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第3話~え?何言ってるの?~
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俺これからどうなっちゃうの?
結果ついていくことになってしまった。
ついていきながら最初に話しかけてくれた人(ストロフさんと言って今回の討伐の隊長だったらしい)案内されながら色々教えてくれた。
俺がいた場所はレナール王国という場所でこの世界では比較的大きく戦争とかそういうのもない国でここはその王都クエーレンの近くの森だったみたいだ。
確かにそんな王都の近くだったらこのままにしておくわけにはいかないよね、
でもそれならそれで、なおさらヤバイ事しちゃったよな俺ェ…
また気分が沈んできた
「…というわけで被害が出る前にギルドと協力して討伐しようとした所、貴殿が倒してしまったのだ。」
「はい、、、」
何だろう胃が痛くなってきた…
「どうした?大丈夫か?」
「…大丈夫です。ちょっと…緊張してしまって」
「まぁ陛下に会うことなど普通はあり得ない事だからな、私もそう常に会うこともないからな」
いや、申し訳ないけどストロフさん、
今俺は王様に会うとかそれに緊張してるわけではないんですよ…
普通は国で一番偉い人に会うなんてありえないよ?一般の人間は早々会うことなんてないし、でもそもそも俺は会いたくないんですよ…
せっかく店を持ったのに、どこぞやの猫背女神に間違えられて異世界に飛ばされて静かに暮らそうと思ったら熊の化物に襲われてなぜか倒してしまって、逃げたいのにこれから王様に会う…
ここに来て僅か小一時間でどんだけ展開が起きてるんだよ!もう嫌だよ異世界こえぇよ…
俺が1人心の中で叫んでいるとストロフさんが
「そういえば貴殿の名前を聞いていなかったな名はなんと言うのだ?」
我に返り気づいた。
そういえば言ってなかったな。フルネームで言った方がいいのか、とりあえず下の名前を言えばいいかな。
「アオイって言います。」
「アオイか、珍しい名前だな!」
「ハハッよく言われます…」
と話しをしながらついに王都に着いた。
「さ、着いたぞここが入り口だ」
目の前に見えるのは城壁に囲まれた映画とかゲームでしか見たことないような大きな門だった。
呆気にとられていると
「これから入るが時にアオイ殿身分を証明するカードは持っているか?」
ストロフさんが質問してきたがその言葉にどきっとした
(え?どうしよう、そんなカードが必要だなんて知らなかった。何とかしないと…)
「あ、あの実は旅してる途中でお金も含めて全部無くしてしまいまして…」
「なに?無くしてしまった?それはいかんな。身分を証明するカードがないと入国税がかかってしまうがその金もないとは、ふむ…まぁ仕方ない今回ばかりは特例で何とかするが入ったらすぐに証明するカードを再発行した方がいいな、いやむしろアオイ殿は冒険者ギルドにも登録した方がいいかもしれんな」
「え?冒険者ギルドですか?」
「うむ、冒険者ギルドや商業ギルドに登録さえすれば、どの街や国に行っても入国税もかからんし自由に行き来できるし、何よりもアオイ殿は強いからな、ランクも簡単に上げることが出来るはずだしな!」
いやいやいや!
俺冒険者になるつもりありませんよ!
強いとかランク上げるとか何言ってるのこの人?
そんなの絶対になりませんからね!!
そんな俺の気持ちを知ってか知らずかストロフさんは入口にいる兵士に話をつけて俺を入れることを許可していた。
結果無事に俺は入国出来たんだが、今すぐこの国から逃げ出したい!
どこか静かな村で暮らして静かに生きていきたい…
俺は漫画の主人公のような展開を求めていないのに、望んでいないのに何でこうなるの?
俺は出来るだけ静かに暮らしたいだけなんですから!
結果ついていくことになってしまった。
ついていきながら最初に話しかけてくれた人(ストロフさんと言って今回の討伐の隊長だったらしい)案内されながら色々教えてくれた。
俺がいた場所はレナール王国という場所でこの世界では比較的大きく戦争とかそういうのもない国でここはその王都クエーレンの近くの森だったみたいだ。
確かにそんな王都の近くだったらこのままにしておくわけにはいかないよね、
でもそれならそれで、なおさらヤバイ事しちゃったよな俺ェ…
また気分が沈んできた
「…というわけで被害が出る前にギルドと協力して討伐しようとした所、貴殿が倒してしまったのだ。」
「はい、、、」
何だろう胃が痛くなってきた…
「どうした?大丈夫か?」
「…大丈夫です。ちょっと…緊張してしまって」
「まぁ陛下に会うことなど普通はあり得ない事だからな、私もそう常に会うこともないからな」
いや、申し訳ないけどストロフさん、
今俺は王様に会うとかそれに緊張してるわけではないんですよ…
普通は国で一番偉い人に会うなんてありえないよ?一般の人間は早々会うことなんてないし、でもそもそも俺は会いたくないんですよ…
せっかく店を持ったのに、どこぞやの猫背女神に間違えられて異世界に飛ばされて静かに暮らそうと思ったら熊の化物に襲われてなぜか倒してしまって、逃げたいのにこれから王様に会う…
ここに来て僅か小一時間でどんだけ展開が起きてるんだよ!もう嫌だよ異世界こえぇよ…
俺が1人心の中で叫んでいるとストロフさんが
「そういえば貴殿の名前を聞いていなかったな名はなんと言うのだ?」
我に返り気づいた。
そういえば言ってなかったな。フルネームで言った方がいいのか、とりあえず下の名前を言えばいいかな。
「アオイって言います。」
「アオイか、珍しい名前だな!」
「ハハッよく言われます…」
と話しをしながらついに王都に着いた。
「さ、着いたぞここが入り口だ」
目の前に見えるのは城壁に囲まれた映画とかゲームでしか見たことないような大きな門だった。
呆気にとられていると
「これから入るが時にアオイ殿身分を証明するカードは持っているか?」
ストロフさんが質問してきたがその言葉にどきっとした
(え?どうしよう、そんなカードが必要だなんて知らなかった。何とかしないと…)
「あ、あの実は旅してる途中でお金も含めて全部無くしてしまいまして…」
「なに?無くしてしまった?それはいかんな。身分を証明するカードがないと入国税がかかってしまうがその金もないとは、ふむ…まぁ仕方ない今回ばかりは特例で何とかするが入ったらすぐに証明するカードを再発行した方がいいな、いやむしろアオイ殿は冒険者ギルドにも登録した方がいいかもしれんな」
「え?冒険者ギルドですか?」
「うむ、冒険者ギルドや商業ギルドに登録さえすれば、どの街や国に行っても入国税もかからんし自由に行き来できるし、何よりもアオイ殿は強いからな、ランクも簡単に上げることが出来るはずだしな!」
いやいやいや!
俺冒険者になるつもりありませんよ!
強いとかランク上げるとか何言ってるのこの人?
そんなの絶対になりませんからね!!
そんな俺の気持ちを知ってか知らずかストロフさんは入口にいる兵士に話をつけて俺を入れることを許可していた。
結果無事に俺は入国出来たんだが、今すぐこの国から逃げ出したい!
どこか静かな村で暮らして静かに生きていきたい…
俺は漫画の主人公のような展開を求めていないのに、望んでいないのに何でこうなるの?
俺は出来るだけ静かに暮らしたいだけなんですから!
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