。
ユウが俺の上にのって動くのもスキ。ユウが自分から俺のことを好きにしてるのが、すごく興奮するし、ユウをさわりやすい。ユウの豆をさわりながら腰を動かすと、すぐイっちゃうし、それでお漏らししたみたいに、いっぱいこぼれたりする。ものすごく気持ち良いみたいだけど、シーツが汚れるからユウは嫌がる。残念だけど、たまにしかできない。
ユウとの交尾はすごく幸せで気持ち良くて楽しい。終わったあと抱きしめると、嬉しそうに笑うから、俺もすごく嬉しくなる。
俺のことすごくスキなのに、すごく楽しそうに笑うのに、ときどき遠くを見るのは変わらない。
時間がかかるんだきっと。だから俺はいつでもユウを抱きしめれるように待ってる。ユウが振り向いたらいつでも『おかえり』って抱きしめるんだ。抱きしめてくっついて、俺の子だから離さないって教える。
ねえユウ、ユウは森の魔物に捕まったんだよ。
嬉しいので記念閑話を書きました。
【ファンアート】を章わけしてありますので、是非ご覧ください。
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Side ミカ
ユウは外を見て、遠い遠い目をすることがある。どこかずっと遠く、ここじゃないどこかを見てる。ユウの気持ちはどこかに出かけて、ここにいないんだと思うと少し寂しい。
一度、何を思い出してるか聞いたら、ユウの国のことだって言った。ユウの国に生えてた木のこと。花のこと。雨のこと。こっちと違うって。家族のことは言わなかった。俺達がみんな捨て子だから気にしてるのかと思ったら、ユウもそうだって、アルから聞いた。でも、話さないのと思い出さないのは違う。
炭焼き小屋に住み始めたころは、俺も前の家族のことよく思い出してた。今はもう思い出すことはほとんどない。この暮らしになれたし、考えないようにしてたら、いつのまにか思い出せなくなってた。
だから、ユウも慣れるまでは思い出すんだろうな。俺みたいに。それは俺達が足りないんじゃなくて、ただ思い出しちゃうだけなんだ。ユウの育った場所とぜんぜん違う所だし、ユウがしてた暮らしじゃないし、食べる物も違う。前の良い暮らしに戻りたいと思ったりもするよね、きっと。俺だって良い暮らしのほうがいいもの。でも、ユウは俺達を選んでくれるからそれでいい。思い出すけど、戻って振り向いてくれるから、それを待ってれば良いんだ。
ユウが森へ来たのは6月、今は2月。一年もたってないのに、とても大事になった。
何も食べる物がなくなった年に、俺は森に捨てられた。俺以外の子も何人も捨てられてた。森の夜は怖い。オオカミがやってきて子供を食べるんだ。俺は木登りが得意だったから逃げられたけど、できない子はみんな食べられた。1人だけ生き残った俺は、爺さんに拾われて山の上の炭焼き小屋で暮らすことになった。
俺は森に捕まった。俺が森の魔物になったんだ。
ユウは王都の神殿にも夫がいるけど森に住むことを選んだから、森の子だ。俺に捕まってもうずっと森で暮らさなきゃいけない。俺は逃がさない。
ユウが遠くを見てるとき、俺の中の魔物が騒ぐ。いつでも捕まえられるようにしろって。
俺が笑い掛けると、遠くを見てた目が戻ってきて笑い返してくれるから安心する。そのままユウを抱きしめて、ユウの中に入りたくなる。どこか遠くを見てた目が、近くの俺を見る目に変わると、俺の所に帰ってきてくれた気がして、そのまま捕まえて閉じ込めたくなるんだ。
ユウの柔らかいほっぺたを挟んで、唇と唇をそっとくっつける。そっとくっつけて、ほんの少しだけ唇で挟むと、ユウの口から熱い息がこぼれる。
これだけで、硬くなって入りたくてたまらなくなる。ユウの口の中に舌を入れると、すぐに俺を迎えてくれる。ユウの柔らかくて小さな舌が俺に絡みついてくるんだ。
可愛くて可愛くて、俺はユウの小さな舌を咥えて吸いつく。チュウチュウ吸うと、ユウが俺にしがみついて、体を擦りつけてくる。
本当はすぐに入りたいけど我慢する。そうしたらユウが俺をほしがるから。ユウに名を呼ばれてほしがられるたび、胸がさわいでおかしくなりそうなほど嬉しくなる。メチャクチャに抱きたくなるけど、やっぱり我慢してそっとさわる。ユウが俺をねだるまで。
俺はねだられたい。ユウに欲しいって言ってもらいたいんだ。
ユウのおっぱいは柔らかくて丸くて可愛い。俺が触ると鳥肌が立って先っぽがすぐ硬くなる。指先で押し込むと、声を上げて体をよじるんだ。俺に擦り付けてるところがどんどんヌルヌルになって、ユウが興奮してるって分かるから、俺もすごく嬉しくて興奮する。
ユウの中に入ると、俺をねだってるみたいにすごく吸い付いてくる。ユウの中は熱くてヌルヌルですごく気持ちが良い。こんなに気持ち良いこと知らなかったし、裸で抱き合って中までくっつくのはすごく幸せになる。ユウは俺にスキだって言って、舌もくっつけてくるから、嬉し過ぎて、たまに泣きたくなるときもある。
だって、俺にこんなことがおこるなんてありえないから。ユウがこの国の人じゃないから、ユウが森で迷子にならなかったら、俺はずっと1人だったから。
俺はユウと繋がって、ユウの中に何度も熱を吐き出す。そのたびにユウは俺に吸い付いて喜ぶ。ユウは俺が出すと喜ぶんだ。俺が気持ち良くなるのが嬉しいって言うから、可愛くてたまらない。俺もユウが気持ち良いと嬉しい。
ユウは俺と交尾してイクとき、俺の名を呼ぶ。何度も呼んで、俺に掴まる。俺のことがすごく必要で好きみたいで嬉しくて興奮して俺も出てしまう。
後ろからするときも、背中をギュッと抱きしめてほしがる。背中にくっついておっぱいを揉みながら動くとすごく声を上げるんだ。
ユウが俺の上にのって動くのもスキ。ユウが自分から俺のことを好きにしてるのが、すごく興奮するし、ユウをさわりやすい。ユウの豆をさわりながら腰を動かすと、すぐイっちゃうし、それでお漏らししたみたいに、いっぱいこぼれたりする。ものすごく気持ち良いみたいだけど、シーツが汚れるからユウは嫌がる。残念だけど、たまにしかできない。
ユウとの交尾はすごく幸せで気持ち良くて楽しい。終わったあと抱きしめると、嬉しそうに笑うから、俺もすごく嬉しくなる。
俺のことすごくスキなのに、すごく楽しそうに笑うのに、ときどき遠くを見るのは変わらない。
時間がかかるんだきっと。だから俺はいつでもユウを抱きしめれるように待ってる。ユウが振り向いたらいつでも『おかえり』って抱きしめるんだ。抱きしめてくっついて、俺の子だから離さないって教える。
ねえユウ、ユウは森の魔物に捕まったんだよ。
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