転生したけど……どこだここ

mikadozero

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一章

1

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ここはどこだ?
そんなことを思いながら体を起こす。周りを見渡すと、いつもの都会のオフィス街の路地に転移されたみたいだが……なんだか雰囲気がいつもと違う。
「おい、そこのお前」
 チンピラみたいな男が話しかけてきた。僕は見た目は小学生五年生であるが、実際は何度も転生しているのでもう年齢は数えていない。チンピラの男は近づいてきて胸ぐらを掴んで言った。
「お前見ない顔だな……俺らの領域に入るな……殺すぞ!」
男は脅し文句を言いながら右ストレートが飛んできた。僕は。その手を右手で止めた。こんなにも弱い力で僕に勝てるとでも思っていたのだろうが……余裕の顔をしているとチンピラ言った。
「舐めるなぁ!!」
 そう言いながら力を強めてきた。僕は少し自分力を込めて止めた。
 次の瞬間、僕は男の腹を足で蹴り怯んだ瞬間に男の頰に強烈なパンチを入れた。辺りには轟音が響いた。少しやりすぎたかと思っていると裏にいた2人が言った。
「うちの……よくも!!」
「殺すぞ!!」
 僕はなぜか相手を怒らせてしまったらしい。ただ僕は正当防衛をしただけなのに……なぜ?あっそうか……これは正当防衛が成立していない。そう思った時には、一人の男の蹴りを腹にくらった。これで、俺は反撃に出た。
 すると、勝負は秒でついた。二人を見下しながら言った。
「相手が悪かったな」
 こう言ったが二人は何も言わなかった。気絶していたのだった。世の中も弱くなったなと心の奥底で思ったのだった。

 路地から出て歩道の方に足を運ぶ。さっきまで暗い場所にいたせいかものすごく光が強く感じた。そしてまず視界に入ってきたのは……ここは僕の知っている都会ではなかった。僕の知っている都会は、オフィス街に大きなビルマンションなどが建ててあり、人が多いイメージがあったがこの世界では違うみたいだった。
 オフィス街やマンションなどは立ってはいるのだが……ほとんど崩壊している。この世の世紀末みたいな光景だった。僕はそんな光景を見て絶句していると僕の目の前を通った黒髪の女性が立ち止まり僕の目の前まできて言った。
「君、どこからきたのかな?」
 僕は路地の方を指差す。すると、女性は驚く素振りを見せながら路地に向かった。僕もついてきて倒したと言う証拠を見せたかった。女性は言った。
「あなたが、やったの?」
 僕は静かに頷いた。すると、女性は言った。
「君、家ないでしょ?うちにくる?」
 こんな見た目をしていても女性の家に上がるのは……少し抵抗があった。けれども、女性の目は来てくれと言うキラキラした目をしていた。この女性はなんなのだろうか。
「行こうかな……お世話になります」
 お辞儀をしながら言うと女性は喜びを体で表現してから言った。
「子供だぁ……しかも男の子……」
 なんだか嫌な予感しかしなかった。僕は嫌な予感に耐えつつも女性の手を取った。
 歩きながら言った。
「私のことはとお呼びなさい」
「はい」
 俯きながら言うとお姉さんは言った。
「いい?この世界は危険で溢れているの……だから無闇に外に出ないこと……いい?」
 めんどくさい女に捕まったみたいだ。こうゆうことを言ってくる女は束縛がひどい傾向があるがこれは僕の偏見である。
 頷き、しばらく歩いていると景色が変わった。さっきの荒廃した世界からいつも見ていたような景色になったが都会ではない。田舎であった。
 お姉さんの家は古民家であり、僕は少し懐かしさを感じていた。昔こんな家に住んだなと。
 お姉さんは靴を脱ぎ言った。
「上がって待ってて」
 小さな子を一人にするなんてお姉さんはどんな思考回路をしているのだか……僕は不思議でたまらなかった。家に上がると、古民家特有の畳があり僕は畳に座った。すると、さっきとは違うお姉さんが出てきた。
 室内用の服装だろうか。先ほどより露出面が多くなった気がするのは僕だけだろうか。
 お姉さんは僕の目の前に座り言った。
「君歳は?」
「8です」
「おぉ……幼いね……好きなものは?」
「油淋鶏」
「何それ、聞いたことないものだわ」
「そうですか……」
「で、さ」
 お姉さんは距離をより近づけてきていった。
「男の子ってここ興味あるの?」
 お姉さんはあるところに指を指していた。僕はその指を指している部分を見た。そこは胸であった。確かにお姉さんの胸は大きい。男であれば誰でも好きになるお胸をしている。お姉さんは強調して言った。
「正直に言って?」
「好きです」
 お姉さんは僕が言った瞬間に顔を一瞬赤くしたが……
「そうかそうか、ならば」
 そう言いながらお姉さんは上衣じょういを脱いだ。大きなお姉さんのお胸が僕の目の前に……そしてお姉さんは僕の手を取り…
 ープルンー
 触った時の触感を言うとしたらプルンだろう。初めて女性のお胸を触ったがものすごく柔らかく。そして、何度も揉みたくなる柔らかさであった。お姉さんは少し恥ずかしがりながらも言った。
「ど、どう?私のおっぱい……感想ちょうだい」
「最高です」
 僕が感想を言うとお姉さんは顔が真っ赤であった。僕は上衣じょういをお姉さんの肩にかけて言った。
「お姉さんがそのつもりなら僕は本気でやりますよ」
「……っ」
 お姉さんは何かを言いたかったのだろうが、僕は聞かないことにした。そして、再び正面に座りお姉さんと気まずい空気が流れる。すると、お姉さんが言った。
「あのね……私まだ未経験なの……子供にならあげてもいいかなって」
 こいつは何を言っているんだ。そんなもの僕にあげたって……いいかもしれない。人生でまだ一度しか貰ったことがない。四度も転生しているのになぜこんなにも経験不足なのだろうか。そんなことを思っていると……外で大きな音がした。僕は急いで飛び出した。すると、男たちが群がっていた。
「巨乳女……今日こそはしてやる……!!」
 おっと聞いてはいけないことを聞いてしまったようだ。僕は耳を塞ごうとしたが、一人の男が僕の方を見ていった。
「なんだ、このガキ。あいつの子供か?あいつヤってたのかよ……クソが」
 やはり、こいつらはクズであった。僕がイラつきを隠しながらどう殺そうか考えていると……お姉さんがやってきた。
「何よ……子供には手を出さないで!」
「そんなことを言われてもよ……いたら殺したくなるだろう!?」
 男はそう言いながら僕の方に距離を詰めてくる。僕は拳を止めようとしたが……お姉さんが僕の目の前に立ち拳を止めていた。だが、すぐに退けられ僕の方に拳が飛んでくる。
「やめて!!」
 お姉さんの声に動揺もせずに、男は僕の腹に拳を入れようとしているが……僕は片手で止めた。こんな甘ったるいパンチは久々に受けたなと思った。
「なんだこいつ……」
 男の裏では連中が騒いでいた。それもそうだろう。子供が大人のパンチを止めているのだから。
 僕は、拳を弾き返し……逆に男の腹に強烈な握り拳をお見舞いした。
 その男は次に立ち上がることはなかった。裏にいた男たちは僕に少しビビりながら言った。
「なんだ!テメェ!うちのリーダーを……」
「そうだそうだ!!」
 僕はもしかしてだけども、この男たちの反感を買ってしまったのかと考えながらお姉さんの方を見た。すると、ぼーっと見ていたお姉さんが正気を取り戻して言った。
「逃げるわよ!」
 お姉さんは僕の腕を掴んで逃げようとしていた……
 けれども、僕は少しイラつきがまだ収まっていなかった。お姉さんが引っ張る力の耐えながら言った。
「お姉さん……僕はまだやることがあるので……家に入っててください」
「でも……」
 迷っているお姉さんを僕は背中を押した。
 すると、お姉さんは何度かこちらを振り向きながらも家に入った。

 久々に暴れられる……久々にやるから腕鈍ってないかなと僕は心配するのだった


 あの少年は、何者だろうか。私は家の玄関に寄りかかりながら思った。
 あんな小さな少年が屈強な男たちの勝てるはずがない。私はそんなことを心の隅で思ってしまったのだった。男たちが私を狙ってくる理由はわかる。

 ー男たちが性処理に使うためだー

 この世界では、
 幼い頃から、性知識を覚えさせられて私はこんな生き方しかできないんだと小さい頃思った。そして、私は今で、一度も性行為をしたことがない。自分で守っている。今まで何度か危機はあったがそれを回避して生きてきている。流石に最近捨てようかと思い始めた頃。あの少年が現れた。

 私はあの少年に処女捧げようと思う。そして、この世界での100人目の正式な大人として生きていくのである。

 外では、轟音が響き渡る。少年が、ボコボコにされている音なのだろうか。
 私は心配で仕方がなかった。すると、玄関に足音が迫り私は玄関付近から離れた。

 玄関が開き私は身構えた。玄関を開けたのは少年であった。
 返り血を浴びながらも少年は無傷で生きていた。

「少々時間がかかってしまいましたが……大丈夫でしたか?」

 そんな少年の呼びかけに私は泣きそうになり少年の抱きつくのだった。
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