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ミチコ・オノ日記 ①
第3話 アカバネ君は慎重に
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わたしの名前は
オノミチコ
夢を見た
夜の学校だった
わたしはロビーにいた
アカバネ君に
絵を見せる約束をしていた
けれど
そこに 飾った絵が
無かった
どこかに 置かれていないか きょろきょろして
いると 急に床が崩れてきた
そこに
アカバネ君がやって来た
アカバネ君は目隠しをしていた
「アカバネ君今来たらダメ!」
「え?なんで オノさん?」
わたしはそこで 一瞬
先に 無い事を伝えた方がいいのは
床なのか 絵なのか
考えてしまった
そしたら
アカバネ君は
割れ目に落ちた
わたしは外に誰かいないか
助けを求めようとした
窓から顔出したら
アカバネ君がゆっくり 落ちていた
床から落ちたアカバネ君が
窓の外を落ちているのに
不思議と変だとは思わなかった
アカバネ君はこれから
着地するところだ
本当に慎重にやってほしい
わたしはそう思った
アカバネ君は無事に着地した
空に飛行機がいた
わたしはそこで目がさめた
オノミチコ
夢を見た
夜の学校だった
わたしはロビーにいた
アカバネ君に
絵を見せる約束をしていた
けれど
そこに 飾った絵が
無かった
どこかに 置かれていないか きょろきょろして
いると 急に床が崩れてきた
そこに
アカバネ君がやって来た
アカバネ君は目隠しをしていた
「アカバネ君今来たらダメ!」
「え?なんで オノさん?」
わたしはそこで 一瞬
先に 無い事を伝えた方がいいのは
床なのか 絵なのか
考えてしまった
そしたら
アカバネ君は
割れ目に落ちた
わたしは外に誰かいないか
助けを求めようとした
窓から顔出したら
アカバネ君がゆっくり 落ちていた
床から落ちたアカバネ君が
窓の外を落ちているのに
不思議と変だとは思わなかった
アカバネ君はこれから
着地するところだ
本当に慎重にやってほしい
わたしはそう思った
アカバネ君は無事に着地した
空に飛行機がいた
わたしはそこで目がさめた
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