異世界で竜王の番に選ばれ、夜ごと蕩ける愛を注がれてます

春夜夢

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第13話 ――たまらなくて、ほどけていく夜

「ユウト、今夜は――甘やかさせてくれ」

小さなランプの灯だけが揺れる、寝室。
ザディクの声は、普段よりもずっと優しく、深く低く響いていた。

(いつも以上に、愛されたいって顔……)

ベッドにそっと押し倒されて、思わず笑みがこぼれる。
でも、すぐにそれを奪うように唇が塞がれた。

「……ふ、ん……っ……んぅ……」

舌が、奥まで侵入してきて、丁寧に絡め取られる。
ねっとりと唾液を混ぜながら何度も、まるで恋しさを注ぎ込むようなキス。

「もう……ザディク、今夜……優しいのに、ずるいよ……」

「ユウトが頑張ったから、たくさん愛したい」

囁きと共に、シャツの前をゆっくりとほどかれていく。
指先は焦らすように、けれど慈しむように、肌の上を撫でていく。

「んっ……ぁ……っ」

乳首をそっとつままれ、舌で舐められるたび、ぴくんと跳ねる。

「かわいい……反応、全部俺のものだ」

吐息を落としながら、下腹部までゆっくりと降りていくザディク。
腰のあたりにキスを落としながら、目線を逸らさずに囁く。

「触れるだけで……もうこんなに熱い。ユウト、欲しい?」

「……ほ、し……ザディク、奥まで、いっぱい……」

「ふふ。いい子だ」

脚をゆっくりと開かれて、その中心に舌を這わされる。
舌の感触に、びくん、と全身が跳ねる。

「ひゃっ……ん、だめ……っ、それ、きもちよすぎて……!」

「我慢しなくていい。いっぱい感じて。もっと愛してあげる」

ヌルヌルと、舌が穴の入り口を舐めてから、指がゆっくりと入ってくる。
時間をかけて、柔らかく広げながら、内側を探るように優しくかき混ぜる。

「やっ、ん……っ、んぁあっ……!」

足の指がぎゅっと丸まり、体の奥が熱でとろけていく。
もう、入り口も奥も、全部が濡れて、準備ができている。

「挿れるよ。……ゆっくり、愛を流し込むから」

「うん……いっぱい、ちょうだい……ザディクの、ぜんぶ……っ」

熱が触れた瞬間、身体が震えた。
ずぶずぶと埋められていく感触に、思わず涙がにじむ。

「……はぁ、やっぱり……奥まで、俺を受け入れてくれるんだな……」

「だって……だいすきだから……っ」

ゆっくり、ゆっくりと腰を打ちつけられながら、
熱くて、甘くて、壊れそうなほどの幸福に包まれていく。

「ユウト……愛してる、何度でも言う……っ、これからも、ずっと……っ」

「ん、あっ……すきっ、ザディク、すき……だいすき……っ!」

言葉と、体温と、悦びが重なって――
二人は、果てしない愛の海に溺れていった。
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