26 / 29
第26話 死刑囚 ゴルド・シルバ
しおりを挟む
『男を捕まえては武器にして良い様に扱うクソビッチ!!ギギラァァァァ・クレシアァァァァァ』
いつものアナウンスを聞き、いつものコロシアムに足を踏み入れる。
血なまぐさい戦場も、ここまで通えば実家の様な安心感さえ感じてしまう。
そんな心境の変化を感じながらギギラはバランと空を見ていた。
「ねぇバラン君。あの声よく響くよね」
「そりゃぁ、司会やってるんだから聞こえないと意味ないだろ」
「でも不思議じゃない?アーティファクト使ってる可能性だってあるし」
緊張感の欠如した会話が続く。
そんなのんびりとした二人の空気を壊したのは、コロシアムに響くもう一つの足跡だった。
『神出鬼没の切り裂き魔!!ゴルド・シルバァァァァァァァ!!!!』
そこに現れたのは、ワイルドな金色の長髪を携えた男だった。
その身体は大きく、目にともった光は薄暗い。
「ねぇバラン君見て!!男の人だよ男の人!!」
「あ~うん。よかったな」
ギギラの目は対照的に輝いていた。
彼女はバランの棒読みなど意味に解さず、ゴルドに話しかける。
「初めまして、ギギラだよ~」
「……」
ゴルドはそんなギギラをじっと見る。
それは獲物を見定める目でもなく、相手を観察する目でもない。
「人間はよく笑う。お前と同じような顔をした奴をたくさん見てきた」
哀れなものを見つめる、軽蔑の目だ。
「俺はそんな人間の事が嫌いだ」
その言葉を放った直後、突き刺すような殺気がギギラに迫る。
ギギラは殺気を感じた方向に体をひねり、バランに魔力を込める。
「そっか。でもギギラは嫌いじゃないよ、敵意むき出しな感じもね」
杖から放たれたのは、風と炎と砂の魔力を混ぜた一つの魔弾。
その魔弾はある地点でパァンと破裂すると、小さな砂嵐を発生させた。
その砂嵐の中で、ギギラを襲う斬撃が姿を現した。
「ここだね」
杖の先端にある刃物部分でその斬撃を受け止める。
甲高い金属音と火花散り、ギギラの体は少しのけ反った。
「ギギラ、これ思ったより威力高くないか??」
「そだねぇ……飛ぶ斬撃だと思ってたけど違うみたい」
「お、もう相手の能力が分かったのか?」
「まぁね。でも一つ問題があって」
「なんだよ」
「このままだとギギラ達力負けする」
「はぁぁぁ?!」
カキィンと嫌な音が鳴った。
それと同時にバランが後方へ吹き飛ばされる。
「やべ?!」
今のギギラ・クレシアは丸腰だ。
それに加えて体制も崩されている。
「まずは一人。これで終わりだ」
これ以上にない隙が晒されていた。
普通の人間であれば、3秒後には首が切られている。
防御不可能の体制、まさに絶体絶命。
「この前はあの女が粗悪品の偽物なんか使ってたからさ~。ここで本物の力って奴を見せてやろうよ、先輩」
しかし、今まで何度も見てきた様にこの女は普通ではないのだ。
70人の彼氏を武器に変え、保管する。
愛に狂った死刑囚。
彼女の引き出しは彼女の愛の数だけ存在する。
ギギラにとって、こんな状況は隙でも絶体絶命でもなんでも無いのだ。
「彼氏No4、【悲哀懐古の殺人鉄拳グラーケ】」
ギギラの背後から現れるワームホール。
そこから現れたのは両手に巻き付く鉄のグローブ。
「暗殺拳:流撃」
ギギラは崩れかけた体制のまま地面を蹴り、空中で体をグルリと回転させる。
鉄の拳は見えない斬撃を弾き、勢いよく振り落とされた足は虚空を蹴った。
虚空を蹴ったはずのギギラの足に何かを蹴った感触が伝播する。
「へぇ、姿を消してる訳だ。意外と恥ずかしがりやさんなのかな」
「チッ」
先ほどまで何もなかった空間にゴルド・シルバの体が浮かび上がる。
それと同時に、もともと視界に捉えていた彼のシルエットがフッと消えた。
「これ幻覚って奴かぁ?厄介じゃね」
「視界に頼りっきりだからそうなるんだよ。バラン君はもっと耳を澄ませて戦わないとね」
ギギラの元にフワッと飛んで戻ってきたバランがその切っ先をゴルドに向ける。
そんな彼とは対照的に、ギギラはリラックスした体制でゴルドの事を見つめていた。
「面倒な奴だ。あのまま殺されていたら良かったものを」
「まぁまぁ良いじゃん。今の攻撃が無かったら、お互いに相手を知らないまま殺し合いが終わる所だったよ」
ギギラは人差し指をビシッとゴルドへ向ける。
気分は推理小説などに出る探偵と言った所だろうか?
「ギギラさ、今このグローブになってる先輩と狩りをした事があるの」
「急に何の話してんのお前?」
適切な疑問を投げかけてくれるバランはさながら名脇役の様。
「その狩りの時に聞いた音と、君と戦ってる時に聞こえた音が同じなんだよね」
「……お前」
「狩った獲物の名前はウルフリーパー。鎌の様な爪を持ち、俊敏な動作で敵を狩る森の王者。ゴルド君、君の正体ってこれでしょ?」
ゴルドは深いため息をつく。
もう隠す必要もないとでも言うように、その両手を偽りの物から本来の姿に戻した。
「まったく……どいつもこいつも。鬱陶しい人間ばかりだ」
ゴルドの腕に生えている毛を見てギギラは目を見張った。
本来のウルフリーパーの毛並みは黒に近い茶色であるはずだ。
しかし、ゴルドの毛はその名が示すように美しい金色であった。
いつものアナウンスを聞き、いつものコロシアムに足を踏み入れる。
血なまぐさい戦場も、ここまで通えば実家の様な安心感さえ感じてしまう。
そんな心境の変化を感じながらギギラはバランと空を見ていた。
「ねぇバラン君。あの声よく響くよね」
「そりゃぁ、司会やってるんだから聞こえないと意味ないだろ」
「でも不思議じゃない?アーティファクト使ってる可能性だってあるし」
緊張感の欠如した会話が続く。
そんなのんびりとした二人の空気を壊したのは、コロシアムに響くもう一つの足跡だった。
『神出鬼没の切り裂き魔!!ゴルド・シルバァァァァァァァ!!!!』
そこに現れたのは、ワイルドな金色の長髪を携えた男だった。
その身体は大きく、目にともった光は薄暗い。
「ねぇバラン君見て!!男の人だよ男の人!!」
「あ~うん。よかったな」
ギギラの目は対照的に輝いていた。
彼女はバランの棒読みなど意味に解さず、ゴルドに話しかける。
「初めまして、ギギラだよ~」
「……」
ゴルドはそんなギギラをじっと見る。
それは獲物を見定める目でもなく、相手を観察する目でもない。
「人間はよく笑う。お前と同じような顔をした奴をたくさん見てきた」
哀れなものを見つめる、軽蔑の目だ。
「俺はそんな人間の事が嫌いだ」
その言葉を放った直後、突き刺すような殺気がギギラに迫る。
ギギラは殺気を感じた方向に体をひねり、バランに魔力を込める。
「そっか。でもギギラは嫌いじゃないよ、敵意むき出しな感じもね」
杖から放たれたのは、風と炎と砂の魔力を混ぜた一つの魔弾。
その魔弾はある地点でパァンと破裂すると、小さな砂嵐を発生させた。
その砂嵐の中で、ギギラを襲う斬撃が姿を現した。
「ここだね」
杖の先端にある刃物部分でその斬撃を受け止める。
甲高い金属音と火花散り、ギギラの体は少しのけ反った。
「ギギラ、これ思ったより威力高くないか??」
「そだねぇ……飛ぶ斬撃だと思ってたけど違うみたい」
「お、もう相手の能力が分かったのか?」
「まぁね。でも一つ問題があって」
「なんだよ」
「このままだとギギラ達力負けする」
「はぁぁぁ?!」
カキィンと嫌な音が鳴った。
それと同時にバランが後方へ吹き飛ばされる。
「やべ?!」
今のギギラ・クレシアは丸腰だ。
それに加えて体制も崩されている。
「まずは一人。これで終わりだ」
これ以上にない隙が晒されていた。
普通の人間であれば、3秒後には首が切られている。
防御不可能の体制、まさに絶体絶命。
「この前はあの女が粗悪品の偽物なんか使ってたからさ~。ここで本物の力って奴を見せてやろうよ、先輩」
しかし、今まで何度も見てきた様にこの女は普通ではないのだ。
70人の彼氏を武器に変え、保管する。
愛に狂った死刑囚。
彼女の引き出しは彼女の愛の数だけ存在する。
ギギラにとって、こんな状況は隙でも絶体絶命でもなんでも無いのだ。
「彼氏No4、【悲哀懐古の殺人鉄拳グラーケ】」
ギギラの背後から現れるワームホール。
そこから現れたのは両手に巻き付く鉄のグローブ。
「暗殺拳:流撃」
ギギラは崩れかけた体制のまま地面を蹴り、空中で体をグルリと回転させる。
鉄の拳は見えない斬撃を弾き、勢いよく振り落とされた足は虚空を蹴った。
虚空を蹴ったはずのギギラの足に何かを蹴った感触が伝播する。
「へぇ、姿を消してる訳だ。意外と恥ずかしがりやさんなのかな」
「チッ」
先ほどまで何もなかった空間にゴルド・シルバの体が浮かび上がる。
それと同時に、もともと視界に捉えていた彼のシルエットがフッと消えた。
「これ幻覚って奴かぁ?厄介じゃね」
「視界に頼りっきりだからそうなるんだよ。バラン君はもっと耳を澄ませて戦わないとね」
ギギラの元にフワッと飛んで戻ってきたバランがその切っ先をゴルドに向ける。
そんな彼とは対照的に、ギギラはリラックスした体制でゴルドの事を見つめていた。
「面倒な奴だ。あのまま殺されていたら良かったものを」
「まぁまぁ良いじゃん。今の攻撃が無かったら、お互いに相手を知らないまま殺し合いが終わる所だったよ」
ギギラは人差し指をビシッとゴルドへ向ける。
気分は推理小説などに出る探偵と言った所だろうか?
「ギギラさ、今このグローブになってる先輩と狩りをした事があるの」
「急に何の話してんのお前?」
適切な疑問を投げかけてくれるバランはさながら名脇役の様。
「その狩りの時に聞いた音と、君と戦ってる時に聞こえた音が同じなんだよね」
「……お前」
「狩った獲物の名前はウルフリーパー。鎌の様な爪を持ち、俊敏な動作で敵を狩る森の王者。ゴルド君、君の正体ってこれでしょ?」
ゴルドは深いため息をつく。
もう隠す必要もないとでも言うように、その両手を偽りの物から本来の姿に戻した。
「まったく……どいつもこいつも。鬱陶しい人間ばかりだ」
ゴルドの腕に生えている毛を見てギギラは目を見張った。
本来のウルフリーパーの毛並みは黒に近い茶色であるはずだ。
しかし、ゴルドの毛はその名が示すように美しい金色であった。
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
王宮メイドは今日も夫を「観察」する
kujinoji
恋愛
「はぁぁ〜!今日も働くヴィクター様が尊すぎる……!」
王宮メイドのミネリは、今日も愛しの夫ヴィクターを「観察」していた。
ヴィクターが好きすぎるあまり、あますところなく彼を見つめていたいミネリ。内緒で王宮メイドになり、文官である夫のもとに通うことに。
だけどある日、ヴィクターとある女性の、とんでもない場面を目撃してしまって……?
※同じものを他サイトにて、別名義で公開しています。
30歳の英雄王は転生勇者を拾い無双に育てます
蒼井青龍
ファンタジー
山奥の小屋でのんびり暮らしていた
かつて英雄王と呼ばれていたライに、現世から転生してきた赤ん坊を立派な無双勇者に。
そして、たくさんの人との出会い、別れをへて成長し世界を魔王族から守る
〜新英雄王譚〜
「地味ブス」と捨てられた私、文化祭の大型スクリーンで王子様の裏の顔を全校生に配信します
スカッと文庫
恋愛
「お前みたいな地味女、引き立て役にもならないんだよ」
眼鏡にボサボサ頭の特待生・澪(みお)は、全校生徒が見守る中、恋人だった学園の王子・ハルトから冷酷に捨てられた。
隣には、可憐な微笑みを浮かべる転校生・エマ。
エマの自作自演により「いじめの犯人」という濡れ衣まで着せられ、学園中から蔑まれる澪。
しかし、彼女を嘲笑う者たちはまだ知らない。
彼女が眼鏡の奥に、誰もが平伏す「真実の美貌」と、学園さえも支配できる「最強の背景」を隠していることを――。
「……ねぇ、文化祭、最高のステージにしてあげる」
裏切りへのカウントダウンが今、始まる。
スクリーンの裏側を暴き、傲慢な王子と偽りのヒロインを奈落へ突き落とす、痛快・学園下剋上ファンタジー!
ラストアタック!〜御者のオッサン、棚ぼたで最強になる〜
KeyBow
ファンタジー
第18回ファンタジー小説大賞奨励賞受賞
ディノッゾ、36歳。職業、馬車の御者。
諸国を旅するのを生き甲斐としながらも、その実態は、酒と女が好きで、いつかは楽して暮らしたいと願う、どこにでもいる平凡なオッサンだ。
そんな男が、ある日、傲慢なSランクパーティーが挑むドラゴンの討伐に、くじ引きによって理不尽な捨て駒として巻き込まれる。
捨て駒として先行させられたディノッゾの馬車。竜との遭遇地点として聞かされていた場所より、遥か手前でそれは起こった。天を覆う巨大な影―――ドラゴンの襲撃。馬車は木っ端微塵に砕け散り、ディノッゾは、同乗していたメイドの少女リリアと共に、死の淵へと叩き落された―――はずだった。
腕には、守るべきメイドの少女。
眼下には、Sランクパーティーさえも圧倒する、伝説のドラゴン。
―――それは、ただの不運な落下のはずだった。
崩れ落ちる崖から転落する際、杖代わりにしていただけの槍が、本当に、ただ偶然にも、ドラゴンのたった一つの弱点である『逆鱗』を貫いた。
その、あまりにも幸運な事故こそが、竜の命を絶つ『最後の一撃(ラストアタック)』となったことを、彼はまだ知らない。
死の淵から生還した彼が手に入れたのは、神の如き規格外の力と、彼を「師」と慕う、新たな仲間たちだった。
だが、その力の代償は、あまりにも大きい。
彼が何よりも愛していた“酒と女と気楽な旅”――
つまり平和で自堕落な生活そのものだった。
これは、英雄になるつもりのなかった「ただのオッサン」が、
守るべき者たちのため、そして亡き友との誓いのために、
いつしか、世界を救う伝説へと祭り上げられていく物語。
―――その勘違いと優しさが、やがて世界を揺るがす。
アルフレッドは平穏に過ごしたい 〜追放されたけど謎のスキル【合成】で生き抜く〜
芍薬甘草湯
ファンタジー
アルフレッドは貴族の令息であったが天から与えられたスキルと家風の違いで追放される。平民となり冒険者となったが、生活するために竜騎士隊でアルバイトをすることに。
ふとした事でスキルが発動。
使えないスキルではない事に気付いたアルフレッドは様々なものを合成しながら密かに活躍していく。
⭐︎注意⭐︎
女性が多く出てくるため、ハーレム要素がほんの少しあります。特に苦手な方はご遠慮ください。
ガチャで領地改革! 没落辺境を職人召喚で立て直す若き領主
雪奈 水無月
ファンタジー
魔物大侵攻《モンスター・テンペスト》で父を失い、十五歳で領主となったロイド。
荒れ果てた辺境領を支えたのは、幼馴染のメイド・リーナと執事セバス、そして領民たちだった。
十八歳になったある日、女神アウレリアから“祝福”が降り、
ロイドの中で《スキル職人ガチャ》が覚醒する。
ガチャから現れるのは、防衛・経済・流通・娯楽など、
領地再建に不可欠な各分野のエキスパートたち。
魔物被害、経済不安、流通の断絶──
没落寸前の領地に、ようやく希望の光が差し込む。
新たな仲間と共に、若き領主ロイドの“辺境再生”が始まる。
王女の中身は元自衛官だったので、継母に追放されたけど思い通りになりません
きぬがやあきら
恋愛
「妻はお妃様一人とお約束されたそうですが、今でもまだ同じことが言えますか?」
「正直なところ、不安を感じている」
久方ぶりに招かれた故郷、セレンティア城の月光満ちる庭園で、アシュレイは信じ難い光景を目撃するーー
激闘の末、王座に就いたアルダシールと結ばれた、元セレンティア王国の王女アシュレイ。
アラウァリア国では、新政権を勝ち取ったアシュレイを国母と崇めてくれる国民も多い。だが、結婚から2年、未だ後継ぎに恵まれないアルダシールに側室を推す声も上がり始める。そんな頃、弟シュナイゼルから結婚式の招待が舞い込んだ。
第2幕、連載開始しました!
お気に入り登録してくださった皆様、ありがとうございます! 心より御礼申し上げます。
以下、1章のあらすじです。
アシュレイは前世の記憶を持つ、セレンティア王国の皇女だった。後ろ盾もなく、継母である王妃に体よく追い出されてしまう。
表向きは外交の駒として、アラウァリア王国へ嫁ぐ形だが、国王は御年50歳で既に18人もの妃を持っている。
常に不遇の扱いを受けて、我慢の限界だったアシュレイは、大胆な計画を企てた。
それは輿入れの道中を、自ら雇った盗賊に襲撃させるもの。
サバイバルの知識もあるし、宝飾品を処分して生き抜けば、残りの人生を自由に謳歌できると踏んでいた。
しかし、輿入れ当日アシュレイを攫い出したのは、アラウァリアの第一王子・アルダシール。
盗賊団と共謀し、晴れて自由の身を望んでいたのに、アルダシールはアシュレイを手放してはくれず……。
アシュレイは自由と幸福を手に入れられるのか?
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる