8 / 10
閑話 出版社社員と社長の会話
しおりを挟む
いやーもう疲れました。お手当弾んでくださいよ。社長。
連日登場人物が現れるのには参りましたよ。あれだけ架空の物語って表記しておいたのにね。皆さん言い分があるもんですね。
まあ 社長が会うわけには行かないのはわかりますが、全員の言い分で訂正するんですか? はあ 確かに訂正しちゃったら、小説なんだから盛り上がりに欠けちゃいますよね。
社長が作家だとバレたら困る?でも皆さんカーテンの向こうにいた社長が誰かなんて予想ついてましたよね。特にユリアーナ様なんか本当に怖かったです。
エリザベス様が王太子殿下を好きで男爵令嬢に嫉妬してたと言う設定は外せませんよね。これが外れたら今回の騒動の基本が成り立たない。しかし実際のエリザベス様はそんなに冷たくされたら惚れることなんかできなかたったでしょうね。え?そうなんですか。惚れられたら困るからわざと冷たくしてたって?自意識過剰ですか?女はみんな俺に惚れるとか言っちゃうやつですか?いやそれが本音だったら最低じゃないですか。はい。皆さんの言う通り最低です。
な なんですか。わざとやったのなら皆さんに最低と言われるのも覚悟の上でしょうよ。
黄色のカーネーションのエピソードなんて最悪な話じゃないですか?え?なんですか?違う?さすがにそんなことはしない?単に侍従に丸投げしたら、エリザベス様を嫌ってると思ってる侍従がやったことだ?でも配下の罪は上に立つものの罪ですよね?それからは反省して贈り物はしていない?反省のしどころが違うんじゃないんですか。最低。本当に皆さんの気持ちわかります。
で、どの方の言い分も飲まないそれでいいんですか?まあマリアさんは恐喝に来ただけでしたけどね。どうしてお金渡したんですか?それも大金。え?たいした金額じゃない?なるほど私とは金銭感覚違いますね。
マリアさんには憐憫の情でもあったんですか?利用したとか言ったらしいじゃないですか。
でもマリアさんも利用されただけだって言ってましたけど、エリザベス様を陥れようとしたり、できませんでしたけど、リューイ様とアルフレッド様を籠絡しようとしたのですから無実じゃないです。よくあんなに自分は悪くないんだけどと言えるものだと感心しますよ。
まあ 幼馴染のパン屋にお金踏んだくられておしまいでしょうけどね。だって地位に目が眩んで、自分を捨てた女を今更受け入れる事ができるんでしょうかね?え?純愛だったら待ってたんじゃないかって?男爵令嬢になったら、普通戻ってこないでしょうよ。待つ意味ないでしょう?あなたに純愛とか言われると薄ら寒いです。自分は愛を貫いた?ああ ユリアーナ様の話にあった不倫愛ですか。身勝手に巻き込んだくせによく言いますね。
まあ 私はあなた雇われた身分ですから言われた通りにしますよ。じゃあ訂正無しで重版かけますからね。ユリアーナ様の脅しは本当にいいんですか?もうすぐ公表されるからいい?そうですか。じゃあ手続きします。
連日登場人物が現れるのには参りましたよ。あれだけ架空の物語って表記しておいたのにね。皆さん言い分があるもんですね。
まあ 社長が会うわけには行かないのはわかりますが、全員の言い分で訂正するんですか? はあ 確かに訂正しちゃったら、小説なんだから盛り上がりに欠けちゃいますよね。
社長が作家だとバレたら困る?でも皆さんカーテンの向こうにいた社長が誰かなんて予想ついてましたよね。特にユリアーナ様なんか本当に怖かったです。
エリザベス様が王太子殿下を好きで男爵令嬢に嫉妬してたと言う設定は外せませんよね。これが外れたら今回の騒動の基本が成り立たない。しかし実際のエリザベス様はそんなに冷たくされたら惚れることなんかできなかたったでしょうね。え?そうなんですか。惚れられたら困るからわざと冷たくしてたって?自意識過剰ですか?女はみんな俺に惚れるとか言っちゃうやつですか?いやそれが本音だったら最低じゃないですか。はい。皆さんの言う通り最低です。
な なんですか。わざとやったのなら皆さんに最低と言われるのも覚悟の上でしょうよ。
黄色のカーネーションのエピソードなんて最悪な話じゃないですか?え?なんですか?違う?さすがにそんなことはしない?単に侍従に丸投げしたら、エリザベス様を嫌ってると思ってる侍従がやったことだ?でも配下の罪は上に立つものの罪ですよね?それからは反省して贈り物はしていない?反省のしどころが違うんじゃないんですか。最低。本当に皆さんの気持ちわかります。
で、どの方の言い分も飲まないそれでいいんですか?まあマリアさんは恐喝に来ただけでしたけどね。どうしてお金渡したんですか?それも大金。え?たいした金額じゃない?なるほど私とは金銭感覚違いますね。
マリアさんには憐憫の情でもあったんですか?利用したとか言ったらしいじゃないですか。
でもマリアさんも利用されただけだって言ってましたけど、エリザベス様を陥れようとしたり、できませんでしたけど、リューイ様とアルフレッド様を籠絡しようとしたのですから無実じゃないです。よくあんなに自分は悪くないんだけどと言えるものだと感心しますよ。
まあ 幼馴染のパン屋にお金踏んだくられておしまいでしょうけどね。だって地位に目が眩んで、自分を捨てた女を今更受け入れる事ができるんでしょうかね?え?純愛だったら待ってたんじゃないかって?男爵令嬢になったら、普通戻ってこないでしょうよ。待つ意味ないでしょう?あなたに純愛とか言われると薄ら寒いです。自分は愛を貫いた?ああ ユリアーナ様の話にあった不倫愛ですか。身勝手に巻き込んだくせによく言いますね。
まあ 私はあなた雇われた身分ですから言われた通りにしますよ。じゃあ訂正無しで重版かけますからね。ユリアーナ様の脅しは本当にいいんですか?もうすぐ公表されるからいい?そうですか。じゃあ手続きします。
60
あなたにおすすめの小説
主人公の恋敵として夫に処刑される王妃として転生した私は夫になる男との結婚を阻止します
白雪の雫
ファンタジー
突然ですが質問です。
あなたは【真実の愛】を信じますか?
そう聞かれたら私は『いいえ!』『No!』と答える。
だって・・・そうでしょ?
ジュリアーノ王太子の(名目上の)父親である若かりし頃の陛下曰く「私と彼女は真実の愛で結ばれている」という何が何だか訳の分からない理屈で、婚約者だった大臣の姫ではなく平民の女を妃にしたのよ!?
それだけではない。
何と平民から王妃になった女は庭師と不倫して不義の子を儲け、その不義の子ことジュリアーノは陛下が側室にも成れない身分の低い女が産んだ息子のユーリアを後宮に入れて妃のように扱っているのよーーーっ!!!
私とジュリアーノの結婚は王太子の後見になって欲しいと陛下から土下座をされてまで請われたもの。
それなのに・・・ジュリアーノは私を後宮の片隅に追いやりユーリアと毎晩「アッー!」をしている。
しかも!
ジュリアーノはユーリアと「アッー!」をするにしてもベルフィーネという存在が邪魔という理由だけで、正式な王太子妃である私を車裂きの刑にしやがるのよ!!!
マジかーーーっ!!!
前世は腐女子であるが会社では働く女性向けの商品開発に携わっていた私は【夢色の恋人達】というBLゲームの、悪役と位置づけられている王太子妃のベルフィーネに転生していたのよーーーっ!!!
思い付きで書いたので、ガバガバ設定+矛盾がある+ご都合主義。
世界観、建築物や衣装等は古代ギリシャ・ローマ神話、古代バビロニアをベースにしたファンタジー、ベルフィーネの一人称は『私』と書いて『わたくし』です。
乙女ゲームの正しい進め方
みおな
恋愛
乙女ゲームの世界に転生しました。
目の前には、ヒロインや攻略対象たちがいます。
私はこの乙女ゲームが大好きでした。
心優しいヒロイン。そのヒロインが出会う王子様たち攻略対象。
だから、彼らが今流行りのザマァされるラノベ展開にならないように、キッチリと指導してあげるつもりです。
彼らには幸せになってもらいたいですから。
悪役令嬢は永眠しました
詩海猫(8/29書籍発売)
ファンタジー
「お前のような女との婚約は破棄だっ、ロザリンダ・ラクシエル!だがお前のような女でも使い道はある、ジルデ公との縁談を調えてやった!感謝して公との間に沢山の子を産むがいい!」
長年の婚約者であった王太子のこの言葉に気を失った公爵令嬢・ロザリンダ。
だが、次に目覚めた時のロザリンダの魂は別人だった。
ロザリンダとして目覚めた木の葉サツキは、ロザリンダの意識がショックのあまり永遠の眠りについてしまったことを知り、「なぜロザリンダはこんなに努力してるのに周りはクズばっかりなの?まかせてロザリンダ!きっちりお返ししてあげるからね!」
*思いつきでプロットなしで書き始めましたが結末は決めています。暗い展開の話を書いているとメンタルにもろに影響して生活に支障が出ることに気付きました。定期的に強気主人公を暴れさせないと(?)書き続けるのは不可能なようなのでメンタル状態に合わせて書けるものから書いていくことにします、ご了承下さいm(_ _)m
崩壊した物語~アークリアの聖なる乙女~
叶 望
恋愛
生まれ変わり、輪廻転生、それも異世界転生したと気がついたのはいつだったか。せっかくの新しい第二の人生だ。思いのまま、自由に楽しむことにしよう。え、乙女ゲーム、何のこと。物語の主人公も悪役令嬢も転生者だって。まぁ、私には関係ないよね。え、もろ関係者?関わらなければどうでもいいよ。復讐、乙女ゲーム、利用できるものは何でも利用しようじゃないか。私は剣と魔法、魔物や冒険溢れるこの世界で自由に生きる。これは乙女ゲームを崩壊させた少女の物語。
※小説家になろうにも投稿しています
最近のよくある乙女ゲームの結末
叶 望
恋愛
なぜか行うことすべてが裏目に出てしまい呪われているのではないかと王妃に相談する。実はこの世界は乙女ゲームの世界だが、ヒロイン以外はその事を知らない。
※小説家になろうにも投稿しています
公爵令嬢ローズは悪役か?
瑞多美音
恋愛
「婚約を解消してくれ。貴方もわかっているだろう?」
公爵令嬢のローズは皇太子であるテオドール殿下に婚約解消を申し込まれた。
隣に令嬢をくっつけていなければそれなりの対応をしただろう。しかし、馬鹿にされて黙っているローズではない。目には目を歯には歯を。
「うちの影、優秀でしてよ?」
転ばぬ先の杖……ならぬ影。
婚約解消と貴族と平民と……どこでどう繋がっているかなんて誰にもわからないという話。
独自設定を含みます。
【完結】私が誰だか、分かってますか?
美麗
恋愛
アスターテ皇国
時の皇太子は、皇太子妃とその侍女を妾妃とし他の妃を娶ることはなかった
出産時の出血により一時病床にあったもののゆっくり回復した。
皇太子は皇帝となり、皇太子妃は皇后となった。
そして、皇后との間に産まれた男児を皇太子とした。
以降の子は妾妃との娘のみであった。
表向きは皇帝と皇后の仲は睦まじく、皇后は妾妃を受け入れていた。
ただ、皇帝と皇后より、皇后と妾妃の仲はより睦まじくあったとの話もあるようだ。
残念ながら、この妾妃は産まれも育ちも定かではなかった。
また、後ろ盾も何もないために何故皇后の侍女となったかも不明であった。
そして、この妾妃の娘マリアーナははたしてどのような娘なのか…
17話完結予定です。
完結まで書き終わっております。
よろしくお願いいたします。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる