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第15話 離れても、あなたは私の“恋人”だから
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「合格、おめでとうございます」
担任の先生からそう告げられたとき、ルカはしばらく言葉が出なかった。
首都魔法薬研究学院。
倍率の高い推薦枠に、名前が載っていた。
(……受かったんだ)
喜びと、少しの寂しさが胸をよぎる。
中庭。
放課後のやさしい光の中で、ルカはユノに報告した。
「……決まったの。正式に、首都の学院に」
ユノは、瞬きして、それからゆっくりと微笑んだ。
「おめでとう、ルカ。ほんとに、すごいよ」
「ありがとう……でも」
「……うん、わかってる。あと少しで、離れるんだね」
その言葉に、ルカの心がぎゅっと締めつけられる。
「私ね、ずっと不安だった。
遠くに行ったら、気持ちが変わっちゃうんじゃないかって。
でも——今は、そう思わない」
ユノは、まっすぐな瞳でルカを見た。
「だって私は、ルカのことを信じてるから。
距離があっても、時間が過ぎても、私たちの気持ちはちゃんと続くって」
ルカは、ユノの手をそっと握った。
「……私も。どんなに離れても、ユノは私の“恋人”だよ」
風がやさしく吹いて、ふたりの髪をそっと揺らす。
「ねえ、最後にさ」
「ん?」
「卒業する前に……ふたりで、もう一度、特別な夜を過ごしたいな」
ユノの声は、ほんの少し震えていた。
「うん。いいよ。……ふたりで、思い出を重ねよう」
笑い合いながら、ふたりは肩を寄せた。
それは“終わりの予感”じゃない。
“続いていく関係”への、小さな決意だった。
担任の先生からそう告げられたとき、ルカはしばらく言葉が出なかった。
首都魔法薬研究学院。
倍率の高い推薦枠に、名前が載っていた。
(……受かったんだ)
喜びと、少しの寂しさが胸をよぎる。
中庭。
放課後のやさしい光の中で、ルカはユノに報告した。
「……決まったの。正式に、首都の学院に」
ユノは、瞬きして、それからゆっくりと微笑んだ。
「おめでとう、ルカ。ほんとに、すごいよ」
「ありがとう……でも」
「……うん、わかってる。あと少しで、離れるんだね」
その言葉に、ルカの心がぎゅっと締めつけられる。
「私ね、ずっと不安だった。
遠くに行ったら、気持ちが変わっちゃうんじゃないかって。
でも——今は、そう思わない」
ユノは、まっすぐな瞳でルカを見た。
「だって私は、ルカのことを信じてるから。
距離があっても、時間が過ぎても、私たちの気持ちはちゃんと続くって」
ルカは、ユノの手をそっと握った。
「……私も。どんなに離れても、ユノは私の“恋人”だよ」
風がやさしく吹いて、ふたりの髪をそっと揺らす。
「ねえ、最後にさ」
「ん?」
「卒業する前に……ふたりで、もう一度、特別な夜を過ごしたいな」
ユノの声は、ほんの少し震えていた。
「うん。いいよ。……ふたりで、思い出を重ねよう」
笑い合いながら、ふたりは肩を寄せた。
それは“終わりの予感”じゃない。
“続いていく関係”への、小さな決意だった。
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