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群雄進撃編
第328話 南蛮軍侵攻
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場所は変わり、ここは会津・鶴ヶ城。
現在、宇喜多秀家率いる日ノ本本隊が江戸に上陸、激戦が繰り広げられ、土佐では第三軍が第一次総攻撃に失敗した頃、奥羽越列藩同盟は南蛮軍による未知の部隊に、圧倒的苦境に立たされていた。
襲来から一週間で弘前藩・秋田藩・盛岡藩を占拠した南蛮軍は、その後援軍と合流し、総勢十五万を超える兵団を、日本海・中央・太平洋側の三つに分け、『ボクロク』『ダシ』『ゴツコツ』大王がそれぞれ進攻を指揮し、仙台藩・新庄藩・庄内藩・相馬藩を次々と降伏させ、長岡藩・米沢藩・福島藩の領地を最前線とし、各藩の連合部隊が必死に食い止めている状況だ。
「報告します!長岡・新発田城が、敵『ボクロク』率いる猛獣兵団により陥落!そのまま水原さ向げで進攻中!敗残兵も『水原城』に集結し、現在籠城の構え取っております」
「報告します!長岡・米沢城が、敵『ダシ』が使う怪しい術により陥落!そのまま街で略奪を働いている模様!」
「報告します!福島・福島城が、敵『ゴツトツ』の猛攻を受けて籠城中!援軍の要請が来ており、現在『サガカン』様が、兵二千を連れて向かっております!」
目付の報告を聞き、会津藩主『カタモリ』は軍配を握りしめ立ち上がる。
「何故だ?何故こうなった!」
「我等の敵は『日ノ本と新政府』であって、南蛮軍に攻め込まれる云われなどはないはずだ!」
憤慨するカタモリを、江戸から落ちて来た幕臣であり、奥羽越列藩同盟の参謀を務める『オグリ』が窘める。
「カタモリ様、これは南蛮共の意志ではなく、南蛮を従属国としていた『秦国』が裏で糸を引いていると思われます」
ここでオグリは、場に集まる家老や重臣たちに、秦国と日ノ本の共闘同盟がある事や、その秦国が従属化している南蛮に、勢力拡大を仄めかしたのでは?と説明した。
「なるほど、つまり南蛮の奴らも、秦国に利用されているという事か!」
カタモリの言葉に、オグリは残念ながらと答える。
「いえ、始まりはそうでしょうが、今は純粋にこの地を奪う『野心』ために攻め入っていると考えられます」
つまり南蛮は、亜人国のあまりの『弱さ』に、今まで心に潜ませていた『征服欲』に火が付き、どうせなら獲れるところまで獲ってしまおう!と、わざわざ本国から兵を増員させて攻め入ってきているのである。
「…それよりカタモリ様、この状況を打開するには、新政府と手を組み、南蛮軍を撃退するか、日ノ本と手を組み、南蛮軍を撤退させるかの選択になるかと考えられます」
本来であれば、『タノモ』や『シュリ』が、新政府との橋渡しができるのであるが、現在二人はカタモリの命により『自宅にて謹慎』となっていた。
もちろんオグリは、その事を知った上での二択を出したのである。
「いま現在、我が主君・とくのぶ様がご不在の為、日ノ本との交渉の際は、このオグリが努めさせて頂きます」
オグリの申し出に、カタモリは下を向き考える。
「…わかった、日ノ本どの交渉は其方に任せるので、急ぎ準備を始めてくれ!」
「ハハッ!お任せ下され!」
オグリはカタモリに深々と頭を下げた。
「よし!他の者たちは、同盟藩である長岡藩への援軍の編成と、城内の予備役である『玄武(50歳以上の部隊)』と『白虎(16~17歳の少年部隊)』の招集を掛けよ!」
「「「ハハッ!!!」」」
一同はカタモリに礼を取り、軍議は終了した。
現在、宇喜多秀家率いる日ノ本本隊が江戸に上陸、激戦が繰り広げられ、土佐では第三軍が第一次総攻撃に失敗した頃、奥羽越列藩同盟は南蛮軍による未知の部隊に、圧倒的苦境に立たされていた。
襲来から一週間で弘前藩・秋田藩・盛岡藩を占拠した南蛮軍は、その後援軍と合流し、総勢十五万を超える兵団を、日本海・中央・太平洋側の三つに分け、『ボクロク』『ダシ』『ゴツコツ』大王がそれぞれ進攻を指揮し、仙台藩・新庄藩・庄内藩・相馬藩を次々と降伏させ、長岡藩・米沢藩・福島藩の領地を最前線とし、各藩の連合部隊が必死に食い止めている状況だ。
「報告します!長岡・新発田城が、敵『ボクロク』率いる猛獣兵団により陥落!そのまま水原さ向げで進攻中!敗残兵も『水原城』に集結し、現在籠城の構え取っております」
「報告します!長岡・米沢城が、敵『ダシ』が使う怪しい術により陥落!そのまま街で略奪を働いている模様!」
「報告します!福島・福島城が、敵『ゴツトツ』の猛攻を受けて籠城中!援軍の要請が来ており、現在『サガカン』様が、兵二千を連れて向かっております!」
目付の報告を聞き、会津藩主『カタモリ』は軍配を握りしめ立ち上がる。
「何故だ?何故こうなった!」
「我等の敵は『日ノ本と新政府』であって、南蛮軍に攻め込まれる云われなどはないはずだ!」
憤慨するカタモリを、江戸から落ちて来た幕臣であり、奥羽越列藩同盟の参謀を務める『オグリ』が窘める。
「カタモリ様、これは南蛮共の意志ではなく、南蛮を従属国としていた『秦国』が裏で糸を引いていると思われます」
ここでオグリは、場に集まる家老や重臣たちに、秦国と日ノ本の共闘同盟がある事や、その秦国が従属化している南蛮に、勢力拡大を仄めかしたのでは?と説明した。
「なるほど、つまり南蛮の奴らも、秦国に利用されているという事か!」
カタモリの言葉に、オグリは残念ながらと答える。
「いえ、始まりはそうでしょうが、今は純粋にこの地を奪う『野心』ために攻め入っていると考えられます」
つまり南蛮は、亜人国のあまりの『弱さ』に、今まで心に潜ませていた『征服欲』に火が付き、どうせなら獲れるところまで獲ってしまおう!と、わざわざ本国から兵を増員させて攻め入ってきているのである。
「…それよりカタモリ様、この状況を打開するには、新政府と手を組み、南蛮軍を撃退するか、日ノ本と手を組み、南蛮軍を撤退させるかの選択になるかと考えられます」
本来であれば、『タノモ』や『シュリ』が、新政府との橋渡しができるのであるが、現在二人はカタモリの命により『自宅にて謹慎』となっていた。
もちろんオグリは、その事を知った上での二択を出したのである。
「いま現在、我が主君・とくのぶ様がご不在の為、日ノ本との交渉の際は、このオグリが努めさせて頂きます」
オグリの申し出に、カタモリは下を向き考える。
「…わかった、日ノ本どの交渉は其方に任せるので、急ぎ準備を始めてくれ!」
「ハハッ!お任せ下され!」
オグリはカタモリに深々と頭を下げた。
「よし!他の者たちは、同盟藩である長岡藩への援軍の編成と、城内の予備役である『玄武(50歳以上の部隊)』と『白虎(16~17歳の少年部隊)』の招集を掛けよ!」
「「「ハハッ!!!」」」
一同はカタモリに礼を取り、軍議は終了した。
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