漫画の様にスラスラ読める小説をめざしたらネームになった物語の1つ。嗚呼、私のウィザードさま

NN

文字の大きさ
19 / 38
1章 最強のウィザード様

嗚呼、私のウィザードさま 「14年越しのお礼」

しおりを挟む
大灯魔台 控え出口

マリアがソニアを見る ソニアがマリアを見た後レイを見る マリアがレイを見る レイが言う
「これで 灯魔儀式は無事に終わるから マリアは安心して見てなよ」
マリアが一瞬呆気に取られた後 微笑して言う
「あ、はい… えっと、頑張って下さいね?」
レイが言う
「うん!」
レイが出て行く マリアが微笑した後ソニアを見る

ウィザードが灯魔口を確認している レイが来て言う
「分かんないだろ?どうしようか?」
ウィザードが言う
「そうだな… 威力の低い属性から試すなら 何とか3回まで持つか…」
レイが言う
「でも 少しだけど 反応の低い属性がある それは 省くべきだと思うんだ」
ウィザードが言う
「土と… 水か?」
レイが言う
「うん」
ウィザード2が言う
「なら 最初は火 次が雷 その次が風か?」
ウィザードが言う
「厳しいな 万が一 威力が偏れば 風は受け止め切れる自身が無い…」
レイが言う
「風なら 俺に任せとけよ 先輩はどうせ 引退試合だろ?」
ウィザード2が言う
「威力が偏れば 俺だって厳しい 雷が灯らなかったら 止めにしようぜ?」
ウィザード3が言う
「俺も 初戦で引退なんて したくは無い」
ウィザード4が言う
「全員で 中止を申請すれば 全員にマイナスが付くとは言え 今日の灯魔儀式は無効に出来るだろう そうしよう」
レイが言う
「いや、それなら 雷が灯らなかったら 風は 俺と先輩で引き受ける」
ウィザードが焦って言う
「お、おい…っ」
レイが言う
「心配するなよ 無理だったら 俺が助けてやるからさ?それに先輩の分は ある程度は全員で受け持つ …よな?」
ウィザード2が言う
「わざと偏らせるのか?」
ウィザード3が言う
「そんな事出来るのか?」
レイが言う
「この前 灯魔の打消しをやったんだけど その時気付いたんだ 真逆の属性を叩き込むと 灯魔が反発する …これを利用出来るんじゃないかなぁって?」
ウィザードが言う
「風の灯魔を行う際に 土魔法を混ぜろ… と言う事か?」
レイが言う
「折角 余分に1人居るんだから 魔力は足りる筈だ 試してみようぜ?」
ウィザード2が言う
「だが 風の灯魔を行いながら 土魔法を取り入れる …同時に2つの魔法を放つなんて… 出来るのか?」
レイが言う
「出来るよな?先輩 昔から 灯魔中に 余計な魔法使ってるもんな?」
ウィザードが言う
「あの頃から 気付かれていたのか …恐ろしいな エキスパートは?」

ウィザードたちが各灯魔場所へ着く マリアが周囲を見渡す 奉者たちが真剣に見詰めている マリアが思う
(灯魔台に全ての灯魔が灯った… ここからが本番?ウィザード様は 控え室で ”少し続くかもしれない”って言ってた… 続くかもって事は 続かないかも?それは…)
マリアがレイを見る

ウィザードたちの視線がレイへ向く レイの前に杖が浮かび魔力が収集され 一瞬の後周囲に炎が集まる ウィザードたちがそれを見て各自の構えで魔力を収集し炎を集める ウィザードたちの炎が終結し 大灯魔台の上部に集まる マリアが思う
(また 火の魔法… これを何度もやるのかな?…そう言えば 10年前も そんな光景を見たような…)
マリアの脳裏に 10年前の魔力暴走の映像が過ぎる マリアがぐっと目を閉じて思う
(こ… 怖い…っ でも 大丈夫っ 今回だって もしもの時はっ ”あのウィザードさま”がっ)
マリアがウィザードを見る マリアがハッとしてレイを見る レイはいつも通り行っている マリアが思う
(そう… それに今度は ”私のウィザード様”も 居るんだから… 儀式の失敗は無いって 豪語してたし!)
マリアが頷いてレイを見つめる 

炎が大きくなりやがて意思を持って7つに分かれ ウィザードたちへ襲い掛かって来る マリアがハッとすると 炎が各ウィザードたちの杖に防がれる マリアが見つめる中 レイが杖を取り振り上げると炎が弾かれ大灯魔台の灯魔口へ叩き込まれる

他のウィザードたちが次々それに倣う ウィザードたちが灯魔口を見る マリアや奉者たちが同じく灯魔口を見る 灯魔口に変化は無い ウィザードたちが僅かな反応をして レイを見る マリアや奉者たちがレイを見る

レイの前に杖が浮かぶ マリアがそれに気付いて目を向けると 他のウィザードたちも同様に構える レイの周囲に雷が集まる マリアが他のウィザードたちを見ると 他のウィザードたちも同様に雷の魔法を集める マリアが思う

(今度は雷… 火を続けるんじゃないんだ?それに 何だか私だけじゃなくて 他の奉者たちも… ううん?皆が ”私のウィザード様”の行動を確認してる …そうなんだ?やっぱり ウィザード様は…)

マリアがレイを見る レイはいつも通り澄まして雷を集めている マリアが他のウィザードを見る 他のウィザードたちは僅かながらも苦しそうにしている マリアが思う
(特別… 凄いウィザード様 なんだ…)

マリアが視線を向けた先  大灯魔台の上空に集められた雷が徐々に大きくなり やがて意思を持って7つに分かれ ウィザードたちへ襲い掛かって来る レイが杖を振り上げると 雷が弾かれて大灯魔台の灯魔口へ叩き込まれる 他のウィザードたちも個々に負担を受けつつも 雷を灯魔口へ向かわせる ウィザード6が歯を食いしばって最後の灯魔を行うと ウィザードたちが目を細めて灯魔口を見つめ 一瞬の後 皆が思う

(((灯らないっ!?)))

ウィザードたちの視線がレイへ向く レイの前に杖が浮かぶ ウィザード2が僅かに表情を顰めつつ構える ウィザード2を見たウィザード3が頷いて構える ウィザード5とウィザード6が表情を困らせつつ構える

ウィザードが横目にソニアを見てから意を決して構える マリアがそれに気付いて目を向けると ソニアがウィザードを見つめている マリアが何かを感じつつレイへ向く レイの周囲に風が集まる マリアがハッとして思う
(風の魔法…っ)

マリアがふと他のウィザードたちを見る 他のウィザードたちも同様に風の魔法を集めている マリアが思う
(何だろう…?なんだか… ドキドキする…っ)
マリアが大灯魔台を見る 大灯魔台の上空に集められた風が徐々に大きくなり やがて意思を持って7つに分かれる マリアが違和感を覚えて思う
(何か?さっきまでと違うっ?)

マリアがレイを見る 風魔法がウィザードたちへ襲い掛かって来る ウィザードたちが自分たちの杖で自分に向かってきた風魔法を受け止める レイに向かってきた風魔法が一段と大きく 受け止めた際に大きな衝撃がある マリアが思わず悲鳴を上げる
「きゃあっ!ウィザード様っ!?」
マリアが顔を向けると レイが僅かに表情を顰めつつも堪えると 杖を掴んで振り上げる レイへ向かっていた風魔法が弾かれ 凄い衝撃と共に灯魔台に叩き込まれる 続いてウィザード2、3、4、5、6が何とか同じくする ウィザードが最後まで残る マリアがハッとして思う
(ウィザードさまがっ!?)

レイがウィザードを見る ソニアがハッとして 思わず踏み出す ウィザードが堪えきれずに思う
(これで終わりか… すまない ソニア…)
ウィザードが風魔法に負けて弾き飛ばされて言う
「ぐ…っ」
ウィザードが床に倒れる マリアが驚き息を飲むと ウィザードを弾いた風魔法が暴走し再びウィザードへ襲い掛かって来る ウィザードが顔を向け観念すると 同時にソニアがウィザードに抱き付いて来る マリアが驚く ウィザードが言う
「ソニア…っ」
マリアが叫ぶ
「お母さんっ!!」

マリアが思わず踏み出した瞬間 レイがウィザードの前に立ち 風魔法を食い止める マリアが驚く ソニアが顔を向けると レイが僅かに堪えてから杖を振るう 風魔法が弾かれ台座に叩き込まれる

一瞬の後 大灯魔台に風が灯る ウィザードたちが反応すると共に 会場内から声が上がり 巡礼者たちが祈りを捧げる

ウィザードたちが息を吐き レイへ視線を向ける ウィザードが起き上がり苦笑して言う
「お陰で 無様な幕引きとなった」
レイが言う
「成功したんだから 良いだろ?」
ウィザードが言う
「そうだな もう悔いは無い…」
ウィザードがソニアへ向いて言う
「…そうだろう?ソニア」
ソニアが微笑して言う
「はい」
レイが苦笑する

レイがマリアへ向き直る マリアが言葉を失っている レイがマリアの下へ戻って来る マリアがホッとして言う
「ウィザード様…」
レイが微笑して言う
「ただいま!マリア 約束通り成功させて来たぜ!」
マリアが微笑して言う
「はいっ それに… 有難う御座いました 母を助けて下さって」
レイが疑問して言う
「え?母を?」
レイが振り返り ウィザードとソニアを見てからマリアへ向いて言う
「…ああ、そうだな?」
アナウンスが入る
『大灯魔台 灯魔儀式は 無事成功致しました 続いて この度の灯魔儀式を用いまして ウィザード様の不認定投票を行います』
マリアが驚いて言う
「ふ、不認定投票…っ」
マリアが思う
(失礼な…っ 灯魔儀式を成功させたんだから 不認定なウィザード様なんて…っ)
マリアがハッとして 表情を落としつつウィザードを横目に見て思う
(そっか…?これは ただの灯魔儀式じゃなくて 神様に選ばれるウィザード様を 選出する為の 審査を兼ねているんだ…)
マリアが巡礼者たちを見る 巡礼者たちが白い紙を用意している アナウンスが流れる
『それでは 投票に先立ちまして 各ウィザード様へお仕えする 奉者様のお名前を発表させて頂きます 大灯魔台へ向かい 右手前より レミィ・クレシア奉者様 その後方 アリル・レイン奉者様…』

奉者2と奉者3が控え出口の外に立ち 名を呼ばれると礼をする マリアが気付き 慌てて控え出口の外へ向かう アナウンスが言う
『その後方 マリア・ノーチス奉者様』
マリアが名を呼ばれ ドキッと胸を高鳴らせつつ 頭を下げて思う
(うぅ… 何だかっ 凄く 緊張する …だって)
マリアが頭を上げ正面へ視線を向けると 多くの巡礼者たちの視線がマリアへ向けられている マリアが緊張して思う

(う、うわぁ~… 私 今 絶対 ”アノ” ウィザード様の奉者 として見られてる…っ でもっ ウィザード様は凄いけど 私は…)

マリアが横目にレイを見る レイが気付き微笑する マリアが苦笑して思う
(もっと 自信持たないと よね?…だって ウィザード様は いつも ”マリアのウィザード様”だって そう言ってくれるもの…)
アナウンスが続いている
『…その後方 ソニア・ノーチス奉者様』
マリアがハッとして顔を向ける ソニアがキリッと人々へ向いてから静かに礼をする マリアが一瞬見惚れた後 表情を落として思う
(お母さん… 今 どんな思いなんだろう…?)
マリアがソニアを見る ソニアが深い礼をゆっくり戻す マリアが表情を悲しませて思う
(やっぱり 他の人より 長かった… まるで 謝罪… ううんっ お願いしていた…? …そうよね だって 灯魔儀式は成功したけど お母さんのウィザード様は…)

奉者たちが出口控えへ戻って行く マリアがその様子に自分も倣いながら横目にソニアを見て思う
(あの状況を見た 巡礼者の人たちは きっと… 不認定票に お母さんのウィザード様を… お母さんの名前を書く…)
マリアが巡礼者たちを見る マリアが息を吐いて思う
(私だって… もし私が 一般の投票者なら きっとそうする… 他のウィザード様は大丈夫だったのに 1人だけ…)
マリアの脳裏に記憶が蘇る ウィザードが風魔法に弾かれ床に倒れる 

マリアがぐっと目を瞑って思う
(魔法を押さえ切れなかった…っ それに奉者に庇われて 他のウィザードに助けられた… 不認定の1人の名前を 書かなきゃいけないなら 当然そうなってしまう…)
マリアが溜息を吐いて思う
(あのウィザードさまは 本当は凄いのに… だって 14年前は あの失敗した大灯魔台儀式で 暴走した魔法を収めてくれた… 私のお願いを聞いてくれて…)
マリアの脳裏に 記憶が蘇る

幼いマリアが目を見開き ソニアの横に居るウィザードへ叫ぶ
『助けてっ ウィザードさまっ!』
マリアの声にウィザードが一度視線を向ける マリアが必死に叫ぶ
『お願いっ!皆を助けてっ!ウィザードさま!お願いっ!』

マリアが視線を落として思う
(折角 お会い出来たのに あの時のお礼も言えないで… こんな お別れになってしまうだなんて…)
マリアが溜息を吐く
「はぁ…」
と、同時に係員が控え出口の外から言う
「失礼致します」
マリアが驚いて言う
「キャッ!あっ はいっ!?」
係員が一瞬呆気に取られた後微笑して言う
「…失礼致しました こちらを」
係員がマリアに赤い票を渡す マリアが呆気に取られつつ言う
「え?あ… これは?」
係員が微笑して言う
「はい こちらは 奉者様だけにお配り致します ウィザード様の 認定票 と なっております」
マリアが疑問して言う
「に… 認定票?」
係員が言う
「はい ウィザード様にお仕えされる奉者様方へ 不認定票を お渡し致します事は 失礼に値すると …代わりまして 巡礼者様方とは異なり 認定票は ウィザード様として 相応しいと思われる方へ 票を投じる物です」
マリアが言う
「相応しいと思われる…」
係員が微笑して言う
「はい、そちらの票は 不認定票100票を 打ち消す形として 集計させて頂きますので お間違え無く ご記入をお願い致します」
マリアが驚いて言う
「ひゃ、100票もっ!?」
係員が微笑してから言う
「それでは 後ほど票を回収しに参りますので…」
係員が立ち去る マリアがハッとして思う
(あ、そう言えば ウィザード様が 先日言っていた …奉者の票は100票に値するって これの事だったんだ?)
マリアがレイを見る レイが他方を見つつ軽く息を吐く アナウンスが流れる
『それでは 投票作業 また 集計作業が完了するまで ウィザード様方は 控え室の方でお待ち下さい 奉者様は 投票を終えた後…』
レイが反応してマリアを見る マリアが一瞬呆気に取られる レイがマリアの手元を見てから苦笑して言う
「それじゃ、俺は先に行ってるからな?マリア」
マリアが一瞬驚いた後 思い出したように認定票を見てから言う
「…は、はい 私も 投票が終わったら すぐに向かいます」
レイが言う
「うん」
レイが立ち去る マリアが出口へ向きふとソニアを見る ソニアはウィザードが去るのを見送っている マリアが軽く息を吐き 認定票を見てふと気付いて思う
(この認定票は 不認定票100票を 打ち消すって…)
マリアが巡礼者を見て思う
(大灯魔台の灯魔儀式に 参列する巡礼者数は 200人… その200人の内 全員とは言わなくても きっと半分以上は お母さんの名前を書く… だったら?もし私が この認定票に ”お母さんの名前” を 書いたら!?)
マリアが認定票を見つめて思う
(私の票で 100票を相殺出来るっ!そうしたら… 残りの票数は もしかしたら ギリギリでも お母さんのウィザード様は 不認定の審査を免れるかもしれない!?)
マリアが顔を挙げ 大灯魔台を見つめて思い出しながら思う
(あの灯魔儀式の状況を思い返せば… お母さんのウィザード様だけじゃない 他のウィザード様たちだって とっても苦しそうだった… もしかしたら お母さんの名前以外を書く巡礼者も 居るかも知れない…)
マリアがハッとして思い出す
(そう言えば 巡礼者の人たちは いつもの 灯魔台での灯魔儀式も 評価に入れるって… だとしたら 望みがっ!?)
マリアが認定票を見て表情を落として思う
(…本当なら ここには自分の名前を… 自分のウィザード様に 認定の票を入れるもの …でも ウィザード様の力は圧倒的だった 誰も不認定票なんて入れるはずが無いっ …だったら この票で ”あの”ウィザードさまを…っ!?)
マリアが息を飲む マリアが認定票にペンを向けて思う
(これが あの時… 私のお願いを聞いてくれた ウィザードさまへの 14年越しの…っ)
係員が投票箱を持って現れて言う
「ご記入は お済でしょうか?」
マリアが微笑して言う
「はい」
マリアが 2つ折りにした赤い票を 投票箱に入れながら思う
(ウィザード様を選ぶ神様に 私のお願いが 伝わりますように…)
投票箱に入れられた票に ソニア・ノーチスの名前が書かれている


続く
しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

タダ働きなので待遇改善を求めて抗議したら、精霊達から『破壊神』と怖れられています。

渡里あずま
ファンタジー
出来損ないの聖女・アガタ。 しかし、精霊の加護を持つ新たな聖女が現れて、王子から婚約破棄された時――彼女は、前世(現代)の記憶を取り戻した。 「それなら、今までの報酬を払って貰えますか?」 ※※※ 虐げられていた子が、モフモフしながらやりたいことを探す旅に出る話です。 ※重複投稿作品※ 表紙の使用画像は、AdobeStockのものです。

敵に貞操を奪われて癒しの力を失うはずだった聖女ですが、なぜか前より漲っています

藤谷 要
恋愛
サルサン国の聖女たちは、隣国に征服される際に自国の王の命で殺されそうになった。ところが、侵略軍将帥のマトルヘル侯爵に助けられた。それから聖女たちは侵略国に仕えるようになったが、一か月後に筆頭聖女だったルミネラは命の恩人の侯爵へ嫁ぐように国王から命じられる。 結婚披露宴では、陛下に側妃として嫁いだ旧サルサン国王女が出席していたが、彼女は侯爵に腕を絡めて「陛下の手がつかなかったら一年後に妻にしてほしい」と頼んでいた。しかも、侯爵はその手を振り払いもしない。 聖女は愛のない交わりで神の加護を失うとされているので、当然白い結婚だと思っていたが、初夜に侯爵のメイアスから体の関係を迫られる。彼は命の恩人だったので、ルミネラはそのまま彼を受け入れた。 侯爵がかつての恋人に似ていたとはいえ、侯爵と孤児だった彼は全く別人。愛のない交わりだったので、当然力を失うと思っていたが、なぜか以前よりも力が漲っていた。 ※全11話 2万字程度の話です。

アリエッタ幼女、スラムからの華麗なる転身

にゃんすき
ファンタジー
冒頭からいきなり主人公のアリエッタが大きな男に攫われて、前世の記憶を思い出し、逃げる所から物語が始まります。  姉妹で力を合わせて幸せを掴み取るストーリーになる、予定です。

没落した建築系お嬢様の優雅なスローライフ~地方でモフモフと楽しい仲間とのんびり楽しく生きます~

土偶の友
ファンタジー
優雅な貴族令嬢を目指していたクレア・フィレイア。 しかし、15歳の誕生日を前に両親から没落を宣言されてしまう。 そのショックで日本の知識を思いだし、ブラック企業で働いていた記憶からスローライフをしたいと気付いた。 両親に勧められた場所に逃げ、そこで楽しいモフモフの仲間と家を建てる。 女の子たちと出会い仲良くなって一緒に住む、のんびり緩い異世界生活。

毒舌アイドルは毒の魔物に転生する。

馳 影輝
ファンタジー
毒舌を売りにして芸能界で活躍できる様になった。 元々はアイドルとしてデビューしたが、ヒラヒラの衣装や可愛い仕草も得意じゃ無かった。 バラエティーの仕事を貰って、毒舌でキャラを作ったらこれがハマり役で世間からのウケも良くとんとん拍子で有名人になれた。 だが、自宅に帰ると玄関に見知らぬ男性が立っていて私に近づくと静かにナイフで私を刺した。 アイドル時代のファンかも知れない。 突然の事で、怖くて動けない私は何度も刺されて意識を失った。 主人公の時田香澄は殺されてしまう。 気がつくとダンジョンの最下層にポイズンキラーとい魔物に転生する。 自分の現象を知りショックを受けるが、その部屋の主であるリトラの助言により地上を目指す。 ダンジョンの中で進化を繰り返して強くなり、人間の冒険者達が襲われている所に出くわす。 魔物でありながら、擬態を使って人間としても生きる姿や魔王種への進化を試みたり、数え切れないほどの激動の魔物人生が始まる。

【完結】うさぎ転生 〜女子高生の私、交通事故で死んだと思ったら、気づけば現代ダンジョンの最弱モンスターに!?最強目指して生き延びる〜

旅する書斎(☆ほしい)
ファンタジー
 女子高生の篠崎カレンは、交通事故に遭って命を落とした……はずが、目覚めるとそこはモンスターあふれる現代ダンジョン。しかも身体はウサギになっていた!  HPはわずか5、攻撃力もゼロに等しい「最弱モンスター」扱いの白うさぎ。それでもスライムやコボルトにおびえながら、なんとか生き延びる日々。唯一の救いは、ダンジョン特有の“スキル”を磨けば強くなれるということ。  跳躍蹴りでスライムを倒し、小動物の悲鳴でコボルトを怯ませ、少しずつ経験値を積んでいくうちに、カレンは手応えを感じ始める。 「このままじゃ終わらない。私、もっと強くなっていつか……」  最弱からの“首刈りウサギ”進化を目指して、ウサギの身体で奮闘するカレン。彼女はこの危険だらけのダンジョンで、生き延びるだけでなく“人間へ戻る術(すべ)”を探し当てられるのか? それとも新たなモンスターとしての道を歩むのか?最弱うさぎの成り上がりサバイバルが、いま幕を開ける!

クラス転移したけど、皆さん勘違いしてません?

青いウーパーと山椒魚
ファンタジー
加藤あいは高校2年生。 最近ネット小説にハマりまくっているごく普通の高校生である。 普通に過ごしていたら異世界転移に巻き込まれた? しかも弱いからと森に捨てられた。 いやちょっとまてよ? 皆さん勘違いしてません? これはあいの不思議な日常を書いた物語である。 本編完結しました! 相変わらず話ごちゃごちゃしていると思いますが、楽しんでいただけると嬉しいです! 1話は1000字くらいなのでササッと読めるはず…

処理中です...