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魔妖学園
とある人?side
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「はぁーぁ。めんどくさいなー。」
「あのなー。お前は一応生徒会員だぞ?ちっとはこういう日くらい、生徒会の仕事を手伝え。」
「へいへい。わーったよ。寝不足なのになぁ………もう。」
あっ、どうも。紹介が遅れたね!俺は一応この学園の生徒会メンバーの式条 朔間でーす。で、一緒に話しながらプリントを持って歩いているのは、黄坂 高麗。名前の漢字が女っぽいが、れっきとした男だ。ちなみに、彼はキョンシーで、俺は陰陽師なのだ。
……………おいそこ!絶対今、馬鹿にしたろ?事実だかんな!これ!
と、まぁ、ここまで言っちゃったからぶっちゃけると、この学園の生徒会と風紀委員会は、全員妖怪、モンスターか、陰陽師、退魔師なのだ。
……………はいっそこ!また変な事言ってるわーとか思ったでしょ!?事実ですぅー。
この学園は、妖怪達や陰陽師達が普通に通っているちょー珍しい学園なんですぅー。まぁ、表向きは、お嬢様学校兼、ハイクラスな学園として有名なんだけどね。
だって一般人にバレたらヤバすぎるっしょ?と言うか、殆どの人が妖怪とかを見れる目を持っていないからそう言ったって、変人扱いされるのが目に見えてるしー?まぁ、政府機関のほんの少しのトップの人間は、俺達陰陽師とかの存在を知っているから、国から予算が降りるお陰で、陰陽師一家って表向きではちょー有名な名家になっているけどねー!
まぁ、それはまた後ってことで。
俺達は、目的の階に着いたし。
「えっと、このプリントを、一年のAクラスに持って行けばいいんだよな?」
「あぁ。そうだ。」
「……………ん?なんか騒がしくねぇ?」
「む?確かにな……………。」
「あっ、あれだ。なんか掲示板の前に人が集まってるみたいだ。」
まぁ、そんなに人が集まってたらなんなのか、気になるのね?だから、少し覗いて見た。すると、なんともイヤーな顔のやつらと、噂の保健医助手がいた。
「うへぇ。またあいつら、ちょっかい出してんの?しかも、相手教師じゃん。」
「うわっ。またか。中等部でもあったよな。」
「あぁ、寄付金を盾に、横柄に振舞っているって有名だもんな。」
「あいつより、多く寄付している奴もいるけど、この学園内ではトップレベルの寄付額だから、教師も迂闊に手が出せないから、余計にな。」
「で、あの先生が次の犠牲者になったって事かな?前に、目を付けられた教師って辞表書いて辞めたんだろ?あの先生、教師とはいえ俺達より確実に歳下だろ?………持つとは思えないな。」
「だな。ったく。風紀委員は何やってんだ。アイツらの管轄だろ?これ。」
「あぁ。どうする?このまま放っておくのもなんかな。」
「だな。……………ん?」
俺達は流石に助け舟を出そうと、彼女達に近づいてみたら、その必要は無いことに気がついた。
何故なら、言い争っている会話を聞いてみたら、圧倒的に新任の保健医助手の方が勝っていて、尚且つ淡々と、ムカつくアイツらの言い分や、多額の寄付金という盾をボロボロに、完膚無きにまでバッキバキにしていたからだ。
「すげぇな。」
「あぁ。」
「バッキバキにアイツらの心の支えを折ってんな。」
「だな。俺達が出なくても全然大丈夫だな。」
「おう。」
いやぁー。凄いね!今回の新任の教師。モンスターの中でもかなり強いヴァンパイアをのしたんだもん。言葉だけで。マジサイコー!!!
……………ん?アレ?ちょっと待って。
「……………あっ、………なぁ、今回の新任の教師って俺らの事知らないよな?」
「あぁ、そうだった筈だが?」
「ヤバくないか?相手がモンスターだって気づいてないって事だよな?」
「……………だな。」
「……………。」
「……………。」
「……………早急に俺達で話し合う事が必要だな。」
「あぁ。もしかしたら今度は………辞表じゃ無くて死人が出るかもな。」
「安心しろ。そうなったら、俺らが討伐する。」
「……………お前、強いが、人間なんだぞ?」
「ヴァンパイアとはいえ、まだ十数年しか生きていないやつだ。協会の奴らも出てくるからなんとかなるはずだ。」
「……………とりあえず、このプリント置いてきてから考えるか。」
「だな。」
……………なんか、プリント運んだだけで、こんなに疲れることになるとはな………。
「あのなー。お前は一応生徒会員だぞ?ちっとはこういう日くらい、生徒会の仕事を手伝え。」
「へいへい。わーったよ。寝不足なのになぁ………もう。」
あっ、どうも。紹介が遅れたね!俺は一応この学園の生徒会メンバーの式条 朔間でーす。で、一緒に話しながらプリントを持って歩いているのは、黄坂 高麗。名前の漢字が女っぽいが、れっきとした男だ。ちなみに、彼はキョンシーで、俺は陰陽師なのだ。
……………おいそこ!絶対今、馬鹿にしたろ?事実だかんな!これ!
と、まぁ、ここまで言っちゃったからぶっちゃけると、この学園の生徒会と風紀委員会は、全員妖怪、モンスターか、陰陽師、退魔師なのだ。
……………はいっそこ!また変な事言ってるわーとか思ったでしょ!?事実ですぅー。
この学園は、妖怪達や陰陽師達が普通に通っているちょー珍しい学園なんですぅー。まぁ、表向きは、お嬢様学校兼、ハイクラスな学園として有名なんだけどね。
だって一般人にバレたらヤバすぎるっしょ?と言うか、殆どの人が妖怪とかを見れる目を持っていないからそう言ったって、変人扱いされるのが目に見えてるしー?まぁ、政府機関のほんの少しのトップの人間は、俺達陰陽師とかの存在を知っているから、国から予算が降りるお陰で、陰陽師一家って表向きではちょー有名な名家になっているけどねー!
まぁ、それはまた後ってことで。
俺達は、目的の階に着いたし。
「えっと、このプリントを、一年のAクラスに持って行けばいいんだよな?」
「あぁ。そうだ。」
「……………ん?なんか騒がしくねぇ?」
「む?確かにな……………。」
「あっ、あれだ。なんか掲示板の前に人が集まってるみたいだ。」
まぁ、そんなに人が集まってたらなんなのか、気になるのね?だから、少し覗いて見た。すると、なんともイヤーな顔のやつらと、噂の保健医助手がいた。
「うへぇ。またあいつら、ちょっかい出してんの?しかも、相手教師じゃん。」
「うわっ。またか。中等部でもあったよな。」
「あぁ、寄付金を盾に、横柄に振舞っているって有名だもんな。」
「あいつより、多く寄付している奴もいるけど、この学園内ではトップレベルの寄付額だから、教師も迂闊に手が出せないから、余計にな。」
「で、あの先生が次の犠牲者になったって事かな?前に、目を付けられた教師って辞表書いて辞めたんだろ?あの先生、教師とはいえ俺達より確実に歳下だろ?………持つとは思えないな。」
「だな。ったく。風紀委員は何やってんだ。アイツらの管轄だろ?これ。」
「あぁ。どうする?このまま放っておくのもなんかな。」
「だな。……………ん?」
俺達は流石に助け舟を出そうと、彼女達に近づいてみたら、その必要は無いことに気がついた。
何故なら、言い争っている会話を聞いてみたら、圧倒的に新任の保健医助手の方が勝っていて、尚且つ淡々と、ムカつくアイツらの言い分や、多額の寄付金という盾をボロボロに、完膚無きにまでバッキバキにしていたからだ。
「すげぇな。」
「あぁ。」
「バッキバキにアイツらの心の支えを折ってんな。」
「だな。俺達が出なくても全然大丈夫だな。」
「おう。」
いやぁー。凄いね!今回の新任の教師。モンスターの中でもかなり強いヴァンパイアをのしたんだもん。言葉だけで。マジサイコー!!!
……………ん?アレ?ちょっと待って。
「……………あっ、………なぁ、今回の新任の教師って俺らの事知らないよな?」
「あぁ、そうだった筈だが?」
「ヤバくないか?相手がモンスターだって気づいてないって事だよな?」
「……………だな。」
「……………。」
「……………。」
「……………早急に俺達で話し合う事が必要だな。」
「あぁ。もしかしたら今度は………辞表じゃ無くて死人が出るかもな。」
「安心しろ。そうなったら、俺らが討伐する。」
「……………お前、強いが、人間なんだぞ?」
「ヴァンパイアとはいえ、まだ十数年しか生きていないやつだ。協会の奴らも出てくるからなんとかなるはずだ。」
「……………とりあえず、このプリント置いてきてから考えるか。」
「だな。」
……………なんか、プリント運んだだけで、こんなに疲れることになるとはな………。
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