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群雄進撃編
第340話 母成峠の戦い
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翌朝、勝岩口で勝利し勢いに乗るジャコツ率いる右翼の部隊2000は、本隊より一足先に母成峠の入り口へ到着する。
その日は濃い霧に覆われ、峠付近の視界は一寸先も見えない状況だった。
《ムムッ!一番乗りしたのはいいが、周りが全く見えねぇ!》
用心深いジャコツは、犬の嗅覚を持つコボルトで編成した偵察部隊を送り、そのあとを本隊がゆっくりと前進する。
(くそう!俺たちの鼻を利かなくさせる為に、辺り一面にニオイ花をばら撒いてやがる!)
コボルトたちはニオイ花の甘い香りに嗅覚を奪われつつも、その中から僅かに香る獣人と火薬の匂いを嗅ぎつける。
《本隊より100m付近に銃による伏兵あり》
報告を聞いたジャコツは、盾を持った前衛の兵500を一気に前進させ、伏兵をおびき出す誘引戦術を取る。
《位置が知れた伏兵なぞ、こちらの後続で一網打尽にしてくれる!》
防御魔法のバフを得た盾で囲んだジャコツの前衛部隊は、300m先の山頂に向かい警戒しながら進むと、斥候隊の報告通りの場所から銃撃が始まった。
《銃撃だ!本隊が来るまで耐えろ!》
周りから激しい銃撃を受けながらも、盾を持って必死に耐えるジャコツの前衛部隊。
《掛った!全軍突撃!!》
銃声を確認し、ジャコツの部隊1500は一斉に道を駆けのぼり、前衛部隊の救援に向かう。
数分後、ジャコツ本隊が盾を使って亀になっていた前衛部隊と合流を果すのだが、付近の銃撃音は無くなっていた。
(なに?敵が退却しただと?!)
ジャコツがそう思ったのも束の間、前方より複数の砲撃音が聞こえ、ジャコツの兵たちが次々と吹き飛んだ。
(しまった!罠だ!)
一瞬で悟ったジャコツは、味方に号令を飛ばす。
《全軍、一気に山頂を取るぞ!!》
ジャコツの激に、兵たちは山頂へ向けて一斉に突撃を開始した。
山頂を守る東北軍は、道や平地に幾重にも柵を立てて陣を敷き、柵の間と後方から登ってくるジャコツ隊に砲撃と銃撃を繰り返す。
敵砲撃と銃撃で一割強の死傷者を出しながらも、なんとか山頂付近へと到着したジャコツ軍。
坂道を一気に駆け上がり、息を切らしたジャコツ兵に、オオトリ率いる伝習隊兵士500と、福島城から退却してきた『サガカン』率いる残存兵600が左右の茂みから現れ、抜刀し一斉に斬りかかる。
山頂付近は大乱戦となる中、兵数が上回っているに関わらず、東北軍の強さと疲れによる士気の低下で、次第にジャコツ軍は押され始める。
劣勢になるのが分かったジャコツの兵士たちは、我先にと山頂から逃亡を始めた。
《逃げるな!戦え!》
逃げ出す味方を必死で止めるジャコツの前に、黒笠を被った数人の伝習隊兵士が立ち塞がる。
《…お前がこの隊の将か?》
伝修隊兵士の放つ一言に、驚くジャコツ。
《貴様、なぜ我等南蛮の言葉が分かる?!》
ジャコツの質問に、黒笠の下から見える口元がわずかに動く。
《…お前の知る事ではない》
隊士が右腰に差した鞘から抜いた刀は、電光石火でジャコツの首を捉え、馬に乗ったジャコツの首は地面へと転がっていた。
隊士は血を払い、刀を鞘へと納める。
「…これで少しは時間が稼げたな…」
隊士の一言に黙って頷く他の隊士たちだが、その言葉を裏切るかのように、辺りに地響きが鳴り響く。
(…下から何か巨大なものが来る!)
危険を感じ取った隊士たちは、一言も発せず茂みの中へ散っていく。
次の瞬間、地響きと共に巨大な生き物が、次々と山頂の本陣へと向けて駆け抜けていった。
(あれは何だ!)
茂みの中に隠れた隊士たちの目の前を巨大な生物たちが通り過ぎ、そのあとをクイの部隊と歩兵隊が大群で続く。
山頂に陣を構える東北軍は、霧で視界が悪い正面に迫ってきているであろう敵に対し、6門の砲で次々と砲撃を行う。
前方では大きな爆発音が次々とするが、地響きは段々と大きくなっていき、次第に東北兵は恐怖心に支配され始める。
「何だ?一体何が迫ってきているんだ?」
獣人国の兵たちに迫りくる恐怖が、現実になるのにそう時間はかからなかった。
目の前に現れた10m以上あるその巨大な生物は、大きな盾のような頭にくちばしが付いたような顔、額と鼻の上に付いた角でそのまま防御柵を突き破った。
「牛だ、牛の化け物だ!!」
「ちがう、あれはトカゲの化け物だ!!」
「撃て、撃て―!!」
東北は混乱しつつも大砲と銃撃で応戦するが、その生物の盾のような頭が砲弾や弾丸を弾き、勢いを止める事なく突き進んできた。
「だめだ、全く通じない!」
絶望の顔を浮かべた東北兵たちを、巨大生物たちは突き飛ばしながら、そのまま並んだ大砲を踏みつぶした。
「だめだ!逃げろー!!」
誰かが叫んだ瞬間、堰を切ったように東北軍は一斉に逃げ始める。
《亜人共が逃げ出したぞ!生かして返すな!》
巨大生物に乗った藤甲兵たちは、上から一斉に弓矢を放ち始め、逃げ惑う獣人達を次々と倒していった。
「くそったれ!また東北軍が逃げ出した!」
「伝習隊!後方に攻撃を加えながら撤退するぞ!」
混乱する味方の中、オオトリ率いる伝習隊は、再度殿を務め、損害を出しながら退却した。
そして、東北軍がいなくなった山頂を、ゴツトツ軍のクイ騎兵と歩兵部隊が制圧する。
《見たか亜人共!我が軍の『恐竜部隊』には、どの様な攻撃も効かんのだ!》
夕方には霧も晴れ、後からゆっくりと現れた戦象部隊の上に乗り、大笑いしながら山頂に到着したゴツトツ大王は号令する。
《奴らは我らに恐れをなして逃げだした!このまま会津まで一気に攻め込むぞ!!》
《ウオォー!!!》
意気揚々のゴツトツ軍は、そのまま母成峠を下り、猪苗代へと侵攻した。
「…まずい事になった」
茂みに隠れていた黒傘の隊士は小さく呟く。
「とにかく、我等は急いで猪苗代の城代へ行き、街の住民たちを避難させねばならぬ…」
「…猪苗代へ向かうぞ!」
その言葉に皆頷き、伝習隊の隊士たちは林の中を一斉に走り出した。
この日の母成峠の敗北により、東北軍の士気は著しく下がり、峠の下にある猪苗代は長い夜を迎える事となる。
その日は濃い霧に覆われ、峠付近の視界は一寸先も見えない状況だった。
《ムムッ!一番乗りしたのはいいが、周りが全く見えねぇ!》
用心深いジャコツは、犬の嗅覚を持つコボルトで編成した偵察部隊を送り、そのあとを本隊がゆっくりと前進する。
(くそう!俺たちの鼻を利かなくさせる為に、辺り一面にニオイ花をばら撒いてやがる!)
コボルトたちはニオイ花の甘い香りに嗅覚を奪われつつも、その中から僅かに香る獣人と火薬の匂いを嗅ぎつける。
《本隊より100m付近に銃による伏兵あり》
報告を聞いたジャコツは、盾を持った前衛の兵500を一気に前進させ、伏兵をおびき出す誘引戦術を取る。
《位置が知れた伏兵なぞ、こちらの後続で一網打尽にしてくれる!》
防御魔法のバフを得た盾で囲んだジャコツの前衛部隊は、300m先の山頂に向かい警戒しながら進むと、斥候隊の報告通りの場所から銃撃が始まった。
《銃撃だ!本隊が来るまで耐えろ!》
周りから激しい銃撃を受けながらも、盾を持って必死に耐えるジャコツの前衛部隊。
《掛った!全軍突撃!!》
銃声を確認し、ジャコツの部隊1500は一斉に道を駆けのぼり、前衛部隊の救援に向かう。
数分後、ジャコツ本隊が盾を使って亀になっていた前衛部隊と合流を果すのだが、付近の銃撃音は無くなっていた。
(なに?敵が退却しただと?!)
ジャコツがそう思ったのも束の間、前方より複数の砲撃音が聞こえ、ジャコツの兵たちが次々と吹き飛んだ。
(しまった!罠だ!)
一瞬で悟ったジャコツは、味方に号令を飛ばす。
《全軍、一気に山頂を取るぞ!!》
ジャコツの激に、兵たちは山頂へ向けて一斉に突撃を開始した。
山頂を守る東北軍は、道や平地に幾重にも柵を立てて陣を敷き、柵の間と後方から登ってくるジャコツ隊に砲撃と銃撃を繰り返す。
敵砲撃と銃撃で一割強の死傷者を出しながらも、なんとか山頂付近へと到着したジャコツ軍。
坂道を一気に駆け上がり、息を切らしたジャコツ兵に、オオトリ率いる伝習隊兵士500と、福島城から退却してきた『サガカン』率いる残存兵600が左右の茂みから現れ、抜刀し一斉に斬りかかる。
山頂付近は大乱戦となる中、兵数が上回っているに関わらず、東北軍の強さと疲れによる士気の低下で、次第にジャコツ軍は押され始める。
劣勢になるのが分かったジャコツの兵士たちは、我先にと山頂から逃亡を始めた。
《逃げるな!戦え!》
逃げ出す味方を必死で止めるジャコツの前に、黒笠を被った数人の伝習隊兵士が立ち塞がる。
《…お前がこの隊の将か?》
伝修隊兵士の放つ一言に、驚くジャコツ。
《貴様、なぜ我等南蛮の言葉が分かる?!》
ジャコツの質問に、黒笠の下から見える口元がわずかに動く。
《…お前の知る事ではない》
隊士が右腰に差した鞘から抜いた刀は、電光石火でジャコツの首を捉え、馬に乗ったジャコツの首は地面へと転がっていた。
隊士は血を払い、刀を鞘へと納める。
「…これで少しは時間が稼げたな…」
隊士の一言に黙って頷く他の隊士たちだが、その言葉を裏切るかのように、辺りに地響きが鳴り響く。
(…下から何か巨大なものが来る!)
危険を感じ取った隊士たちは、一言も発せず茂みの中へ散っていく。
次の瞬間、地響きと共に巨大な生き物が、次々と山頂の本陣へと向けて駆け抜けていった。
(あれは何だ!)
茂みの中に隠れた隊士たちの目の前を巨大な生物たちが通り過ぎ、そのあとをクイの部隊と歩兵隊が大群で続く。
山頂に陣を構える東北軍は、霧で視界が悪い正面に迫ってきているであろう敵に対し、6門の砲で次々と砲撃を行う。
前方では大きな爆発音が次々とするが、地響きは段々と大きくなっていき、次第に東北兵は恐怖心に支配され始める。
「何だ?一体何が迫ってきているんだ?」
獣人国の兵たちに迫りくる恐怖が、現実になるのにそう時間はかからなかった。
目の前に現れた10m以上あるその巨大な生物は、大きな盾のような頭にくちばしが付いたような顔、額と鼻の上に付いた角でそのまま防御柵を突き破った。
「牛だ、牛の化け物だ!!」
「ちがう、あれはトカゲの化け物だ!!」
「撃て、撃て―!!」
東北は混乱しつつも大砲と銃撃で応戦するが、その生物の盾のような頭が砲弾や弾丸を弾き、勢いを止める事なく突き進んできた。
「だめだ、全く通じない!」
絶望の顔を浮かべた東北兵たちを、巨大生物たちは突き飛ばしながら、そのまま並んだ大砲を踏みつぶした。
「だめだ!逃げろー!!」
誰かが叫んだ瞬間、堰を切ったように東北軍は一斉に逃げ始める。
《亜人共が逃げ出したぞ!生かして返すな!》
巨大生物に乗った藤甲兵たちは、上から一斉に弓矢を放ち始め、逃げ惑う獣人達を次々と倒していった。
「くそったれ!また東北軍が逃げ出した!」
「伝習隊!後方に攻撃を加えながら撤退するぞ!」
混乱する味方の中、オオトリ率いる伝習隊は、再度殿を務め、損害を出しながら退却した。
そして、東北軍がいなくなった山頂を、ゴツトツ軍のクイ騎兵と歩兵部隊が制圧する。
《見たか亜人共!我が軍の『恐竜部隊』には、どの様な攻撃も効かんのだ!》
夕方には霧も晴れ、後からゆっくりと現れた戦象部隊の上に乗り、大笑いしながら山頂に到着したゴツトツ大王は号令する。
《奴らは我らに恐れをなして逃げだした!このまま会津まで一気に攻め込むぞ!!》
《ウオォー!!!》
意気揚々のゴツトツ軍は、そのまま母成峠を下り、猪苗代へと侵攻した。
「…まずい事になった」
茂みに隠れていた黒傘の隊士は小さく呟く。
「とにかく、我等は急いで猪苗代の城代へ行き、街の住民たちを避難させねばならぬ…」
「…猪苗代へ向かうぞ!」
その言葉に皆頷き、伝習隊の隊士たちは林の中を一斉に走り出した。
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