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14-②*
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「では。これから石に溜めた魔力を、僕を通して鷹夜さんに移します。目を閉じて石に手を翳し、反対の手を僕と繋いでいてください」
飴色の石は、目を閉じた碧君が手で触れた途端、眩い光を放った。薄っすらと目を開けると、目の前には走馬灯のように向こうの世界での出来事が流れる。
「鷹夜さん、僕がいいと言うまで目を開けないで下さい。僕と繋いだ手に集中して。気を抜くと逆に魔力を吸われますよ」
「げっ! マジか!」
碧君の言葉に、俺は慌てて目を固く閉じて集中した。フワリと温もりのある魔力の波が、石から溢れ出て優しく俺達の頬を撫でた。
まるで温かな海に潜っているかのようなその感覚は、心地良さに任せて意識が遠退いてしまいそうな、不思議な感覚だった。
うっかり碧君の手を離そうものなら、温かな海の波間を流されるままに漂って、二度とここへは戻って来れなくなりそうだ。
「鷹夜さん、いいですよ」
心地良さに陶酔しかけた俺の名を、碧君が呼んだ。そっと目を開けた俺の唇に、碧君のそれが触れた。キスをされたと理解した瞬間、口移しで何かを渡された。
飴ほどの大きさの甘いその石は、まるで生きているかのようにほんのり温かい。ぬくもりを感じた数秒の後、石は口の中でとろりと溶けて無くなった。
「碧君、これは……?」
「それが魔力の結晶です。鷹夜さんは今、僕と快楽石の魔力が得られているはずです」
「あっ、碧君の魔力……!?」
「ええ。ふふ、できる限りはバックアップするって言ったでしょ?」
唇を離した碧君が、白い顔をしながら力無く微笑む。
そのままフラフラとよろけた碧君を、俺は慌てて駆け寄って支えた。
碧君はそれを制するように手を上げると、勢い良く開かれたドアからいつかの執事風の青年が入ってきて、焦った表情で碧君に駆け寄った。
「碧様……っ! ああ、またこんなご無理をなさって……っ!」
「えへへ。ごめんね、サク」
オロオロしながら碧君に抱きつく執事の青年の頭を優しく撫でた碧君は、呟くようにそう言って青年を抱き返した。
青年に抱きあげられた碧君を、俺はドアの前で呼び止めた。
「碧君、……いや、魔王様。ありがとうございました。俺……絶対にカヴァを助けてみせます」
碧君は俺を振り返って、コクリと頷いて優しく笑った。
◇◆◇◆◇◆
「カヴァ、カヴァ」
苦しそうな表情のまま眠っていたカヴァの名前を呼ぶ。火照った体にそっと俺の体を重ねて、碧君がかけた眠りの魔法を吸い取るイメージで、カヴァの唇を軽く吸った。
「はぁ、はぁ……んん」
苦しげな呼吸を繰り返したまま目を開けたカヴァの頬に、俺は魔力を込めて優しく口づけを落とす。
「カヴァ、辛いよな。今から俺が……楽にしてやるから」
真っ赤に変わってしまったカヴァの瞳は焦点が定まらず、どうやらその視界には何者も映してはいないようだった。
それでも俺は構わない。
今度は俺が、カヴァを助けたいんだ。
俺は神聖な儀式のようにカヴァの服を一枚ずつ剥ぎ取って、その度に俺は指先や唇からカヴァの身体に魔力を注いだ。
全く触れていないはずのカヴァの精器は、既にはち切れんばかりにそそり勃って辛そうだった。
眠っている間に体を清めて手当をしてはいたが、衣類を替えた際、カヴァの下穿きは体液でぐしゃぐしゃだった。
カヴァは手を縛られたまま、あの牢の中でひたすら媚薬の疼きに1人で耐え、射精を繰り返して生命力を奪われていたのだ……。
あの時碧君に言われるがまま、あちらの世界に帰っていなくて本当に良かった……。
舌先に魔力を込めて、カヴァの昂りを口に含む。快楽を強く感じ過ぎて辛いのだろう。カヴァがガクガクと腰を震わせて、短く悲鳴のように喘いだ。
ゴメンな。でも、今はお前の命を助ける事が優先だ。
飴色の石は、目を閉じた碧君が手で触れた途端、眩い光を放った。薄っすらと目を開けると、目の前には走馬灯のように向こうの世界での出来事が流れる。
「鷹夜さん、僕がいいと言うまで目を開けないで下さい。僕と繋いだ手に集中して。気を抜くと逆に魔力を吸われますよ」
「げっ! マジか!」
碧君の言葉に、俺は慌てて目を固く閉じて集中した。フワリと温もりのある魔力の波が、石から溢れ出て優しく俺達の頬を撫でた。
まるで温かな海に潜っているかのようなその感覚は、心地良さに任せて意識が遠退いてしまいそうな、不思議な感覚だった。
うっかり碧君の手を離そうものなら、温かな海の波間を流されるままに漂って、二度とここへは戻って来れなくなりそうだ。
「鷹夜さん、いいですよ」
心地良さに陶酔しかけた俺の名を、碧君が呼んだ。そっと目を開けた俺の唇に、碧君のそれが触れた。キスをされたと理解した瞬間、口移しで何かを渡された。
飴ほどの大きさの甘いその石は、まるで生きているかのようにほんのり温かい。ぬくもりを感じた数秒の後、石は口の中でとろりと溶けて無くなった。
「碧君、これは……?」
「それが魔力の結晶です。鷹夜さんは今、僕と快楽石の魔力が得られているはずです」
「あっ、碧君の魔力……!?」
「ええ。ふふ、できる限りはバックアップするって言ったでしょ?」
唇を離した碧君が、白い顔をしながら力無く微笑む。
そのままフラフラとよろけた碧君を、俺は慌てて駆け寄って支えた。
碧君はそれを制するように手を上げると、勢い良く開かれたドアからいつかの執事風の青年が入ってきて、焦った表情で碧君に駆け寄った。
「碧様……っ! ああ、またこんなご無理をなさって……っ!」
「えへへ。ごめんね、サク」
オロオロしながら碧君に抱きつく執事の青年の頭を優しく撫でた碧君は、呟くようにそう言って青年を抱き返した。
青年に抱きあげられた碧君を、俺はドアの前で呼び止めた。
「碧君、……いや、魔王様。ありがとうございました。俺……絶対にカヴァを助けてみせます」
碧君は俺を振り返って、コクリと頷いて優しく笑った。
◇◆◇◆◇◆
「カヴァ、カヴァ」
苦しそうな表情のまま眠っていたカヴァの名前を呼ぶ。火照った体にそっと俺の体を重ねて、碧君がかけた眠りの魔法を吸い取るイメージで、カヴァの唇を軽く吸った。
「はぁ、はぁ……んん」
苦しげな呼吸を繰り返したまま目を開けたカヴァの頬に、俺は魔力を込めて優しく口づけを落とす。
「カヴァ、辛いよな。今から俺が……楽にしてやるから」
真っ赤に変わってしまったカヴァの瞳は焦点が定まらず、どうやらその視界には何者も映してはいないようだった。
それでも俺は構わない。
今度は俺が、カヴァを助けたいんだ。
俺は神聖な儀式のようにカヴァの服を一枚ずつ剥ぎ取って、その度に俺は指先や唇からカヴァの身体に魔力を注いだ。
全く触れていないはずのカヴァの精器は、既にはち切れんばかりにそそり勃って辛そうだった。
眠っている間に体を清めて手当をしてはいたが、衣類を替えた際、カヴァの下穿きは体液でぐしゃぐしゃだった。
カヴァは手を縛られたまま、あの牢の中でひたすら媚薬の疼きに1人で耐え、射精を繰り返して生命力を奪われていたのだ……。
あの時碧君に言われるがまま、あちらの世界に帰っていなくて本当に良かった……。
舌先に魔力を込めて、カヴァの昂りを口に含む。快楽を強く感じ過ぎて辛いのだろう。カヴァがガクガクと腰を震わせて、短く悲鳴のように喘いだ。
ゴメンな。でも、今はお前の命を助ける事が優先だ。
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