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五人集めて
コードネームタソ
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「ピー、ポポポポ……。一軒受信しました」
十分程経って掲示板に一軒のメッセージが届いた。
「コードネーム、タソ。ミッションが何かわからないけど、ネタになりそうと思って連絡してみたわ。興味半分恐怖半分、入ってみてもいいかしら?」
レノの機体から若い女の音声が発せられた。
「コードネーム、タソ。認証しますか?」
レノが淡々と発した。
マドカはミコトの表情を伺って尋ねた。
「どう?いいかしら?」
ミコトは認証がどうのこうのと、多少わからない部分があったがマドカの質問に答えた。
「ああ、構わないよ」
「レノ、タソを認証するわ」
マドカはレノに向かって言った。
「ピー、ポポポポ……。認証、しました」
レノが発すると、頭上に表示された人型のアイコンからゆっくりと物体が浮き出てきた。
その物体が地面に着陸すると、雷に打たれたような衝撃がこの地に走った。
衝撃が収まり、静けさを取り戻した、そこには、ツインテールのリュックを背負った女が立っていた。
「やっほー!私タソ!」
目の前に立つ、ミコトとマドカに向かってタソは勢いよく挨拶をした。
ミコトとマドカはぽかんと口を開けていた。
「上出来です。この方が新しいメンバーの一人です」
カタコトの口調でレノがタソを紹介した。
「え、どういう原理で現れたんだ?」
ミコトがタソに向けて尋ねた。
「ここはSPACE‐F‐、夢の世界です!原理なんて関係ないのだよ!」
タソがミコトに近寄っていった。
「そうか、掲示板を見てきたのか?」
「うん!マドカちゃんの声も一緒に聞いて、ミッションに参加しようと思ってここに来たのだよ!」
タソはマドカの顔を見て、ニッコリと笑顔を見せた。
「そうか、まあ、わかった。俺はミコト。よろしく」
「コードネーム、タソ!よろしくたのもぉー!」
「因みに、俺のコードネームは本名だが、タソは、本名じゃないよね?」
ミコトが名前について尋ねた。
「違うよ、ビックリすると思うから本名は秘密なの」
タソはそう言うと、目線を変えてマドカの顔を覗きこんだ。
「君がマドカちゃん?」
「そうよ。因みに私も本名よ」
マドカは自己紹介をして、スカートの裾をひらりと弾いた。
「おっと、これは何?」
タソがレノに向かって言った。
「ピー、ポポポポ……。私はレノと言います。SPACE‐F‐の案内機です」
テンプレートのように自己紹介をするレノ。
「なになに?面白そうじゃん!はい、動画撮るよー、良い?」
タソはそう言いながら、スカートの裾を弾いて、リュックからスマートフォンを取り出した。
「動画?」
ふとミコトは尋ねた。
「そうそう!SPACE‐F‐の記録!」
元気有り余るタソはそう答えた。
タソは夢の世界、SPACE‐F‐の日常を現実世界で発信をしていた。
夢を語る動画投稿者として有名だった。
「この世界と現実世界は連動しているのか?」
不思議に思ったミコトは尋ねた。
「私もわからないけど、きっとそうなのだよ!朝起きたらSPACE‐F‐で撮った動画が残っていたりするからね!」
タソはそう言って、動画を撮り始めた。
「はいはーい、皆!今日のSPACE‐F‐特集は謎のロボット!見てーこのロボット本当に人間みたいなの、レノって言うんだっけ?レノー話してみて」
タソはスマートフォンをレノにかざして言った。
レノはぎこちなく挨拶をした。
「ピー、ポポポポ……。レノ、SPACE‐F‐の案内機です」
「ほら、喋るんだよ!凄くない⁉」
スマートフォンの画面に向かって、勢いよく喋るタソ。
レノの体を隅から隅まで映していくタソに向かってミコトは尋ねた。
「今、現実世界ではどのくらいフォロワーが居るのか?」
「えっと、八十万人!」
タソは自慢げに答えた。
「八十万人……すごいな……だが、今撮っている動画は本当に現実世界で再生されているのか?」
「なんの原理かわからないけど朝起きたらデータが残っているんだよね。まあいいや、ほら、ミコト君とマドカちゃんも画面に向かって挨拶して!」
スマートフォンをミコトとマドカに向けてタソが言った。
「コードネーム、マドカよ。この森で目覚めたの。だから今ここに居るのよ」
マドカはツンとした口調で挨拶をした。
「……ミコトです。まだSPACE‐F‐をよく知らない初心者です」
画面に向って挨拶するだけなのに、ミコトは変に緊張してしまった。
「おっけー!今日はこれで一旦終了!じゃあねー」
タソはそう言うと、録画終了のスイッチを押した。
短い動画だったが、現実世界にいる八十万人の人達がこれを見ることになるのだ。
「あと、二人メンバーを集めないといけないのよね」
マドカは歩きながら呟くように言った。
それを聞いたタソは何かひらめいたようだ。
「それなら、私に任せて、SPACE‐F‐の中でも、私を知っている人は多いと思うから!」
タソはそう言うと、右手でグッドサインを送った。
「それは頼もしいわ、それじゃあ、このマイクでもう一度募集をかけてくれる?」
マドカはタソに拡声器を渡した。
「レノ、もう一度募集をかけるそうだ」
聞いたミコトはレノに向かって合図をした。
「はい。かしこまりました。では再び掲示板を表示します」
レノの頭上に青色の電光掲示板が表示された。
拡声器のスイッチをオンにしたタソはマイクを口に近づけて募集をかけ始めた。
「やっほー、私タソ!これからSPACE‐F‐のミッションゲームが始まるんだけど参加したい人いる?きっと楽しいよ!でも始めるにはあと二人のメンバーが必要なの。この投稿に少しでも興味がったら連絡ちょうだい!待ってまーす」
言い終えたタソは、拡声器のスイッチを切った。
十分程経って掲示板に一軒のメッセージが届いた。
「コードネーム、タソ。ミッションが何かわからないけど、ネタになりそうと思って連絡してみたわ。興味半分恐怖半分、入ってみてもいいかしら?」
レノの機体から若い女の音声が発せられた。
「コードネーム、タソ。認証しますか?」
レノが淡々と発した。
マドカはミコトの表情を伺って尋ねた。
「どう?いいかしら?」
ミコトは認証がどうのこうのと、多少わからない部分があったがマドカの質問に答えた。
「ああ、構わないよ」
「レノ、タソを認証するわ」
マドカはレノに向かって言った。
「ピー、ポポポポ……。認証、しました」
レノが発すると、頭上に表示された人型のアイコンからゆっくりと物体が浮き出てきた。
その物体が地面に着陸すると、雷に打たれたような衝撃がこの地に走った。
衝撃が収まり、静けさを取り戻した、そこには、ツインテールのリュックを背負った女が立っていた。
「やっほー!私タソ!」
目の前に立つ、ミコトとマドカに向かってタソは勢いよく挨拶をした。
ミコトとマドカはぽかんと口を開けていた。
「上出来です。この方が新しいメンバーの一人です」
カタコトの口調でレノがタソを紹介した。
「え、どういう原理で現れたんだ?」
ミコトがタソに向けて尋ねた。
「ここはSPACE‐F‐、夢の世界です!原理なんて関係ないのだよ!」
タソがミコトに近寄っていった。
「そうか、掲示板を見てきたのか?」
「うん!マドカちゃんの声も一緒に聞いて、ミッションに参加しようと思ってここに来たのだよ!」
タソはマドカの顔を見て、ニッコリと笑顔を見せた。
「そうか、まあ、わかった。俺はミコト。よろしく」
「コードネーム、タソ!よろしくたのもぉー!」
「因みに、俺のコードネームは本名だが、タソは、本名じゃないよね?」
ミコトが名前について尋ねた。
「違うよ、ビックリすると思うから本名は秘密なの」
タソはそう言うと、目線を変えてマドカの顔を覗きこんだ。
「君がマドカちゃん?」
「そうよ。因みに私も本名よ」
マドカは自己紹介をして、スカートの裾をひらりと弾いた。
「おっと、これは何?」
タソがレノに向かって言った。
「ピー、ポポポポ……。私はレノと言います。SPACE‐F‐の案内機です」
テンプレートのように自己紹介をするレノ。
「なになに?面白そうじゃん!はい、動画撮るよー、良い?」
タソはそう言いながら、スカートの裾を弾いて、リュックからスマートフォンを取り出した。
「動画?」
ふとミコトは尋ねた。
「そうそう!SPACE‐F‐の記録!」
元気有り余るタソはそう答えた。
タソは夢の世界、SPACE‐F‐の日常を現実世界で発信をしていた。
夢を語る動画投稿者として有名だった。
「この世界と現実世界は連動しているのか?」
不思議に思ったミコトは尋ねた。
「私もわからないけど、きっとそうなのだよ!朝起きたらSPACE‐F‐で撮った動画が残っていたりするからね!」
タソはそう言って、動画を撮り始めた。
「はいはーい、皆!今日のSPACE‐F‐特集は謎のロボット!見てーこのロボット本当に人間みたいなの、レノって言うんだっけ?レノー話してみて」
タソはスマートフォンをレノにかざして言った。
レノはぎこちなく挨拶をした。
「ピー、ポポポポ……。レノ、SPACE‐F‐の案内機です」
「ほら、喋るんだよ!凄くない⁉」
スマートフォンの画面に向かって、勢いよく喋るタソ。
レノの体を隅から隅まで映していくタソに向かってミコトは尋ねた。
「今、現実世界ではどのくらいフォロワーが居るのか?」
「えっと、八十万人!」
タソは自慢げに答えた。
「八十万人……すごいな……だが、今撮っている動画は本当に現実世界で再生されているのか?」
「なんの原理かわからないけど朝起きたらデータが残っているんだよね。まあいいや、ほら、ミコト君とマドカちゃんも画面に向かって挨拶して!」
スマートフォンをミコトとマドカに向けてタソが言った。
「コードネーム、マドカよ。この森で目覚めたの。だから今ここに居るのよ」
マドカはツンとした口調で挨拶をした。
「……ミコトです。まだSPACE‐F‐をよく知らない初心者です」
画面に向って挨拶するだけなのに、ミコトは変に緊張してしまった。
「おっけー!今日はこれで一旦終了!じゃあねー」
タソはそう言うと、録画終了のスイッチを押した。
短い動画だったが、現実世界にいる八十万人の人達がこれを見ることになるのだ。
「あと、二人メンバーを集めないといけないのよね」
マドカは歩きながら呟くように言った。
それを聞いたタソは何かひらめいたようだ。
「それなら、私に任せて、SPACE‐F‐の中でも、私を知っている人は多いと思うから!」
タソはそう言うと、右手でグッドサインを送った。
「それは頼もしいわ、それじゃあ、このマイクでもう一度募集をかけてくれる?」
マドカはタソに拡声器を渡した。
「レノ、もう一度募集をかけるそうだ」
聞いたミコトはレノに向かって合図をした。
「はい。かしこまりました。では再び掲示板を表示します」
レノの頭上に青色の電光掲示板が表示された。
拡声器のスイッチをオンにしたタソはマイクを口に近づけて募集をかけ始めた。
「やっほー、私タソ!これからSPACE‐F‐のミッションゲームが始まるんだけど参加したい人いる?きっと楽しいよ!でも始めるにはあと二人のメンバーが必要なの。この投稿に少しでも興味がったら連絡ちょうだい!待ってまーす」
言い終えたタソは、拡声器のスイッチを切った。
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