秘密の花園の華達

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チンカスは食い物じゃあ無い!

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 セックス。
 当然ながら、男性には受け入れられる場所が限られて来る。
 女性器でさえ受け入れ準備なく突っ込めば、お互い痛い目に合う。
 そう、目合まぐわい。交接には潤滑の準備が必要なのだ。

「なあ、しようぜ?」
 押し倒してきたからには、ヤル気だろう。
 俺のTシャツの裾から、熱く汗に湿った原の手が侵入して、乳首までの肌を撫で上げていく。
「ウッ、フゥッ」
 股間を太股で刺激されれば、ジーンズではキツイ程に陰茎が張り詰めてくる。
「乳首が勃起してるぜ? ああ、チンポもか? 脱ごうぜ。どっちも舐めてやるから」
 お互いの性器を刺激し合う方法は、抱き合って、キスをしながら、乳首を指の腹で転がせて、腰を押し付け合えば良いと俺は思っていた。
「じゃあ跨いで、お前もオレのチンポをしゃぶってくれよ」
 普通の生活をしていて、膝立ちで男に跨ぐ機会は、人生で何度訪れるんだろうか? 
 陰嚢の筋を舐められてタマを含まれ、口中の舌でしごかれている間、俺のアナルに原の鼻息が荒くかかる。
「クッ、アッ、シヤワー、浴びてないんだ!」
「そんなの、気にしなくていいよ。臭くても嘗めてヤルからさ」
 タマから裏筋を伝ってレロレロと舌で鬼頭まで舐めて、先っぽを吸われた。
 茎を支える手で、皮を根元に引っ張られ、傘まで張り出された。
「あんまりカスが貯まってないぜ?」
 俺は震える内股に力を入れた。
「オレ、溜めといたから、チンポ、キレイに掃除してくれよ?」
 むわっと湿った男の臭いがしている。
 何度か扱けば尿道が見え、鬼頭が顔を出し、傘まで皮を剥くと、エラにチンカスがグルッとついていた。
 指先で掻くと白い垢が爪に付く。
「おい、チンポ掃除は口でしろよ。せっかく洗うの我慢したんだからな」
 そんな我慢は要らない! 
 無言でウェットティッシュを引き寄せたが、奪われてしまった。
「なあ、オレはお前のチンコ喰ってやってんのに、酷くない?」
「次からは、貯めずに洗ってくれ」
 俺は思い切って口に含んだ。
 チーズのような味と匂い。嫌悪に吐き気を予想していたが、案外平気だった。
 しかし、流石に飲み込めない。唾液が口いっぱいに貯まって来たところで閃いた。
 原は下。俺は上。
 口いっぱいの唾液は肛門の潤滑材に使える。
「プハッ」
 陰毛ごと濡れたが、尻まで流れている筈だ。
 竿を手前に倒してから手を放し、肘を膝裏に潜らせれば、大股開きで肛門が見えた。
 何度かつつくとクパクパと小さく開閉して、ユルユルと俺の指を飲み込んでいった。
「何だよ、先に突っ込みたいのか? 糞は溜めて無いからそのまま入れるか?」
 いや、コンドームを着けさせてくれ。

「じゃあ次はオレな?」
 女ならマングリガエシ。男なら何と言う? まさかチングリガエシなのか?
「ジュ、ジュッ、ンッ、ンッブゥ」
 アナルを舐められ、穴に舌を突っ込まれ、竿まで扱かれて逆さまに開脚。
 肩と首が痛い。
「オレは生がいいから、しっかりほぐしといてやろう」
 腸内に唾液を送られ指で解してトロトロにされた。
「じゃあ、いくぜ? フッンンはあ、ここに前立腺が有るんだよっ!」
「?! がぁっ! ア゛!」
 ビリビリくる。射精を止められない。
「どうだ? どうだ? イイだろ? ここをずっと突いてやったら、ドライでイケるぜ?!」
 もう出てはいない。だが射精感が治まらない?!
 俺の意思とは関係なく身体が絶頂感を連続させる。
「へえー? 出てないけど、尿道がクパクパしてるぜ?」
 こんなに小さなピストン運動でイカされ続けるのか?!
 腹が痙攣して攣りそうだ。
「オレも出そうかなあ? お前もいっぱい出して気持ちイイだろ? じゃあ出してイイよな?」
 止めろぉーー! お前はゴムをしていない!
「クッ! イクッ! ダアアアッ!」
 奥に温い違和感が広がって……。
「ハアッ、おい! いつまで出す気だ?!」
「クッッ! お前ッ、締めんな。へへっ。気持ちイイわ」
「もうイイだろ? 抜けよ」

 次の日、俺の腹から大量の精液が出てきた。
 あと、下痢をした。
 女の性器にに残されたザーメンはどこに行くんだろう。
 痛む腹を抱えて、便器に座りぼーっと考えた。


 
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