102 / 102
第3章 エルヤ編
第1話 ハレルヤ
しおりを挟む
私はあれからカイトとリップと共に色んな村々を回って旅を続けていた。その中で気付いた事は、どの村でも多かれ少なかれ何かしらの問題を抱えていたことだ。
私達は自分たちに出来ることは無償で協力したし、その中で人々が竜を好意的に受け入れられたらそれで良かった。
それから1年して旅を終えて、体を癒やすためにアイリスに帰ってきたが、ずっと花に囲まれた生活をおくるも、気が休まらず落ち着かないので、隣町のトルーカ村に移住することにした。
私が24歳を迎えた時、カイトからプロポーズを受け、アイリスの花の咲き誇る丘で結婚式を開いた。お母さん、お父さん、ジョセ、カトリーヌさん、ポルンさん、エルザさん、アーロイさん、ジュエルさん等みんな出席してくれて私達を祝ってくれた。
そして現在26歳の私はカイトとリップとそして二人の子供に囲まれて、トルーカ村にて幸せな日々を送っている。
双子でどちらも2歳、男の子がハル、女の子がエルヤだ。
名前は私がつけたもので、神様の祝福がいつまでもありますようにとハレルヤから取られている。
ハルは勝ち気な性格で父親のカイトに似てる部分がある。逆にエルヤは臆病な所があって母親の私から離れようとしない。見た目はお母さんが言うには小さい頃の私と瓜二つだそうだ。どちらも愛すべき私の子供達だ。
「ただいま」
夕日が暮れる頃、カイトが近くの川から釣りを終えて帰ってきた。
「おかえりあなた。魚は取れた?」
私がカイトに聞くと魚が入ってるボックスを上にあげ、中で魚が飛び跳ねる音が聞こえてきた。
「アサ受け取ってくれ」
カイトからボックスを受け取り、私は早速夕食の準備に取り掛かった。私は今朝から考えていた魚のムニエルを作ることにした。
「ハル、エルヤ今からご飯作るから待っててね」
「はーい」
二人は行儀良くリビングのテーブルから返事をした。
私達は自分たちに出来ることは無償で協力したし、その中で人々が竜を好意的に受け入れられたらそれで良かった。
それから1年して旅を終えて、体を癒やすためにアイリスに帰ってきたが、ずっと花に囲まれた生活をおくるも、気が休まらず落ち着かないので、隣町のトルーカ村に移住することにした。
私が24歳を迎えた時、カイトからプロポーズを受け、アイリスの花の咲き誇る丘で結婚式を開いた。お母さん、お父さん、ジョセ、カトリーヌさん、ポルンさん、エルザさん、アーロイさん、ジュエルさん等みんな出席してくれて私達を祝ってくれた。
そして現在26歳の私はカイトとリップとそして二人の子供に囲まれて、トルーカ村にて幸せな日々を送っている。
双子でどちらも2歳、男の子がハル、女の子がエルヤだ。
名前は私がつけたもので、神様の祝福がいつまでもありますようにとハレルヤから取られている。
ハルは勝ち気な性格で父親のカイトに似てる部分がある。逆にエルヤは臆病な所があって母親の私から離れようとしない。見た目はお母さんが言うには小さい頃の私と瓜二つだそうだ。どちらも愛すべき私の子供達だ。
「ただいま」
夕日が暮れる頃、カイトが近くの川から釣りを終えて帰ってきた。
「おかえりあなた。魚は取れた?」
私がカイトに聞くと魚が入ってるボックスを上にあげ、中で魚が飛び跳ねる音が聞こえてきた。
「アサ受け取ってくれ」
カイトからボックスを受け取り、私は早速夕食の準備に取り掛かった。私は今朝から考えていた魚のムニエルを作ることにした。
「ハル、エルヤ今からご飯作るから待っててね」
「はーい」
二人は行儀良くリビングのテーブルから返事をした。
0
この作品の感想を投稿する
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
JKメイドはご主人様のオモチャ 命令ひとつで脱がされて、触られて、好きにされて――
のぞみ
恋愛
「今日から、お前は俺のメイドだ。ベッドの上でもな」
高校二年生の蒼井ひなたは、借金に追われた家族の代わりに、ある大富豪の家で住み込みメイドとして働くことに。
そこは、まるでおとぎ話に出てきそうな大きな洋館。
でも、そこで待っていたのは、同じ高校に通うちょっと有名な男の子――完璧だけど性格が超ドSな御曹司、天城 蓮だった。
昼間は生徒会長、夜は…ご主人様?
しかも、彼の命令はちょっと普通じゃない。
「掃除だけじゃダメだろ? ご主人様の癒しも、メイドの大事な仕事だろ?」
手を握られるたび、耳元で囁かれるたび、心臓がバクバクする。
なのに、ひなたの体はどんどん反応してしまって…。
怒ったり照れたりしながらも、次第に蓮に惹かれていくひなた。
だけど、彼にはまだ知られていない秘密があって――
「…ほんとは、ずっと前から、私…」
ただのメイドなんかじゃ終わりたくない。
恋と欲望が交差する、ちょっぴり危険な主従ラブストーリー。
祝・定年退職!? 10歳からの異世界生活
空の雲
ファンタジー
中田 祐一郎(なかたゆういちろう)60歳。長年勤めた会社を退職。
最後の勤めを終え、通い慣れた電車で帰宅途中、突然の衝撃をうける。
――気付けば、幼い子供の姿で見覚えのない森の中に……
どうすればいいのか困惑する中、冒険者バルトジャンと出会う。
顔はいかついが気のいいバルトジャンは、行き場のない子供――中田祐一郎(ユーチ)の保護を申し出る。
魔法や魔物の存在する、この世界の知識がないユーチは、迷いながらもその言葉に甘えることにした。
こうして始まったユーチの異世界生活は、愛用の腕時計から、なぜか地球の道具が取り出せたり、彼の使う魔法が他人とちょっと違っていたりと、出会った人たちを驚かせつつ、ゆっくり動き出す――
※2月25日、書籍部分がレンタルになりました。
隠れ居酒屋・越境庵~異世界転移した頑固料理人の物語~
呑兵衛和尚
ファンタジー
調理師・宇堂優也。
彼は、交通事故に巻き込まれて異世界へと旅立った。
彼が異世界に向かった理由、それは『運命の女神の干渉外で起きた事故』に巻き込まれたから。
神々でも判らない事故に巻き込まれ、死亡したという事で、優也は『異世界で第二の人生』を送ることが許された。
そして、仕事にまつわるいくつかのチート能力を得た優也は、異世界でも天職である料理に身をやつすことになるのだが。
始めてみる食材、初めて味わう異世界の味。
そこは、優也にとっては、まさに天国ともいえる世界であった。
そして様々な食材や人々と出会い、この異世界でのライフスタイルを謳歌し始めるのであった。
※【隠れ居酒屋・越境庵】は隔週更新です。
現代知識と木魔法で辺境貴族が成り上がる! ~もふもふ相棒と最強開拓スローライフ~
はぶさん
ファンタジー
木造建築の設計士だった主人公は、不慮の事故で異世界のド貧乏男爵家の次男アークに転生する。「自然と共生する持続可能な生活圏を自らの手で築きたい」という前世の夢を胸に、彼は規格外の「木魔法」と現代知識を駆使して、貧しい村の開拓を始める。
病に倒れた最愛の母を救うため、彼は建築・農業の知識で生活環境を改善し、やがて森で出会ったもふもふの相棒ウルと共に、村を、そして辺境を豊かにしていく。
これは、温かい家族と仲間に支えられ、無自覚なチート能力で無理解な世界を見返していく、一人の青年の最強開拓物語である。
別作品も掲載してます!よかったら応援してください。
おっさん転生、相棒はもふもふ白熊。100均キャンプでスローライフはじめました。
氷の公爵は、捨てられた私を離さない
空月そらら
恋愛
「魔力がないから不要だ」――長年尽くした王太子にそう告げられ、侯爵令嬢アリアは理不尽に婚約破棄された。
すべてを失い、社交界からも追放同然となった彼女を拾ったのは、「氷の公爵」と畏れられる辺境伯レオルド。
彼は戦の呪いに蝕まれ、常に激痛に苦しんでいたが、偶然触れたアリアにだけ痛みが和らぐことに気づく。
アリアには魔力とは違う、稀有な『浄化の力』が秘められていたのだ。
「君の力が、私には必要だ」
冷徹なはずの公爵は、アリアの価値を見抜き、傍に置くことを決める。
彼の元で力を発揮し、呪いを癒やしていくアリア。
レオルドはいつしか彼女に深く執着し、不器用に溺愛し始める。「お前を誰にも渡さない」と。
一方、アリアを捨てた王太子は聖女に振り回され、国を傾かせ、初めて自分が手放したものの大きさに気づき始める。
「アリア、戻ってきてくれ!」と見苦しく縋る元婚約者に、アリアは毅然と告げる。「もう遅いのです」と。
これは、捨てられた令嬢が、冷徹な公爵の唯一無二の存在となり、真実の愛と幸せを掴むまでの逆転溺愛ストーリー。
異世界に召喚されたけど、戦えないので牧場経営します~勝手に集まってくる動物達が、みんな普通じゃないんだけど!?~
黒蓬
ファンタジー
白石悠真は、ある日突然異世界へ召喚される。しかし、特別なスキルとして授かったのは「牧場経営」。戦えない彼は、与えられた土地で牧場を経営し、食料面での貢献を望まれる。ところが、彼の牧場には不思議な動物たちが次々と集まってきて――!? 異世界でのんびり牧場ライフ、始まります!
【村スキル】で始まる異世界ファンタジー 目指せスローライフ!
カムイイムカ(神威異夢華)
ファンタジー
僕の名前は村田 歩(ムラタアユム)
目を覚ますとそこは石畳の町だった
異世界の中世ヨーロッパの街並み
僕はすぐにステータスを確認できるか声を上げた
案の定この世界はステータスのある世界
村スキルというもの以外は平凡なステータス
終わったと思ったら村スキルがスタートする
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる