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第ニ歩  初めての出会い

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「明日は、研究発表を行うための班を決めます。筆記用具とメモ帳を持ってくるように、以上」
と担任の先生が言って、教室を出て行った。先生が出ていったのと同時に、教室がガヤつき始めた。
「伊吹は、誰と組みたいんだ?それとももう決まってるのか?」
「まぁ、組みたい人はいるな。」
「誰だよ~」
「教えんよ。」
と伊吹さんの周りには沢山の人が群がっていた。勿論、私の周りには誰もいない。
『伊吹さんは、人気者だな~私とは大違いだな…』
と思いながら、私は伊吹さんからもらった万年筆を見ていた。私はあの日から小説を書き始めていた。
『まだまだ発展途上だけど、こんなにも夢中になれるなんて幸せだな~』
と思いながら、帰る準備をした。すると、
「神崎さん、もう帰るの?」
と伊吹さんから唐突に言われた。私は、突然過ぎたので、頭を下げて帰っていった。

「何だよ~神崎の奴、ノリ悪いな」
「優太」
「ん?」
「人を悪く言えるのは、自分の言葉に責任持てるやつだけだぞ。持てないなら、言葉には気をつけたほうがいいぞ。」
「何だよ急に」
「いや、それに神崎さんだって用事があったのかも知れないし、しょうがないだろ」
「まぁ、加恵流がそう言うならいっか」
優太は、頭を掻きながらそういった。俺は、
『俺が誘ったら、オッケーもらえないかな~』
と思った。神崎さんを母さんも凄く気に入ってくれたのは嬉しかった。何だったら俺より好いている。この前店の近くを神崎さんが通ったときに、

「言葉ちゃん、学校帰り?」
「はい」
「じゃあ、これ持って帰りな」
とパウンドケーキをあげて、
「はぁ~、癒やされる~」
と前みたいに抱きしめて、頭をなでていた。
「あ、あの」
「何?あっ、あと一日ぐらい離す気はないよ。」
「そうですか。でも、それじゃあ仕事に支障出ません?」
「大丈夫だよ。言葉ちゃんのために休むから。」
「そんなに気持ちいいですか?」
「うん、だから恨むなら君の綺麗な髪と性格を恨みなさい。」
と優しい声で耳元で囁いていた。流石にやりすぎだったので、
「いい加減にしろよ。」
「おかえり、加恵流」
「神崎さんも言いたいことは、言っていいんだぞ。」
「その~結構心地良いです。」
「本当に!嬉しいな~」
と尚の事母さんが喜んでいた。

そのくらい仲良かった。というより、ボディタッチがいき過ぎている気がするくらいだった。そう思い返していると、
「加恵流、どうしたんだ?部活行こうぜ」
「そうだな。」
と言って、部室へ向かった。

 私は学校帰りにある場所に向かった。それは、
「こんにちは、翔を迎えに来ました。」
「翔君、お姉ちゃんが迎えに来たよ。」
「お姉ちゃん、ただいま」
「おかえり、良い子にしてた?」
「うん」
「じゃあ、気をつけて帰ってね。」
「はい、ありがとうございました。翔、先生にあいさつ」
「せんせい、さようなら」
「はい、さようなら」
と言って、保育園から出た。今日は母さんが夜勤で、父さんは懇親会が仕事終わりにあるというので、私が翔を迎えに行ったのだ。
「お姉ちゃん、今日のご飯は何?」
「そうだね。パスタにでもしようかな」
「やった~」
と翔は、元気よく跳んだ。
 翔と一緒に帰ってると、
「神崎さん?」
「伊吹さん」
伊吹さんとすれ違った。伊吹さんは、学校のジャージ姿で走っていた。私は、
「部活ですか?」
「うん、アップ中」
「す、すみません。」
「気にしなくていいよ。今日コーチいないし」
「そう、ですか」
と内心ホッとした。伊吹さんは、翔を見て、
「弟君?」
「はい、翔って言います。翔あいさつ」
「こんにちは、かんざきかけるです。4さい」
「こんにちは、伊吹加恵流です。挨拶出来てエラいね。」
と翔の頭を撫でていった。
「ねぇ、あのヒトってお姉ちゃんのトモダチ?」
「いや、ただのクラスメイトだよ…」
「そっか~」
翔が少し落ち込んだようにみえた。
「帰ろっか」
「うん」
私は翔とゆっくりと歩いて帰った。

 俺は部活が終わり、片井と優太と帰っていた。
「はぁ~、今日も疲れたな~」
「そうだな」
「でも明日は部活休みだし、学校帰りに遊ぼうぜ。」
「…」
「加恵流どうした?」
「何だ?」
「そんなに疲れてるのか?ボーッとしてるぞ」
「そう、だったのか」
俺は、優太と片井が話しているのを全く聞いていなかった。全く別のことを考えていた。
『神崎さんに弟がいたなんて…姉弟揃ってキレイな顔立ちしていたな~弟君にまた会いたいな~』
そう思っていた。すると、
「加恵流はどう思う?」
「何の話だ?」
「聞いてなかったのかよ~明日どこに遊びに行くかって話だよ。加恵流はどこがいいと思う。」
「明日は、店の手伝いがあるから遠慮しとくよ。」
「そうだったな。頑張れよ。」
「じゃあここで」
「「またな」」
と言って、片井と優太と別れた。
 俺は、家に帰って来て、
「ただいま」
「お帰り、加恵流」
と父さんが言った。そして、
「最近、何かあったのか?」
「え?」
と真剣な顔で父さんが聞いてきた。なので、
「どうして?」
「いや、母さんも最近何か変に元気だったし、加恵流はボーッとしてることが増えたからな」
「あ~」
父さんがそこまで家族を見てるのは意外だった。その原因は、俺の友達の神崎さんだとはまだ父さんには言っていなかったのだ。俺は少しホッとした。父さんに説明をしようとしたが、
「まさか、愛人でも作られたのか…まぁ俺みたいなウブで怖い面した野郎より、顔の整ったスマートなやつの方がいいよな~」
と自虐で投げやりになっていたので、
「面倒だな~そんなに母さんを信用できないのか?」
「そ、そう言うわけでは…じゃあ何で変に元気なんだよ。」
「それは、俺の友達の神崎さんっていう子に母さんがどっぷりハマったからだよ。」
「は?」
「ほら」
とその証拠写真を父さんに見せた。すると父さんは、
「何だ~そうゆう事か~」
と安心した様子だった。そして、
「加恵流が、ボーッとしてる理由も分かったから風呂入ってくる。」
と言って風呂に入りに行った。だがちょっとした違和感があった。
「俺がボーッとしてる理由がわかっただと…」
と後で父さんを問い詰めようと思ったが、部活で疲れたせいか晩御飯まで眠ってしまい忘れていた。

 私は、翔を寝かしつけて、小説を書いていた。
『この表現以外にもないかな』
と分からない度に、スマホを開いて調べてはメモして書いていた。まだまだ始めたばかりということもあり、よく行き詰まっていた。
『主人公の女性と男性のすれ違いがあったら面白くなるかも!』
とツラくても、幸せな時間を過ごしていた。そして、
『伊吹さんの言った通りだった。本当に幸せな時間だ。ってもう12時か、明日も学校だからもう寝よ。』
そう思い、切の良いところで切り上げた。

          翌日

 私は、学校に向かっていた。『アネモネ』を通る時、
「あの~神崎さんだっけ」
「はい?」
と見知らぬ男性から声を掛けられた。その男性は、怖い顔をしているが何かオドオドしていた。なので、
「どうしましたか?」
「あのですね。妻と子がハマってる子がどれ程のものかと見に来たのですが…あの子達がハマる理由もわかる気がする。」
と意味のわからないことを言われたので、
「なにもないのでしたら、学校があるので失礼します。」
と言って立ち去った。男性は追うこともなかったので、人違いをしたのだと勝手に解釈をした。
 学校に着いて、小説を読み始めた。これはいつもの習慣だ。だが1つ変わったことがある。それは、
「伊吹さん、おはようございます。」
「おはよう、神崎さん」
私から伊吹さんに挨拶するようになったことです。伊吹さんは、私の隣の席に座り、
「小説の進み具合はどう?」
「う~ん、行き当たりばったりって感じです。でも、書いてる時間は本当に幸せですね。」
「それは良かった。」
と話していた。私は、思い出したことをいった。
「そういえば、今日変な男の人に声を掛けられたんですよ。」
「え?何処で?」
「アネモネを通ろうとしたときにです。」
「特徴とか覚えてる?」
「結構身長高かったですよ。190センチは越えてましたね。後は、怖い顔なんですけど、モジモジしていましたね。」
そう言うと、伊吹さんは手をおでこに当てて、ため息をついた。そして、
「すまん、それ俺の父さんだ。」
「え?何でわかるんです?」
「ここいら辺で、190越えてる男性なんて俺の父さん以外いないんだよ。それに、怖い顔だけどモジモジしてるのも父さんの特徴なんだよ。全く何してんだよ。」
と伊吹さんは、頭を掻いて、
「帰ったら、締め上げとくか」
と何やら物騒なこと小声で言っていた。私は、
『伊吹さんのお父さん、ごめんなさい』
と思いながら、小説を読んでいた。
 授業もあっという間に6限目に入っていた。
「昨日言ったが、来月の研究発表会の班とテーマを決めてもらう。テーマがすぐに決まったのなら、パソコン室や図書室を使って調べてもいいぞ。」
と言って先生は、
「さっそく班を作れ」
と言ったので、周りは予め決めていた人達と組んでいた。私は、誰とも組まないだろうと決めていたので、その場に留まっていました。でも、
「神崎さん、俺と組まん?」
「え?私は一人でやる予定でしたけど…」
「でも、必ず二人以上って言われてたじゃん。」
「そうなんですか。知りませんでした。」
「だから、組まん?」
と伊吹さんから言われた。私は、特に断る理由もなかったので、
「わ、分かりました。」
「ありがとう、テーマとか考えてるなら合わせるから大丈夫だよ。」
「こちらこそ、ありがとうございます。伊吹さん」
そして、班が決まり終わった頃に、班ごとにテーマを話始めていた。私は、やりたいテーマがあったので伊吹さんに説明をしていた。
「私、『言葉』っていうテーマで研究発表したいんです。」
「そう、でも何か授業みたいにならない?」
「え?だめですか?」
「う~ん、駄目ではないけどもう少し柔らかくしない?例えば、『言葉が人に与える影響』とか『言葉の魔力』みたいにしたらどうかな。」
「成程、興味を持ってもらうには最初が肝心ですしね。」
と伊吹さんと話しながら、テーマが決定した。
「じゃあ、『言葉が与える影響』でいきましょう。」
「了解、じゃあパソコン室に行こうか。」
「はい」
と言って、パソコン室に向かった。
 パソコン室で、調べてから色々と考えていた。
『ここは、この言葉を使うとして、ここはどうしようかな~』
私は、パワーポイントで発表しようと案が出ていたので、それを作っていた。伊吹さんも色々と調べて、ノートにまとめて、
「ここは、色を使ってみるのはどうかな?」
「色?」
「正確には色言葉っていうやつだよ。色が与えるのは印象だけでなく、意味があるんだよ。」
「そうなんですか~知らなかったです。」
「例えば、白は、『善』『純粋』っていう言葉があるんだよ。」
と楽しそうに教えてくれた。私も新鮮だったので、楽しかった。

          放課後

 私は一人でパワーポイントを作っていた。伊吹さんは、家の手伝いで先に帰っていた。
『切もいいし、ここで切り上げとこ』
そう思い、USBにデータを保存して電源を切った。
 学校帰りに、本屋に寄った。
『何かいい小説ないかな~』
と探していた。私は月に一度だけ本を買うようにしていた。これも小説家のための一つの勉強だ。
「あれ?言葉ちゃん?」
「古木さん、どうしてここに?」
「今からバイトなんだ。」
うちの学校では、1週間ほど前に申請していれば、バイトをすることができる。なので、部活終わりにバイトをしている人も珍しくなかった。
「そうなんですか。頑張ってくださいね。」
「うん、あと黄泉でいいよ。」
「はい、黄泉ちゃん」
と私は照れながら言った。すると、
「そういう所が、楓さんに気に入られるんだよね~」
と言いながら頭を撫でてきた。私は、顔を赤らめてるのを感じ、手で覆い隠した。その表情を見て満足したのか、関係者入口へと入っていった。
「はぁ~心臓が保たないよ。」
と言いながら、小説を買って店を出た。私は、歩きながら、
「バイトか~私にもできるバイトってあるのかな?」
そう呟いた。元々バイトをしてみたいとは思っていたが、何ぶんこんな性格ゆえに、できるバイトがあるのかわからなかった。
「明日、黄泉ちゃんに聞いてみようかな?」
と考えていた。すると、
「言葉も今帰り?」
「母さん、うん本屋帰り。」
「一緒に帰ろっか。」
そう言って、私は母さんと喋りながら歩いた。
 しばらく歩いて、母さんが、
「小説の方は順調?」
「う~ん、まぁ行き当たりばったりって感じかな~」
「そっか、でも辛い顔とかはしてないって事は、好きなんだね。」
「夢中になったものだよ。」
「そっかそっか」
と嬉しそうに言った。母さんと父さんは、私が小説家になるというのを全く否定をしなかった。むしろ、夢を見つけてくれたのが嬉しかったらしい。
「言葉、ちょっと寄ってかない?」
と『アネモネ』を指さして言った。私は、
「分かった。」
と言い、二人で入った。

         一時間前
「加恵流と未奈美ちゃん、この料理を運んで!」
「「はい」」
と俺は、母さんの作った料理を運んだり、注文を受けたりしていた。部活がない日は、母さんの店を手伝うか友達と遊ぶかのどちらかだった。
『まぁ、手伝ってお小遣い貰えるからいいんだけど、いつもよりキツイな』
周りのバイトの人達も結構疲れが見えていた。俺も結構キツかったが、あと一時間と考えて集中をした。すると、店の扉が開き、
「いらっしゃい…ま…せ」
「こんにちは、伊吹さん」
「ん?知り合い?」
と神崎さんと神崎さんのお母さんが来店した。

 私は、メニューを見ていた。母さんは、伊吹さんを見ていた。そして、
「あのヒトって、知り合い?」
「クラスメイトだよ。」
「そっか~」
と残念そうに言った。私は、
「母さんは何にする?」
「そうね。林檎ジュースで」
「分かった。すみませ~ん」
と店員さんを呼んで、林檎ジュースとアネモネの紅茶を頼んだ。すると、
「言葉ちゃ~ん、今日は来てくれたんだ。そちらの方は?」
「楓さん、こちらうちの母さんです。」
「言葉の母の恵です。いつもお世話になっています。」
「いえいえ、いつも癒やされてます~」
「癒やされてます?」
と母さんは疑問を持っていたが、すぐに明らかになった。楓さんは、いつものように私を撫でてきた。抱いてないだけまだマシな方だ。
「何してるんです?楓さん」
「いつも言葉ちゃんは、撫で撫でさせてくれるんです。駄目でしたか?」
楓さんが、手を離して聞いた。母さんは、笑いながら、
「いいえ、本当にいい髪してますよね。小さい頃から丁寧に髪を手入れさせたかいがありますよ。」
「言葉ちゃんは、可愛いし、良い子だし撫でさせてくれるからうちに欲しいな。」
「楓さん、言葉は他にも良いところはありますよ。」
とウキウキして楓さんと話していた。そしたら、
「母さん、そろそろ厨房に戻ってくれ」
と伊吹さんが後ろから言った。楓さんは、溜息をついて、
「仕方ないな~恵さんまたお話しましょうね。」
「もちろん」
そう言って、厨房に戻っていった。伊吹さんは、
「ご注文の品の林檎ジュースとアネモネの紅茶になります。ごゆっくり」
と言って、品を置いて行った。

 俺は、神崎さんと神崎さんのお母さんの前に商品を置いて行った。
『こんなにも緊張した接客は初めてだ。』
そして神崎さんのお母さんをもう一度見た。俺は、
『神崎さんは、お母さん似何だな~』
と思いながら、皿やカップを洗った。すると、
「ただいま」
と店の裏口から父さんが帰ってきた。俺は、
「父さん、神崎さん会ったんだろ?」
と聞いた。父さんは、「…あぁ」と声を低くして言った。
「どうして?」
「加恵流と母さんの夢中な人にひと目見てみたかったから。」
「そっか…」
「勝手なことしてゴメン」
「謝るのは、アッチ」
と指を指して言った。父さんは、厨房から出て、神崎さんのところに行った。

「あの、神崎さんでしたっけ?」
「「はい?」」
と私と母さんは、190センチは超えている男性に声をかけられた。私は伊吹さんの話を思い出し、
「あぁ、伊吹さんのお父さんですか?」
「はい、伊吹颯と申します。株式会社科海に勤めてます。」
「どうかなさいましたか?颯さん」
「あの、今朝は怖いを思いをさせてしまい申し訳御座いませんでした。」
と言いながら、頭を下げた。私は、
「大丈夫です。気にしてませんから。」
そう言うと、颯さんは、胸を手で撫で下ろして、
「良かった~」
と安心していた。そして、
「さっき、加恵流が怖いくらい睨みつけてたから。てっきりご立腹なのかと」
「いえ、というより全く気にしてなかったので、すっかり忘れてました。」
すると、颯さんは、
「では私はこれで失礼します。」
そう言って、厨房の方に行った。
 私は、アネモネから出て、家に帰った。そして、本を書き始めた。
「『あなたの好きを見つけれる。そんな本をあなたに』こんな感じでいいかな~」
今は、あらすじを書くのに戸惑っていた。自分の本を客観的に見たこともないし、見れないからだ。
『どうしようかな~』
そう悩んでいた。すると、突然電話がなり始めた。
「はい、神崎です。」
『もしもし、古木だよ。小説書いてる?』
「うん、黄泉ちゃん。黄泉ちゃんは、バイト終わり?」
『いや、風呂上がりだよ。言葉ちゃんの声が聴きたくてさ』
「そうでしたか。」
古木さんと話しながら、小説を書いていた。私は思い出したことを聴いた。
「私にもできるバイトとかってありますかね?」
「言葉ちゃんにできるバイト?」
「はい、色々と経験したいというのもあるんですけど、アイデアも欲しいんですよ。だから、したいなって」
「そっか~でも、まずは目先のこと終わらせてからじゃない?」
「は…はい」
「終わってから、一緒に探そっか。私も部活してないから暇だし」
「ありがとうございます。」
「うん、じゃあお休み」
「おやすみなさい」
そう言って、電話を切った。私は、
『もう少し書いてから寝よっかな』
そうして、研究発表会は、来週に迫った。
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