イグザミネイション

Nemo

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合格発表

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 俺はこの日の為に頑張った。この日の為にどれだけ俺が苦労したかなんてどうせ他の者には分からないだろう・・試験監督がつまらない声で「始め」と言った。俺は今まで貯金のように貯めた知識を一枚の紙書いた。書いて書いて書きまくった。そして全ての教科の試験が終わり、試験監督が「はい、終了」と言った。頑張った、俺は頑張ったんだ、と自分に言い聞かせていた。
 そして待ちに待った合格発表の日、受験の番号が書かれたホワイトボードがズラッと並んでいた。「えーと、これじゃない、これじゃない、これでも無い・・あっ!」ついに自分の受験番号を見つけた。「よし!」と一言だけ言って帰った。これでやっと俺の道は広がると嬉しさで胸がいっぱいだった。「やった!受かったんだ!」そう思いながら家に帰った。家に帰り自分の部屋に戻った、すると今までの疲れが来たのかそのまま眠くなり横になった。目がさめるとすっかり夜だった。「あー、寝ちまったか」と思いながら、自分の部屋でゲームをしていた。受験でしばらくゲームで遊んでなかったので。前のセーブデータが何処までストーリーが進んだかすっかり忘れていた。「あともう少しで卒業か・・」と思いながらゲームで遊んでいた。すると俺のスマートフォンにメールが来た音がした。見てみると俺の友達からだった。「合格おめでとう!俺も合格したよ!やったー!」と来ていた。よかったこれで学校は違うけど、学生でいられると思った。
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