異世界で竜王の番に選ばれ、夜ごと蕩ける愛を注がれてます

春夜夢

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第40話 ――誓いのキスは、身体ごと、永遠を結ぶ

朝――
ユウトは、ザディクの腕の中で目を覚ました。

「……昨日は、すごかったね……」

「気持ちよかった?」

「……うん。すごく、幸せだった」

その一言で、ザディクの目が優しく細められた。
けれど次に続いた言葉は――

「……だったら、ずっと幸せでいてほしい。
 俺と、正式に結婚してくれないか?」

ユウトの時間が、一瞬止まった。

「……えっ?」

「番として、だけじゃ足りない。
 俺は、おまえを――法と誓いのもとで、伴侶として迎えたい」

ザディクが胸元から小箱を取り出す。
開かれたその中には、二重の魔力封印が施された、王家の結婚指輪。

「ユウト……おまえを一生、俺の隣に置きたい」

その夜。

ふたりは、ふたたびベッドに並び――
けれど、今夜の空気は、いつもと少し違った。

「緊張してる?」

「ううん……でも、なんか、くすぐったい」

「ふふ……じゃあ、そのくすぐったさも、全部俺に教えて?」

服を脱がせ合いながら、
いつもよりゆっくりとキスを重ねる。

「今日からは、“俺の番”である前に、“俺の夫”なんだから」

「……そうだね。
 じゃあ、“夫”として……もっと愛して?」

「もちろん」

ザディクは、ユウトの肌を撫でながら、
まるで宝物を包むように、愛を注いでいく。

「ユウト……ここから先は、すべて“永遠の誓い”として繋がってる。
 俺が愛すたび、おまえに“生涯の証”を刻んでいくから」

「……うん。全部、受け取る。あなたの愛も、誓いも、未来も」

熱が挿れられ、
奥までゆっくりと満たされると、
ユウトの身体は甘く震え、
その目に涙がにじんだ。

「……しあわせすぎて、こわいくらい……」

「怖くてもいい。何度でも抱きしめて、“大丈夫”って言い続ける」

何度もゆっくりと重ね合いながら、
ふたりは互いの名を呼び、
深く、深く、愛を結び合った。

「ザディク……だいすき、だいすき……っ、永遠に、あなたの番で、夫でいる……!」

「ユウト……おまえがいれば、何もいらない。
 この命が尽きるまで、おまえを愛し続ける……!」

その夜、
ふたりは――番から伴侶へ。
心と身体を重ねた“愛の式”を、
静かに、深く、祝福の中で迎えた。
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